【最新版】600ccバイクは普通二輪免許で乗れる?免許取得方法を徹底解説!
結論から先に書いておくと、普通二輪免許で600㏄のバイクに乗ることはできないです。
400㏄に乗り慣れている方なら、そのまま600㏄のバイクも乗れる可能性もあります。しかし普段から軽二輪などに乗り慣れている方、特にスクーターでしか一般道を走ったことのない方は、その重さに驚愕するはずです。
ツーリングブログ!PCX160で見える未知の世界とは? – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
ツーリングがしたいだけなら、大型二輪免許はいらないと一見思いがちです。
しかしPCX160で長時間バイクに乗っていると、結構デメリットもたくさん感じます。
- 風に煽られやすい
- タイヤがいかれやすい
- パーツの摩耗も速い
という3つのデメリットがあります。
なのでもし高速道路を使って頻繁にツーリングをしたいと思って600㏄のバイクに乗りたい方は、是非一発で大型二輪免許を取得してしまいましょう。
この記事を読む方は多分まだバイクの免許を取っていないと思います。ここでは普通二輪免許と大型二輪免許で乗れる排気量の違いを知ってもらいつつ、どうやって免許取得までスムーズに行けるか?ということを解説します。
普通二輪免許で乗れるバイクの排気量とは?
400㏄未満のバイクはすべて乗ることができます。
逆に言えば600㏄のバイクに乗りたいのに、普通二輪免許を取っても乗れませんというのが答えです。
つまり600㏄のバイクに乗りたければ、以下の3つぐらいしか手段がないと思います。
- 大型二輪免許をいきなり取得する
- 普通二輪免許を取得して様子を見る
- 普通二輪免許を取得して大型二輪免許をすぐに取得する
3番目は意味がなさそうに見えるかもしれませんが、大型二輪免許を取得するのに脚が必要だと思います。
その脚を教習所まで歩いたり、教習所が出してくれているバスに頼る必要がない、という意味で提案してみました。
あと大型二輪免許で「え~合わない~」と言って、なんと軽二輪のバイクに鞍替えしてしまう女性ライダーの方もいるのです。
そういうことを防ぐのにも、普通二輪免許から取得しておくと、自分と600㏄バイクのミスマッチを防ぐことが可能です。
いきなり大型二輪免許にもチャレンジできる?
この手の質問も結構多く見かけるのですが、いきなりチャレンジしてもOKです。
ただし年齢が16歳未満だとバイクの免許は、取得不可能だったように思います。
年齢が16歳以上であることを確認して、大型二輪免許のことも親などに相談してください。
それもOKであれば、大型二輪免許の手続きをしてください。しかしいきなり教習所に申し込んで、あれ?ここ違うなって思うことも多いと思います。
その場合はいったん教習所とコンタクトを取って、納得したうえで入校手続きを行ってください。
600ccバイクの免許取得方法
600ccバイクに乗るためには、大型二輪免許が必要です。ここでは、大型二輪免許の取得方法について詳しく説明します。
普通二輪免許を経験しているなら、基本的には実技は同じだと思ってください。
ここでは初めて取る車の免許がバイクの大型二輪免許だ、という人を対象に書いています。
大型二輪免許の取得の流れ
- 学科試験: 大型二輪免許を取得するためには、学科試験を受ける必要があります。道路交通法や標識に関する基本的な知識を身につけましょう。
- 実技試験: 実技試験では、一本橋やスラローム、坂道発進などの課題をクリアする必要があります。練習を重ねて技術を磨きましょう。
- 免許取得にかかる期間: 普通二輪免許の取得には、通常約2ヶ月ほどの期間がかかります。計画的に教習所に通いましょう。
学科試験については普通免許(自動車の免許、AT限定でもOK)があれば、免除される仕組みとなっています。しかし一般道に出たことがない人がバイクで一般道に出ると、バイクNGの道路で違反を取られる可能性が高まります。
大型二輪免許の実技の流れ
初めてバイクに乗る方を限定に書いておきます。
実技の流れはこちらのサイトに書いてあります。
一応箇条書きで説明します。
- 車体の引き起こし
- 発進・停止の基本(クラッチ操作の基本を学ぶ)
- 坂道発進(クラッチの基礎がわかっているかのチェック)
- スラローム(2速で止まらず行けば問題ない)
- 一本橋(教習中は外れてもOK。頑張って踏ん張らないこと)
- S字クランク(意外と一番難しいかも。でも目線が先、先へ行っていればOK)
- 踏切の一時停止(必ず守ること。一般道でも違反取られているケースが多い)
- みきわめ(教習所によってはおさらい程度で終わることが多い)
- 【第2段階】卒研のコースを発表
- 【第2段階】1~7までの教習科目の出来をおさらい
- 【第2段階】シミュレーターによる事故防止の教習
- 卒業検定
- 学科は自分の最寄の試験場センターへ行って学科試験を受ける
- 両方合格したら試験場センターで手続き
この流れとなっていると思います。教習所によって若干違うらしいのですが、私が受けたときは大体この流れです。
あと大型二輪免許であるとすれば、クラッチをつないだままバイクのシートに座らず、立って障害物の上をそのまま走行するという科目でしょうか。
地味なのですが結構重要な科目なので、ちゃんとやれるようにしてください。普通二輪免許を取得した時は、私の行った教習所ではやったのですが、覆面を見極めるときに重要なスキルです。
あと大型トラックで先が見えないときにも、結構出来ておくと便利な科目です。
もしやるのだとしたら8の字はやるかなと思います。でもこれも目線やコーナリングの基礎ができていれば、問題ないはずです。
大型二輪免許の取得費用・いい教習所の見極め方とは?
- 教習所の費用: 大型二輪免許を取得するための教習所の費用は、約10万円から15万円です。地域や教習所によって異なります。
- その他費用: 教習所の費用以外にも、教科書代や受験料、その他の雑費がかかります。全体の費用を把握しておきましょう。
- Googleで★3未満の教習所:いい教習所を見極めるのはネットの口コミを見るといいと思います。ブラウザはBingではなくGoogle Chromeを使ってください。口コミの数や質が圧倒的にGoogle Chromeの方がいいです。★3の教習所は必ず口コミの内容も見てください。
私は教習所の費用は潤沢に持っておくべきだと思います。
どうしてか?というと、あまり下調べもせずに免許取得を行うと、変な教習所に当たってロクな目に合わないというケースがあるからです。
それが私です。笑
変な教習所を回避する方法が、Google Chromeを利用した口コミでの判断です。
最初に普通二輪免許を取得した時、私が最初に通った町田ドライヴィングスクールというところをGoogle Chromeで検索してみます。
そうするとGoogleのページの右側に、このような口コミが出てくると思います。
口コミ数を見てください。136です。それなのに★2.5ということは、それほど行く価値の低い教習所であるということです。
私が免許を取得したのが4年前なのですが、4年前からずーっと同じような口コミが載っています。4年経っても何の改善も見られないという感じの教習所ということが、口コミを見ているとわかってくるのではないか?と思います。
私のように一回でも教習所へ通ったことがあるならわかるのですが、初めて大型二輪免許を取得する方は教習所の中がよくわからないと思います。
- 受付のことがマイナス評価である
- 教官がマイナス評価である
- 愚痴や悪口がたくさん書かれている
この3つに該当している教習所はお金を無駄にする可能性があります。
大型二輪免許を取得するときは、こういう風に口コミを参考にしてください。
では私が普通二輪免許を取得した、八王子中央自動車学校の口コミを見てみましょう。
口コミ数は87で、★3.5となっています。星が低い人はルールの説明不足とか言っていますね。教習所の教官のこととかは一切書かれていません。というか受付の方も教官の方もいいという評判もありますね。
これなら問題はないはずです。
教習所はバイクや車に乗れるようにするのが仕事です。ただでさえ立ちごけなどが多い教習所なんて意味がないですし、嫌味を言う教官がいるなんて論外です。
教習所はハッキリ言って教官です。
教習所のルールなんて別に後で知ればいいだけですし、教官が良ければアドリブが効くので問題はないです。口が乱暴だとしても言っていることはもっともで、卒業した後も事故も起きず乗れるという教官の方がいいです。
逆に教習外の休憩時間に「お、ツーリング行くの?付き合うよ」みたいなバカな会話しかしていない教習所は、あなたのバイクライフを奈落に貶める可能性が高いです。
初取得!大型二輪免許を取得するときに気を付けたいポイントは?
ここでは初めて取る免許が、大型二輪免許を取得する方に向けて話をしていこうと思います。
仮にそんな人がいなくても、クラッチなどいろいろ知っておいた方がいいポイントを載せておきました。
もしダメな教習所に当たっても、大丈夫な方法が一つだけあります。
バイクの免許を泡のように消さず、卒検まで合格できる方法があります。まだ教習所に申し込んでいない方は、この項目も一読しておいてください。
大型二輪免許で知っておきたい「クラッチ」とは?
あとこの免許を取得したい人は、大体AT限定ではなくマニュアルバイクに乗りたい方ではないか?と想像しています。
普通二輪免許を取得してから大型二輪免許を取得するという方には、クラッチなんてわかってるよ!ってことだと思います。
しかしわかっていない方も多いと思うので、ここではクラッチというものについて解説します。
この動画を見ればわかると思うのですが、何でこの動画を載せたのか?というと、たまにクラッチとは何か?というのを口頭で答えさせる教習所があるのです。
もしそういう教官がいたら、「エンジンの動力をタイヤに伝えてくれる装置」と答えてください。
たまにウマシカな教習所があって、こんなのを教習中に聞いてずーっとそこから教習を進めないというところもあります。
バイクの免許は教習所との闘いでもあります。
私が教習所にコンタクトを取ってくれと言っているのは、こういう意味でもあります。前述したGoogle Chromeを使った口コミで教習所の中を知るということもやってもらいつつ、納得できる教習所を選んでください。
教習中によくエンストしちゃう…どうしたらいい?
こういう悩みを持つ方も多いと思います。
教習所の教習車はNC750Lだと思うのですが、車重が大型バイクということで重いです。
教習所のバイクなのでエンジンガードなどが付いているとは思うので、コケても問題はないと思います。
しかしよくエンストすると悩む人がいたら、クラッチを切ってアクセルを徐々に回していったとき。
クラッチを離してアクセルを回し続けて、バイクが進んだポイントが半クラのポイントです。
- 普通二輪免許を取得している人
- 普段からマニュアルバイクに乗っている人
- クラッチのことをわかっている人
こういう人なら多分問題はないと思うのですが、いきなり大型二輪免許を取得したい方はこういう感じで半クラのポイントを早めに掴んじゃえば問題はないです。
二輪の免許は発進と停止ができていれば、基本的には問題なく卒検まで行けると思います。
あ!この教習所がダメだと思ったときにあきらめずやってもらいたいこととは?
あ!この教習所、ダメだ…
って思った方いますよね?私ですが。笑
まだ諦めないでください。やってもらいたいことがあります。そのやってもらいたいことというのが、指定校同士の転校です。
〇〇公安委員会指定の教習所であれば、その指定校同士で転校することが可能です。
転校するときはメリットは3つです。
- 嫌な教官からおさらばできる
- より優秀な教習所を選ぶことができる
- 転校が早いほど戻るお金のリターンが多い
こんな感じでしょうか。指定校同士の転校に関しては、こちらの記事が一番丁寧に解説されていると思います。
【教官解説】教習所を転校する料金や手続きの流れと3つのデメリット|運転免許コンシェルジュ (dl-concierge.com)
これに関しては注意点はあるけれども、メリットの方が圧倒的に多いです。笑
私の場合は発進・停止から進まず再教習を命じられたので、不満が溜まり転校しますと手続きをしてもらうことにしました。転校がダメな教習所もあるようですが、こういうのも事前に聞いておいてください。
600ccバイクのおすすめ車種
600ccバイクには、魅力的な車種がたくさんあります。ここでは、おすすめの車種をご紹介します。
- ホンダ CB650R:排気量649cc、水冷4気筒エンジン搭載、スタイリッシュなデザイン。ホンダ CB650Rは、スタイリッシュなデザインとパワフルなエンジンが魅力のバイクです。街乗りからツーリングまで幅広く対応できます。
- ヤマハ MT-07:排気量689cc、水冷2気筒エンジン搭載、力強いトルクと扱いやすさ。ヤマハ MT-07は、扱いやすい車体と力強いトルクが特徴のバイクです。初心者にもおすすめです。
- カワサキ ニンジャ650:排気量649cc、水冷並列2気筒エンジン搭載、スポーティーな走り。カワサキ ニンジャ650は、スポーティーな走行性能が魅力のバイクです。ツーリングやスポーツライディングに最適です。
- スズキ GSX-S650:排気量645cc、水冷並列4気筒エンジン搭載、扱いやすい車体とスムーズな加速。スズキ GSX-S650は、スムーズな加速と扱いやすい車体が特徴のバイクです。初心者からベテランまで楽しめます。
- ロイヤルエンフィールド コンチネンタルGT:排気量650cc、空冷単気筒エンジン搭載、レトロなデザインと鼓動感のあるサウンド。ロイヤルエンフィールド コンチネンタルGTは、レトロなデザインと独特のエンジンサウンドが魅力のバイクです。
こんなバイクがあるという程度の認識でお願いします。
免許取得後、または取得前に気に入ったバイクがあれば、バイク販売店の店長と仲良くなっておいてください。そして売らないように頼むとか、そういう交渉術みたいなものも持っていていいと思います。
まとめ
600ccバイクは、排気量と車体のバランスが絶妙な万能マシンです。安全に楽しく600ccバイクに乗るために、免許取得方法や選び方、安全運転のポイントなどをしっかりと理解しておきましょう。
色々免許については意見があるようですが、私は免許は取れてナンボと思っています。
一般道に出ると本当にバイクの立場の弱さや、気を付けないといけないポイントなど。たくさんわかってくることが多いのは、一般道に出てからです。
どういう理由でバイクに乗ったとしても、一般道に出ないと良し悪しがわからないです。なので私は最短で免許を取得できるような合宿免許もいいんじゃないかなと思います。
合宿免許の取り方は基本的に厳しいです。
しかしこの記事の内容を踏まえてくれれば、基本的にはつまづきづらくスムーズに大型二輪免許を取得できるんじゃないかなと思います。結構簡単ではないのですが上記のようないい教習所の調べ方を見てもらって、自分で納得いく教習所を選んでください。