【決定版】PCX125タイヤを太くするメリット・デメリット徹底解説! おすすめタイヤ&インチアップも!
「PCX125のタイヤを太くすることってどうなの?」と疑問に思ったことはありませんか?
この記事では、タイヤを太くすることのメリットとデメリット、さらにおすすめの太いタイヤやインチアップのポイントについて詳しく解説します。
タイヤを太くするメリットは、以下の5つかなと思います。
- 太いタイヤだと接地面積が大きくなり、負荷が分散される。
- 見た目がスタイリッシュになる。
- 直進時の安定性が向上する。
- 路面にパワーを効率よく伝えられる。
- 一定の速度での回転数が低下する。
このような感じではあるのですが、正直PCXってこの5つのメリットはすでに兼ね備えている感じがします。
なのであまりタイヤを太くする必要はない気がしますが、前に紹介したこういうカスタムをしたい場合は必要かもしれません。
PCX160をロンホイに!快適走行のためのカスタム術 – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
というより可能なはずなので、こういうカスタムをする方は溶接も行って、タイヤを太くしてもいいと思います。
仮にハーレーのようなタイヤにしたい方は、PCXではなく素直にタイヤを太くできるバイクを購入することをおススメします。
フルカウルやSSではなく、ハーレーのようなタイプのバイクになると思います。いい機会なので大型免許を取得しましょう。そうすればタイヤをいちいちPCXに太くする必要はないと思います。
…しかしそれで終わっては、この記事の意味がないなと思いました。
ということで可能な限りPCXのタイヤを太くできるかどうか、その辺を検討・考えてみました。
PCXでのタイヤの記号の読み方とは?
では太くするということの前に、そもそもタイヤのサイズ表ってありますよね?
PCXであればこのサイズが適合しています。
130/70-13 M/C 63P
というやつですね。
バイアスメトリック表示といって、バイクのタイヤを選ぶときは一応この規格が基準です。
130 | タイヤ幅の呼び(mm) |
70 | 偏平率の呼び(%) |
13 | リム径の呼び(インチ |
M/C | モーターサイクル用タイヤの表示 |
63 | ロードインデックス |
P | 速度記号 |
63の数字まではまあ決まった規格です、という意味でいいと思うのです。しかし問題になるのがPという記号です。
PじゃないとPCXに向かないの?履けないの?
と思うかもしれませんが、これは表のとおり速度記号なのでPであれば150㎞/hの速度までは大丈夫、という意味です。
MICHELIN CITY GRIP2とかだと63Sとなっていますが、Sは180㎞/hまで大丈夫という意味です。
PCXのタイヤを探すときは、とりあえず130/70-13 M/C 63というタイヤのサイズを探してください。
タイヤを太くしたい場合は、このPCXの規格からどのぐらいのホイールを選ぶか?
それを適用して走りに障害が出ないのか?などを、この規格表を照らし合わせてタイヤ選ぶをする必要があるという意味です。
PCX125の場合は私が感じているのは、大体100㎞/hまで出せるとは思います。
なのでPという記号が書いてあれば、それで十分だと思います。PCX160の場合はSぐらいの速度記号が書いてある、そういうタイヤを履いていれば問題はないと思います。
PCX125タイヤを太くするメリット・デメリットを徹底解説!
タイヤを太くすることで得られる様々なメリットと、考慮すべきデメリットについて説明します。これにより、あなたのライディングスタイルに最適な選択ができるようになります。
安定性抜群! 太いタイヤで安心のライディング
太いタイヤに変更することで、ライディングの安定性が大幅に向上します。特に高速走行時には、接地面積が広がることでバイクのブレが少なくなり、安定した走行が可能です。
また、コーナリング時の安心感も増し、より安全なライディングが実現します。さらに、段差や荒れた路面も快適に走行できるため、都市部だけでなく郊外でのツーリングでもその恩恵を感じることができます。
抜群のグリップ力でコーナーも安心!
太いタイヤは接地圧が高くなるため、グリップ力が向上します。これにより、コーナリング時の安定性が増し、よりスムーズで安全な走行が可能です。
特に雨天時などの滑りやすい路面でも、太いタイヤはしっかりと路面を捉えてくれるため、安心してライディングを楽しむことができます。スポーツ走行を楽しみたい方にもおすすめです。
ドレスアップ効果も抜群! 見た目もカッコよくカスタム
太いタイヤは、見た目のインパクトも大きく、PCX125のドレスアップ効果を高めます。インチアップすることで車高が上がり、よりスタイリッシュで迫力のある印象を与えます。
個性を演出したい方や、自分だけの特別なPCX125を作りたい方には、太いタイヤへの変更は非常に魅力的な選択です。
インチアップでさらに快適&スポーティーに
タイヤのインチアップは、快適なライディングを提供するだけでなく、スポーティーな走りを実現します。タイヤ径の拡大により、路面からの衝撃をより効果的に吸収し、乗り心地が向上します。
これにより、長距離ツーリングでも疲れにくく、快適なライディングが楽しめます。また、スポーティーな走りを追求する方にも、インチアップタイヤは魅力的な選択肢です。
一定速度で回転数ダウン!
一定速度で回転数がダウンする。これはマニュアルバイクに乗っている方ならわかると思うのですが、回転数が下がると当然エンジンに対する負担が大幅に減ります。
PCXは125の場合だと一般道のみになりますが、それでも回転数が下がるのはとてもうれしいことではないかなと思います。
PCXのようなスクーターはパーツさえ変えてしまえば、ほぼ永遠乗れると言ってもいいです。しかしよほどの災害がある限り、エンジンにトラブルが起きてしまうと買い替えないといけません。
しかしホイールを大きくするだけで、エンジンの回転数に負担が減るのならそれに越したことがないのです。
太いタイヤのデメリットをしっかり理解!
太いタイヤには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。ここでは、そのデメリットについて詳しく解説します。
燃費悪化は避けられない? 太いタイヤの影響
太いタイヤに変更すると、車両の重量が増加し、燃費が悪化する可能性があります。また、転がり抵抗も増加するため、これも燃費に悪影響を与える要因となります。
燃費を重視する方は、純正サイズのタイヤを選ぶことをおすすめします。
PCXだとCITY GRIPを選んでいれば、ほぼ間違いないと思います。
3型と4型でホイールのサイズが違うので、JK05以降の4型を基準にご紹介しています。
乗り心地が硬くなる? 太いタイヤの落とし穴
タイヤが太くなると、その剛性も高くなります。これにより、路面の凹凸を拾いやすくなり、乗り心地が硬く感じることがあります。
振動が大きくなる可能性もあるため、快適な乗り心地を重視する方には、純正サイズのタイヤが適しています。
違法になる? インチアップタイヤの注意点
インチアップタイヤを選ぶ際には、車検対応のものを選ぶことが重要です。車高が上がりすぎると、車検不合格になる可能性もあります。
また、インチアップタイヤを装着する際には、サスペンションの調整も必要となるため、その点も考慮する必要があります。
違法かどうかは正直わからないところではあるのですが、もし不安な方はバイク屋さんに尋ねてみましょう。
そうすると的確な回答がいくつも返ってくるということが多いです。恐らくバイク自体の問題になるので、警視庁も道交法を照らし合わせて、いちいち違反にはしてこないと思います。
違反とか違法よりむしろ気にするべきなのは、しっかりPCXに適合しているかどうかです。
- 突然バーストしないかどうか
- タイヤに隙間ができていないか
- グリップはしっかり道路をつかんでいるか
こういう感覚でインチアップを試みてもらいたいなと思います。
おすすめタイヤ&インチアップ情報も網羅!
PCX125におすすめの太いタイヤや、インチアップの注意点について紹介します。
PCX125におすすめの太いタイヤ
以下は、PCX125におすすめの太いタイヤです。
- ミシュラン「CITY GRIP」:インチアップタイヤの定番で、安定性と耐久性に優れています。このタイヤを基準に、どのぐらいタイヤを太くしたいのか?を考えていいと思います。
- ブリヂストン「Battlax SC」:スポーティーな走りを楽しみたい方に最適で、高いグリップ力を発揮します。
- IRC「SN26」:コストパフォーマンスに優れ、経済的にタイヤを交換したい方におすすめです。雪道で力を発揮するので、冬にツーリングをする、キャンプをするという方は積極的に履き替えていいと思います。
IRCのSN26だけはちょっと太いタイヤから外れるのですが、雪道を頻繁にPCXで走る方には向いているタイヤです。
SN26 | アイ・アール・シー 井上ゴム工業株式会社 (ircmoto.jp)
調べてみたらPCX125にもしっかり適合していますね。
ミシュランを選びたい方は、CITY GRIPだけ選べばいいと思います。しかしホイール自体を太くしたい方は、適合するタイヤが変わる可能性があります。
もしホイールごと変えたい方は、しっかり調べてカスタマイズしてください。ブリジストンもいいタイヤなので、紹介しておきます。タイヤのグリップ力は結構重要なので、いいタイヤを試しにいろいろ履き替えてみてください。
インチアップタイヤの注意点
インチアップタイヤを装着する際には、以下の点に注意が必要です。
- 車高が上がりすぎると、ハンドリングが悪くなる可能性があります。
- ブレーキ性能が低下する可能性もあるため、慎重な選択が求められます。
- インチアップタイヤ装着時は、サスペンションの調整が必要です。
インチアップすると何が変わるのか、経験がないので私には実はよくわかりません。
でも適合するタイヤのホイールから、いろいろセッティングが変わるはずです。
何か不具合も起きるかもしれないので、ご自身でエンジンからPCXを管理できる方向けのカスタムだと思います。
まとめ
太いタイヤは、安定性、グリップ力、見た目などの多くのメリットを提供しますが、燃費悪化や乗り心地の硬さ、車検対応の注意点などのデメリットも存在します。
この記事を参考に、自分のライディングスタイルやニーズに最適なタイヤを選び、PCX125をより楽しく快適にカスタムしてください。
私が今回履き替えようと思っているのが、MICHELIN CITY GRIP2というタイヤです。
これならPCXに履き替えられるので、とても便利なタイヤだと思っています。もしタイヤ選びに迷ったら、CITY GRIPというタイヤか、CITY GIRP2を選べばPCXに関してはほぼ大丈夫だと思います。
ただしあなたがタイヤを太くしたいというとき、どういうタイヤにしたいか?によります。
もしハーレーぐらい大きなタイヤにしたい方は、そのままハーレーを購入した方がいいと思います。
またはRebel250とかRebel400とかですね。YAMAHAのDragStarとかです。
Rebel以外はいずれも大型バイクですがタイヤは太いので、グリップ力は高いと思います。経費は異様にかかると思いますが、PCXをいちいちタイヤを太くするぐらいなら、こちらを最初から選んだ方がいいと思います。
しかしそうじゃなくある程度空気圧を適して、タイヤを太く見せたいというような方ならCITY GRIP2とかを選べば、無難にPCXは乗れると思います。