PCX125 バッテリー上がり:原因と対処法
PCX125に乗っていて、ちょっと4年間思っていたこと。
やたらバッテリーの赤いランプが付きまくる。笑
しかしこれ、別にバッテリー上がりの兆候ではなく、ただ単に「不具合」なんですよ。バイク屋さんに聞かないと、本当によくわからないことの1つです。
- 赤いランプがついた
- もう一回電源OFF
- もう一回電源つける
- エンジン始動
これで赤いランプが消えたら、バッテリー上がりではなく不具合です。私の場合はハザードを付けて停めているときもあるので、最近はバッテリーを気にしてあまりやらないように気をつけています。
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しかしあまりアイドリングストップなどを行っていると、バッテリー上がりの原因となるようです。
それとPCX125をちょくちょくエンジン始動、停止を繰り返す人は、バッテリー上がりが起きやすいので是非気をつけたいところです。以下に原因と対処法を記載しておきますので、バッテリー上がりが不安な方は参考にしていただけると嬉しく思います。
バッテリー上がりの原因
PCX125でバッテリー上がりが起こる主な原因にはいくつかあります。一般的な原因は以下の4つぐらいです。
- バイクの長期間の使用せずに放置する:これによりバッテリーが自然放電し、電力が不足します。
- 短距離のみの運転:エンジンを頻繁に始動・停止することで、バッテリーが充分に充電されないことがあります。
- 寒冷地での使用:バッテリーの性能を低下させる原因です。
- バッテリー自体の老朽化:しかしこれは1年5万キロ走っていましたが、この程度では老朽化はしない模様です。
バッテリー上がりの予防方法
バッテリー上がりを防ぐためには、定期的なメンテナンスが重要です。
- バッテリーの電圧と液量を定期的にチェック
- バッテリーを外して保管する
- バッテリー充電器を使用して定期的に充電する
短距離のみの使用を避け、時々は長めの距離を走行することもバッテリーの健康を保つのに役立ちます。
バッテリーを外して保管する必要がある方は、長期間放置する方です。私の場合は古いPCX125も自賠責保険や軽自動車税を払って維持しています。大体定期的に拭き掃除をしているぐらいで、1年走っていません。
こういう場合はしっかりバッテリーを外す必要があります。ただし私の場合は2月とかに古いPCX125は売る予定なので、動く場合は特に必要ありません。むしろ任意保険を付けていないので、事故にだけは十二分に気をつけたいところです。
バッテリー上がりの対処法
バッテリー上がりに遭遇した場合、以下のことを試してみたいところです。
- ジャンプスタートを試みる:別のバイクや車から電源を借りてエンジンを始動させる方法です。ただし、正しい手順で行うことが重要です。
- バッテリー充電器を使う:バッテリーのタイプに適した充電器を使用し、メーカーの指示に従って充電してください。
- 新しいバッテリーに交換する:バッテリーが完全に寿命を迎えていると判断できたら、この方法が一番効果的です。その際純正ができれば望ましいです。
PCX125の純正バッテリーの型番は、以下の通りです。
- 1型PCX (2010~2013):YTZ7S
- 2型PCX (2014~2017):GTZ8V
- 3型PCX (2018~2020):GTZ8V
- 4型PCX (2021~):GTZ8V
なお、PCX125のバッテリーは、ベトナム製ユアサのGTZ8Vが純正バッテリーとなっています。
バッテリーの交換には、鉛バッテリーとリチウムイオンバッテリーの選択肢があります。ただし、ベトナム/台湾ユアサの鉛バッテリーで十分です。
交換の際は、正しい手順を守り、バッテリー端子の接続を確実に行ってください。
PCX125のバッテリー交換方法
バッテリー交換を検討する際には、PCX125に適したバッテリーを選ぶことが重要です。バッテリーの種類には主に鉛蓄電池とリチウムイオンバッテリーがあります。
リチウムイオンバッテリーは軽量で充電効率が良いですが、価格が高めです。一方、鉛蓄電池はコストパフォーマンスに優れています。
おすすめのバッテリーブランドとしては、ベトナム/台湾ユアサ、GSユアサなどがあります。これらのブランドは信頼性が高く、PCX125に適した製品を提供しています。
わからなければGSユアサのみでもいいと思います。むしろ交換方法はどうやるの?と思う方もいると思ったので、上にPCX125のバッテリー交換の動画を紹介しておきます。自分でやりたい方は、動画を参考にしながら交換を行ってください。
バイクショップでのサポートとサービス
バッテリーのトラブルに自信がない場合は、バイクショップでのプロフェッショナルなサポートを受けることが可能です。
多くのショップでは、バッテリーチェック、充電、交換サービスを提供しています。また、定期的なメンテナンスプログラムに加入することで、バッテリーを含むバイク全体の健康を維持することができます。
PCX125は車検がないので逆にバイクショップで、定期的にいろいろなメンテナンスを施してもらう必要があると思います。PCX125にするか、PCX160にするかは「車検」で選ぶ方もいらっしゃると思います。
しかし車検がないということはバイクの状態が、常に最新のいい状態なのか?どうなのかはわかりません。自分でやりたい方もバイクショップに任せる方も、必ず自分でしっかり定期的にバイクのメンテナンスは行ったほうがいいと思います。
一番オススメの方法は「バイクの掃除をすること」です。
そうすることで「なんかここおかしいな」と思う部分も絶対に出てくると思います。それとバッテリー交換をお願いするときは、本当に必要だということをバイクショップにその意図や理由を伝える必要があります。
まとめ
Honda PCX125のバッテリー上がりは、適切な予防とメンテナンスによって防ぐことが可能です。
しかし基本的にバイクをしっかり洗浄したり、軽く拭き掃除などをするだけで問題がなかったりします。しかし以下の場合は、バッテリー交換も視野に入れていいかなぁと思います。
- 頻繁に冬にPCX125で走る人
- バイクから電熱系の電源を引っ張りまくっている人
- 古い型番のPCX125に乗っている人
この3つに該当する人は、少なくともバッテリー充電器は1つ持っていていいと思います。私は2020年モデルか、2021年モデルのバイクを売ります。
それと電源が付いてエンジン始動ができていれば、バッテリー交換はいらないです。これも古いPCX125が動くことは確認しているので、2月にバイク屋さんに渡して売って終わりという感じですね。
PCX125のバッテリーはユアサ以外のメーカー商品で交換すると、取説どおりにやったのに爆発して失明しかけたという方もいるようです。なので必ず型番と合っていて、信頼ができるメーカーの商品がいいと思います。
PCX125の純正バッテリーは、ベトナム/台湾ユアサですがそれ以外であるかな~って思ったら、あったのでご紹介しておきます。2018年以降のモデルに幅広く適合している、というのも売りの1つですかね。