180cmのあなたへ!YZF-R25の乗り心地を劇的に変える方法
YZF-R25は軽量でスポーティなデザインが魅力ですが、180cmのライダーにとっては、足つきやライディングポジションに少し工夫が必要です。「自分の身長では乗りにくいかも…」と感じている方も多いでしょう。
しかし、適切なセッティングを施せば、R25を自分にぴったりのバイクに変えることができます。この記事では、180cmのライダー向けに、足つきやハンドル位置などを最適化する方法をご紹介します。
私は身長が165㎝なので180㎝ではありません。しかし逆に思いました。あれ?じゃあ180㎝の人は、YZF-R25って取り回せるの?…と。ということで今日は180㎝の人は、YZF-R25に乗れるの?という観点でいろいろ調べてみました。
足つきからポジションまで:180cmの体格に合わせた最適なセッティング
180cmの身長だと、YZF-R25の標準設定では少し窮屈に感じるかもしれません。しかし、いくつかのカスタムを施すことで、快適に乗れるようになります。特に、足つきやハンドルの位置、サスペンションの調整が重要なポイントです。
私、昨日のことなのですが。休憩を取り損ねて、近い休憩場所がわからなかったので。オリナス錦糸町まで蔵前橋通りを走って、そのままフードコートで仮眠をとっていたのですが。オリナス錦糸町へ行く間に、2,3台ぐらいすれ違いました。それがYZF-R25ですね。
色もそのままだしYZF-R25って特徴があるので、後ろから見ればすぐわかるんですよね。どのライダーさんもカスタムしているのかはわからなかったですが、乗りやすそうに乗っていたように思えました。
動画は3:40あたりです。180㎝の方の乗車姿勢が丁度載っていた動画があったので、ご紹介させていただこうと思いました。大体かかとまで足がべったりついています。この時点で180㎝の方はYZF-R25にはそのまま乗れます。車高も780mmなのでまあそりゃそうか、という感じですか。
もし車高がどうしても足つきがベタベタすぎて嫌だ、という方は815mmぐらい車高があるYZF-R15も視野に入れてもいいと思います。これならいちいちローダウンせずとも、そのまま乗ってぴったりな車体のような気がします。
足つき改善:シート高調整、ローダウンキット、ステップ位置変更
足つきに不満がある場合は、シート高を調整するのが第一歩です。YZF-R25のシート高は780mmですが、180cmのライダーにとっては高すぎることも低すぎることもありません。
ローダウンキットを使って若干シート高を下げるか、逆にハイシートを導入して足の余裕を持たせることができます。また、ステップの位置を変えることで、足を自然な角度で置けるようにするのも効果的です。
足つきはかかとが浮きすぎることで、強風でバイクを支えられないということを防ぐためです。そのため多くのライダーの方は足つきを気にします。なので妙なシート高の調節はいらないでしょう。それより長時間のライディングに耐えられるように、シートにクッションを敷くのもいいと思います。
ハンドル位置調整:バーライザー、ハンドル交換
次に、ハンドルの位置が体に合っていないと長時間のライディングが辛くなります。バーライザーを使うことで、ハンドルを少し高くし、腕にかかる負担を軽減することが可能です。また、ハンドルそのものを交換することで、さらに自分好みのポジションにカスタムすることも考えられます。
もし私だったらバーエンドを外してグリップヒーターを取り付けるかな、と思います。R25になっても冬も走るためです。180㎝の方は足つきは気にしなくていいので、思い切ってハンドル位置の調整などしっかり自分好みのカスタムを行って、乗りやすい一台にYZF-R25を変えてしまうといいと思います。
サスペンション調整:スプリングレート変更、プリロード調整
最後に、サスペンションの調整も重要です。特に、180cmという身長では体重もそれなりにあるため、スプリングレートを変えることで、より安定したライディングが可能になります。プリロードの調整も忘れずに行うことで、車体の動きをさらに自分に合わせることができます。
私はサーキットでは走らないので、サーキット仕様にする必要はないのですが。しかし180㎝の方は逆にレーシングを楽しみたい方もいらっしゃるのではないかと思います。
PCX160で体感したのですが、やっぱりリアサスペンションは結構重要だなと思っています。PCX160ではやる予定はないのですが、YZF-R25も一回純正品を使ってみて乗って変な感じがしたらリアサスペンションも交換しようと思います。
180cmのライダーが選ぶべきYZF-R25のカスタムパーツ
180cmのライダーに最適なYZF-R25のカスタムパーツは、足つきの改善から乗り心地の向上まで、多岐にわたります。ここでは、その中でも特に効果的なパーツを紹介します。
足つき改善パーツの選び方
足つきの改善には、ローダウンキットやハイシートが有効です。しかし、どちらを選ぶかはライダーの乗り方次第です。街乗りを中心にするなら、ローダウンキットを選ぶと足つきが良くなり、信号待ちなどでの安心感が増します。
ツーリングや高速走行をメインにするなら、ハイシートを使って長距離でも快適なポジションを保つことができるでしょう。
乗り心地を向上させるサスペンションパーツ
サスペンションパーツの交換は、快適な乗り心地を手に入れるための鍵です。特に180cmのライダーにとって、標準のスプリングレートでは不十分なことが多いです。
スプリングレートを上げることで、安定したハンドリングが実現します。また、プリロードを適切に調整することで、車体の挙動がよりスムーズになり、長時間のライディングでも疲れにくくなります。
YZF-R25はジャッキが必要になります。PCXだと必要なかったのですが、YZF-R25はエンジンオイルの交換でも必要になります。
個性を演出する外装パーツ
外装パーツは、ライダーの個性を反映させる絶好のポイントです。フェンダーレスキットやカウルの交換などで、YZF-R25の外観を一新することができます。180cmのライダーにとって、外見もバイク選びの重要な要素。自分のスタイルに合わせたカスタムを施し、街中で目立つ存在になりましょう。
YZF-R25以外の選択肢:身長別におすすめのスポーツバイク
180cmのライダーがバイクを選ぶ際、YZF-R25は優れた選択肢の一つです。しかし、他にも多くの中型・大型スポーツバイクが存在し、身長や体格に合ったモデルを見つけることが重要です。ここでは、YZF-R25と他のバイクを比較しながら、180cmのライダーにおすすめのバイクについて解説します。
YZF-R25は、中型バイクの中でも特に軽量で扱いやすいモデルです。しかし、180cmのライダーにとっては、もう少し大きなバイクが快適に感じられることもあります。そこで、いくつかのおすすめモデルを紹介します。
中型スポーツバイク:Ninja250、CBR250RRとの比較
まず、同クラスの中型バイクとしては、Kawasaki Ninja 250やHonda CBR250RRが挙げられます。Ninja 250は、よりリラックスしたポジションが特徴で、180cmのライダーでも比較的快適に乗れます。また、CBR250RRは、よりスポーティなポジションで、積極的にコーナーを攻めるライディングが楽しめますが、長時間のライディングでは少し窮屈に感じることもあります。
バイク | 排気量 | 最高出力 | 最大トルク | 車両重量 | シート高 | 燃料タンク容量 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Ninja 250 | 249cc | 37PS / 12,500rpm | 23Nm / 10,000rpm | 166kg | 795mm | 14L | 726,000円〜 |
CBR250RR | 249cc | 41PS / 13,000rpm | 25Nm / 11,000rpm | 168kg | 790mm | 14L | 821,700円〜 |
YZF-R25 | 249cc | 35PS / 12,000rpm | 23Nm / 10,000rpm | 169kg | 780mm | 14L | 726,000円〜 |
Ninja250とCBR250RRを比較した表を作ってみました。Ninja250は首都高でアウトに流されるという報告をもらっていますし、CBR250RRは前傾姿勢過ぎて首が痛いという報告をもらっています。笑
CBR250RRはどちらかといえば峠を攻めたい方向けで、Ninja250はZX-25Rが手が出ない方向けという感じです。ZX-25Rは100万円を超える人気車種ということも考えてみると、YZF-R25の69万円ぐらいという価格がいかにコスパが良く、お財布にもライダーにも優しいかがわかります。
大型スポーツバイク:ステップアップにおすすめのモデル
180cmのライダーにとって、中型バイクがやや物足りない場合は、大型バイクへのステップアップも検討すべきです。特に、YZF-R6やNinja ZX-6Rのような600ccクラスのスポーツバイクは、より広いポジションとパワフルなエンジンが魅力です。このクラスでは、長距離ツーリングでも足の疲れを感じにくく、より安定した走行が可能です。
私は165㎝なので大型バイクはなぁ…と思っていますが、180㎝の方なら大型バイクも視野に入れてもいいんじゃないかなと思います。
定期的なメンテナンスでバイクの状態を維持
バイクを長く楽しむためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。特にYZF-R25は、高回転型のエンジンを搭載しており、メンテナンスを怠るとパフォーマンスが低下する可能性があります。
また、カスタムによってさらに自分好みのバイクに仕上げることができますが、安全性を保つためにも注意が必要です。ここではメンテナンスとカスタムのポイントについて解説します。
バイクの性能を維持し、長く楽しむためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。エンジンオイルやタイヤ、チェーンの状態を常にチェックし、必要に応じて交換や調整を行うことが重要です。以下では、代表的なメンテナンス項目について詳しく見ていきます。
エンジンオイル交換
エンジンオイルは、バイクのエンジン内部を保護し、スムーズな動作を維持するための重要な要素です。YZF-R25のような高回転エンジンは特にオイル交換の頻度が重要で、一般的には3,000km〜5,000kmごとに交換するのが理想です。
オイル交換を怠ると、エンジン内部に汚れがたまり、性能が低下するだけでなく、最悪の場合、エンジンに深刻なダメージを与えることもあります。
YZF-R25のエンジンオイル&オイルフィルターを交換したよ。(AZ MEO-012 10W-40)|でかじよーぶろぐ (dekajiyo.com)
YZF-R25のエンジンオイル交換に関しては紹介しきれないので、関連記事を貼っておきました。やはりPCX160とはちょっと違うなという印象です。
タイヤ交換
タイヤはバイクの唯一の接地面であり、グリップ力を維持するためには定期的なチェックと交換が必要です。タイヤの溝が浅くなってきたら、早めに交換を考えるべきです。また、タイヤの空気圧も定期的にチェックすることで、快適な乗り心地と安全性を確保することができます。
YZF-R25は純正のままでも完成度が高いバイクなので、タイヤをいちいちいじる必要はないです。逆に言えばカスタムを施しても、問題なく楽しめる一台とも言えます。この間150サイズのタイヤに変えたらどうなるか?という記事を書いたので、こういうこともできるなーと覚えておいていただければと思います。
チェーン調整
チェーンは、エンジンのパワーを後輪に伝える重要なパーツです。緩んでいたり、油分が不足していると、スムーズな加速ができず、燃費も悪化します。チェーンのテンションを適切に保ち、定期的に潤滑剤を塗ることで、寿命を延ばすことができます。特に長距離ツーリングに出かける前には、必ずチェーンの状態を確認しておくことが重要です。
車種別適合表(YAMAHA) | DID (didmc.com)
下調べせず紹介していたのですが、DIDチェーン420NZ3はYZF-R25にも適合しています。このチェーンならいきなり切れてしまうということはないと思います。PCXとは違いベルトではなく、チェーンとクラッチによってエンジンに動力が後輪に伝わります。
チェーンの強度はかなり重要なので、これも早々に変えてしまおうと思います。
まとめ
180cmのライダーにとって、YZF-R25は素晴らしい選択肢ですが、少しのカスタムでさらに快適な乗り心地を実現できます。足つきやハンドル位置、サスペンションの調整を通じて、自分に合ったバイクに仕上げることが可能です。
また、定期的なメンテナンスを行い、安全性を保ちながらカスタムを楽しむことが大切です。最後に、バイクを長く楽しむためには、適切なメンテナンスと計画的なカスタムが鍵となります。
YZF-R25になるといろいろ変わっていくことも多いです。しかしこれに乗れてしまえばフードデリバリーだろうと何だろうと、仕事が楽になっていきます。今乗っていない段階でやってみたいと思うカスタムは、やっぱりタイヤかなと思います。
150のタイヤとは言わないですが、それでもいいタイヤを履いて出かけたいなと思います。