カエディアスマートモニターとは?魅力と可能性
まず動画から紹介しておきます。カエディアのスマートモニターの防水テストの動画です。一番スマートモニターで重要なのが、雨に濡れたらどうなの?ということです。
私は仕事がウーバーイーツなのでちょっと変わった仕事です。平然と雨に降られると水没します。仮に水没しなかったとして次の日に使えたとしても、スマホ自体が明らかに劣化しているのがわかります。私の場合はそれほど高いスマホを使っていないので、いいと言えばいいのですが。
私の場合嫌なのがiPadです。これを使いたいのですが、急に雨が降ってくるとしまわないといけないんですよね。それによって一日中音楽や動画コンテンツを楽しめないんですよ。だからいろいろこの辺も工夫して、、、と考えるとやっぱりスマートモニターがいるように感じます。
カエディア以外のスマートモニターで、最近USBに直接給電というタイプのものが存在します。しかしこの記事の中で紹介しているD-Unitを取り付けることでその機能がより便利に使いこなせるようになります。是非D-Unitの取り付け方法も覚えていただき、スマートライドモニターの選択肢を増やしてください。
カエディアスマートモニターの主な機能
カエディアのスマートモニターはスマートライドディスプレイという名前になっています。この言い回しはスマートモニターでもいいです。どれも全部スマートモニターのことを指しているので、迷わないで大丈夫です。
カエディア製のスマートモニターの概要に関しては、公式の製品ページに書いてありました。相変わらずのスペック表ではあるのですが、一応導入する際に把握しておくといいと思います。
それでは他にどういう特徴が、カエディアのスマートモニターにはあるのでしょうか。項目ごとに見て行こうと思います。
ナビゲーション機能:目的地まで迷わずスムーズに
高輝度ディスプレイを採用し、直射日光下でも視認性を確保。専用アプリでリアルタイムの交通情報を取得可能で、混雑回避も簡単です。特にツーリングで初めての道を走る際には頼もしいパートナーとなります。
ドライブレコーダー機能:万が一の備えを万全に
前後カメラ対応のドライブレコーダー機能で、鮮明な映像を記録します。Gセンサーにより、衝撃を検知すると自動で保存する機能を搭載。さらに、防水性能も備え、天候に左右されず活用できます。
スマートフォン連携機能:音楽再生やハンズフリー通話も
Bluetoothでスマートフォンと連携し、音楽再生、ハンズフリー通話、通知の確認が可能です。ライダーが走行中も手を使わずに多くの情報を得られるため、安全性が向上します。
高画質ディスプレイで快適な視界を
フルHD対応のディスプレイにより、地図や映像を鮮明に表示。光の反射を抑える加工が施されており、視認性が抜群です。
コンパクトでスタイリッシュなデザイン
コンパクト設計で、バイクのハンドル周りを美しく保ちます。シンプルながら洗練されたデザインが、あらゆるバイクに調和します。
多彩な機能でバイクライフを豊かに
これ一台でナビ、録画、音楽再生、通話など多機能を実現。ツーリングの質を大きく向上させてくれるでしょう。
カエディアスマートモニターの取り付け方と設定方法
今回も例の通り動画を紹介するのですが、カエディアのデビルホーンの時から「配線のことが苦手です」という方が、結構いらっしゃることがわかりました。
なので今回はこの2つの動画を載せておきます。
まずはギボシ端子の加工のやり方です。これがわかっていると他の取り付けも結構簡単になっていきますので、ギボシ端子の加工方法は義務教育ぐらいの感じで絶対に覚えてください。他にもやり方があるはあるのですが、一応ギボシ端子の加工方法を覚えてしまった方が、遥かに楽だと思います。
そして下記に紹介するカエディアのスマートモニターの取り付け動画は、D-Unitをギボシ端子で加工してバイクと接続しています。これはカエディアのジャンクションパワーリレーでも使える方法なので、是非参考にしてもらえればと思います。
取り付け方法のおさらい
上記のことを理解していただけたら、次にスマートモニターの取り付け動画を紹介します。一応この流れで進んで行ってOKなので、この動画を参考に進んでください。ここからは必要な工具などを一式項目ごとに紹介していきます。
プラスマイナスの配線同士の銅線を当てて、ショートさえさせなければいいだけです。なのでバイクに接続する前に必ずD-Unitやジャンクションパワーリレーを接続してください。
一応工具の紹介はしていきますが、基本的に下記の記事で紹介したアイテムを持っていれば大丈夫です。
D-Unitの加工
動画はPCXを題材にしています。他のMTバイクはヒューズボックスと繋げていますが、それが動画内のACC電源を引っ張り出すという作業と同じです。
ACC電源はバイク起動時のみに、電源が通る配線のことです。MTバイクだとヒューズボックスから取れますが、PCXはフロントアッパーカウルを外すと、左のハンドル側にACC電源が隠れています。それを探してD-UnitのACC電源線とつなげればいいだけです。
基本的にこの動画を見ていただければ、取り付け自体は難しくありません。
- 配線通し
- 電工ペンチ
- ギボシ端子
この3つは用意してください。このやり方はカエディアから売られているジャンクションパワーリレーに関しても、ほぼ同じです。D-Unitがいいかジャンクションパワーリレーがいいかは、ライダーの方次第です。
上記の方でジャンクションパワーリレーの記事を紹介しましたので、こちらではD-Unitを紹介しておきます。両者とも役割も接続方法も変わりはないです。好きな方を採用するといいと思います。
ハンドルバーへの取り付け
専用ブラケットを使用し、ハンドルバーにしっかり固定します。バイクに合わせて角度調整が可能です。
カエディア製のものを使うと、より便利にスマートモニター回りをスッキリさせることができます。私が持っているものは、こちらのハンドルバーです。
これもバーナーなどで炙って、ネジを取り外せるようにすると結構便利なアイテムになります。
ミラーへの取り付け
ミラー用アタッチメントを活用することで、スペースが限られたバイクにも簡単に取り付けられます。しかしハンドル操作に支障が出る場合が多いので、私はこちらのやり方はあまりお勧めしていません。
それでもこちらのやり方がいいという方は、下記の商品を取り付けていただければいいと思います。
その他の取り付け方法
クランプ式や粘着式のアクセサリーを利用すれば、特殊なバイクにも柔軟に対応可能です。今回はPCXの話ではないのでPCXの話は控えますが、PCXだとメーター回りが低いです。運転姿勢なども前傾ではなく後ろにのめりこむか、直立不動になりやすいのではないでしょうか。
そうなってくるとハンドル回りにいろいろくっつけていると、結構面倒なことになりやすいです。カエディアのスマートモニターのみつけるなら全く話も変わってきますが、それ以外にナックルガードなどもつけるとなるとかなり話が違ってきます。
こういう動画のように工夫する必要があるので、バイクごとに取り付け位置にはこだわってもらえればと思います。
カエディア以外のスマートライドモニターおススメ3選
この3社のスマートライドモニターは、共通点があるとすれば国産であるという点です。
この点で電波法に引っかかるということがないので、Amazonなどで衝動買いしてしまったとしても、そのまま使えるのが利点です。海外製のものは電波法に引っかかっていることが多いので、あまりお勧めしていません。
電波法という法律がちょっと厄介で、電波法は売っている側には何の罪にも問われないのですが、使っている私たちには違法と言って逮捕される可能性もあります。とても面倒なので必ずスマートライドモニターは高くても、国産のものを使用するようにしてください。
価格はカエディアの36,000円ぐらいから8万円ぐらいします。もともとそのぐらいの価格の商品だと思って、購入を検討してください。そしてこの記事がその参考になっていただければ嬉しく思います。
AKEEYO AIO-5 Play
コスパに優れたモデルで、ナビと録画機能を兼ね備えています。初心者ライダーにもおすすめです。
こちらは何より特筆するべきなのが、USB給電タイプであり、配線工事が不要であるということです。これによって盗難対策にもなり、長距離ツーリングを行って旅先で電装品系が一式全部ヘルメットと一緒に盗まれるという不安がありません。
初心者でも安心DIY!カエディア デビルホーン 取り付け完全ガイド! – ポレポレ日記
他にもいろいろな利点があるのですが、その利点に関しては上記の記事で書いてあります。カエディアのデビルホーンというスマホホルダーはいいスマホホルダーなのですが、USBのワイヤレス充電に対応していないスマホだと何の役にも立ちません。
費用は結構掛かるのですが、それでもこのスマートライドモニターを採用すると、そのUSBをモバイルバッテリーで充電しながら、AKEEYO AIO-5 Playで代用することができます。上記で紹介したD-Unitやジャンクションパワーリレーをバイクに仕込んでおけば、USB増設をしてその増設したUSBにUSBケーブルを介してバイクから給電可能です。
- スマートモニターの盗難対策になる
- スマホを壊さずに済む
- それによっていちいちスマホホルダーを買いなおす必要性が減る
という感じで、私はこのスマートライドモニターはバイクでも、近々多くのライダーにとって当たり前になってくるのではないかと思っています。ちょっと長く解説してしまいましたが、バイクに直接配線するタイプとそうではないタイプとの比較として、この製品を紹介しておきます。
【日本の屋外使用対応DFS搭載】AKEEYO AIO-5 Lite バイク スマートライドモニター CarPlayやAndroid Auto対応 ドライブレコーダー 前後カメラ IMX307 STARVIS搭載 HDR明暗差補正 5インチIPS液晶 1200cd/m² IP67防水防塵 5G Wi-Fi搭載 Bluetooth対応 BSD機能 手振れ補正 Gセンサー 駐車監視モード
なお似た商品でAKEEYO AIO-5 Liteというものがありますが、こちらは配線工事が必要ですがドラレコも付いているタイプです。レトロなバイクに乗っている方は、AKEEYO AIO-5 Liteの方がいいかもしれません。
TANAX×CHIGEE SRS-001 スマートライドモニター AIO-5 Lite
防水性能が高く、アウトドアでの使用に最適。操作性も良好で信頼できる製品です。
- 死角の解消で安全性向上:従来のバックミラーでは見えにくかった死角を補完することで、特に車線変更や追い越し時の安全性が向上します。
- ライディングの快適性アップ:カメラとモニターによる視界の拡張により、ミラーの位置調整や振動による視界の歪みを気にせず走行可能です。
- 視覚的ストレスの軽減:高解像度の映像表示とナイトモードにより、目への負担が軽減され、長距離ツーリングでも快適です。
- あらゆる天候で安心して使用可能:防水・防塵設計により、雨の日やダートコースなどの悪環境でも問題なく機能を発揮します。
- 簡単取り付けで初心者でも安心:取り付けの際に特別な工具や知識が必要なく、初心者でも比較的短時間で装着可能。
- コストパフォーマンスの高さ:多機能でありながら手頃な価格帯に設定されており、ハイテク機能を手軽に体感できます。
- 夜間走行時の安心感:ナイトモードにより、後方車両のライトの影響を軽減し、夜間のライディングも安全かつ快適。
利点はこのような感じではあるのですが、ペアリングに難があったり音飛びがある商品もあるという感じのようです。コスト的な面を見ても、AKEEYO製のものと同じぐらいの値段なので、別にこちらをわざわざ選ぶ理由はないかなという感じがあります。
ただしペアリングに関してはAKEEYO製のものも時間はかかるようなので、こちらに関しては同点と言った感じだと思っています。これといって解決法が見当たらないのですが、ドラレコと一体型じゃない方がスマートライドモニターの本来の性能の楽しみ方が増える可能性も高いですね。
カスタムジャパン(CustomJapan) バイク用 スマートライドディスプレイ
この製品は何といっても安さがウリです。29,800円でUSB給電タイプのスマートモニターなので、破格のコスパじゃないかなと思います。
カスタムジャパンというのは大阪にあるバイク用品メーカーで、国産の製品です。電波法にも引っかかっていないので、その場で使うことができます。こちらの製品も若干不具合があるような印象ですが、今後このUSB給電タイプというスマートモニターが多くなるのではと思っています。
何より本当に10年以上前から結構バイクのツーリングに関しては、盗難事故が非常に多くなっています。スマートモニターもその例外ではありません。まだ目新しいアイテムなので、USB給電タイプにしておいてディスプレイだけツーリング先で持っていけば、ヘルメット同様盗まれて自走できないということはなくなります。
【番外編】海外製でも品質が最高!BOIFUNのスマートモニター
国産のものを紹介していましたが、電波法も多分OKな海外製のスマートモニターを紹介させていただきます。BOIFUNという中華製の製品です。
中華製のバイクアイテムはピンキリのものが多いのですが、こちらの製品はピンの方だと思ったので一応紹介させていただきました。電波法に関しては合格しているみたいなので、そのまま使っても大丈夫な製品ですね。
こちらもUSB給電タイプで何より安いです。楽天で25,000円前後、Amazonだとタイムセールなしで30000円ぐらいですね。
上記で紹介したカスタムジャパン様の製品と同じぐらいの値段です。BOIFUNは定期的にAmazonでタイムセールを行っているので、リスト追加をしておきタイムセールのときに買うといいのではないかなと思います。
まとめ
今回はカエディア製以外のスマートモニターも紹介させていただきました。
カエディア製はUSB給電タイプではないので、配線工事が必要でありバイクと直接接続するタイプです。スマートモニターが高くなければ、2個以上持っておきましょうと言えるのですが。なかなかそういうわけにもいかないライダーの方が多いのではないかと思います。
私はスマートモニターはドラレコと一体になっていない方がいいんじゃないかなと思っています。スマートモニターの本来の力というのは、カーナビクラスの性能の高いナビ能力と音声入力機能じゃないかなと思っています。それにスマホと同期することで、スマホの機能をそのまま使えるという利点があることだと思っています。
カエディア以外の製品では紹介しましたが、ロングツーリングタイプの方はUSB給電タイプで。通勤通学やレトロなバイクに乗っている方は、配線接続をバイクに行って駐車監視もするといいと思います。私だったらUSB給電タイプがいいかなと思います。
こういう感じでスマートモニターも用途別で、という感じなのですが。ウーバーイーツの方ならカエディアのスマートモニターでいいんじゃないかなと思います。スマートモニターは面白そうなので何か購入して、D-Unitなどをかまして取り入れて防塵防水などもテストしてみたいなと思います。
Kaedear(カエディア) バイク スマートモニター ドライブレコーダー DFS バイク用 ドラレコ モニター カープレイ アンドロイドオート SONY スタービス IMX-307 駐車監視 空気圧センサー ナビ 耐熱ヒートシンク 屋内/屋外DFS搭載 モード切替 屋外使用対応 KDR-D21