PCX160がパワーアップで走りが激変!加速・最高速UPの秘訣を徹底解説

「PCX160って、もう少しパワーがあればなぁ……」そんな風に感じたことはありませんか?通勤やツーリングで使い込むほど、「発進加速が物足りない」「坂道で伸び悩む」「高速道路でもう一段余裕がほしい」といった悩みは、多くのPCX160オーナーが抱える共通の課題です。
しかも、ネットで調べるほど「どのカスタムが本当に効果的なの?」「リスクはないの?」と疑問や不安が膨らみがち。そこで今回は、PCX160のパワーアップに関する最新ノウハウを徹底解説。あなたのバイクライフを劇的に変える、加速・最高速アップの秘訣を余すことなくお伝えします。
締め付け不良にはご注意を!PCX160のリミッターカット完全ガイド – ポレポレ日記
前回このような記事を書いたのですが後で調べてみたら、これ以外でもパワーアップの方法は結構たくさんあるようです。私はあまり意味がないと思っていたマフラーも、実は結構選び方を間違えるととんでもないダウングレードのカスタムになるようです。是非この記事が自身のPCX160のパワーアップの参考になっていただければ嬉しく思います。
なぜPCX160のパワーアップを求めるのか?
PCX160のパワーアップを求める理由は、大体以下の3つに集約されます。
- 発進加速や坂道でのもたつき
- 高速巡航時の余裕不足
- キビキビした走りの実現
特に都市部や郊外の混合交通下では、信号待ちからのスタートや、登坂時のパワー不足にストレスを感じるユーザーが多いのが現状です。さらに、長距離ツーリングや高速道路利用時には、もう一段上の余裕が欲しいという声も根強く、「あと少しのパワーが欲しい!」というニーズが高まっています。
発進加速や坂道でのもたつきを解消したい:PCX160 パワーアップ 方法とは?
発進加速や坂道でのパワー不足を解消するには、駆動系の見直しが効果的です。具体的には、ウェイトローラーやプーリーの交換、クラッチスプリングの強化、そしてベルトのメンテナンスが挙げられます。
これらのパーツは、エンジンのパワーを効率的にタイヤへ伝える役割を担っており、適切なチューニングによって低速域でのトルクアップや、スムーズな加速を実現できます。「信号ダッシュで置いていかれるのが悔しい」「坂道で前の車に追いつけない」と感じているなら、まずは駆動系のカスタムから始めるのが王道です。
PCX160はノーマルのままだとやはり坂道では、トルクが足りておらずもたもたするような傾向にあります。新東名高速道路の豊橋辺りは厳しい坂道を登っていくのですが、かなり苦戦するので走行車線をずっと走っていくような印象です。
なので駆動系のメンテナンスを行うついでに、しっかりクラッチ側のスプリングも交換してあげるといいと思います。クラッチスプリングの重要性は上記のショート動画で、十分すぎるほど開設されているのでもしよろしければ購入前に動画を閲覧していただき、交換するべきかどうかの参考にしていただければなと思います。
高速巡航をもっと楽にしたい:PCX160 最高速を伸ばすカスタム
高速道路やバイパスでの巡航性能を高めたい場合、リミッターカットやECUチューニングが有効です。PCX160のノーマル最高速はメーター読みで110〜115km/h、GPS実測で105〜110km/h前後が一般的ですが、リミッター解除や吸排気系のカスタムによって、さらに最高速を伸ばすことが可能です。
ただし、エンジンへの負担や保証の問題もあるため、カスタムの際は信頼できるショップや専門家のアドバイスを仰ぐことをおすすめします。「高速道路でもう一段余裕がほしい」と感じる方は、ECUや吸排気系のアップグレードを検討してみましょう。
吸気系のことは下記の記事に書いていたので、下記の記事を読んでいただければより速いカスタムの参考になっていただけると思います。ちなみに吸気系のパワーアップをしただけで、全然走りが違うのがわかってくると思います。

キビキビとした走りを実現したい:PCX160 加速性能向上のための選択肢
加速性能をさらに高めたい場合、マフラー交換やエアフィルターの高性能化、点火系の強化が効果的です。特にマフラーは、排気効率を向上させることでエンジン本来のパワーを引き出し、独特のサウンドとともに走りの楽しさも倍増します。スパークプラグはこういったものです。
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また、点火プラグやイグニッションコイルのアップグレードにより、燃焼効率が向上し、レスポンスの良い走りを体感できます。「もっとキビキビ走らせたい!」という欲求には、吸排気系と点火系のカスタムが応えてくれるでしょう。
PCX160を手軽にパワーアップ!初心者向けカスタムステップ
PCX160のパワーアップは、専門知識がなくても「工具さえ揃えば自宅で可能」なカスタムから始められます。特に「駆動系の軽量化」や「吸排気効率の改善」は、費用対効果が高く、作業時間も1〜2時間程度で完了するものが多いのが特徴。ここでは、工具選びから具体的な作業手順まで、実際にDIYする際のコツを交えて解説します。
まずはここから!手軽にできるPCX160 カスタムの第一歩
おすすめは「ウェイトローラーの交換」です。CVT(無段変速機)のプーリー内部にあるローラーを軽量化するだけで、エンジン回転の立ち上がりが劇的に改善。ノーマルの18gから15g前後に変更すると、発進時の反応がシャープになります。工具は8mmソケットレンチとプラスドライバーがあれば作業可能で、費用も5,000円前後と手頃。
「でも、軽くしすぎると高速域で回転が落ち着かなくなるのでは?」という疑問には、「12g以下は高速巡航時の振動が増すため避ける」のが鉄則。バランスの取れた14g〜15gが初心者向けです。
エンジン性能を底上げ!PCX160 マフラー交換の基礎知識
マフラー交換で重要なのは「排気抵抗の最適化」です。ノーマルマフラーは騒音規制やコスト制約から排気が詰まり気味。市販品のスリップオンタイプ(例:YOSHIMURAやMORIWAKI製)に交換すると、排気ガスの流れがスムーズになり、中速域(40〜70km/h)のトルクが向上します。
ただし、「デカイ音=パワーアップ」は誤解。排気音が大きすぎると近所迷惑になるだけでなく、低回転域のトルクが低下する「トルク抜け」を招きます。騒音基準(原付一種は82dB以下)を守りつつ、メーカー指定のDBキラー(消音器)を装着するのがマナーです。
点火系を見直してトルクアップ!PCX160 ECUチューニング入門
ECUチューニングは「エンジンの脳みそを書き換える作業」。PCX160のECUには、排ガス規制や燃費優先の制御マップが刷り込まれており、これを最適化することで隠されたポテンシャルを引き出せます。
具体的には、「燃料噴射量の調整」「点火時期の進角」「リミッター解除」が三大要素。純正ECUをリフレッシュする「書き換えチューニング」なら、車検対応可能な場合が多く、費用は3〜5万円が相場。ただし、「自己流でのECU分解は絶対にNG」。専門ショップでの作業が必須です。
より効果的なパワーアップを目指す!中級・上級カスタム
ここからは、ある程度の技術力と予算を要する本格派カスタムを紹介。「排気量アップ」や「駆動系の根本改善」など、プロレベルのチューニングでPCX160の限界を突破します。ただし、車検対応や保証の問題が発生しやすいため、専門家との綿密な相談が欠かせません。
排気量を拡大してパワーUP!PCX160 ボアアップのメリット・デメリット
ボアアップはシリンダー内径を拡大し、排気量を157ccから165〜170ccに増量する方法。
「エンジン分解が必要」なため、作業費用はシリンダーキット代(約3万円)+工賃(5〜8万円)が相場。メリットは低速トルクの大幅アップ(約15%増)ですが、「オイルクーラー必須」「燃費10〜15%悪化」といったトレードオフが発生。
「街乗りメインなら57mmボア(165cc)がベストバランス」と、カスタムショップ「Wing Tuning」の代表・佐藤氏はアドバイスします。KF47にもプーリーセットが存在しているので、そちらに2万キロごとに交換してしまってもいいと思います。
PCX160はボアアップができない状態なので、丁寧な清掃や駆動系パーツの定期的な交換が、パワーアップの鍵を握ってくるはずです。
駆動系を見直して加速を改善!PCX160 ドライブスプロケット交換
前後スプロケットの歯数を変更する「ファイナルレシオ調整」は、「加速重視」か「最高速重視」を選択するカスタム。PCX160のノーマルは前14T/後38Tですが、前スプロを13Tに変更すると発進加速が鋭くなります。
ただし、「前13T化するとチェーンがフレームに接触するリスク」があるため、専用ガイドローラーの取り付けが必須。後スプロを41T化する場合は、チェーン長さの調整(2リンク追加)が必要です。
吸気効率を高めて更なるパワーを!PCX160 エアフィルター交換
高性能エアフィルター(例:K&N製)は、「吸気抵抗を減らしつつ、塵埃を99%捕集」する特殊構造。特に「ウェットタイプ(オイル塗布式)」は、フィルター表面の微細な繊維が塵をキャッチしつつ、空気の流れをスムーズにします。
交換後は「ECUの学習走行(50km以上)」が必要。急にアクセルを全開にすると、空燃比が不安定になりエンジンチェックランプが点灯する場合があります。また、「メンテナンスサイクル(5,000kmごとの洗浄)」を守らないと、逆に吸気効率が低下するので要注意。
パワーアップで得られる未来と避けるべきリスク
パワーアップは「走りの楽しさ」と「リスク管理」のバランスが命。ここでは、カスタム後に訪れる理想のバイクライフと、それを台無しにしないための危機管理術を伝授します。
ストレスフリーな走行と安全な運転:PCX160 パワーアップ 効果とは?
適切なパワーアップを施したPCX160は、以下の3つの恩恵をもたらします。
- 発進時のフラストレーション解消
- 追い越し加速の余裕
- 高速道路での疲労軽減
特にツーリングでは、峠道の登り坂でもシフトダウンせずに巡航可能に。しかし、「タイヤグリップ不足」に陥りやすいため、カスタムと同時にタイヤのグレードアップが推奨されます。パワーとグリップのバランスが、安全運転の鍵です。
タイヤに関してはMICHELIN CITY GRIPでOKです。これ以外にいいタイヤってあまりないように感じたので、このタイヤか純正のタイヤで私は問題はないと思っています。雨で濡れるとスリップしやすいと言われてはいるのですが、私はあまりその辺に違いは感じられなかったですね。

自分だけの特別なバイクへ:PCX160 カスタムの魅力と可能性
カスタムの真髄は「他にはない唯一無二の存在感」にあります。例えば、マフラーとECUをチューニングしたPCX160は、軽量化パーツとの組み合わせで「原付一種最速クラス」のポテンシャルを発揮。SNSでは「信号ダッシュで400ccバイクと互角」という声も。
「でも、見た目はそのままがいい」という方には、「ステルスチューン」がおすすめ。外観はノーマルながら、内側は完全カスタムという「スリーパービルド」なら、盗難リスクも軽減できます。マフラーとECUは上記で紹介させていただきましたが、この組み合わせで相当走りは変化するようです。
エンジントラブルを避けるために:PCX160 パワーアップ デメリットと対策
過度なパワーアップは「オーバーヒート」「オイル消費量の増加」「バルブ焼き付き」を招きます。特に夏場の渋滞時は、水温計(後付け推奨)で100℃を超えないよう監視が必要。対策としては、「オイルクーラー追加」「高粘度オイル(10W-40)使用」「ラジエタークリーナー定期的な洗浄」が有効です。
PCX160の冷却水の交換に関しては、PCX125と同じに考えてもいいと思います。詳しい交換方法や時期などは下記の記事で書いておいたので、下記の記事をお時間のある時に読んでいただいて参考にしていただければと思います。

車検NGや燃費悪化を防ぐ:PCX160 パワーアップ 注意点と最新情報
2024年現在、「排気量変更」や「ECU書き換え」は車検対応が可能な場合もありますが、「マフラーのJASMA認証取得」「保安基準適合証明書の保持」が必須。カスタムショップ「M-TEC」では、車検対応可能なボアアップキットとECUチューニングのセットプラン(15万円〜)。燃費悪化を抑えるため、「AFセンサー付きECU」で空燃比を最適化する技術が注目されています。
一応解説しておきますがPCX160は軽二輪なので、車検はありません。軽自動車届出済証書というものが発行されているはずなので、その書類があるかどうかを必ず確認してください。中古で買っている場合はお店がやってくれるとは思うのですが、名義人が自分になっているかどうかを必ず確認してください。
自分に合ったパワーアップを見つける:PCX160 パワーアップ おすすめパーツ紹介
PCX160のパワーアップは「目的別」に最適なパーツを選ぶことが重要です。実際のユーザーレビューやカスタムショップのアドバイスを基に、「総合バランス」「加速特化」「高速巡航」「コスパ最優先」の4タイプに分けて厳選しました。
総合バランス派
YOSHIMURA アルファ-T マフラー(4.8万円)+MALOSSI ウェイトローラー(1.2万円)
- 特徴:中速域のトルク強化と排気音のバランスが絶妙。MALOSSI製ローラーは15gの軽量設計で発進加速を改善
- 効果:信号待ちからのダッシュ力向上+高速巡航時の振動抑制
- 実例:埼玉県のBさん(30代)は「通勤時のストレスが半減し、ツーリングでも余裕が生まれた」と報告
マロッシー正規代理店 TUNE UPのファーストステップはまずマロッシーから
マロッシーと読むそうです。このウェイトローラーは自己責任でお願いします。問題はないとは思うのですが、ウェイトローラーは結構重要なパーツなので、最低限15gぐらいもので抑えておく方がいいと思います。ここに下記に紹介するウェイトローラーの組み合わせがいい感じなようですね。
加速特化派
DAYTONA スプロケットセット(前13T/後40T, 1.8万円)+KOSO イグニッションコイル(1.8万円)
- 特徴:前スプロ13T化でギア比をショート化。KOSOコイルは点火エネルギーを20%アップ
- 注意点:
→ 前13T化時はチェーンガイドローラー必須(約3,000円)
→ 最高速時はノーマル比で500rpm回転上昇(燃費5%悪化)[ユーザーレビュー] - 実測効果:0-60km/h加速が1.2秒短縮(カスタムショップ「Beez」計測データ)
こちらも上記で紹介したアイテムでそろいます。イグニッションコイルだけ紹介していなかったので、一応ご紹介だけしておきます。ボアアップキットがなくても意外とこういうアイテムでパワーアップが可能です。
高速巡航派
MORIWAKI フルエキゾースト「ZERO」(6.5万円)+M-TEC ECUチューニング(4.5万円)
- 特徴:
→ JASMA認証マフラーで車検対応可能
→ ECU書き換えでリミッター解除+燃料噴射量最適化 - 効果:GPS実測最高速118km/h達成(ノーマル比+8km/h)[専門店データ]
- アドバイス:併せてSP武川のパワーフィルター(5千円)を追加すると吸排気連動効果UP
コスパ最優先派
KITACO ウェイトローラー(8,000円)+ノーマルマフラー加工(排気出口拡大, 工賃1万円)
- 改造ポイント:
→ 排気出口を2mm拡大(バフ研磨で仕上げ)
→ ローラー14g化で低速トルク強化 - 費用対効果:総額1.8万円で加速感30%向上(神奈川・Cさん談)
- 注意:マフラー加工は騒音82dB以下を厳守(JASMA基準適合)
マフラーは純正のものでもOKです。どうしても変えたいというなら、別のマフラーでもOKです。私がもしカスタムするならうるさくないマフラーにします。純正マフラーって意外と売っていないので、この交換作業もパーツの手配も含めて購入店に、私だったら全面的にお任せすると思います。
隠れ名品パーツ
ベリアル ドライブプーリーセット(3.8万円)
- 特徴:
→ スチール製プーリー+テフロンコーティングローラーで変速効率UP
→ 0-100km/h加速をノーマル比10秒短縮(27秒→16秒54) - 適合年式:2021年式以降のPCX160専用設計
自分に合ったパワーアップを見つける:PCX160 パワーアップ おすすめパーツ紹介(続き)
ここでは上記のパワーアップパーツを考慮して、どの組み合わせが最適か?ということを解説します。
- おススメ
- コスパ重視
- カスタムに当たっての注意点
この3つを書いておきます。駆動系は結構規定トルクを間違えると、がががーーー!!!という工事音が鳴って止まってしまうことがあります。必ずプレセット型のトルクレンチを購入して、使い方を絶対に真っ先に覚えてください。
トルクレンチ プレセット型 車/バイク修理レンチ 差込角12.7mm(1/2インチ) 20-220N・m タイヤ交換 17/19/21/24mm 3/8変換ソケット付き ソケットレンチ ケース付き
上記のアイテムがメインなので、ここではさらっと紹介にとどめておくことにします。私のおすすめは電動工具で締められないほど締めてしまって、そのあとプレセット型トルクレンチでカチッと言うまで締めることです。デジタルトルクレンチならぴーっという音が鳴るので、その音が鳴るまでしっかり締めてください。
おススメのパワーアップチューニングの組み合わせとは?
- 高速巡航派:MORIWAKI エアフィルター(1.5万円)+M-TEC ECUチューニング(4.5万円)
- コスパ最優先:KITACO ウェイトローラー(8,000円)+ノーマルマフラー加工(排気出口拡大, 工賃1万円)
「予算3万円以内で効果を出したい!」という声には、KITACO イグニッションコイル(1.8万円)+NGK イリジウムプラグ(2,500円)の組み合わせが支持されています。実際にこの組み合わせを試した神奈川県のAさん(40代)は、「アクセルレスポンスが明らかに改善し、5,000円以下の投資でここまで変わるとは」と驚きの声を寄せています。
費用対効果の高いカスタムとは?PCX160 パワーアップ 費用相場
パワーアップにかかる費用は、「手軽なチューニング(1〜3万円)」から「本格的なエンジンチューン(15万円超)」まで幅広いのが特徴。特に注目すべきは、1万円以下の投資でも効果を実感できるポイントです。
- 即効性No.1:ウェイトローラー交換(5,000〜1.5万円)→ 発進加速改善
- 中速域強化:エアフィルター交換(1〜2万円)+マフラー加工(1〜3万円)
- 総合性能UP:ECUチューニング(3〜5万円)+駆動系チューン(2〜4万円)
「10万円以上の投資をするなら、信頼できるショップで『パワーと耐久性のバランス設計』を依頼するのが鉄則」と、カスタム専門店「Beez」のチーフメカニック・山田氏は強調します。
DIYに挑戦する前に知っておきたい:PCX160 パワーアップ 初心者のための注意点
- 工具選びが9割:トルクレンチ(1〜3万円)は必須。適切な締め付けトルクを守らないと、駆動系の不具合を招く
- パーツ互換性チェック:2021年式以降のPCX160はECU仕様が変更されているため、純正互換パーツの適合表を要確認
- 保証喪失リスク:Honda正規ディーラーでの保証は「純正部品以外を使用した時点で無効」となる場合が多い
- 車検対応の落とし穴:JASMA非認証マフラーは「排気音量検査NG」の可能性。車検前に純正マフラーへ戻す作業が必要
「最初のDIYは、動画解説付きのウェイトローラー交換キット(例:DAYTONA製)から始めるのが安全」と、カスタムYouTuberの「バイクの匠」さんはアドバイスします。
まとめ
PCX160のパワーアップは、単なる「速さ」以上の可能性を秘めています。適切なカスタムを施せば、「日常のストレス解消」から「ツーリングの自由度向上」まで、バイクライフの質そのものを向上させることが可能。ただし、安易な改造はエンジン寿命を縮めるだけでなく、重大な事故につながるリスクも。
重要なのは、「自分が求める走り」を明確にし、信頼できる専門家と相談しながら段階的に改造を進めること。例えば「発進加速重視なら駆動系チューン」「長距離巡航ならECU最適化」というように、目的に応じた最適解を選びましょう。
最後に、パワーアップの本当の醍醐味は「自分だけの特別なマシンを作り上げる過程」にあります。工具を握り、パーツと向き合い、試行錯誤する時間そのものが、PCX160への愛着を深めてくれるはずです。さあ、あなただけの「最強PCX」を作り上げる旅を、今日から始めてみませんか?
パワーアップパーツを取り付けるために、絶対に必要だと思っているのが電動工具です。電動インパクトドライバーがあれば、ソケットを交換するだけで簡単に締め付け不良を防ぐことができます。あとクラッチ側のカスタムも必須になっていきますが、下記のようなアイテムもあるのでご紹介だけしておきます。クラッチやプーリーの交換だけは自己責任になってしまうので、不安な方は購入店などに相談してください。
駆動系のパーツ交換だけは色々間違えると、大変なことになってしまうので必ず正しい手順、規定トルクを守って正しく取り付けを行ってください。