ハンターカブをオフロード仕様にするメリットとデメリット
ハンターカブをオフロード仕様にするデメリットって、いろいろ考えてみたんですよね。
ないかな。笑
でも本当にないですね。ハンターカブはカスタムすればするほど、非常にライダーにとって乗り心地がいいバイクに変身していくと思います。
ハンターカブってむしろウーバーイーツなどで使うより、本来そういった林道や泥だらけの道を走る仕様にしたとき、本来のオフロードの楽しみを味わえる、そんなバイクだと思っています。スーパーカブやリトルカブ、クロスカブにはない感覚かなぁと思います。
この3つのカブの中なら、クロスカブが近い感じがするのですが、ハンターカブを豪華装備にしてしまった方が楽しめるのではないかなと思います。今日はハンターカブをオフロード仕様にするというような記事です。
オフロード走行の楽しさを味わえる
ハンターカブはオフロードを走るために生まれた、というようなバイクではありません。しかしそういう仕様にもできるため、大変人気があるのかなぁという印象を持っています。
ギア抜けで困らないために!ハンターカブを乗りやすく復活させる方法 – ポレポレ日記
結構扱いが難しいバイクであることは事実なのですが、乗りこなせていると後々MTバイクに乗りたいと思っても、簡単に乗れると思います。是非ギア抜けをしないよう、ギアが入る瞬間やギアの癖などもしっかり把握しておきたいところです。
林道やダートコースを自由に駆け巡る
ハンターカブをオフロード仕様にする最大のメリットは、林道やダートコースを自由に駆け巡れることです。このバイクの軽量なボディと頑丈なフレーム構造は、未舗装路での操作性を高め、初心者から上級者まで幅広く楽しめる仕様となっています。「舗装された道だけでは物足りない!」という方に、オフロード仕様は絶好の選択肢と言えるでしょう。
そうなってくるとやはりバイクウェアにもお金をかけたいところです。ガエルネED-PROなどは林道に適したブーツなので、こういうブーツを一足持っておくといいと思います。ガエルネは新作も揃えているので、どれがいいかをしっかり選んでおきましょう。
自然の中でストレス発散
オフロード走行は、日常生活のストレスを忘れさせてくれます。山間部や森の中を走ると、自然の音や風景が心を癒してくれるのです。「ただ走るだけでこんなに気分がスッキリするなんて!」と驚く人も多いでしょう。リラックスしながら体を動かせるため、健康面でも良い影響が期待できます。
PCX160だとこれができないので、ちょっとだけ羨ましいなぁと思う点ではあるのですが。街乗りの方は別としても、ハンターカブは林道でも十分走れます。スクーターにはない点なので、この辺が変わったバイクだなぁと非常に不思議に思うところです。
私がハンターカブをオフロード仕様にしたら、Loop Experience 2なんて付けずに、バイクの排気音と自然のせせらぎを感じながら走りますね。バイクなんて本来遊びで使うものなので、ハンターカブとかMTバイクの方が本来のバイクの楽しみができることは間違いないことだと思います。
カスタムの自由度が高い
ハンターカブでオフロード仕様にするのは、グロムなどでは難しいかなぁという感じです。グロムやモンキー125ではちょっと難しい部分なので、ハンターカブを乗れている人は思いっきりカスタムにお金をかけていいと思います。
自分だけのオリジナルマシンを作れる
ハンターカブのカスタムパーツは豊富に販売されており、自分の好みに合わせたオリジナル仕様が可能です。ハンドルやシートの変更、エンジンガードの取り付けなど、細かな部分から手を加えられるため、愛着も湧きやすくなります。「自分だけの特別なバイクを作りたい」という夢を叶えられるでしょう。
オフロード性能を大幅に向上できる
特にタイヤやサスペンションの変更は、オフロード走行での安定感を大幅に向上させます。未舗装路でのグリップ性能を高める専用タイヤや、衝撃吸収性を強化したサスペンションは、難易度の高い路面でも安心して走行可能です。これにより、初心者でも挑戦しやすくなります。
デメリットも知っておこう
メンテナンス頻度が増える
オフロード仕様にすると、走行中に泥や砂が付着しやすくなるため、メンテナンス頻度が増加します。定期的な清掃や消耗品の交換を怠ると、性能が低下したり故障につながることもあります。「楽しいだけじゃなく、手間も増えるんだな」と覚悟を持つことが重要です。
バイクなら高圧洗浄機などで、しっかり洗ってもいいと思います。バイク洗車場が自宅の近くにあればいいのですが、そういう方でない場合におススメできるアイテムです。
道路交通法を守ること
公道で使用する場合は、道路交通法に適合した仕様であることが必要です。例えば、タイヤの種類やマフラーの音量などが規制に反していないか確認しましょう。「気づいたら違反だった」ということがないよう、しっかりチェックすることが重要です。
- 赤の点滅(一時停止したのち安全を確認してGoで大丈夫です)
- スピード(最高速度を言われることが多いが、法定速度以下でわざと走るのも違反です)
- センターラインのない道路は原則左側通行
- 止まれはなるべく守っておく
- TikTokのコメント主みたいな人たちには気を付ける
この5つがとても重要です。ハンターカブを林道使用にしても、スピードが特別速くなるわけではありません。しかし乗り心地が大変良くなることは事実だとは思うので、スピードを出しても問題がないほど加速力があるとは思います。
5こ目のTikTokのコメント主のようというのは、実際に交通違反系のTikTokerがたくさん動画を載せていて、それに対して意味が分からないとかその前に何かあったとか、意味不明なコメントを残す人がわざとこちらを事故らせようと当たり屋のようなことをやってくる場合があります。
カスタムして林道を走って気持ちよくなっても、こういう人たちに一般道で変なことをされたら楽しい気分も一転してしまいます。上記の例は道路に出ると良く出てくるものばかりなので、気を付けてください。4つ目までは覚えればいいことだけですが、5個目のは質が悪いので来年以降さらに気を引き締めて、安全運転で楽しんでください。
ケガのリスクがある
オフロード走行は転倒や怪我のリスクが伴います。特に初心者の場合、無理な運転をすると事故の原因となりかねません。プロテクターやヘルメットの着用を徹底し、安全を第一に考えましょう。
ヘルメットなのですが私は最近2万円切ったモデルでも、全然OKなヘルメットがあるのではないか?と思っています。その一つがHJCというヘルメットです。このヘルメットをしっかりフィッティングサービスを受けて、ピッタリなサイズでHJCのヘルメットの性能を最大限感じてください。
面倒くさい、ネットで買いたいという方がいたら、一応下記に商品リンクは載せておきます。それでなければシステムヘルメットのOGKカブトのRyukiなどもいいと思います。お金が出せる方はAraiなどでもいいですね。
オフロード仕様にするために必要な基礎知識を身につける
ハンターカブで、、、というような特定の動画はなかったのですが、カブで林道を走る動画を見つけたのでご紹介させていただきます。
この動画を見ているとのこぎりのようなものがあると、よりオフロード走行が楽しめそうですね。というのも動画の途中で木が倒れていて、それが走行の邪魔をしているのですよね。木が倒れているとさすがに林道走行なんてもってのほかになってしまうので、木をのこぎりで切ってしまった方がいいかもしれないですね。
では他にも気を付ける点はあるでしょうか?いろいろ動画を見ながら考えてみました。
オフロードバイクの選び方
適切なバイクを選ぶことはオフロード仕様にする第一歩です。ハンターカブのような軽量かつ頑丈なバイクは、林道やダートコースに適しています。走行する予定の地形に合わせたバイク選びが重要です。
ハンターカブ側の装備が整ったら、次にやることは服装選びです。林道は汚れる以外にもかなりバイクウェアが傷つきやすいです。かなり頑丈な装備をしていないと、全然林道の荒れた道の小石や枝で靴がボロボロに擦れたりします。
倒れたりしてもいいような服装を選んでください。特に選びたいのは靴だと思っています。服はもちろんこの場合だけはワークマンでは厳しいので、しっかりとバイクメーカーが出しているバイクウェアを整えてください。ここではバイク自体の話をしているので、私だったらCL250などもいいと思っています。
これに関しては用途次第なので、最初からオフロード走行をしたいなら、オフロード走行に適したバイクを選ぶといいです。
安全なライディングテクニック
オフロード走行には、舗装路とは異なる運転技術が必要です。例えば、泥道でのスロットル操作や急斜面での車体のコントロール方法など、事前に学んでおくべきスキルが多くあります。
- パーシャルな運転を
- クラッチOFFにしっぱなしにしない
- ニーグリップはなるべくしない
という3つを気を付ければ、林道も何とか走れるみたいですね。パーシャルな運転とはアクセル一定にしないという意味で使っているようです。教習所ではそれを教わるし、確かに発進の時だけはそれが必要であることは事実です。
しかし一般道で走ってみるとわかるのですが、常にアクセル一定じゃなくてもバイクってエンストさえ気を付ければ、半クラアクセルを入れるだけで、今のバイクは発進してしまいます。なので上記の3点だけ気を付ければ林道は走れると思います。
タイヤの選び方
オフロード用タイヤは、路面の種類に応じて選ぶことが重要です。例えば、泥道用のタイヤはグリップ力が高く、岩場向けのものは耐久性が重視されています。
この辺は動画を見ている限り、普通のクロスカブでも全然走れそうですね。動画内では「凸凹したタイヤが欲しいな~」と言っていましたが、私が知る限り多分MICHELIN ANAKEE WILDで事足りるんじゃないかなと思います。しかし中には同社のANAKEE STREETもいいようです。
僕にとっての最強カブ系タイヤ、MICHELIN ANAKEE STREETをさまざまな路面で試してみた【CT125ハンターカブ】 – Webikeプラス
こちらのサイトではどのオフロードも走破できると書いてありますね。後で紹介するのですが結構タイヤとリアサスペンションは重要だと思います。このセッティングもしっかり体験を通じて、後々自分好みに行えるようにしてもらえればと思います。
サスペンションのセッティング
オフロード仕様では、衝撃吸収性を高めるサスペンションのセッティングが欠かせません。ハンターカブ用のサスペンションパーツは多種多様に販売されており、目的に応じて選べます。
ハンターカブ用にはアラゴスタ製のリアサスペンションがいいようですね。この辺のリアサスペンションも好みですが、オフロードを走るときはかなり重要なパーツになります。クッション性が高いものを選ぶといいと思います。
エンジンガードの取り付け
エンジンガードは、バイクの重要なパーツを保護する役割を果たします。オフロードでは転倒や衝撃がつきものなので、装着しておくことで安心感が増します。
雪道を走るときもこういうアイテムを付けていないと、エンジンが逆に暑くなりすぎてエンストの原因を作ってしまいます。なのでエンジンガードというよりエンジンの前に走行風のついた、付いたては付けておいた方がいいかもしれないですね。
しかしこのエンジンガードでその代用ができるので、このアイテムは取り付けておいていいと思います。
まとめ
ハンターカブをオフロード仕様にすることで、林道やダートコースでの走行が楽しめるほか、カスタムの自由度も高まります。ただし、メンテナンスの手間や道路交通法の遵守といった課題も伴います。安全対策をしっかりと行い、自分だけのオフロードライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
エンジンオイルも重要なのですが、やっぱりサスが重要かなぁと思います。私はハンターカブならオーリンズのリアサスペンションもいいと思います。思いっきりお金をかけて、林道でコケても大丈夫なようにしておきたいです。
オーリンズのいいところはパーツが分解できるところです。道具さえそろっていれば、自分でパーツを分解して洗浄することもできます。高いのですがずーっと使えるので、非常に便利です。林道はとてもバイクもバイクウェアも汚れて傷つきやすい場所です。
最適な装備を常に心がけてください。
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