PCX160の値上げ?2025年版の最新モデルと比較!
「PCX160の値上げって本当?」「今買うべきか、それとも待つべきか…」そんな疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。近年、バイク市場では価格改定が相次ぎ、PCX160も例外ではありません。値上げの背景には、原材料費の高騰や為替レートの変動、さらには法規制の強化など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。
ここで問題なのは以前からPCX160を持っているかどうか、ではないかなと思います。私は持っているので今のまま乗ってしまって、新しい250㏄バイクを買うかなという結論を出しています。いずれにしても新しいバイクがどうしても必要になってしまっているので、今のPCX160をメンテナンスしながらうまく乗るかなと思います。
2025年にPCX160の新作が出ています。こちらは賛否両論というより、どちらかといえば買うなという意見が多いようです。動画では90㎞/hから加速しないと言われていますが、これはたぶんセッティングの問題だと思います。純正のベルトじゃもしかしたら、高速道路に乗ったとき限界があるのかもしれません。
締め付け不良にはご注意を!PCX160のリミッターカット完全ガイド – ポレポレ日記
2025年モデルのメンテナンス方法ははっきりとわからないのですが、もし高速道路に頻繁に乗る方は上記の記事を参考にしてもらうか、別の250㏄のバイクを買った方が無難かなと言った印象です。一般道を乗るだけならじゃあPCX125でよくない?と言われるし、高速道路では火力不足という人もいるし。
ライダーさんたちの目的と不満が交錯するようなバイクのように思えます。私の場合は今年でPCXからはお別れとなると思っています。高速道路というより今後は頻繁に地方へ出向くことが増えると思うので、CL250かフォルツァのどちらかになると思います。
400㏄まで行くならNinja400もいいと思いますし、この辺は価格と応相談という感じですね。PCX160の場合は私は価格より維持するためのメンテナンスの方が大事だと思うので、今日はその維持の方をメインに書いていきます。もちろん乗り出し価格の方も、2025年のものと2024年までのKF47で比較をしていきます。
PCX160 最新価格を徹底調査!値上げ幅と現状を把握しよう

PCX160の価格は、ここ数年で着実に上昇しています。2024年現在、メーカー希望小売価格は約40万円台半ばとなっており、旧モデルと比較しても数万円単位で値上げされています。これは、原材料費や物流コストの上昇、さらには円安の影響が大きく反映された結果です。
グレードによって装備や機能に違いがあり、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)搭載モデルやスマートキー仕様など、上位グレードほど価格が高く設定されています。中古市場でも新車価格の上昇に引っ張られる形で相場が上昇傾向にあり、特に低走行・高年式の車両は人気が集中しています。
「今が買い時なのか?」と迷う方は、現行モデルと旧モデルの価格差や装備の違いをしっかり比較し、自分に合った一台を見極めることが重要です。個人的な意見ですが私は2025年モデルになってまで、PCX160を追い続けたいとは思わないので、今後は最新作が出ても買わないんじゃないかなと思っています。
最新のPCX160 価格はいくら?旧モデルとの比較
表を作っておいたので、もしわからない方は一緒に確認していきましょう。
項目 | 2025年モデル PCX160 | 2024年モデル PCX160 |
---|---|---|
発売時期 | 2025年2月 | 2024年 |
型式 | 8BJ-KF47 | KF47 |
価格(メーカー希望小売) | 462,000円(税込) | 412,500円(税込)6 |
中古車価格帯 | 約32万~46万円(状態・年式による) | 約31万~44万円(状態・年式による)8 |
全長×全幅×全高 | 1,935×740×1,125mm | 1,935×740×1,105mm6 |
ホイールベース | 1,315mm | 1,315mm |
シート高 | 764mm | 764mm |
車両重量 | 134kg | 133kg |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 | 水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 |
排気量 | 156cc | 156cc |
最高出力 | 12.0kW(15.8PS)/8,500rpm | 12.0kW(15.8PS)/8,500rpm |
最大トルク | 15N・m(1.5kgf・m)/6,500rpm | 15N・m(1.5kgf・m)/6,500rpm |
圧縮比 | 12.0 | 12.0 |
燃料タンク容量 | 8.1L | 8.1L |
燃費(WMTCモード) | 44.9km/L | 44.9km/L |
ブレーキ(前/後) | ディスク/ディスク(ABS) | ディスク/ディスク(ABS) |
タイヤ(前/後) | 110/70-14・130/70-13 | 110/70-14・130/70-13 |
メーター | デジタル(TFTメーター搭載グレード有) | デジタル |
スマホ連携 | ロードシンクタイプで対応 | なし |
USB電源 | 標準装備(タイプC) | 標準装備(タイプA) |
装備 | LEDヘッドライト、アイドリングストップ、トラクションコントロール、シート下収納、ABS、USBポート | LEDヘッドライト、アイドリングストップ、トラクションコントロール、シート下収納、ABS、USBポート |
製造国 | ベトナム | ベトナム |
PCX160の最新モデルは、メーカー希望小売価格が約45万円前後に設定されています。2021年モデルと比較すると、約3万円から5万円程度の値上げが確認できます。旧モデルでは標準装備だった一部の機能が、現行モデルではオプション扱いとなっているケースもあり、装備内容の違いが価格差に影響しています。
たとえば、スマートキーやUSB電源ソケットなど、利便性を高める装備が標準化された一方で、排ガス規制対応のためのエンジン改良など、見えない部分でのコスト増も反映されています。「昔の価格を知っていると、今の値段に驚く…」という声も少なくありませんが、最新モデルは安全性や快適性が大幅に向上している点も見逃せません。
値上げ後のPCX160、維持費を考える上で即やりたいこと3選
PCX160の値上げは車両本体価格だけでなく、維持費にも影響を及ぼします。購入後にかかるコストを正確に把握し、無理のないバイクライフを送るためには、保険や税金、メンテナンス費用、燃費性能など、さまざまな要素を総合的に検討することが不可欠です。維持費を抑える工夫や、コストパフォーマンスの高い運用方法も合わせてご紹介します。
必ず購入直後にやっておきたいことです。ただしエンジンオイルの交換は1000㎞ぐらい走ってからと言われているので、必ず数キロは走ってエンジンオイルを交換してください。最初のエンジンオイルの交換は必須です。
リアサスペンション
PCX160には維持費が様々にかかるのですが、それ以前に私は乗り心地がどうかは非常に重要だと思っています。最近体幹を鍛えたので若干地面から来るPCX160の衝撃は、和らいでいると思われます。しかしそれ以前に少しくぼんだところにタイヤが行ったぐらいで、かなりガンというような衝撃が来るのでお尻や腰を痛めます。
東京~名古屋までツーリングをしてみたのですが、非常にこれが大変な事態を招いています。なので必ず購入した直後に絶対にリアサスペンションは純正のままにしないでください。本当にこのリアサスペンションは重要なので、自分がいいと思ったものを選ぶといいと思います。
おそらくフォルツァではあまり問題視されないことだとは思うのですが、PCX160のような軽二輪だとやはり地面から来る衝撃はかなり問題になります。PCX125のように乗れるバイクなので、もちろんそういった理由もありますが。下記に関連した記事を載せておきますので、もし不安なら参考にしていただければと思います。

エンジンオイルの交換
PCX160の大きな魅力のひとつが、優れた燃費性能です。実燃費はリッターあたり40km前後を記録することも多く、ガソリン価格が高騰する昨今、燃料代の節約に大きく貢献します。たとえば、月間500km走行した場合、ガソリン代は月1,500円前後(レギュラーガソリン170円/L換算)に収まる計算です。
燃費性能が高いことで、長距離通勤やツーリングでも経済的な負担が少なく、日常の足としても非常に優秀です。「ガソリン代が気になる…」という方にとって、PCX160は維持費を抑えやすい選択肢と言えるでしょう。エコドライブを心がけることで、さらに燃費を向上させることも可能です。
一つがタイヤで、もう一つはやはり駆動系です。
PCX160に1年乗ってみて、燃費が非常にいいバイクだなぁという印象です。しかしやはりここも自分でメンテナンスを行える方がいいかなぁというような印象です。特に必要なのがエンジンオイルの交換です。3000㎞走ったら一回絶対に交換、というわけではないのもポイントです。
しかしちゃんと交換しておかないと人間の血のような感じなので、車体が中で錆びていくようなイメージです。これも交換方法は難しくないので、下記の記事で作業内容を覚えてしまいましょう。PCX160の場合は車体メンテナンスが簡単なので、そのポイントが非常にうれしいところでしょうか。

ブレーキパッドの交換
タイヤの交換なども必須と言えばそうではあるのですが、あれは半年に一回とかそういう感じなので定期的に行うものではないですね。しかしこのブレーキパッドの交換は別です。周期がいつというのはライダーさんのPCX160の乗り込み次第なのですが、ライダーさんが違和感を感じた瞬間から交換していいです。
つまりライダーのあなたが「違和感を感じたら交換時期」です。
こう覚えておいてください。ブレーキパッドの交換自体はトルクレンチも正直いりませんし、決まった規定トルクも存在しません。詳しくはマニュアルのサービスガイドなどを見ていただければいいのですが、特に規定トルクはなかったはずです。
何が言いたいのか?というと重要なパーツなのに、いちいちバイク屋さん持ち込みをしなくても自分で交換できますよ、という意味です。こちらの作業内容も下記に関連記事を載せておきますので、PCX160にこれから乗りたい方は参考にしてください。

1年乗ってみてPCX160の値上げに対する感想4つ
PCX160の値上げは、他の原付二種スクーターにも波及しています。しかし、価格が上昇した今でもPCX160は高い人気を維持し続けています。その理由は、ライバル車種と比較した際の装備や走行性能、デザイン性など、総合的なバランスの良さにあります。
ここでは、原付二種の値上げ状況や、PCX160と競合モデルの特徴を比較し、あなたに最適な一台を見つけるためのポイントを解説します。今回は私がPCX160に乗ってみて、ハッキリ思ったことを4つ書いていこうと思います。正直に結論から言うと…
- ウーバーイーツを2020年上陸時からずーっとバイクでやっている人
- 2023年あたりにウーバーからバイクに切り替えろと言われたとき切り替えた人
- もともとたくさんバイクを使って仕事をしている人
- バイク系Youtuber(モトブロガー)
- 60~70万円予算が出せる人
上記に該当する人であれば、上位モデルのフォルツァを選んだ方がいいと思います。後でウーバーイーツのことと絡めて話をしていきますが、この仕事も10㎞以上の配達なんて珍しくなくなりました。そうなるとメンテナンスの頻度が激しくなるPCX160ってどうなのだろう?というのが、私の率直な感想です。
私は仕事柄フォルツァというビッグスクーターと言っているだけで、もちろんNinja250でもいいと思いますしYZF-R25でもOKだと思います。250㏄のバイクは最近製品自体の質が高いように感じるので、お気に入りの一台をぜひ見つけてください。
メンテナンス頻度
PCX160の値上げで考えないといけないのが、そこまでして買う必要があるのか?ということだと思っています。それを考えるうえでメンテナンスの頻度は、非常に自分の時間を作っていくうえで重要なことだと考えています。
最近4万キロに走行距離が到達して、40ー50㎞/hあたりのベルトの動きがおかしいですね。ガガガみたいな感じになって、60㎞/hを超えるとどんどん加速していくというような印象です。こういうのがあるので頻繁にメンテナンスが必要な気がしています。
私は以前駆動系のメンテナンスを失敗して、購入店の店長から次回は持ってきてくれと言われているので、こういう二度手間も発生しやすいですね。今回のことは私の責任でもあると言えばあるのですが、定期的にブレーキパッドやエンジンオイルの交換は必要だと思います。
そして先ほどから言っている通り、リアサスペンションの交換は絶対だと思ってください。オーリンズだと24万円以上しますので、どういうリアサスペンションを選ぶか?というのは考えておいた方がいいことだと思います。
人気のライバル車種の価格帯と特徴を比較
PCX160の主なライバル車種には、ヤマハNMAX155、スズキバーグマンストリート125EX、ホンダADV160などがあります。それぞれの特徴を簡単に比較してみましょう。
- ヤマハNMAX155:スポーティな走行性能とABS標準装備が魅力。PCX160よりややコンパクトな車体で、都市部での取り回しに優れています。価格はPCX160とほぼ同等ですが、デザインや乗り味の違いが選択のポイントです。
- スズキバーグマンストリート125EX:ゆったりとしたシートと広いフットスペースが特徴。価格はPCX160より安価ですが、排気量がやや小さいため高速道路の利用は不可。街乗り中心の方におすすめです。
- ホンダADV160:PCX160と同じエンジンを搭載しつつ、アドベンチャースタイルの外観と高い走破性が魅力。価格はPCX160より高めですが、アウトドア志向のユーザーに人気です。
なんかこれもよくADV160の方がPCX160より上というレビューもたまに見かけますが、ハッキリ言って軽二輪は軽二輪というジャンルと思っていいと思います。つまりドングリの背比べであって、比較しようがないと思っています。PCX125と比較したがる方もいますが、軽二輪と原付二種は別物ですので、お間違いないようにしてください。
高速道路の走行について
私はPCX160に関しては高速道路の走行については、さほど問題はないんじゃないかなと思っています。80㎞/hから安定性が悪いと言っている人もいましたが、私は大して大差はないと思います。フォルツァと比較しているからそうなるのではないかな、という印象です。
今後新作が出ても買わないので今後のPCX160はよくわかりませんが、私は高速道路に乗るにあたってPCX160以外のバイクでも非常に危険は多いんじゃないかなと思います。こちらの記事に当時新東名高速道路に乗った時の様子を記事にしたものを見つけたので、もしよろしければ参考にしてください。

PCX160をウーバーイーツで使用してみて思ったこと
比較したことがないのであまり言ってはいけないのですが、2025年のウーバーイーツの動向を見ていると、私はフォルツァの方が上じゃないかなと思っています。ただしこれは専業か副業かによると思うので、副業でやるなら原付二種のバイクでも全然OKじゃないかなと思っています。
稼ぎたいなら長距離の案件は必須になってくるので、フォルツァにETCを取り付けた方が選択肢が多くて助かると私は思っています。首都高がどうかなという印象ですが、悪い走りはしないでしょう。PCX160だと結局距離が伸びれば伸びるほど不利になる傾向にあります。
しかしフォルツァは距離が長ければ長いほど有利になっていきます。小回りは効きづらいものの、そのデメリットも長くいい足が使えるという時点で、解消されると思います。私もフードデリバリーの仕事はめどがつきそうなので、今後やる仕事ではないのですが、私だったらフォルツァを一台購入しておくかなと思います。
詳しくは下記に比較記事を書いておいたので、もし興味があれば一読していただいて参考程度に考えていただいてくれればと思います。

まとめ
PCX160の値上げは、原材料費や為替、法規制など複数の要因が絡み合った結果であり、バイク業界全体の流れでもあります。しかし、値上げ後もPCX160は高い競争力と魅力を維持し続けており、日常の移動からツーリングまで幅広いシーンで活躍できる一台です。価格や維持費の変動に惑わされず、情報収集と比較検討を重ねることで、後悔のないバイク選びが実現します。
私、バイク屋さんからは「オーリンズまでやる価値がある?PCX160って」って言われました。私もそう思います。私だったらオーリンズのリアサスペンションはフォルツァなどに取り付けたいなと思うからです。しかしノーマル時のあの地面から来る衝撃は並大抵のものではないと思います。
よって私だったらPCX160はよりいいリアサスペンションを取り付けたいなと思います。ショックアブソーバー付きのプリロード調整ができるタイプのものです。価格は高いのですがここまでやらないと、多分乗り心地が改善されないので値上げされたとしても、絶対にリアサスの交換はやらないといけないと思ってください。
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