PCX125で高速道路を走る前に知っておくべきこと
PCX125は、その軽快な操作性と燃費の良さで人気のスクーターですが、高速道路を走る際にはいくつか注意点があります。
この記事では、PCX125で高速道路を走行する際に知っておきたい法律やマナー、安全運転のポイント、そしてPCX125の性能や準備すべき装備について詳しく解説します。これらの情報を押さえて、安全で快適な高速道路走行を楽しんでください。
まず前提としてPCX125では高速道路は走れません。原付二種というバイクなので、道交法上124㏄以下のバイクは高速道路を走ることは不可能です。
しかしこのようなボアアップキットを使用すると、高速道路上でPCX125を走らせることが可能になります。
そのために少しPCX125という前提条件をお話ししないといけないので、興味があればこのままお付き合いください。
PCX125のJK05では高速道路はダメなのか？
これから高速道路は原付二種ではダメです、という話をしていきますが。ではJK05はダメなのか？という問題に直面する方も多いと思います。
ダメではないのですがかなり排気量を上げることが難しいので、私はJK05はおススメしていません。理由はボアアップキットなどをメーカーが作っていないからです。
私も購入店で確認しているわけではないのですが、ボアアップに関してはもし気になるなら購入店にまずは相談してください。購入店でも無理と言われたら、下記のブログのお店に直接お問い合わせいただくのがいいかもしれないなと思います。
PCX125 (JK05) 160cc ボアアップ始めます‼ : ノザワホンダ船橋店 STAFFブログ (exblog.jp)
できないこともなさそうなのですが4バルブとエンジンの規格が変わったので、このブログの方のように自分でエンジンを下ろしてばらして…と、作業工程がわかっている方ならJK05でもボアアップ化を狙っていいのではないか？と思います。
またもしそれでも高速道路にJK05で乗りたいという方がいたら、直接このブログのお店にお問い合わせいただくといいかもしれません。
高速道路走行の法律とマナー
高速道路を走る際には、通常の道路とは異なる法律やマナーが求められます。原付二種であるPCX125は、そもそも高速道路を走行できるのか、また安全運転のために知っておくべきポイントは何かを確認しておきましょう。
まずこの前提条件を知っておいてください。しかしPCX125でもこの問題点を打開することが可能です。
この問題点はPCX125を原付二種のまま、高速道路に乗ってしまおうとすることです。これがそもそも問題点であり、それを原付二種から排気量を上げてしまえば、この問題点は簡単に解決します。
しかしこの問題点を解決するのに、いくつかクリアしないといけないことがあります。まずその前に原付二種の高速道路での扱いについて、おさらいをしておきます。
- 原付二種での高速道路走行はOK？：まず、原付二種（125cc以下）のバイクは、日本の法律では高速道路を走行することができません。PCX125も例外ではなく、高速道路への進入は法律で禁止されています。これは、125cc以下の車両が高速道路での速度域に適していないためです。したがって、PCX125で高速道路を利用することは違法行為となり、警察の取り締まり対象となるため注意が必要です。
- 高速道路での安全運転とは？：仮に高速道路に進入できる状況があったとしても、非常に重要なのは安全運転です。高速道路では通常の道路よりも速度が速いため、車間距離を十分に取り、周囲の車両の動きを常に意識することが不可欠です。特に、スクーターは車体が軽いため、風の影響を受けやすく、バランスを崩しやすい点も考慮する必要があります。
- 高速道路料金は？ETCの利用は？：高速道路を利用する際には、通行料金が発生します。バイク専用の料金は四輪車に比べて割安ですが、PCX125はそもそも高速道路に進入できないため、料金の心配は不要です。また、ETCも通常は125cc以上の車両で利用可能ですが、PCX125の用途ではほとんど関係のない話題と言えます。
ETCはPCX125のままでは利用不可能ですが、そこから排気量を上げられるなら問題なくETCは使えます。
PCX160で純正ETCはある？取付法などを解説！ – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
これから排気量を上げる方法についていくつかご案内をしていくのですが、ご自身で気に入ったやり方があったら購入したバイクの排気量を上げた後、ETCは速攻取り付けてください。便利さが全然違うので、ETCは高速道路上では必須です。
PCX125で高速道路に乗る方法はある？前提条件を確認
PCX125を高速道路で乗る方法は、ボアアップキットを使って排気量を上げてしまうことです。
というよりそれ以外に方法は全くないので、そのボアアップキットについて少し注意点を書いておこうと思います。ホンダではハンターカブという優れたバイクがあるのですが、そのバイクなら排気量を上げることは簡単です。
一応こういう動画もあるので、参考にはなるんじゃないかなと思います。この記事はPCX125の記事なのですが、ハンターカブをボアアップするやり方も悪くはない気がします。それほどPCX125で高速道路に乗る手段が減っているような気がしています。
とりあえずどうやったら原付二種を高速道路に乗せることができるか？という手段を、私が3つほど考えてみました。1．と2．はまあこんなやり方もあるな、っていう程度で聞いてくれればいいと思います。
1．ハンターカブに乗り換える
ホンダが近年発売したバイクで人気の、ハンターカブというバイクがあります。
このバイクを使ってボアアップキットを搭載して、高速道路の条件である125㏄以上のバイクなら高速道路の使用可能という条件をクリアするのもアリです。
ハンターカブだとボアアップキットがあるので、簡単に排気量を上げて高速道路を走行することが可能です。ただしデメリットも多少あります。
- どのぐらいの初速になるのかがわからない
- 合流等々で問題は起きないのか？
- 情報が少なすぎてわからない
ということです。懸念材料があるということも分かったうえで、購入をしてボアアップキットを取り付けてもらうのもいいと思います。必ず型とボアアップキットが合っているか？ということも確認して購入を検討してください。
2．PCX160を購入する
一番簡単かなぁって思うのが、PCX160を購入してしまうことかなぁって思います。
ハンターカブだと価格が結構高めだと思うのですが、PCX160だと新車で大体45万円ぐらいです。まあ高いと言えば高いのですが、私の場合フードデリバリーでバイクを使用しているので、経費にできるしお金も用意できない額ではないです。
ただしこれは私の場合であり、読者の方がどうかはわかりません。ハンターカブもPCX160も結局かなり高額ではあるので、予算が余裕のある方は1．とか2．のやり方を選んでもいいと思います。
3．2型までのPCX125を購入する
結構おススメしているのが、この2型までのPCX125を買うというやり方です。
簡単に言えばPCX125のボアアップキットを搭載することを前提として、JF56という型のバイクを買うということです。
JF28だとちょっと情報がないですね。笑
JF56だと価格は大体21万円～という感じでしょうか。
中古であるため整備が自分でできた方がいいのは間違いはないのですが、この間PCX160で整備不良をしてしまったので必ず事前に自分で勉強をしている必要はあります。ただ失敗も含めて一回やってみるとわかることが多いので、自分で整備してみるのもいいと思います。
- タイヤ
- ブレーキパッド
- ディスクローター
- ブレーキフルード
- フロント回り全般
- 駆動系のリフレッシュ
この6つぐらいは最低限確認をしておいた方がいいと思います。高速道路に乗るときはかなり振動もすごいし、少しでも風が強いと速度もぐんぐん落ちていきます。
しかしPCX125でJF56までのバイクでいいところは、屋根が取り付けられることだと思っています。それでも豪雨の日は危険が多いのですが、屋根が取り付けられることで雨にずぶぬれになるというバイク特有の危険は回避できます。
その上JF56という10年ぐらい前のバイクであったとしても、かなりの加速力がありパワーもあるので仕事で使いたい方などはこのバイクでも十分問題はないと思います。
まとめ
PCX125で高速道路を走ることは法律で禁止されており、安全面からも避けるべきです。しかし、もし125cc以上のバイクを使用して高速道路を走行する場合、事前の準備や装備、安全運転の知識が不可欠です。
また、高速道路にはメリットとデメリットがあるため、それらを理解し、無理のないツーリング計画を立てることが大切です。楽しいツーリングを実現するために、適切な知識と準備を持って臨みましょう。
高速道路は何回か乗っていますが結構便利です。整備不良だけは気を付けたいところではあるのですが、駆動系は不安なら一回バイク屋さんにお任せしてもいい気がしています。JF56だともうかなり古いバイクなうえに減算歴がある可能性も高いので、全部一回交換してしまっていいんじゃないかなと思えるほどです。
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