PCX160で快適ツーリング!完全ガイド:カスタム、積載、高速道路対策まで
PCX160は、その燃費性能と取り回しの良さから、ツーリングに人気のスクーターです。しかし、長距離ツーリングとなると、快適性や積載量、高速道路での安定性などが気になりますよね。
そこで今回は、PCX160を快適なツーリングマシンへと進化させるためのカスタム方法や、積載術、高速道路対策などを徹底解説します。
本記事を読めば、あなたもPCX160で快適で楽しいツーリングを実現することができます。
現在の私のPCX160はこんな感じになっています。
- エンデュランスのロングスクリーン
- 適当に買ってきたナックルガード
- U-KANAYAのブレーキレバー
この3点を今月付けてテスト走行を繰り返しています。ナックルガードがよく当たるという意見を聞きますが、デイトナのスクリーンのステーを、そのまま採用したら全然当たらず済んでいます。
意外といけるのでこのまま7月も乗り続けようかなと思います。さて私がツーリングをやってみてほしいと思ったアイテムや、その他どこに気を付けるべきか?というポイントも今日は解説しておきました。
この記事を参考にツーリングを楽しんでいただければ嬉しく思います。
快適性を追求:疲労軽減&ライディング向上
高速道路で一番重要なのは、いかに疲れを軽減できるか?ということです。
道具を一応紹介していきますが、東京~名古屋まで行ってみてやっておきたいことを3つだけご紹介しておきます。
- PA/SAを把握しておく
- 時間帯を意識して走る
- 目的地に応じてどのぐらいの混雑状況かを知る
この3つぐらいは絶対にやっておいてください。そうなると渋滞情報も知りたいので、当然ラジオを聴ける環境が欲しいですね。私だったらインカムを取り付けて、いちいちラジオで渋滞情報を知る方法を確立しておくと思います。
インカムもB+COM Playを使ってみましたが、高速道路では全く聞こえないですね。これなら最初からCardoのような音質が最高なインカムを購入した方が、遥かにいいように感じました。Cardoに関しては別記事で書いたので、こちらも参考にしていただければと思います。
Cardoなら高速道路の風切り音の中でも、問題なく音声が聞こえると思います。高速道路は情報が命なので、ラジオも聴けるようにラジオが聞けるアプリなどもしっかり入れておいてください。
長距離でも疲れにくいシート
長時間のツーリングで一番大事なのは、いかに快適に過ごせるかです。そのためには、シートの快適性が重要です。ゲルザブやカスタムシートを利用することで、疲労軽減を図ることができます。
特にゲルザブは、振動を吸収し、長時間のライディングでもお尻が痛くなりにくいという特徴があります。おすすめのシートには、デイトナやタナックスの製品があります。自身にあったシートを見つけるためには、実際に試乗して感触を確かめることが大切です。
しかし最近自転車用のタイツが非常に優秀なことに気が付いて、毎日こちらのタイツを履いています。結果お尻も疲れず仕事に集中できます。
風圧を軽減するスクリーン
風圧はライダーの疲労に大きく影響します。スクリーンを装着することで、風圧を軽減し、長時間のライディングが楽になります。
純正スクリーン、ターンスクリーン、スポーツスクリーンなどがありますが、身長や体格、ライディングスタイルに合わせて選ぶことが重要です。スクリーンを交換することで、空気抵抗が減少し、燃費も向上することがあります。
今回はエンデュランスのロングスクリーンを採用しています。
今回はこのスクリーンで使ったステーを利用して、ドライブレコーダーを取り付ける予定です。その模様もカスタムした後にご紹介しようと思います。
しかしPCX160に取り付けるなら、純正品が一番いいんじゃないかなって思います。
自分に合ったサスペンションセッティング
快適なライディングには、サスペンションの調整も欠かせません。
純正サスペンションや社外製サスペンションを使用し、プリロードや減衰力、スプリングレートを調整することで、自分に合った乗り心地を実現できます。体重や荷物の量、ライディングスタイルに応じて調整することがポイントです。
最近キタコのサスペンションならショックを軽減できるということを知りました。こちらの製品も今後どこかのタイミングで取り付けてもらおうかなと思っています。
グリップで手首の負担を軽減
長距離ツーリングでは、手首の負担も無視できません。グリップを交換することで、手首への負担を軽減することができます。
純正グリップ、ラバーグリップ、ヒーテッドグリップなど、素材や形状、機能性を考慮して選びましょう。特に長距離ツーリングには、ヒーテッドグリップが冬場に役立ちます。
…と言いたいのですが、実はクルコンというシステムが一番高速道路では役に立ちます。クルコンというのは速度調節器みたいなもので、例えば80㎞/hで流れていそうなら80㎞/hに固定できる、こんな感じの装置です。
上記のスロットルアクセルを取り付ければ、簡単にクルコンの代わりをしてくれます。しかしこのクルコン、PCX160でもどうも後付けで取り付け可能なようです。
DIYの腕に自信がある方は、クルコンを取り付けてもいいかもしれないですね。
積載量アップで荷物も安心!
PCXで一番ネックになるのが、リアボックスではないかなって思っています。これを取り付けるか、取り付けないかでPCXの出来が大きく左右されると言っても過言ではないと思います。
バイクでコンテナボックスの完璧な固定法を徹底解説! – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
PCX160だとこういうコンテナを設置してしまうのも、一つの手段だと思います。リアボックスはダサいんですけど便利なので、利便性を重視する方は取り付けてもいいと思います。
リアキャリア&サイドボックスで積載量アップ
ツーリングには多くの荷物が必要です。リアキャリアやサイドボックスを利用することで、積載量を大幅にアップさせることができます。
純正キャリア、社外製キャリア、ソフトタイプ、ハードタイプのサイドボックスなど、用途やデザインに合わせて選びましょう。積載量や取り付け方法も考慮することが大切です。
これが嫌な人はシートバッグを付けるといいと思います。タナックスでもいいのですが、デイトナのヘンリービギンズシリーズもいいですね。ただし選ぶのは3つあって、Basicタイプだけでいいと思います。他のタイプは高くお金を取る割にそれほど効果がないからです。
トップケースで利便性を向上
トップケースは、さらに積載量を増やすのに便利です。純正トップケース、社外製トップケースなど、必要な荷物の量を考慮して選びます。
トップケースを取り付けることで、車両の重心が変わるため、運転時のバランスにも注意が必要です。こちらもしっかり締め付けを行わないと、外れやすくなるので定期的にメンテナンスを行ってください。
その他の積載術
タンクバッグやサドルバッグを使用して、小物を収納する方法もあります。荷物をまとめるためのネットやロープを活用し、重量配分に注意した積載が重要です。
PCXだったら採用できないような気がするのですが、サイドバッグも取り入れていいと思います。革製品のものがいいですね。防水加工も施されている場合があるので、ここに工具などを入れておけばいざというトラブルにも対処できます。
高速道路も快適にクルージング
PCX160で快適に高速道路に乗るには、一つだけコツというかそういうものがあります。
それが無理して追い越し車線に乗らないことです。
PCX160で高速が怖い?対策や乗り方を徹底解説! – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
PCX160での高速道路の走行に関しては、こちらの記事に詳しく書いておきました。
首都高だとまたコツなどが話が変わるのですが、高速道路だと時速80㎞/hという区間がほとんどです。そうなると白ナンバーの車がほとんど有利な道路となっています。
それはそうですよね?
だって直線があれだけ長くて、カーブもほとんどない。そうなると排気量が1000㏄を優に超える白ナンバーの車の方が、遥かに高速道路では有利になります。
実際に130㎞/hか140㎞/hで平然と走り抜ける白ナンバーの車もいるので、是非気を付けて高速道路を利用してください。
タイヤ交換で安定性を向上
高速道路での安定性を向上させるためには、タイヤの選択が重要です。純正タイヤ、ツーリングタイヤ、ハイグリップタイヤなど、用途や路面状況、ライディングスタイルに合わせて選びましょう。タイヤ交換により、燃費にも影響が出ることがあります。
PCXに関してはCITY GRIPがあればいいと思います。それ以外はいらないと思うので、選択肢はタイヤに関してはこれのみでいいと思います。
サスペンションセッティングで安定感を増す
高速道路では、サスペンションのセッティングが安定性に大きく影響します。プリロードや減衰力、スプリングレートを調整し、安定性を重視したセッティングを行いましょう。専門のチューニング業者に依頼することも一つの手です。
結構リアのショックが激しいと思うので、リアのショックを減衰してくれるリアショックアブソーバーが必要だと思います。キタコは結構ベルトでもお世話になっているのですが、リアサスペンションもPCX160には相性が抜群のようですね。
迷ったらこのキタコのリアサスペンションを採用してください。自分でやってもらってもいいですし、バイク屋さんに任せてしまってもいいと思います。
その他の高速道路対策
風防の装着方法やタンデム時の注意点、高速道路での安全運転の心得も重要です。風防を効果的に装着することで、風圧を軽減し、快適なライディングが可能です。
スクリーンが重要ではあるのですがこれだけでは、防風をすることはかなり難しいです。本当に防風をしたい方は必ず服装にもお金をかけてください。PCX160もかなり走れるバイクなので、速度が上がりやすいです。当然風による影響も受けやすいので、服装にも気を付けてください。
まとめ
PCX160は、カスタムやちょっとした工夫で、快適なツーリングマシンへと進化させることができます。本記事で紹介した情報を参考に、自分好みのPCX160で、快適で安全なツーリングを楽しんでください。
意外とツーリングが楽しかったのですが、真夏はちょっと注意が必要かもしれないですね。
高速道路を乗る方は特にですが、乗り慣れてください。これが一番の高速道路対策となります。高速道路も何回か走っていますが、事故が大変多くなっているように思います。くれぐれも安全運転を心がけてください。
名古屋までPCX160で行ってみて思ったのですが、やっぱり服装に関しては非常に重要性を感じています。ロングスクリーンを付ければ確かにある程度防風はできるのですが、やっぱり風に強い服装は必須だと思います。手はグリップヒーターや電熱グローブでいいのですが、私は靴こそ本当にお金をかけていい場所だと思っています。
今後MTバイクにも乗るので、下記の商品を二足ぐらい買えればなと思っています。PCX160でも高速道路に頻繁に乗る方なら、靴もしっかり揃えてください。
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