PCX160で高速道路を!スムーズなライドのための究極のガイド
Honda PCX160は、街乗りから長距離のツーリングまで、さまざまなニーズに応えるスクーターです。
特に高速道路での運転において、その性能を最大限に発揮します。ここでは、PCX160を高速道路で運転する際のポイントと、快適かつ安全なライドのためのヒントを勉強してきました。
PCX160で高速が怖い?対策や乗り方を徹底解説! – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
PCX160は乗ってもう4カ月ぐらいになるのですが、高速道路に関しては怖いと思う反面便利だなと思うのも事実です。要するに天候とか路面状況とか、その時は知っているライダーやドライバーの作る流れ次第かなと。私が乗った感じだとタイヤは新品な方がいいですね。
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結構都内のタクシーや他の車が、ノロノロわざと走っていたり、急ブレーキをかけて変な動きをしてきます。必ずタイヤは新品にしておいて、急な車の動きにも対応できるよう、いざということも考えておいてください。
PCX160の特長と高速道路での性能
PCX160は、そのパワフルな160ccエンジンで、高速道路の流れにスムーズに乗ることができます。燃料効率が良く、長距離の走行にも適しています。さらに、Hondaの先進的な安全技術により、高速道路での運転でも安心感を提供します。
PCX160と前モデルはよく比較されるのですが、私は原付二種のPCX125と比較をしています。
項目 | PCX125 | PCX160 |
---|---|---|
エンジン種類 | 単気筒, 4ストローク, SOHC | 単気筒, 4ストローク, SOHC |
排気量 | 約125cc | 約160cc |
最大出力 | 約9.8 kW @ 8,500 rpm | 約11.8 kW @ 8,500 rpm |
最大トルク | 約11.8 Nm @ 6,500 rpm | 約14.7 Nm @ 6,500 rpm |
寸法(長さ×幅×高さ) | 約1,930mm×740mm×1,100mm | 約1,935mm×740mm×1,105mm |
ホイールベース | 約1,315mm | 約1,315mm |
シート高 | 約764mm | 約764mm |
燃料タンク容量 | 約8リットル | 約8.1リットル |
車両重量 | 約130kg | 約131kg |
ブレーキタイプ(前/後) | ディスク/ディスク | ディスク/ディスク |
タイヤサイズ(前/後) | 110/70-14 / 130/70-13 | 110/70-14 / 130/70-13 |
最高速度 | 約90-100 km/h | 約100-110 km/h |
自分が乗っているからというのもありますが、PCX125とPCX160は車重や見た目もほぼ同じです。なのに何が違うのか?というと、トルクの太さや走りの力強さがぜんぜん違うのが、スペックを比較するとよくわかります。
高速道路での適切な乗り方
高速道路での運転には、以下の点に注意してください。
- スピード管理:安全な速度を保ち、周囲の交通の流れに注意してください。
- 車線変更の安全性:車線変更時は、しっかりと後方を確認し、安全を確保してください。
- 距離の保持:前の車との安全な距離を保ち、突然の停止に備えましょう。
例えばこの間走ってきたのですが、大体この車間なら問題はないかなと思います。
PCX160は一応高速道路に乗るのも問題はないと思いますが、首都高は特に注意をしていいと思います。特に厳しいのがC1とかC2などの合流です。首都高は様々なJCT(ジャンクション)があり、一本間違えると別の都道府県に行っていたということもあります。
しかし間違えたと言って無理して車線を変更すると、そこが警視庁のゴキブリホイホイポイントになっていたりします。お金を出せる方なら、スマートモニターを用意しておくのもいいですね。
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バイク用ナビってあんまり評価高い商品が少ないんですけど、首都高に乗るのであれば一台は取り付けておきたいですね。GoogleMapでもいいんですけど、合流がどうとかの指示はちょっと厳しいですね。
それと絶対に必要なのがETCだと思います。これがあるかないかで、全く変わっていきます。当然現金も持っていた方がいいのですが、半年以上ETCを使い続けてETC機器が壊れた、という経験が全くありません。現金はいざというときに持っていた方がいいですが。
しかしETCカードの挿し忘れなどはネクスコ中日本のETCゲートの管理者が、しっかり確認を取ってくれているので挿し忘れてもその場で入れられるように、ゲートを閉じてくれています。なので安全性も問題がないということです。
- 深夜割
- バイク割
- ETC専用出口(各SAやPAにある)
この3つはとても便利であり重要なので、ETCはケチらず取り付けていた方がいいと思います。
PCX160で高速道路を走るとき快適にする唯一の方法とは?
もしやることがあるとすれば、やはり駆動系のメンテナンスは定期的に行うことだと思います。PCX160は駆動系をリフレッシュすることで、最高速を維持するか超えるかのどちらかです。
PCXでクラッチ交換は簡単!?手順や道具も解説! – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
かなり効果が高いメンテナンスなので手間はかかるし大変なのですが、1~2万キロに一回は絶対に駆動系を空けてパーツクリーナーで洗浄、各パーツの交換をしてください。
片道300㎞以上走ってきましたが、結構長距離を走り続けることができました。駆動系のリフレッシュは絶対にやっていいと思います。
プーリーは一応道具は通販で揃えられるのですが、損傷などがないならそのまま使ってしまっていいと思います。
- ウェイトローラー
- ベルト
- スライドピース
この3つは毎回交換してもいいと思います。私はスライドピースは2回に一回交換するぐらいでいいと思います。この3つの交換以外に重要なのがクラッチ型についている、ベアリングという部分を徹底的にパーツクリーナーで洗浄してあげることです。
クラッチ側も相当汚れているので、パーツクリーナーで徹底的に洗浄、そして綺麗な布で拭いてあげてください。そうするとしっかり新車の状態で、PCX160に乗ることができます。
この新車の状態というのが高速道路でPCX160を走らせるのには、とても重要なことなので徹底的に駆動系のメンテナンスは行ってください。
快適な長距離走行のためのアドバイス
- 定期的な休憩:長時間の運転は疲労を引き起こす可能性があるため、適宜休憩を取りましょう。
- 身体の保護:適切なライディングギア(ヘルメット、グローブ、ジャケットなど)を着用してください。
- 緊急時の備え:応急処置キットや工具セットを携帯することをお勧めします。
ロングツーリングなどを行うときは、多分PCX160では不利になる可能性があります。しかし振動の少なさなど、それほど悪いと思うことも少ないというのが私の正直な感想です。
そしてここから半年が経ったので結論から言うと、定期的にSAやPAに寄っていれば疲れも少なく乗れると思います。
高速道路でPCX160が弱点を露呈するのは、スピードじゃないかなと思います。しかし周りの四輪車があまりスピードを出しすぎている場合も多いので、決して煽られないようにしたいところです。つまり速度に関しては駆動系のメンテナンスさえ行っていれば、最高速と言われている120㎞/hなどは簡単にマークできます。
それも高速道路の道路状況次第ですが、それでも結構簡単にPCX160でも速度が出てしまいます。先ほどから駆動系駆動系とうるさく言っていますが、それが結構重要なので連呼させていただいています。
他に重要なものがあるのだとすれば、エンジンオイルの交換です。300㎞以上走るとオイルも相当汚れがひどくなっていきます。私はPCX160にはUltra S9というオイルを採用しています。エンジンを変えると明らかに走りが違ってくるので、3000㎞毎に交換を行うといいと思います。
安全運転のための最終チェックリスト
走行前には、以下の点をチェックしてください。
- タイヤの空気圧と状態
- ブレーキの機能
- ヘッドライトとテールライト
- ミラーの位置と清潔さ
- 駆動系(プーリーやクラッチ、ベルト)から異音はないか?
PCX160だと高速道路でもいいんだけど、おそらく有料道路+一般道という感じになるんじゃないかなと想像しています。
一般道でも速い道路も多く、PCX160ぐらいなら問題はないかなという印象です。PCX125で速い道路を走ると、常にバイクの状態を意識してないといけないので、非常に厳しいです。
高速道路を夜に走ることが多くなったのですが、意外とライトをハイビームにしててもちょっと暗いなって思っています。フォグランプなどで明るさを足したり、調節するのはいいことだと思います。
まとめ
PCX160は高速道路での走行に最適でないとしても、快適な部類に入るスクーターです。これらのポイントを守り、安全かつ快適なツーリングも楽しんでいこうと思います。
あれから高速道路をPCX160でたくさん乗ってきましたが、何も問題なくPCX160は走り続けています。
私の場合は結構PCX160の乗り方が雑…というより、摩耗が激しい乗り方をしています。しかし駆動系のメンテナンスを一回行っただけで、走行距離0kmのときに走った時と同じか、それ以上の走りを高速道路で実現しています。
私の体験談としては走る高速道路次第で、全然性能が変わるんじゃないかなと思っています。PCX160は高速道路ではもたつくし、確かに最高速をいつも維持できているわけではありません。他の4輪車に邪魔されたりして、速度を大幅に下げざるを得ない時もあります。
そうするとまたトップギアに到達するまで時間のかかるバイクなので、PCX160は確かに高速道路を走るのには不向きと言えるかもしれません。しかし私には便利なバイクであり、今後も高速道路を使ってたくさん旅をしていくのだろうと思います。
私は駆動系のメンテナンスをしっかり行っていれば、ボアアップキットなどはPCX160では不要じゃないかなと思います。むしろプーリーやベルト、クラッチの洗浄や交換をしっかり行うことが重要だと思いました。
今回はキタコのベルトを採用してみましたが、何も問題なく走っているので次もこのベルトで行こうかなと思います。もし高速道路をPCX160で乗りたいと思う方は、駆動系のメンテナンスさえやっていれば問題なく乗れると思います。是非楽しい旅の参考にしてください。
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