PCX125 オイル交換を徹底解説!頻度・種類・自分でやる方法も!
PCX125のオイル交換は、長く愛車を維持するために欠かせないメンテナンスの一つです。
ほぼ長年PCX125に乗る人で、オイル交換を行わないという人はいないと思います。私も2型(JF56)に乗っていたときは、何も訳もわからずPCXの中古に乗り続けていました。そしたら人気の少ない場所でパンクしてしまう、という事態を招いています。
一見タイヤなんてオイル交換と何の関係もなさそうに思えるかもしれませんが、意外と関係が深いです。エンジンオイルの交換だけでなく是非タイヤの劣化についても気にしながら、PCX125をしっかり管理してください。そして快適なPCXライフを送っていただけると嬉しく思います。
PCX125 オイル交換の頻度とタイミング
PCX125のオイル交換は、定期的に行うことでエンジンの寿命を延ばし、性能を維持するために非常に重要です。以下では、具体的な交換頻度とタイミングについて解説します。
走行距離と期間の目安
一般的に、PCX125のオイル交換は2,000kmまたは6ヶ月ごとが推奨されています。ただし、使用状況に応じて交換頻度は異なる場合があります。
- 一般: 2,000kmまたは6ヶ月ごと
- 長距離: 1,000kmまたは3ヶ月ごと
- 冬場: 1,500kmまたは4ヶ月ごと
走行距離が多い場合や、過酷な条件で使用される場合は、より頻繁に交換することが推奨されます。あとエンジンオイル交換であまり言われないのですが、普段もしっかりカバーをつけるなど管理を行ってください。特に冬場などはエンジンがかかりにくくなるので、カバーをかけて保管するのはいいことだと思います。
長距離・冬場の注意点
長距離走行や冬場の使用では、エンジンオイルの劣化が早まることがあります。そのため、こまめなオイル交換が特に重要です。
特に冬場の走行は問題が大きくなります。しかしエンジンオイルの交換は、1か月に1回ぐらいでOKです。自分で走ってみて劣化していると判断したら、いちいち3000㎞なんて待たなくていいです。
バイクをコンテナから出せない時の対処法と予防策 – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
あとバイクの保管方法も重要です。もし駐輪場を使っていない方がいたら、違反にもなるのでコンテナなどを活用してください。バイク用のコンテナは少ないので、大きなコンテナの中にラダーレールなどを使って保管するといいと思います。これもエンジンオイル交換を最大限活かす方法です。
冬場の管理や長距離を走った後の管理は、結構神経質になっていいポイントではあります。
純正・G1オイル徹底比較!選び方のポイント
オイル選びは、エンジンの性能や寿命に直結する重要な要素です。ここでは、PCX125に使用される代表的なオイルである純正オイルとG1オイルについて、機能や性能、価格、ユーザーレビューを比較します。
機能・性能の比較
以下の表は、純正オイルとG1オイルの機能と性能を比較したものです。どこかの記事には書いたのですが、PCX125は4型(JK05)になってから、エンジンが2バルブから4バルブに変更になりました。
純正オイル | G1オイル |
粘度 | 10W-30 5W-30 |
規格 | JASO MB JASO MA2 |
機能 | 省燃費、高温安定性 せん断耐性、低温始動性 |
純正オイルは、省燃費性や高温安定性に優れています。一方、G1オイルは、せん断耐性や低温での始動性に優れているため、寒冷地や冬場の使用に適しています。
一応これが純正となっています。
Honda(ホンダ) 2輪用エンジンオイル ウルトラ G1 SL 5W-30 4サイクル用 1L
しかし上記のページの中段辺りに、Hondaのエンジンオイル一覧が書いてあります。どれでもいいような気もしますが、動かなくなるのは不安だと思うので、G1かS9、E1を選べば大丈夫じゃないかなと思います。
私のように2台バイクがあるなら、交換してみて様子を見るといいと思います。大丈夫ならそのエンジンオイルは、PCX125には使っていいということです。しかし上記の表に沿って、エンジンオイルを選べば問題はありません。
価格・コスパの比較
価格も重要な要素です。以下は、純正オイルとG1オイルの価格比較です。
- 純正オイル: 約1,000円
- G1オイル: 約1,500円
純正オイルはコストパフォーマンスが高く、多くのユーザーに支持されていますが、G1オイルは性能面でのメリットがあります。とはいえ安売りすることもあるので、Honda UltraS9を入れても問題はないです。
ユーザーレビューの分析
ユーザーレビューもオイル選びの参考になります。以下は、純正オイルとG1オイルに対するユーザーレビューの分析です。
- 純正オイル: 安定した性能、安心感
- G1オイル: 燃費向上、エンジン音静粛性
純正オイルは、その安定した性能と安心感から多くのユーザーに好評です。一方、G1オイルは燃費向上やエンジン音の静粛性を評価する声が多くあります。しかし最近ではUltra S9なども評判がいいので、S9も試してもいいんじゃないかなと思います。
自分で格安オイル交換!手順と注意点
PCX125のオイル交換は、自分で行うことでメンテナンス費用を節約できます。以下では、必要なものと具体的な交換手順について詳しく解説します。
準備するもの
オイル交換を始める前に、以下のものを準備してください。
- エンジンオイル (G1オイル推奨)
- オイルフィルター
- ドレンボルトワッシャー
- 工具
- 受け皿
- ウエス
こういうオイルパンがあると便利だと思います。自分でやるときは樹脂ポイパックなど、可燃ごみとして捨ててもOKなものを選ぶといいと思います。ドレンボルトやワッシャーなども、これを機に変えてしまってもいいと思います。
トルクレンチかメガネレンチは必須になるので、どちらかは用意しておきましょう。
交換手順(動画付き解説)
オイル交換の手順は以下の通りです。
- エンジンを温める
- 古いオイルを排出する
- オイルフィルターを交換する
- 新しいオイルを注入する
- エンジンを始動して漏れがないか確認する
冬場は2,3分はエンジンオイルを温めないと、オイルの粘度が高くなりオイルの抜けが悪くなります。夏でも一応コンビニを走るなど、2,3分は暖機運転を行ってください。
動画の方はかなり丁寧な解説をしてくれています。しかしドレンボルトを外してそのままオイルを抜く、そしてまた新しいエンジンオイルを入れる、という手順でOKです。バイク屋さんだと購入店なので、手順や締め付けなどはわかっているのでいちいちその確認に時間をかけないと思います。
しかし自分でやるときは、最初のうちはエンジンオイルの量や、ちゃんと入っているか?エンジンが動くか?などのチェックはしてもいいと思います。
トラブルシューティング
オイル交換中や交換後にトラブルが発生することがあります。以下は、一般的なトラブルとその対処方法です。
- オイル漏れ: ドレンボルトの締め付け、ガスケットの交換
- オイルの入れすぎ: 余分なオイルを抜く
- エンジン始動後異音: オイル量を確認
ドレンボルトの締め付けは、24Nmと決まっています。自分でやる方はプレセット型のトルクレンチをご用意ください。その方が楽に安全に作業を行うことができると思います。
まとめ
このブログ記事を読めば、PCX125のオイル交換に関する疑問がすべて解決し、最適なタイミングでオイル交換を行い、愛車の調子を維持できるようになります。自分に合ったオイルを選んで、燃費向上やエンジン保護を実現し、自分で格安にオイル交換を行い、メンテナンス費用を節約できるでしょう。
今すぐ記事を読んで、快適なPCX125ライフを手に入れましょう!
オイル交換をやる際に、ということではないのですが。タイヤの状態にも是非気を配ってもらいたいのです。頻繁に交換する必要はないのですが、タイヤも気になった時に交換してしまってもいいです。あとでヤフオクなどのオークションサイトで、完全にパンク寸前でない限り売ることも可能です。
PCX125ならMICHELIN CITY GRIPを履いていれば、OKです。オイル交換とともに新品のタイヤにしてしまい、空気圧もしっかり調整してしまいましょう。そして走ってみてください。全く今までと違う、新品のような走りが戻ってきます。
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