カエディアとラムマウントとの互換性は?ボール径が合えば互換性あり

カエディアとラムマウント、この2つのブランドの最大の「接点」は、“ボール径”さえ一致していればパーツ同士の接続、つまり互換性が確保される点にあります。結論から申し上げると「1インチ(約25.4mm)」規格のボールを採用しているパーツ同士なら、ブランドをまたいでも問題なく使うことができます。
なぜなら、1インチはバイク業界を中心に“事実上の世界標準”とされており、両ブランドともファンやユーザーからの要望に応じて、この共通規格に合わせた製品展開を進めているためです。実際、「純正パーツは高価だから一部だけコスパ重視でカエディアに替えたい」「ホルダーの機能性はカエディア、ベースの剛性はラムマウントで両立したい」と考える方が増えているのも、この規格の互換性が後押ししている証拠です。
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一方、ボール径が異なると、どれほど形状が似ていても接続は物理的に困難になります。この“ほんの数mmの違い”が大きい落とし穴。お互いの特徴や長所を活かした“ミックスカスタム”を成功させるためにも、まずはボール径をしっかり確認し、「規格が一致しているか」を見極めることが何より大切です。
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あとRAMマウントをカエディアのアームに取り付ける際、スマートモニターも一緒にどうでしょうか?結局スマートモニターを使ってもスマホも使うことになるので、一見意味がないように思えますが。この辺の話もあとでしていこうと思います。
カエディアとラムマウントの互換性を決定づける「ボール径」規格
互換性の成否を分ける最大のポイントは、ボール径の規格です。「1インチ(25.4mm)」と「17mm」という2大規格が存在するため、ブランドやパーツごとの組み合わせ時には“寸法違い”に特段の注意が必要です。
- 「1インチ」規格の特徴:業界スタンダードで安心の汎用性
- カエディア独自の「17mm」規格:一部ホルダーで採用
- ボール径の違いが生むリスクと落とし穴
欧米のバイク・自転車パーツの世界標準として採用されてきた「1インチ」。ラムマウントだけでなく、カエディアでもこの規格対応パーツがラインナップされており、ブランドを問わず安定した接続が可能です。耐久性、耐候性、取り付けの自由度が高く、カスタムの自由度を大きく広げています。
カエディアでスマートフォンホルダーなどに見られる、「17mm」という独自規格。このサイズは「1インチ」とは約8.4mmもの差があり、見た目が似ていても実際の取り付け互換性はありません。ユーザーの失敗例として、「1インチのアームに17mmのホルダーを付けようとしたら全く合わなかった」という声もみられます。
しかしちょっとくらいサイズが違っても何とかなるだろうと油断してしまいがちですが、ボール径の誤選択は、取付不良や脱落、走行中の安全性低下に直結します。必ず事前に規格を確認し、「1インチ同士」もしくは「17mm同士」に揃えることが失敗防止の鉄則です。
多くのユーザーが悩む「ボール径」の違いとは
ラムマウントとカエディアを組み合わせたいと考えたとき、誰もが一度は“規格の壁”に直面します。特にボール径の「1インチ」と「17mm」の違いは、初めてカスタムに挑戦する層にとって非常に分かりづらく、「買ったはいいが結局合わなかった……」という失敗例が後を絶ちません。「ネットで『互換性あり』と書いているが、実物を見るとボールの大きさが明らかに違う」「どちらを選べばいいか分からない」といった声もよく聞かれます。
- RAMマウントの「1インチアーム」にカエディアの「17mmホルダー」を購入してしまい、そもそも接続できない
- サイズ違いによる誤購入で返品や追加注文が発生、結果的に出費も増えてしまう
- 規格が一緒と思い込んで購入し、現物チェックで愕然としてしまう
混乱の主因は、両ブランドともラインナップ内に“1インチ規格”と“17mm規格”が混在している点です。たとえば、カエディアのホルダー側が「17mm」、同社または他ブランドのアームやベースが「1インチ」の組み合わせになっていることも。これにより、「せっかく機能で選んだのに、取り付けそのものが物理的に不可能」という事態が発生します。
加えて、公式サイトや通販ページの商品説明でも、サイズ表記が小さく見落としやすいことが混乱を助長しています。こうした失敗があるからこそ、「ボール径規格の確認」はカスタム前の絶対条件となるのです。
カエディアでRAMマウントを使うとき一緒に取り付けたいスマートモニターのメリット
RAMマウントをカエディアのスマホホルダーのアームで使いたい方は、もちろんスマホをバイク上で使う方だと思います。しかしそういう方にこそ必要だと思うのが、スマートモニターです。え?スマホがあるのに、なんでスマートモニターなんて必要なの?と思う方もいると思います。
- 専用画面での視認性向上:スマホは画面サイズや日光の映り込み、視認角度の問題で画面が見づらくなることがあります。
スマートモニターはバイク用に特化した高輝度・防眩ディスプレイが多く、走行中でも見やすいのが特徴です。 - 常時表示での利便性:スマホは通知や電話、アプリの起動・終了の操作が必要ですが、スマートモニターは常時ナビや情報を表示し続けられ、手軽に情報確認が可能です。
- バッテリー節約・耐久性向上:スマホを頻繁に使うとバッテリー消耗が激しいですが、スマートモニターは専用品で低消費電力設計のものが多く、長時間の連続使用に向いています。耐振動・防水性能もスマホより優れています。
- 拡張性とカスタマイズ性:多くのスマートモニターはOBD接続やBluetooth連携などでバイクの情報(速度、回転数、燃費など)をリアルタイム表示できる機種もあり、スマホより専門的な情報管理に適しています。
- 操作性や安全性の向上:専用の物理ボタンや大きな操作しやすいUIを備えた製品もあり、走行中の操作がスマホより安全かつ確実に行えます。
音楽ぐらいしか聴けないとか動画が見れないとか、そういうことも言われてはいるのですが。しかしいくらRAMマウントをカエディアの製品に着けて、振動性や安全性を確保したとしてもスマホのバッテリーはどんどんなくなっていきます。ここにモバイルバッテリーなどをつなぐと見た目が悪いです。
なので必要な作業をスマートモニターに任せるというのも、一つの手段だと私は考えています。この辺はライダーさんの好みもあると思いますが、私はこのスマートモニターとの併用はすごくいい選択肢だと思っています。カエディアのスマートモニターは水の中に数時間入れても、製品が浸水してモニターが映らなくなるという不具合は起きていません。RAMマウントを効率的に動かす一つの選択肢として考えてみてください。
RAMマウント(Bサイズ)とカエディアのスマホホルダー5選
「ボール径が1インチ規格なら、RAMマウントでもカエディアでも相互に使える」というのは、多くの実践ユーザーの経験とメーカーの設計思想からも裏付けられています。バイク用マウントの世界では「Bサイズ=1インチ(25.4mm)」が事実上の国際標準。
RAMマウントのアーム、ベース、ホルダーの大半がこのサイズで統一されており、カエディアも同寸法パーツをラインナップしています。そのため、「ホルダーはカエディアでコスパ重視、ベースはRAMで堅牢に」と目的に応じたブランドミックスが可能です。
そこでこの項目ではRAMマウント(Bサイズ)と合う、カエディアのスマホホルダーを5つ選んでみました。どれもBサイズの25.4㎜になっているので合わないということはないと思います。ただし必ずRAMマウントのボール径と合うという保証はないので、RAMマウントにどうしてもカエディアのアームで使いたい場合は自己責任でお願いします。
KDR-R30S ブリッジボールマウント
航空機グレードのCNC精密切削アルミ製ボディにTPU素材のボールを採用した高剛性モデルです。取付けは2点留めのトップブリッジに対応し、ボルト間隔は19~127mmで幅広い車種に適合します。中心に配置された1インチ(25.4mm)ボールはスマホホルダーやアクションカムに最適で、高い固定力と滑り止め効果を持ちます。付属のM8x45ボルトでしっかり固定可能です。
KDR-R23S バイスマウント 1インチボール径(25.4mm)
アルミ合金製のバイスタイプクランプで、12.7mmから50.8mmまでの幅広いクランプ径に対応。しっかりと固定できることから、ハンドルバー以外の場所にも装着可能です。1インチボール径で、専用の防犯SST(盗難防止機構)が付属し、安心して使用できます。
KDR-R19 バーマウント ボールジョイント アルミ製(1インチボール)
バーハンドル装着用のスマホホルダーで、1インチ(25.4mm)径のボールジョイントを採用。アルミ製で耐久性が高く、強固に固定しつつ角度調整も容易です。軽量かつ剛性のバランスが良く、快適な操作性をもたらしてくれます。
KDR-R12 1インチボール ミラーマウント ベース
ミラー取付対応のスマホホルダー用ベースで、1インチボール径のマウントポイントを備えます。純正ミラーシャフトや汎用ミラーシャフトに装着可能で、ハンドル周りをスマートにカスタマイズできます。高品質アルミ素材を使い、安心の固定力を実現しています。
KDR-M23C メタルクロー
カエディアは、日本国内市場を中心に“ハイパフォーマンス&ロープライス”で急速に評価を高めているブランド。特にワイヤレス充電(Qi)や振動吸収構造など、新機能をいちはやく取り入れつつ価格は抑えめ。手軽に導入できるメリットが大きい反面、「1インチ規格」と「17mm規格」が混在し、ユーザーが規格選びで迷いやすいという側面もあります。
冒頭でも載せているのですが、下記の製品がボール型になっています。このボール径が25.4㎜となっているため、このボール径とラムマウントのボールのサイズが合えば、そのまま装着することが可能となっています。このスマホホルダーの部分を外して、RAMマウントを取り付ければ説明を信じればそのまま使えると思います。
まとめ
カエディアとラムマウントは、「1インチボール径」さえ揃えればブランドの垣根を超えて高い互換性を実現できます。王道の信頼性と豊富な拡張性を誇るラムマウントと、コストパフォーマンスや機能性で人気を集めるカエディア、それぞれの良さを“いいとこ取り”するカスタムが、今や多くのバイクユーザーのスタンダードとなりつつあります。
ただしブランド混在カスタムは“自己責任”が大原則。ボール径の規格違いや公差の違い、メーカー保証外など、必ず頭に入れておくべき注意点も存在します。「パーツ選びで失敗したくない」「予算と安心、どちらも譲れない」という方は、今回ご紹介した比較・注意ポイントに基づき、まずはボール径の規格チェックから始めてみてください。
迷ったときは「1インチ規格で統一」――これがカスタム成功の最大の近道です。自分だけの快適なバイクライフを目指して、安心・安全なパーツ選びを楽しみましょう!最後に一応ボール径のスマホホルダーをご紹介して終わりにしようと思います。今回のはRAMマウントのスマホホルダーを、カエディアのアームで使いたいという記事だったと理解しています。
下記の製品もボール径のスマホホルダーではあるのですが、RAMマウントと仮に合わなくてもそのまま使ってもがっちりスマホをホールドしてくれますし、さらにカエディアの製品は衝撃が来てもスマホが壊れにくいと評判の高いスマホホルダーが多いです。下記の製品もその一つなのでRAMマウントをより楽しむための一つの参考にしてください。
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Kaedear(カエディア) バイク スマホホルダー 振動吸収 携帯ホルダー バイク用スマホホルダー エアーマウント 一体型, クイックリリース フルメタル 耐久強度 アルミ中間マウント防犯タイプ, アルティマブレイド/特許 Air Mount KDR-M27PC-HB-BK (クランプ/ブラック)