PCX160なら1日300kmツーリングも快適!長距離走行のポテンシャル

「PCX160で300kmツーリングなんて本当にできるの?」
スクーターで長距離を走ろうとすると、こうした疑問を抱く人は少なくありません。特にPCX160は通勤バイクのイメージが強く、「ツーリングには力不足では?」と感じる方も多いでしょう。
しかし実際に走ってみると、この160ccスクーターの実力は想像以上です。燃費、巡航性能、取り回しの軽さ。これらが絶妙に組み合わさることで、300kmクラスのロングツーリングでも快適な移動手段になります。
この記事では、PCX160で300kmツーリングを成功させるための走行性能・疲労対策・装備・実践プランまでを、実体験とバイク工学の視点から詳しく解説します。
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アイアールシー(iRC Tire) 329570 Rear(リア)SCT-001 130/70-13M/C 63P TL(チューブレス)
実際に走ってみて思ったのですが、多分大きく駆動系をいじる必要性はないかなと思います。実質2021年~2023年モデルのPCX160、つまり前モデルの2BK-KF47と大きく走りが変わったということはなかったように感じました。タイヤはSCT-001でタイヤのサイズも130/70-13 63Pです。
私はこのタイヤで問題を感じないので、変えてもらうときはお店にお任せしようと思います。PCX160はタイヤについてはあまり選べないと思うので、好きなタイヤがあればそれに交換するということが難しいバイクです。しかし正直に言うとこのタイヤで問題がないので、IRCのSCT-001かMICHELIN CITY GRIPの2択でもいいぐらいです。
- 最新eSP+エンジンが実現する「下道+高速」の圧倒的走破性
- 実際に走ってみた!330㎞走った2025モデルの快適カスタムとは?
- 後悔しないために!300km走行で直面する「疲労と尻痛」の回避策
- 300kmの旅を「苦行」にしないための必須装備とカスタム
今日はこのような構成で話を進めていくのと、私の個人的な意見が多分に含まれています。その辺をご理解いただけてこの話題に興味がある方はこのまま読み進めていただければと思います。今日の記事があなたの参考になっていただければ幸いです。
最新eSP+エンジンが実現する「下道+高速」の圧倒的走破性

PCX160が300kmツーリングでも余裕を持って走れる最大の理由は、Hondaの最新エンジン「eSP+(enhanced Smart Power Plus)」の完成度の高さにあります。
eSP+とは、ホンダがスクーター専用に開発した高効率エンジン技術です。摩擦抵抗の低減、燃焼効率の改善、吸排気の最適化を徹底し、燃費・加速・耐久性を高いレベルで両立しています。
排気量は156ccですが、最大出力は約15馬力。数字だけを見ると控えめに感じるかもしれません。しかし実際に走ると、低回転域からトルクがしっかり出る特性のため、街乗りでもツーリングでも扱いやすいエンジンです。
例えば信号の多い市街地では、スロットルを軽く開けるだけでスムーズに加速します。一方で郊外のバイパスや国道では、80〜90km/hの巡航を無理なく維持できる余裕があります。
つまりPCX160は、
「街乗りスクーター」ではなく、
**「長距離移動も視野に入れた万能ツーリングスクーター」**なのです。
高速道路での100km巡航は可能?実動力と安定性の検証
結論から言えば、PCX160は高速道路で100km/h巡航が可能です。
ただしここで重要なのは、「可能」と「余裕」の違いです。大型バイクのような余裕のある加速とは違い、PCX160は適切な速度域を守ることで快適に走れるバイクと言えます。
実際のツーリングでは、以下の巡航速度が現実的です。
- 下道ツーリング:50〜70km/h
- バイパス道路:70〜90km/h
- 高速道路巡航:90〜100km/h
この速度域であれば、エンジン回転数にも余裕があり、振動も少なく快適に走行できます。
またPCX160は14インチホイールを採用しています。スクーターとしては大径タイヤに分類され、これにより直進安定性が高く、高速域でもフラつきが出にくい設計です。
さらにホンダ独自のフレーム設計「eSAF(enhanced Smart Architecture Frame)」により、車体剛性も向上しています。
このフレームは鋼板プレス構造で軽量ながら高い強度を持ち、長距離走行時の安定性に貢献しています。
リッター50km超えも!300km走っても給油1回で済む驚異の燃費性能
PCX160で300kmツーリングを可能にするもう一つの理由が、圧倒的な燃費性能です。
実燃費は走行条件にもよりますが、ツーリングでは45〜55km/L前後になるケースが多く見られます。
PCX160の燃料タンク容量は約8.1Lです。
この数値をもとに航続距離を計算すると、
50km/L × 8.1L
= 約405km
理論上は400km以上走行できる計算になります。
もちろん実際のツーリングでは余裕を見て給油する必要がありますが、それでも300km程度なら途中で1回給油するだけで十分です。
大型バイクの場合、燃費は20km/L前後になることも多く、ガソリン代も大きく変わります。
つまりPCX160は
・長距離を走れる
・燃料費が安い
・給油回数が少ない
という、ツーリング向きの特徴をすべて備えたスクーターなのです。
実際に走ってみた!330㎞走った2025モデルの快適カスタムとは?

- 軽い車体
- 取り回しの良さ
- スクーター特有の楽な乗車姿勢
これらが組み合わさることで、300kmツーリングでも疲れにくいバイクになっているのです。そこでこの項目では私が330㎞を実際に、2025年モデルのPCX160に乗って仕事をしてきました。
その模様は大改悪と言われるフードデリバリーのレポートと共に下記にしたためておいたので、興味がある方は参考にしてください。

2025年モデルをロングツーリングしてみて思ったこと
例えば次のような状況です。
- 道を間違えて細い路地に入った
- 観光地の駐車場が満車で切り返しが必要
- Uターンしないといけない
大型バイクでは緊張する場面でも、PCX160なら簡単に方向転換ができます。
…と書いたのですが、これは実際にその通りです。
PCX160は160㏄らしからぬ、異常な取り回しの楽さがあります。
その上危険に十分気を付ければ、高速道路もスイスイ乗れます。
ETC搭載すると5万円ぐらいするのですが、それに見合ったメリットがあります。
6月に事故があってそれでも高速道路は乗れる仕様にしたいと思います。

実際に330㎞走って思ったこと
- シート高が高くなった?
- 車重はいつも通り
- お尻の突き上げは減ったような気がする
ロケットナウというフードデリバリー会社があるのですが、3月に規約改定をしました。一応その規約改定のことは下記に載せておきます。破損に関して厳しくなったのですが、つまりPCX160によくあったような突き上げ問題が起きると、破損やこぼれなどに大きく関わるということになります。
PCX160の突き上げを解消!快適を手にするサスペンション交換ガイド – ポレポレ日記
実際にそれではリアサスペンションを交換するほどだったか?と言われると、今のところそういう感じでもないなとは思いました。そして実際に商品は破損したのか?ということですが、破損なんて一回も起きませんでした。ラーメンやかなり汁物も運んでいたので、間違いはないです。
ただし疲労に関しては腰に相当来るのは、前モデルと変わりはないので何らかの対策は取る必要はあると思います。そうは言っても適度に休憩することも重要なので、コンビニや快活CLUBなどでいいので休むという行為は数時間おきに行ってください。

後悔しないために!300km走行で直面する「疲労と尻痛」の回避策

結論から言うと、**PCX160で300kmツーリングを快適にする最大のポイントは「疲労対策」**です。
どんなに燃費が良くても、どんなにエンジンが優秀でも、長時間同じ姿勢で走れば体には負担がかかります。特にスクーターの場合、シート形状の影響で**尻痛(おしりの痛み)**が発生しやすい傾向があります。
さらに長距離では、走行風による体温低下や、長時間の振動による疲労も蓄積します。これらを対策せずに300kmツーリングに出かけると、「楽しいはずのツーリングが途中から苦行になる」ということも珍しくありません。
しかし安心してください。
- シートクッション
- 適切な休憩
- スクリーン装備
この3つを意識するだけで、300kmツーリングの快適性は大きく変わります。ここからは、PCX160で私が取り付けておいた方が楽かなぁと思ったアイテムを2つ、休憩方法についても解説したいと思います。
シートクッション
まず突き上げ問題に関しては解決したと思います。しかしやっぱり一日100㎞以上走るとなると、疲労感は半端ないです。後で話す適度な休憩とこのクッションについて、話をしていこうと思います。
乗っていて思ったのですが、やっぱりシート高が高くなったように思いました。足つきが若干悪いんですよね。それで困ることはないと言えばないのですが、これって手軽に解消できればなおいいと思うんですよね。
- 柔らかく交換が簡単
- 腰位置も最高
- ローダウンもできる
そんなシート、PCX160でないだろと思ったのですが、何かあったんですよね。なので今回はシートについても交換してしまおうかなと思います。
走行1.5時間ごとの休憩が「集中力維持」と「翌日の筋肉痛防止」の鍵
長距離ツーリングでは、休憩タイミングの管理も重要です。多くのベテランライダーは、約1〜1.5時間ごとに休憩を取っています。これは単なる休憩ではなく、次の効果があります。
- 血流改善
- 筋肉疲労の回復
- 集中力維持
長時間同じ姿勢で走ると血流が悪くなり、筋肉が硬直します。その状態で走り続けると、翌日に強い筋肉痛が残ることがあります。しかし定期的に休憩して体を動かすことで、疲労は大幅に軽減されます。
例えば次のような休憩ルーティンがおすすめです。
- サービスエリアでストレッチ
- コンビニで軽食
- 展望台で景色を楽しむ
ツーリングは距離を走ることより、旅の時間を楽しむことが大切です。適度な休憩を挟むことで、300kmツーリングはむしろ快適な旅になります。あとホテルなども予約して、宿泊するという手段もしっかり考えておいてください。

走行風による体温奪取を防ぐ「PCX160専用スクリーン」の効果
300kmツーリングで疲労を増やす原因は、尻痛だけではありません。
もう一つの大きな要因が、走行風による体力消耗です。
バイクは常に風を受けながら走ります。特にスクーターはカウル(車体外装)が小さいため、上半身に直接風圧が当たりやすい構造です。風圧が強くなると、ライダーは無意識に体を支えようとします。その結果、腕・肩・背中の筋肉が常に緊張状態になり、長距離では疲労が蓄積します。
あと一番私がネックにしているのが、スマホなどの装備です。
走行風とか疲労に目が行きがちですが、スマホの位置も実はバイクの疲れの一つの原因になります。それは何か?というとフードデリバリーの人ならスマホをガンガン押すと思います。そうじゃない人もGoogleマップなどで行きたい場所を検索して、ルートを毎時毎分表示し続けたいと思います。
そうなったときPCX160の場合は真正面にスマホが見える方がいいんですよね。そうするとカチオンとか、ああいうアイテムがスクリーンのステーにネジで止められるタイプのものがいいんですよね。腰への負担はシートや電熱系のアイテムをお尻に敷いてしまえば、ある程度軽減は可能です。
しかしスマホの快適さはしっかりカスタムを施す必要があるので、PCX160でロングツーリングを行いたいと思う方は参考にしていただければと思います。
300kmの旅を「苦行」にしないための必須装備とカスタム

スクーターは車体構造の関係で、荷物の積み方がツーリング快適性に直結します。荷物が不安定だと走行中のバランスが崩れ、余計な神経を使うことになります。
さらに長距離ツーリングでは、スマートフォンのナビを使う機会も多くなります。ナビを使いながら走ると、バッテリー消費が激しくなるため、USB電源などの充電環境が欠かせません。
そこで私が乗ってみてさらにほしいなと思ったカスタムが次の装備です。
- リアボックス(積載力アップ)
- スマホホルダー(ナビ確認)
- USB電源(充電環境)
これらを整えるだけで、300kmツーリングの快適性は大きく向上します。ここからは、PCX160で長距離ツーリングを楽しむための装備を具体的に解説します。
積載量を増やして身軽に走る「リアボックス」の容量と選び方
ロングツーリングで最も重要な装備の一つが、**リアボックス(トップケース)**です。
リアボックスとは、リアキャリアに取り付ける収納ケースのことです。ヘルメットや荷物を収納できるため、ツーリングの利便性が大きく向上します。PCX160はシート下にも収納スペースがありますが、容量は約30L前後です。フルフェイスヘルメットを入れると、残りのスペースはあまり多くありません。
そのためツーリングでは、リアボックスを追加して積載力を強化するのが定番です。リアボックスがあると、次のような荷物を収納できます。
- レインウェア
- 防寒着
- カメラ
- お土産
- 飲み物
ツーリングでは、天候の変化や気温差に対応するため、意外と荷物が増えます。リアボックスがあれば荷物を背負う必要がなく、体への負担を減らすことができます。つまりリアボックスは、単なる収納ではなく、ツーリング快適性を大きく向上させる装備なのです。
しかしリアボックスだけでロングツーリング用の荷物を詰め込むと、明らかに足りなくなると思います。そこでシートバッグ選びも非常に重要になります。PCX160でもリアボックスにひもを括り付ければ結構走れるので、もしロングツーリングをPCXで行いたい方は参考にしてください。
振動からカメラを守る「衝撃吸収ダンパー付きホルダー」の重要性
スマホホルダーを選ぶ際は、振動対策が非常に重要です。
バイクは走行中に細かな振動が発生します。この振動がスマートフォンに伝わると、カメラの手ブレ補正ユニットにダメージを与える可能性があります。
最近のスマートフォンには**光学式手ブレ補正(OIS)**という機能が搭載されています。これはカメラ内部のレンズが動いてブレを補正する仕組みですが、強い振動が続くと故障の原因になることがあります。
そのため最近は、振動吸収ダンパー付きスマホホルダーが人気です。
ダンパーとは衝撃を吸収する部品のことです。ゴムやサスペンション構造を使い、バイクの振動を大幅に減らします。
代表的なスマホホルダーには次のようなブランドがあります。
- QUAD LOCK(クアッドロック)
- SP CONNECT
- RAM MOUNTS
これらはツーリングライダーの間でも評価が高く、振動対策がしっかりしているホルダーとして知られています。

2025年モデルのPCX160にUSB電源は必須??
PCX160の強みの一つが、USB Type-Cポートの標準装備です。
しかしこのUSB Type-Cポート。とても分かりにくい場所にある上に、配線でごちゃごちゃしやすいのがPCX160のデメリットでもあります。そうなるとやっぱり別にUSB電源を取り付ける必要があります。
実は前モデルから思っていたのですが、スマホホルダーも取り付けたときに即充電出来たらな~とは思っていたんですよね。しかしスマホホルダーも消耗品なので、固定する力が弱まるということが起きます。そうなると充電はバイクからというのはOKなのですが、USBで繋げてしまうのもアリなのです。
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デイトナ(Daytona) Dユニット バイク アクセサリー電源ユニット 4系統 電源一括管理 合計19.5A D-UNIT EASY(Dユニット イージー) 45865
そういう意味でUSB充電が可能にできることは、結構重要なことです。D-Unitに関しては別の記事でも書いたのですが、ざっくりいうとリレーを内蔵しているので、高出力が可能となっています。そのため電装品に影響を与えず、バッテリー上がりもしにくいので、取り付けておいた方が良いアイテムと言われています。
今回はロングスクリーンと共に交換する際に、一緒に取り付けてもらおうかなと思っています。
まとめ
PCX160は、燃費・快適性・走行性能のバランスが非常に優れたスクーターです。300kmツーリングでも無理なく走れるポテンシャルを持っています。
大型バイクほどのパワーはありませんが、その代わりに燃費が良く、維持費も安く済みます。気軽に遠くへ出かけられる点が大きな魅力です。300kmツーリングを成功させるポイントは次の3つです。
- 休憩をこまめに取る
- 装備を整える
- 無理のないルートを計画する
この3つを意識すれば、PCX160でも快適なロングツーリングが可能になります。
「スクーターだから長距離は無理かも…」
そう思っている人ほど、ぜひ一度300kmツーリングに挑戦してみてください。PCX160はきっと、300km先の景色へあなたを連れて行ってくれる最高の相棒になるはずです。