RSタイチ グローブを自宅で洗って、長く愛用しよう!
「RSタイチのグローブを洗いたいけど、正しい方法が分からない…。」そう思っていませんか?ライダーにとってグローブは重要なアイテムですが、長く使用していると汚れや匂いが気になるものです。この記事では、RSタイチの電熱グローブを自宅で簡単に洗う方法や洗濯時の注意点、洗濯後のケア方法について詳しく解説します。
今年買った中で一番有能じゃないかなと思ったアイテムの一つです。
これに加えるならクシタニのレイヴンウインターグローブですかね。このグローブも本当に役立ってくれて、日中はクシタニのレイヴンウインターグローブを。真夜中はRSタイチの電熱グローブを使っています。
私はバッテリー内蔵のタイプを使用していますが、バッテリーが最高火力で3.5時間ぐらいしか持たないんですよね。実質ミドルかローで使っていますが、充電バッテリーがあと2つぐらいあれば安定して使えるかなと思います。しかし意外と電熱グローブの洗い方を指南してくれるコンテンツが少ないんですよね。
ということで今日は電熱グローブの洗い方について、解説をしていこうと思います。
なぜRSタイチのグローブは洗う必要があるの?
RSタイチのグローブは、ライディング中に直に触れる部分が多く、汗や泥汚れが付きやすいアイテムです。ここでは、洗うべき理由を3つ挙げて説明します。
- 汚れが気になる:グローブは、走行中に泥や埃、雨などの影響で汚れが蓄積します。この汚れを放置すると、見た目が悪くなるだけでなく、素材の劣化を早める原因にもなります。
- 汗のにおいが気になる:夏場のツーリングや長時間の使用では、グローブ内部に汗が染み込みやすく、臭いの原因になります。適切な洗濯をすることで、清潔さを保ちましょう。
- 長く愛用したい:お気に入りのRSタイチのグローブを長持ちさせるためには、定期的な洗濯とケアが重要です。適切にお手入れすれば、見た目も機能性も維持できます。
しかしこの点を解消するアイテムが、インナーグローブです。RSタイチ製のインナーグローブで、真冬にも保温してくれるようなインナーグローブもあります。
これを装着することで指の中の汚れやにおいはなくなります。直にRSタイチの電熱グローブに触れないので、その分汚れにくくなり洗濯すら必要なくなる場合もあります。電熱グローブは水にバッテリー部分のコネクタなどが水に濡れない限り、ずーっと使い続けることが可能です。
もしグローブの中が汗などで汚れやすいと不満がある方は、インナーグローブを身に着けて電熱グローブをその上から装着してください。
RSタイチ グローブの洗濯前に知っておきたいこと
洗濯を始める前に、素材やお手入れ方法を確認することが大切です。誤った洗い方はグローブを傷める原因になるため、以下のポイントをチェックしてください。
- 素材別のお手入れ方法:RSタイチのグローブには、レザーや合成繊維、メッシュ素材などが使用されています。レザーは水に弱いため、手洗いで優しく洗う必要があります。一方、合成繊維やメッシュ素材は比較的丈夫なので、手洗いや洗濯機を使用できます。
- 洗濯NGな素材:天然皮革や特殊な加工が施されている素材は、洗濯が難しい場合があります。購入時の取扱説明書やタグを確認し、洗濯可能かどうかを事前にチェックしてください。
- 洗濯で起こりうるトラブル:洗濯によって型崩れや色落ち、革の硬化が起きることがあります。これらを防ぐためには、適切な方法での洗濯と洗濯後のケアが不可欠です。
洗濯NGと書いてありますが、洗濯機は絶対に使わないでください。実質手洗いのみです。グローブを押したり握ったりして、無理やり水を抜くのもNGです。電熱部分がダメになってしまう恐れがあるからです。
もし汗などで洗わないといけなくなる方は、多分インナーグローブが必須です。しかしインナーグローブも汗で蒸れにくいものを選ぶ必要があると思います。
RSタイチの電熱グローブの正しい洗い方
では、具体的な洗濯方法をステップごとに説明します。初めて洗う方でも安心して実践できるよう、丁寧に解説します。
RSタイチでは洗濯機でがーっと洗わないでください。せっかくの電熱部分が温まらなくなってしまう可能性があります。手洗いで優しく洗って、サーキュレーターなどで一気に乾かしてください。
ヒート部分とグローブが分離できないタイプなので、面倒なのですがこの手間を惜しまないことが重要です。しかしこれをたまにやって洗うことで3年以上持っているというライダーの方もいます。この洗い方も注意点があるので、是非洗う前に読んでおいてください。
準備するもの
- 中性洗剤
- 柔らかいブラシまたはスポンジ
- ぬるま湯
- タオルまたは柔らかい布
洗濯前の準備
まず、グローブの表面の汚れをブラシで軽く落とします。次に、中性洗剤をぬるま湯に溶かし、洗浄液を作ります。洗濯の洗剤はこういうもので大丈夫なようです。
グローブ側の防水加工
コネクタと中のヒートパネルを濡らさない加工をします。
- コネクタの配線の防水処理:ビニールテープでコネクタの配線部分を巻いてください。これをやっておかないと中に洗濯液とか水が浸水するので、一気に電熱部分が熱を帯びなくなっていきます。
- コネクタ自体の防水処理:膨らませていない風船を用意して、コネクタにかぶせてください。そしてそれを配線と一緒にビニールテープで巻いてください。風船全体に巻かなくてもいいので、コネクタをかぶせた入り口部分の風船の口までビニールテープを巻いてくれれば大丈夫です。
- 止水ファスナーを締める:忘れがちなのですがRSタイチの電熱グローブはバッテリーを入れる部分のファスナーが止水ファスナーになっています。必ず最後まで閉じてください。そこまでやって防水加工は完成です。
コネクタ部分には膨らませていない風船があれば大丈夫です。それ以外でもいいのですがビニールテープだと洗い終わった後、コネクタ部分にテープの残りが付いてしまう可能性もあります。
なので膨らませていない風船などを使うという感じです。何度も言いますが止水ファスナーを閉じることは忘れないでください。
洗濯方法
手洗いの場合は、洗浄液にグローブを浸し、優しく揉み洗いをします。特に汚れが気になる部分はスポンジで軽くこすりましょう。絶対に洗濯機は使わないでください。水槽の回転軸が壊れてしまう恐れがあります。
後指で操作する以外のことはしないでください。もみ洗いをしたり無理やり水を抜くような押し洗いをしないでください。電熱グローブは結構デリケートなので扱い方にはくれぐれも気を付けてください。
すすぎ方
すすぎは十分に行い、洗剤が残らないように注意してください。洗剤が残ると素材が劣化する原因になります。すすぐというよりきれいな水で洗い流してください。
もみ洗いや押したり握ったりして、水を絞ったりする行為は絶対に行わないでください。ヒート部分がねじれたり押しつぶされたりしてダメになる可能性もあります。
乾燥方法
乾燥は日陰の風通しの良い場所で自然乾燥が基本です。ですが自然乾燥で行うと指に水が残ってしまい、返ってヒート部分をダメにしてしまう恐れがあります。何個使ってもいいのでサーキュレーターなどで一気に乾かしてください。
この一気に乾かすという部分が、かなり重要なことになります。部屋干し用の乾燥機があれば最適です。
洗濯後のケアで、グローブを長持ちさせよう!
洗濯後のケアも重要です。正しい保革や収納方法を行うことで、グローブの寿命を延ばせます。
- 保革オイルの選び方:レザーグローブには、専用の保革オイルを使用することが推奨されます。柔らかい布に少量のオイルを取り、全体に均一に塗布しましょう。
- 保革方法:オイルを塗布した後、乾燥させてから柔らかい布で軽く拭き取ります。これにより、革の柔軟性と防水性が向上します。
- 収納方法:グローブを清潔に保つためには、直射日光や湿気を避け、通気性の良い場所に収納することが重要です。専用の袋やケースがあると便利です。
洗濯後のケアは正直行わなくていいと思っています。ナイロン55% 合成皮革27% 牛革18%というのがRSタイチの電熱グローブの素材になっているので、合成皮革などにオイルを塗布してしまうと返って布がダメになってしまいます。
軽く馬毛ブラシでさっとブラッシングするぐらいでOKだと思います。オイルを塗ってしまうと逆にせっかくの防水機能もなくなってしまう恐れもあるため、保革などのクリームは塗らないようにしましょう。
RSタイチ グローブ 洗濯に関するよくある質問
- 洗濯機で洗っても大丈夫?:洗濯機では絶対に洗わないでください。水槽の回転軸が壊れてしまう恐れがあります。必ず手洗いで洗ってください。コネクタ部分を断水処理を、そして止水ファスナーを忘れず最後まで締めてください。
- 乾燥機は使える?:サーキュレーターなどで一気に乾かして、そのまま3年シーズンごとに使っているというライダーは多いです。逆に自然乾燥だと指の部分に水が溜まってしまい、乾きづらいです。電熱グローブなので一般のグローブと扱い方を分けてください。
- 色落ちや型崩れが心配:色落ちを防ぐには、中性洗剤を使い、長時間の浸け置きを避けることが大切です。型崩れ防止には、乾燥時に適切な形を整えることを心がけてください。つけ置きをするなら30分ぐらいで済ませてください。1時間以上浸けておくと、電熱の部分がダメになってしまう恐れがあります。
- 洗濯後、革が硬くなる?:ナイロンや合成皮革の素材がメインなので、保革クリームなどは塗らず馬毛ブラシなどでブラッシングする程度で終わらせてください。
この注意点を守ってくれるだけで3年以上前に買ったモデルでも、全然長持ちして使えていますと言うライダーのレビューは多いです。完全な本革の製品ではないので、本革の洗濯処理や保革処理を行わないようにしてください。
まとめ
RSタイチのグローブを自宅で洗濯することは、見た目や機能を維持し、長く愛用するための重要なステップです。正しい方法を実践し、洗濯後のケアを怠らないことで、快適なライディングを楽しむことができます。この記事を参考にして、大切なグローブを清潔に保ちましょう!
RSタイチの電熱グローブに限らずですが、そもそも洗わない方向でグローブを丁寧に扱う方が、長年身に着けられると思います。電熱グローブのコネクタ部分とか電熱部分を濡らしすぎると、全く発熱しなくなりまた買いなおしという恐れも出てきます。
私の場合は真冬に当然使うのですが真夜中まで仕事をするとき以外は、このグローブを使わないようにしています。そうすることで使用による劣化も防ぐことができて、一石二鳥だからです。たまに洗って清潔感を保つ必要はあると思うので、今日の記事を参考にしていただいて洗っていただければいいと思います。
もしまだRSタイチの電熱グローブを持っていない方がいたら、やっぱりこちらの製品が一番おススメかなと思います。Amazonなどでレビューの高いグローブも見かけますが、あれ使ってみると電熱グローブじゃなくても結構温まらなかったり、レビューではすぐ温まるとかいうけど全く温まらないという製品もあります。
私だったらRSタイチのようなバイクでは有名なメーカーが出しているものを選びます。この辺の判断はライダーさん次第だとは思うのですが、私はRSタイチの電熱グローブで大正解だったなと思います。専用バッテリーも高いのですが、これが非常に使い勝手がいいように思いました。
最高のハイモードはあまり使わないですし、使うならミドルかローです。今回は洗い方に関する指南書なのですが、もう2個ぐらいバッテリーを買っておこうかなと思いました。このバッテリーも結構重要なので、持っておきたいアイテムの一つです。
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