PCXにぴったり!タナックスシートバッグでツーリングをもっと快適に
PCXユーザーにとって、ツーリング時の荷物運搬は大きな課題です。そんな悩みを解決するのが「タナックスシートバッグ」。高い実用性と優れたデザインで、多くのライダーから支持されています。本記事では、タナックスシートバッグの魅力や選び方、おすすめモデル、取り付け方法などを徹底解説します。
シートバッグはシート下を良く使うライダーの方にとっては、正直厳しいアイテムだとは思います。しかし私が半年以上このタナックスのシートバッグを使ってみて、これほど重宝したアイテムはなかったなと思っています。会社指定のカバンにしようとは思っていたのですが、結局こちらのタナックスのシートバッグを使っています。
PCXに取り付ける場合は多分トップケースが必要になりますが、トップケースはトップケースでも紐を引っかけるものがあるトップケースがいいと思います。シートバッグは固定方法があるのでシートバッグの固定の講習会まであるほどです。
しかしPCXにトップケースを取り付けてしまえば、そもそもこの苦労はする必要がありません。私は今まで冷えに悩まされていて、夏が近いのに走行風のせいで思い切っていいバイクウェアを選ぶことができませんでした。
このシートバッグにAnkerのポータブル電源を入れたことで、冷えは完全に解消されました。まだ手は完全ではないのですが、これも来月にはほぼ解消されるでしょう。私の仕事は一日走っていればいいだけなので、自分の会社指定のカバンかこのシートバッグは必須だと思います。
ということで今日は自分の体験談も交えて、タナックスのシートバッグはどのように使用しているのか?さらに他のメーカーはどうなのか?ということについても解説をしていきたいと思います。
なぜPCXにタナックスのシートバッグなのか?
そもそもなんでPCXにタナックスのシートバッグなのか?ということなのですが。その前にPCXというバイクの市場について話をさせてください。というのもこのPCXというバイクは、とても都内で良く乗られています。都内というより東京都、神奈川県では原付二種のバイクはよく見られます。
私はこのシートバッグがとても好みです。
仕事でも使えますし実際に名古屋や浜松、今年は東北自動車道に乗って道の駅ふくしまにも行きました。この時もこのタナックスのシートバッグがPCXでは有効でした。大活躍の一年だったんじゃないかなと思いました。
シートバッグ自体にハッキリ言うと明確な違いは、各社ともないのですが私はタナックスのシートバッグをヒロシさんが使っていたのを見て、このバッグを絶対に着けると決めました。
ヒロシさんはPCXには乗っていませんが、オフロードバイクにタナックスのシートバッグをくくりつけています。これを見ていて絶対にこれは付けよう!と思っていました。今はヒロシさんと使い方が違いますが、非常に重宝しています。
PCXとの高いフィット感
タナックスシートバッグは、PCXのコンパクトなボディラインに合わせて設計されています。特に、取り付け後の安定感や走行時のずれにくさが魅力で、ツーリング中も安心です。
あとデザインも結構PCXに馴染む感じがしています。私はリアキャリアに括り付けているので、緊急で取り出すときもそれほど苦もなく取り出すことができます。
多様な容量とデザインバリエーション
タナックスは10Lから50L以上の大容量タイプまで、多様なラインナップを揃えています。これにより、日帰りツーリングから長距離旅行まで用途に応じた選択が可能です。
シートの中にも当然荷物は入るのですが、シートバッグを締める蓋の部分にも荷物を簡単に入れることができます。これが結構便利です。他のシートバッグはわかりませんが、ヒロシさんの動画を見ていた時からずーっとこのバッグが使い勝手がいいなぁって思っていました。
防水性と耐久性に優れた素材
急な雨でも安心な防水加工が施されたモデルが多く、耐久性の高い素材を使用しているため長期間使用できます。10時間以上雨にさらされていると、弱い雨でも少し中の荷物が浸水しています。濡れてしまうので、ある程度の防水処理は必要かなと思います。
服を入れている方は濡れないように、防水バッグを別途用意して保管しておくとか。そういう感じです。しかし完全にそれでも浸水してしまうほどではないので、防水という観点から言っても使い勝手が非常にいいと思いました。
【厳選】PCXユーザーにおすすめのタナックスシートバッグ3選
厳選とは書いていますけど、あまり種類が多くないようには思います。
商品自体は結構多いのですが、同じような感じの商品があったので、そういうものはなるべく除外してこれはPCXに取り付けておきたいなぁと思ったシートバッグをタナックスから選んでみました。
他社製品を混ぜてしまうと本当にかなり多くなってしまうので、タナックス製品に特化したシートバッグを3つご紹介させていただきます。
大容量タイプ:長距離ツーリングに最適
タナックスキャンピングシートバッグ2は、50L以上の容量で、大型の荷物も余裕を持って収納できます。最大75Lまで拡張できます。私はこのシートバッグを今は利用しています。
私の仕事は本当に環境に左右されやすい仕事です。
今年は何だか急な雨が多かった気がするのですが、このシートバッグは防水性は多少あるので結構便利に使っています。もう半年以上このシートバッグは使っていると思います。一回も実は洗っていないのですが、結構中も汚くなりづらいと思いました。
カバンの中だけでなく閉じる蓋の部分にも、荷物を入れられるようになっています。ここにグローブを一式入れておいて、その日の用途別に使い分けています。このシートバッグは何より少しAnker Solix C300という割とポータブル電源では小さ目なポータブル電源を仕込める点です。
これがあることで真冬は特に電熱ウェアが活き活きとするので、長時間バイクで仕事をしていても問題はありません。屋根を取り付けている方なら、防水性も高いのでポータブル電源最大の弱点である雨も防ぐことができます。一年中暖かく仕事ができます。
雨は嫌なのですがやっぱり雨は降らない日の方が一年中の中で多いと思うので、どういう風にこのシートバッグを使うかはあなた次第ということになります。私は重要な荷物を入れておく荷物入れ、というよりすぐパッと使えないと困るものを入れておくという使い方をしています。
今年はこのAnker Solix C300がとても活きる真冬になりそうです。
防水性に優れたタイプ:雨の日も安心
タナックスシェルケースは、完全防水仕様で、雨天でも中身をしっかり保護します。
いわゆるサイドバッグというものです。私も取り付けを迷っているのですが、長距離ツーリングを行うと、意外と何があるかわかりません。PCXも当然例外ではなく、自分で直せるものは工具を使って直す必要があります。
- 応急キット(ポイズンリムーバーも)
- タイヤのパンク修理キット
- 工具一式
工具は六角レンチやメガネレンチは必須です。そういうものを入れるには、シートバッグのみだと不利です。予算に余裕がない方はシート下に入れるしかないのですが、いろいろな方が言っているようにシートバッグを取り付けるとシート下の使い勝手が悪くなります。
リアキャリアに括り付けておけば持ち上げればいいだけなのですが、直でシートバッグを付ける方はそういうわけには行きません。私はそういう意味でもリアキャリアと併用してシートバッグを取り付ける方法をPCXではお勧めします。
そうするとこのタナックスシェルケースは、より活き活きと活躍の場を増やしていきます。こういう場所を取るような工具や救急セットなどを入れておくと、いざというときに役立ちます。
おしゃれなデザインのタイプ:バイクをカスタマイズしたい方へ
キャンピングシートバッグ2 ヘリテイジエディションMFK-310は、洗練されたデザインが特徴で、PCXの外観を引き立てます。
デザイン性も兼ねるなら、私ならこれを選びます。結構キャンプしているぞ!みたいなバッグは、取り付けておきたいですね。見た目は迷彩柄とかも好きです。
これは好みの問題なので利便性を追求するなら、防水性などを兼ねたものを選ぶといいと思います。しかしデザインを追求するなら、私だったらこういうタイプを選びます。タナックスのシートバッグは正直に言って、どのぐらいの容量か?ということが、非常に重要だと思っています。
私は仕事でもこのタナックスのシートバッグを、PCXで利用するので見た目も非常に重要視しています。バイクを長時間乗る人間にとって、仕事のテンションを下げないためにもこのデザイン性で選ぶのはとても重要なことだと感じました。
番外編:10L‐20L程度のシートバッグは必要か?
私だったらこのタイプのものを選ぶなら、バックパックでいいかなぁと思います。こういうのは好みもあるとは思うのですが、シートバッグとバックパックは併用して使うと大変なことになりやすいので、どちらかにしてください。
それを考慮しても私だったらバックパックを積極的に使います。10~20L程度の荷物なら、その方が使い勝手がいいです。大体この3つに該当する方じゃないかなと思います。
- 日帰りツーリングでカバンを使いたい
- 大した荷物の量がない
- バイクから降りてすぐ出かけたい
長距離ツーリングを行う方でも、バックパックとシートバッグは用途で選び分けてください。
PCXシートバッグの取り付け方を解説!【初心者向け】
PCXにトップケースを取り付けず、シートバッグを付ける方法を動画で紹介します。
型番を選んでしまいますが、トップケースを取り付けないならこの方法が一番楽じゃないかなと思います。なおフェンダーレスにしている方は、多分シートバッグの固定方法が変わってくると思います。
準備するもの
タナックスシートバッグ、付属の取り付けベルト、取扱説明書を用意してください。
あとできればでいいのですが、リアキャリアは用意しておくといいと思います。この辺は好みもあるのですが、あると余計にいいと思います。何故か?というと動画だとフェンダー部分に固定していますが、このやり方だとナンバーが見えないと警視庁に停められる可能性があるからです。
番号表示義務違反とかそういう類の違反になる可能性があるので、ナンバーは見える状態でシートバッグを使う場合は、リアキャリアで引っかけられるタイプのものが必要になります。以下の商品ならそれが可能なので、リアキャリア選びの参考にしていただければと思います。
取り付け手順
- シートを開け、取り付けベルトを固定します。
- バッグを載せ、ベルトでしっかり固定します。
- 安定性を確認し、取り付け完了です。
やることはこれだけなのですが、私はトップケースもあった方が楽じゃないかなと思います。この辺はライダーの方々の好みもあるのですが、私は正直見た目なんかより利便性を選びました。このリアボックスで幾多の困難を乗り越えてきました。
大げさな言い方かもしれませんが、意外と本当にシートバッグを括り付ける際も非常に助かっています。もし動画のようにうまくできそうにない方は、このリアキャリアを取り付けるというのも参考にしてください。
注意点
バッグの固定が甘いと走行中にずれる恐れがあるため、必ずしっかりと固定しましょう。最新のPCXが2025年に発売されますが、そちらのキャリアが良くわからないので、JK05モデルまでのPCXで解説をしていきます。
ハッキリ言ってしまうとリアキャリアを取り付けてしまえば、問題なくシートバッグがズレるということはないと思っています。しかし最近気が付いたのですが、結構ズレたりすることがあるんですよね。私の仕事がお客さんの荷物が多くなってきたので、そのせいもあるのだろうと思います。
- シートバッグの重量を増やさない
- 荷物は軽量のものを選ぶ
- 中敷きなどを敷いて水平を保つ
この辺は行っておけば、PCXでも問題なくシートバッグを使うことは可能だと思います。
【Q&A】よくある質問
シートバッグは盗難防止対策はされている?
タナックス製品には盗難防止のロック機能が付属しているモデルもあります。
盗難対策にはコミネのダイヤルロックが、結構役立つかなぁと思います。付け焼刃と揶揄する方もいるかもしれませんが、盗難したがる人はパッと持っていけるバイクから荷物を奪いたいのです。
その時間を少しでも稼げるなら、この製品も悪くない選択肢ではないかなと思います。
雨の日にシートバッグの中身は濡れない?
防水仕様のモデルを選べば、雨天時でも中身が濡れる心配はありません。防水仕様なら、、、と書いていますが、私の個人的な使用した感想だと、結構中まで水は浸透してきます。私は仕事で大体10時間~15時間ぐらい乗ることが多いのですが、そこまでの完全防水というわけではないと思います。
私が買ったタナックスのシートバッグは、そもそもレインカバーが付いているので、そちらを取り付ければ一応防水は簡単にできます。しかし走行風で飛ばないような工夫は必要です。高速道路に乗る方は、括り付け方には注意が必要かと思います。
シートバッグをつけたまま洗車しても大丈夫?
防水性があるモデルなら問題ありませんが、念のため取り外してから洗車するのがおすすめです。
バイクは車のような洗車はできないので、多分着けたままでもOKじゃないかなと思います。しかし濡らしたくないという方がいたら、洗車するときは取り外してバイクだけ洗った方がいいと思います。
1泊2日のツーリングで感じたこと
- 荷物の収納力:30Lのバッグで必要な荷物がすべて収まりました。
- 走行中の安定性:バッグがずれることなく、安心して走行できました。
- 雨天時の使用感:防水モデルのおかげで、雨の日も快適に使えました。
あとやっぱりポータブル電源の効果が、非常に大きかったです。これをシート下に入れておくことで、とても便利に快適に一日中バイクに乗ることができました。グローブにも電熱を、という場合はかなり工夫が必要だと思います。
しかし足のつま先を温めるとか、そういうことに利用する方がいたら、位置が固定されているのでポータブル電源をシートバッグに入れておいて、常時給電すれば一番強いHiというモードで使用することができます。
私がPCX160で使ってみたタナックスのシートバッグツーリング体験
とにかくこの話に関しては、ツーリングの記事を書いておきました。ハッキリ言ってしまうと名古屋まで余裕で行けます。余裕…というわけでもないのですが、予想していたより苦も無く行けると思います。
シートバッグはパソコンも入れておけるので、そういう意味でも便利で仕方がなかったですね。今はポータブル電源もあるので、名古屋の真冬でも問題なく走れるんじゃないかなと思います。
もう一回PCX160でどこか旅に行きたいなと思うので、その時また紹介する機会があればタナックスのシートバッグを紹介していこうと思います。
真冬は手かつま先を温められる
シートバッグにAnkerの軽量ポータブル電源を仕込んでおくことで、結構長時間Hiというモードでずーっと使い続けることができます。15時間ぐらいずーっとトゥーウォーマーという商品を使っていましたが、Hiというモードで電源残量51%でした。
私の仕事は前にも書きましたが、結構長時間乗り続けられるかどうかの勝負です。乗っていればいいだけなのですが、その乗っていればいいというのがとても辛いのです。辛いことに耐えられる人に仕事を与えられるので、厳しいところもあるのですが。
しかしこういうポータブル電源を仕込んでおけるので、タナックスのシートバッグは非常に使い勝手がいいですね。パソコンで仕事をしたいという方がいても、タナックスのシートバッグにポータブル電源を入れておけばいざというときにパソコン作業もできます。
仕事のカバンはこういうことができないので、タナックスのシートバッグは条件付きでPCXには相性がいいアイテムだと思いました。
まとめ
PCXユーザーにとって、タナックスシートバッグはツーリングを快適にする必需品です。高いフィット感、多様なデザイン、防水性など、多くの魅力があります。用途に合わせて最適なモデルを選び、快適なツーリングを楽しみましょう。
ヒロシさんの動画を見て、バイクに乗りたいと思ってPCXを6台近く乗り換えています。その私が言うとかではないのですが、タナックスのシートバッグがギア的にも、映えると思っています。59‐75Lの容量は大きすぎない?と思うかもしれませんが、意外とこれで荷物を入れていくとパンパンになっていきます。
結構入るは入るのですが必要な道具が多いので、そういうことに私の場合はなってしまいます。しかし仕事で使わない方であれば、この辺の容量問題は何もないのではないかと思います。タナックスのシートバッグはリアキャリアがあると、取り付けやすいです。取り外しも難しくなくなるので、タナックスのシートバッグをPCXに取り付けたい方は参考にしてください。