エンデュランス レバーの評判・口コミは本当か?

結論から言えば、エンデュランス製レバーは多くのユーザーにとって「価格以上の満足感が得られる製品」です。
その理由は、操作性・耐久性・デザインの三拍子が高水準で揃っている点にあります。特にレバー自体の設計精度が高く、握りのフィット感とアジャスター機構の滑らかさが、他のカスタムレバーとは一線を画します。
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エンデュランス バイク [受注生産品] アジャスタブルレバー 左右セット ブラック PCX JK05 PCX160 KF47 ADV150 KF38 ADV160 KF54 ADV160 KF54 YJK531K0WS0A
え~??たかだかブレーキレバーでしょ?って思う方がいると思いますが、純正品とは圧倒的に握り心地が違うと思います。私はPCX160を仕事で毎日使っているのですが、ハッキリ言って他社のブレーキレバーじゃなかったら、ストレスで爆発していただろうと思うぐらいです。
そのぐらいストップゴーの多い仕事なので、そういう方はこのブレーキレバーに投資するのはコスパが高い投資になります。そのブレーキレバーの中でU-Kanaya以外知らなかったのですが、エンデュランスのブレーキレバーも意外と評判がいいようなのです。上記で紹介しているブレーキレバーはPCXの2025年モデルに対応しています。
で、今回は握り心地など文章ではあるもののいろいろ調べてみました。少なくとも純正品のブレーキレバーとは握ってみれば違いが分かってもらえると思うので、純正品はロングツーリングを行うときなどにブレーキが折れたときの替えとして持っておくといいと思います。
なぜエンデュランス レバーは「握りやすい」と高評価なのか?
ライダーたちがエンデュランス レバーを高く評価する最大の理由は、“握りやすさ”にあります。
この評価の背景には、ただ形状が良いという単純な話ではなく、人間工学に基づいて計算された「レバーの曲率(カーブ)」と「支点から握り位置までの距離」が緻密に設計されている点が挙げられます。
締め付け不良にはご注意を!PCX160のリミッターカット完全ガイド – ポレポレ日記
上記の記事はPCX160にU-KANAYAのブレーキレバーを取り付けた記事になりますが、大体エンデュランスも握り心地などは上記のU-KANAYAと一緒です。この2つのメーカーに大きな違いが見られないように感じていたのですが、事故が起きたとき悪くないと思えるのはエンデュランスかなと思います。どうしてそうなのか?ということも含めて、これからエンデュランスのブレーキレバーについて解説を加えていこうと思います。
純正レバーとの徹底比較:どこが変わる?
エンデュランス レバーの良さを語る上で、最もわかりやすいのが純正レバーとの比較です。見た目だけでは大きな違いがないように見えますが、構造・重量・仕上げのすべてにおいて大きな差があります。
- 多くの純正レバーはダイキャスト製だが、エンデュランスはアルミ削り出しで高精度加工
- 剛性が高く、レバーのたわみが少ないため力がダイレクトに伝わる操作感
- 重量は純正比で10〜20%軽量化されており、操作レスポンスが改善
- 指の自然なカーブに沿ったアーチ形状で、均一でムラのないストロークを実現
- 6段階のアジャスターでピボット軸とのクリアランスを最小限にし、がたつきや異音を防止
- アルマイト加工で高耐腐食性と美しい仕上げ、豊富なカラーバリエーションが魅力
このように、エンデュランス レバーは単なる見た目のアップグレードではなく、「操作性」「質感」「軽さ」という3つの機能価値を総合的に改善するカスタムパーツです。「交換した瞬間に違いがわかる」と評されるのは、これら多層的な改良によるものなのです。
6段階アジャスター調整機能がもたらすメリット
エンデュランス レバーの中でも最も注目される機能が「6段階アジャスター」です。
アジャスターとは、レバーの位置を自分の手の大きさや好みに合わせて細かく調整できる仕組みのこと。クラッチ側・ブレーキ側のどちらにもこの機構が備わっており、単なるカスタムパーツ以上の“操作の最適化”を実現しています。
| 特徴 | メリット |
|---|---|
| 調整幅が広い | レバーとグリップ距離を細かく設定でき、手にフィット |
| 1クリックごとに微調整可能 | 手の小さい人は近く、手の大きい人は遠くで快適操作 |
| 6段階設定・しっかりしたクリック感 | 走行中にも振動でズレず片手で調整できる |
| 左右で初期位置を均一化可能 | ブレーキ・クラッチ操作の感覚が統一、安全性向上 |
| 堅牢なアルミ削り出し構造 | 長期使用でも緩みやズレが起きにくい |
| ユーザーの高評価 | グローブ着用でも調整しやすい、片手操作も可能 |
つまり、6段階アジャスターは「自分の手に合わせる」ための装飾的機能ではなく、「安全と正確な操作」を支える実用的機構といえます。ツーリング・街乗り・ワインディング、それぞれの場面に応じて最適な操作感を瞬時に作り出せる。それがエンデュランス レバーが高く評価される理由の一つです。
ショート・ロングの違い:あなたのライディングスタイルに合うのは?
エンデュランス レバーには「ショートタイプ」と「ロングタイプ」の2種類があります。どちらが優れているというよりも、ライディングスタイルや使用環境によって“最適解”が異なるのがポイントです。選び方のポイントとしては、以下のように整理できます。
| 用途 | レバータイプ | 特徴・メリット |
|---|---|---|
| スポーツ走行・峠メイン | ショートレバー | 機敏な操作感・レスポンス重視 |
| 通勤・ツーリング中心 | ロングレバー | 疲労軽減・安定した操作性 |
| デザインと機能性どちらも重視 | 左右でショート・ロング | 用途に合わせて使い分け、見た目と実用性の両立 |
実際に多くのライダーが試しているのが、「クラッチ側をロング」「ブレーキ側をショート」にする組み合わせです。ブレーキ側は指2本で瞬間的に制御し、クラッチ側は4本で確実に操作する。こうしたミックススタイルは、扱いやすさと安全性のバランスが取れたセッティングとして特に人気があります。
つまり、ショートかロングかという問題は、「使うシーン」と「自分の操作スタイル」で決まるもの。見た目や評判に惑わされず、自分がどういう乗り方をするのかを基準に選ぶことが、後悔しないレバー選びのポイントです。上記でロングを紹介しているので、今回はショートのブレーキレバーをご紹介しておきます。
エンデュランス vs U-Kanaya徹底比較!
エンデュランスの他にバイク業界では結構有名な、U-Kanayaというメーカーがあります。私はPCX160にこのブレーキレバーを採用していますが、エンデュランスのブレーキレバーもなかなか負けていないようです。
| 特徴 | U-Kanaya | エンデュランス |
|---|---|---|
| 素材と加工 | 6061アルミをフルマシニングで高精度に削り出し。耐食性の高いアルマイト処理。 | アルミ削り出し製法による高剛性・高精度加工。アルマイト加工で耐腐食性と美しい仕上げ。 |
| デザイン・形状 | 独特の湾曲形状で握りやすく、種類も豊富(GPタイプ、ツーリング、可倒式など)。スリット加工で折損リスク軽減。無段階アジャスター(ロングレバーのみ)搭載。 | 指の自然なカーブに沿ったアーチ形状。クラッチとブレーキの感覚統一が可能。 |
| 機能性 | 可倒式機構で転倒時の破損防止。握りやすさ重視。高品質でカスタムオーダーが可能。 | 6段階アジャスターで細かい調整可能。軽量化(純正比10〜20%軽い)、堅牢構造、滑りにくい梨地仕上げ。 |
| 総合評価 | 多彩なデザインと無段階調整機能がありカスタム性高い。 | 精密削り出しと堅牢性、操作性の安定が強み。 |
新しいPCX160を買う予定もできてきたので、新しく買ったら今度はエンデュランスも試してみようかなと思います。しかしそういうことを考えていないなら、私ならまずはU-Kanayaを参考にするかなという感じです。
【車種別】エンデュランス レバーの適合車種と型番を解説
エンデュランス製レバーの魅力を最大限に活かすためには、「自分の愛車に確実に適合するか」を確認することが何より重要です。同じホンダ車でもモデルや年式によってレバー形状が異なるため、適合確認を怠ると「取り付け穴が合わない」「遊びが大きすぎる」といったトラブルに繋がります。ここでは、特に人気の高いホンダ車種を中心に、代表的な適合情報と注意点をまとめました。
最も人気のあるホンダ車種別適合ガイド(例:PCX、GB350、CBR250RR)
エンデュランスはホンダの公式協力メーカーという強みを持ち、純正準拠のフィッティング精度を実現しています。各モデル専用設計のため、レバーの支点位置やアジャスター形状が車種ごとに最適化されており、装着後の遊び量が自然に仕上がる点が特徴です。
代表的な人気車種の適合情報を以下に整理します。
| 車種 | 型式 | レバー対応 | 特徴・評価 |
|---|---|---|---|
| PCX125 / PCX160 | JK05・KF47・KF45 | ブレーキ(クラッチレス) | 握り込みが軽く戻りも安定、ハンドルカバーに干渉しづらい仕様 |
| GB350 / GB350S | NC59・NC59E | クラッチ・ブレーキ | ツーリング志向、ロングレバーが人気、精度高いピボット設計 |
| CBR250RR | MC51 | ブレーキ(専用ショート) | スポーツ走行向き、最小握り込み量、サーキットユーザー支持 |
このほか、Rebel250 / 500、FORZA250、ADV160などにも多数対応。特にホンダ中排気量モデルの対応範囲が広く、共通部品を流用できるケースも多いため、バイクショップやユーザー間での装着実績も豊富です。PCX160で適合しているブレーキレバーは、ADV160でも共通で使えるのでADV160のライダーの方はそのまま購入していただいて大丈夫です。
新型モデルへの最新情報:対応状況と互換性
2024年以降、PCXやCBR250RR、GB350などのマイナーチェンジモデルが登場しましたが、エンデュランスでは早期に新型対応が進められています。特にPCX160(KF47)の後期型はブレーキレバー形状が微妙に変更されていますが、エンデュランスの最新版ではすでに互換性が確保されています。
また、旧型との互換性を保ちながらブラッシュアップが施されており、従来モデル(KF45など)にも後期型レバーを装着できるケースも確認されています。互換可否については、製品ページに記載された「対応型式」欄を必ず参照することが重要です。
またはパーキングブレーキのパーツを、PCX160にとりつけてしまうというのも一つの手だと思います。PCXは社外品でもこういうアイテムがあるので便利なバイクだと思っています。
適合車種の確認方法:失敗しないための注意点
- 車検証または取扱説明書で型式を確認
- エンデュランス公式サイトの「適合情報」ページで一致する型番を検索
- 購入前に販売店またはメーカーサポートへの問い合わせで最終確認
これらを守ることで、取り付けトラブルを防ぎ、無駄な返品や時間の浪費を避けられます。もし公式HPで調べるのが面倒くさい方は下記の表を参考にしてください。
| 車種名 | 型式・年式 | 型番 | 備考 |
|---|---|---|---|
| PCX / PCX125 | JK05(2021~)、KF47、KF45等 | JK531K0WS02 | アジャスタブル左右セット(5色) |
| PCX160 | KF47 | JK531K0WS02 | アジャスタブル左右セット(5色) |
| ADV150 | KF38 | JK531K0WS02 | アジャスタブル左右セット(5色) |
| ADV160 | KF54 | JK531K0WS02 | アジャスタブル左右セット(5色) |
| スーパーカブC125 | JA58 / JA48 | JK531K0GA02 | アジャスタブルブレーキレバー(5色) |
| クロスカブ110 | JA60 | JK531K0GA02 | アジャスタブルブレーキレバー(5色) |
| CT125ハンターカブ | JA55 / JA65 | E53175K97T1 | hi-QUALITYブレーキレバー(4色) |
| FORZA / FORZA Si / INTEGRA | JI531K04S02〜03 | アジャスタブルレバー左右セット(全5色) | |
| Ninja1000 / ZX-6R / ZX-10R / Z1000 | JJ531ZR1S62 | アジャスタブルレバー左右セットHG(全5色) | |
| CB750 HORNET / XL750 / TRANSALP | XJQ531MLBS1 | アジャスタブルレバー左右セットスライド可倒式(5色) |
エンデュランスで売っているブレーキレバーに対応しているバイクと、ブレーキレバーの型番は以上の通りになります。全部網羅しているわけではないのが申し訳ないところではあるのですが、大体最近販売されていて人気のあるバイクの多くでブレーキレバーを販売していると思っていただければいいと思います。
まとめ
エンデュランス レバーは、単なるレバー交換の域を超えた“体感できるカスタムパーツ”です。
その真価は、精密な設計と高い品質管理により、一度取り付ければ操作のしやすさ・疲労軽減・安全性といったあらゆる面でライダーの満足度を高めることにあります。
- 人間工学設計による握りやすいカーブ形状
- 6段階アジャスターによる細かな調整幅
- 高剛性アルミ削り出し構造によるダイレクトな操作感
- 可倒式オプションによる転倒時の耐破損性
- 豊富なカラーバリエーションでデザイン性も高い
忘れていたのですがNMAX向けにもエンデュランスのレバーは売っているので、もし純正のもので嫌だなと思った方は下記の製品も参考にしてください。
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エンデュランス バイク [受注生産品] アジャスタブルレバー左右セット ショート ブラック NMAX NMAX155 YJG5312DSS0A