PCX125 JF28をもっと速くしたい！安全にスピードアップする方法
PCX125 JF28の最高速を求めるライダーにとって、安全にスピードアップする方法は重要です。ここでは、PCX125の性能を理解しつつ、安全にチューニングする方法について詳しく解説します。
今日はJF28を速くするために必要は基礎的なパーツを7つご紹介します。どれもこれも基本ではあるものの、新品に交換しておくだけで問題なく動かすことができます。
- JF28で屋根を付けたいんだ！
- JF28自体がそもそも好きなんだ！
- JF28の方が圧倒的にメンテしやすいから好きだ！
という方はこの記事が役立つ可能性があります。是非参考にしていただいて、JF28の乗り心地をより楽しんでいただければと思います。
効果的なチューニング方法
PCX125のパフォーマンスを向上させるためには、いくつかの効果的なチューニング方法があります。
今回は交換すると効果的なパーツを7つ選んでみました。
JF28は10年以上前のPCXの初期のバイクなので、すでに不動車などもヤフオクで出回っているバイクです。しかしセルが回るとエンジンもメンテナンスやパーツの洗浄を徹底的に行うことで、10年前の新車の状態で動く可能性もあります。
その観点を忘れずに、今回の記事を読んでいただければと思います。
なおこのパーツ7選に関しては、不動車でもなく実際にすでに動く場合に限っています。
もし不動車を扱う方は、必ずサービスマニュアルなどを参考にしてもらって、エンジンのオーバーホールなども行うことを検討してください。
- マフラー交換でパワーアップ：マフラーを交換することで、排気効率を向上させ、エンジンのパワーを引き出すことができます。
- 駆動系チューニングで加速力向上：プーリーやウェイトローラーの交換もさることながら、クラッチ自体のメンテナンスも行うといいと思います。加速すればするほどベアリングが痛んで、後輪から常にシャーシャーという音が流れます。そうならないためにもベアリングの交換は必須と言えます。
- エアフィルター交換で吸気効率アップ：エアフィルターを高性能なものに交換することで、エンジンの吸気効率を改善し、パフォーマンスを向上させることができます。
- プーリー交換：プーリーを交換することで、駆動効率を向上させ、加速性能を向上させることができます。
- ウェイトローラー交換：ウェイトローラーの重量を変更することで、エンジンの回転数を最適化し、加速性能を向上させることができます。
- Vベルト交換：Vベルトを高性能なものに交換することで、駆動系の耐久性を向上させ、安定したパフォーマンスを維持することができます。
- オイル交換：エンジンオイルの交換は必須です。特にJF28の1型だとほぼ中古バイクなので、前のオーナーがオイル交換をさぼっている。または長期間乗っていないとなると、この現象が起こりやすいです。
それでは一つ一つ見ていきたいと思います。JF28は2バルブ自体のエンジンを採用しているので、ボアアップキットも存在するなど交換パーツが豊富です。
マフラー
マフラーもある程度いいものに交換しておいた方が、加速性能に影響するようです。
～するようです、といういい方は私がマフラー自体にあまり興味がないからです。
純正でいいんじゃない？というのが本音のところですが、JF28となると後期型は特にマフラーも潤沢にそろっています。今回はその中の一つをご紹介しておきます。
駆動系
この項目ではウェイトローラーやプーリーではなく、クラッチ側の話をしていきます。
クラッチ側だけの話ではないのですが、必ずNmという規格がある箇所は守ってトルクレンチのNmのパワーを設定してください。そしてしっかりカチッと言うまで締めてください。
そうしないとエンジン始動をしたとき、動かないという事態を招くことが多いからです。ボルトやネジ関係は、バイクにおいてはとても重要です。ここがしっかり締まっていないとセルを回しても、エンジンがかからない仕様になっているのがPCXのはずです。
JF28を中古で買う方は、一回だけでもいいのでベアリングは交換しておくといいと思います。
エアフィルター
このパーツもエンジンの吸気をするので、ゴミや汚れの吸着を防ぐとても重要なパーツです。
必ず自分のJF28の型に合っているエアフィルターに、一回交換してください。できれば初乗りを終わらせる前がいいと思います。
プーリー
今の型である4型のJK05に乗っている方には信じられないかもしれませんが、JF28だとなんとプーリーキットなるものも存在しています。
エンジンが2バルブだったため、このようなキットも存在しているようです。
JK05は4バルブエンジンなので、多分ベルトやウェイトローラーぐらいしか、恐らくパーツは存在しないと思います。JF28はまだバイク自体が動くので、意外と中古市場でも美味しいバイクかもしれません。
ウェイトローラー
JF28のウェイトローラーは、純正で18gと決まっています。
この重さじゃないとダメということではないのですが、軽ければいいというものでもないようです。
今回はベルトとスライドピースのセットを紹介していますが、ウェイトローラーもプーリー側の商品なのでベルトと一緒に交換してもいいように思います。
Vベルト
一般的にJK05だと2万キロの交換を指示されていると思います。
これは本当にそうですが55,000㎞走って初めてベルトの交換をした私にとってみれば、5万キロぐらいなら走ってもいいとは思います。笑
しかしいざヒビが入っている状態で自走をすると、ベルトが切れてしまう恐れもあります。なので中古や不動車を購入した方は使用状態を必ず見て、ヒビが入っていたらベルトも一緒にウェイトローラーと交換してしまった方がいいと思います。
下記のタイトルがPCX125 JF28 ウェイトローラーとなっていますが、適合するベルトも一緒に付属されています。
エンジンオイル
このエンジンオイルに関してですが、何もUltra E1やUltra S9、Ultra G1を入れなくても実はPCXはエンジンが始動します。
メーカー推奨は上記のバイクのエンジンオイルですが、車用のエンジンオイルでも実は動くと判明しました。
どのぐらいで最適？PCX125オイル交換頻度ガイド！ – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
ここに最適なエンジンオイルと紹介していますが、それ以外のエンジンオイルでも良さそうなので試してみるのもいいと思います。
PCX125 JF28 速さを求めるあなたへ！チューニングのすべて
PCX125 JF28の速さを追求するライダーに向けて、チューニングの全てを紹介します。ここでは、基礎知識から具体的な方法までを詳しく解説します。
サスペンションチューニング
サスペンションのチューニングによって、バイクのハンドリングを大幅に改善することができます。
- スプリング交換：スプリングを高性能なものに交換することで、サスペンションの反応性を向上させ、より快適な乗り心地を実現します。
- オイル交換：サスペンションオイルを定期的に交換することで、サスペンションの性能を維持し、最適なハンドリングを保つことができます。
- ダンピング調整：ダンピングを調整することで、サスペンションの動きを最適化し、バイクの安定性を向上させることができます。
その他のチューニング
エンジンやサスペンション以外にも、様々なチューニングが可能です。
ブレーキチューニング：ブレーキパッドやディスクローターを高性能なものに交換することで、制動力を向上させ、安全性を高めることができます。
まとめ
チューニングを通じて、PCX125のポテンシャルを最大限に引き出しましょう。安全を最優先にしながら、バイクの性能を向上させ、より快適で楽しいライディングを実現してください。
JF28を速くしたいあなたにとって、まず持っておいた方がいい工具があります。
それが電動のインパクトドライバーです。
何故か？というと結局JF28を速くするにしても、あなたがもしヤフオクやメルカリで買ってきた場合。または不動車じゃなくても中古で買ってきた場合。
ステップシートをめくってスパークプラグごと変えないといけない場合もあります。そういう場合に電動のインパクトドライバーがあるのとないのとでは、作業時間の短縮とか圧倒的に変わっていきます。
安い買い物でもないのですが、一本持っておくといいと思います。
今回紹介するパーツ交換の7つにとってみても、このインパクトドライバーがあれば作業を一気に7個の交換、すべて一日もかからず終わらせることも可能です。
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