PCX160購入で「後悔」している?その理由と共感できる不満点

「PCX160を買って後悔した…」そんな声を耳にしたことはありませんか?バイク選びに悩む方なら、「本当に自分に合うのだろうか」と不安になるのは当然です。SNSや口コミサイトを覗けば、「思っていたより燃費が悪い」「シートが硬い」「足つきが不安」など、さまざまな不満が並んでいます。選択肢が多いからこそ、「買ってから後悔したくない!」という気持ちが強くなるものです。
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PCX160を上手に乗りこなしたい方は、リアサスペンションだけはいいものにとっとと交換してしまった方がいいと思います。PCX160のリアサスはとても硬く、穴にタイヤがはまっただけですさまじいほどの衝撃を足の下から受けることになります。
PCX160を買って後悔したことを教えて下さい。125か160で迷ってますが通勤メインで使う予定ですが自分の用途では125が合理的だと思うのですが160に対して何故が憧れが出てしまいます。一応、メインの車があるので遠出 は車で済ませそうですし……。 125と160を調べても所詮広告なので良いような記事しか出てきません。もっとリアルな目線で考えたいのでPCX160を買って後悔した実体験や125で十分だと思える話を聞かせて下さい。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12257662987
わかりました!お任せください。PCX160に1年以上乗った私だから語れる、駆動系をいじって失敗した私だから語れるPCX160にして後悔したことを今日はお伝えしていこうと思います。このバイクで後悔している点については、以下の3つぐらいです。
- スクーターであること
- 高速道路で過不足なし!煽られない!が、キレられやすい!?
- 左手でリアブレーキを常に使い続けないといけない
という3点です。おそらく他のPCX160レビューでは出てこない意見ではないかなと思います。高速道路や自動車専用道路の話は少し長く話す必要があるように感じるので、別途項目を作らせていただきました。それではPCX160にして後悔したことを、上記の3点を中心に書いていこうと思います。
よくある「PCX160 欠点」!購入後に気づく不満の正体
購入前は気づきにくいPCX160の欠点は、実際の使用シーンで浮き彫りになります。燃費のギャップやシートの硬さ、加速性能、積載力の不足など、使い込むほどに「こんなはずじゃなかった…」と感じやすいポイントが見えてきます。
この項目は一般的によく言われているPCX160の不満点です。私はあまり感じないのですがこういう意見もあるのだ、ということを私も認識したくて作った項目です。購入時の参考にしていただければと思います。
よくスクーターで私がバイクで配達をしているとき、すごいスピードで追っかけてくるスクーターがいます。あんなのはできて当たり前のサル真似みたいなもので、スクーターで一番難しいのが低速時の走行です。この時フラフラするので多くの原付やスクーターは横からすり抜けをするのです。
そうしないと下手なのがばれるからです。
なので今回はこういった一般的なPCX160に対する不満点も、私の目線でばっちり解説していこうと思います。
「思ってたより燃費が悪い…」維持費が予想以上にかかる後悔
実際の燃費とカタログ燃費の差に驚く人は多いです。カタログ値では53.5km/Lとされていますが、街乗りでは40~45km/L程度に落ち着くことが一般的です。「毎日通勤で使ってたら、給油の頻度が多くて面倒…」という声も。さらに、PCX160は125ccモデルよりも自動車税や任意保険料が高く、ファミリーバイク特約も使えません。オイル交換やタイヤ、ブレーキパッドなどの消耗品も、排気量が上がる分だけ維持費がかさみます。
保険に関してはファミリーバイク特約と言いますが、仕事で使う方はソニー損保か東京海上日動のどれかになります。結局保険料は高くつきやすいので、この点はどうかなぁというポイントではありますね。安全と安心を取るか、お金を浮かせるか。あなたの選択次第だと思います。
排気量に関しては私は個人的にPCX125も同じぐらいの燃費じゃないかなと思いました。確かにガソリンの減りは速いとは思いますが、エンジンオイルの交換やエアフィルターの交換をしっかり行っていれば、あまり問題のないところだと思っています。
【解決策のヒント】
燃費改善には、急加速や急ブレーキを避け、一定速度を心がけるエコランが有効です。また、タイヤの空気圧やエンジンオイルの定期交換、エアフィルターの清掃も燃費向上に直結します。エアフィルターに関してはSP武川のパワーフィルターがあれば、私の場合はあまり走行性能に不満はなかったように感じました。
下記の紹介しておきますので試してみたい方は、下記の商品を参考にしてください。
「シートが硬い!」「足つきが悪い…」長距離走行で疲れる後悔
「長距離を走るとお尻が痛くてつらい…」と感じる方は少なくありません。PCX160の純正シートは、デザイン性や耐久性を重視しているため、やや硬めの作りです。そのため、長時間のツーリングや通勤で連続走行すると、坐骨や尾てい骨に負担がかかりやすくなります。特に、身長が低い方や体格が小柄な方は、足つき性の悪さも悩みの種です。停車時に両足がしっかり地面につかず、「信号待ちや渋滞で倒しそうになってヒヤッとした」という経験談もよく耳にします。
【解決策のヒント】
快適性を求めるなら、社外製のゲルシートやローダウンシートへの交換が効果的です。ゲルシートは衝撃吸収性に優れ、長距離でもお尻の痛みを軽減します。ローダウンシートやサスペンション調整でシート高を下げることで、足つき性も改善できます。また、ライディングブーツを選ぶ際は、ソールの厚いものを選ぶと安心感が増します。
ガエルネ 145 登山靴徹底レビュー!選び方からお手入れまで完全解説 – ポレポレ日記
ライディングブーツはいろいろあるので、気に入ったものを選ぶといいと思います。バイク用シューズの方がいいのはいいのですが、NIKEのシューズなどでも問題はないかなとは思います。シートが硬いと感じる方は、下記の記事も参考にしていただけるとPCX160を快適に乗りこなすことが可能になると思います。

「加速が物足りない?」「振動が気になる…」走行性能への後悔
PCX160は街乗りや通勤には十分なパワーを持っていますが、高速道路やバイパスなどの幹線道路では「もう少し加速が欲しい」と感じることがあります。特に、合流や追い越し時にアクセルを開けても、期待したほどの加速感が得られず、「やっぱり250ccにしておけばよかったかな…」と後悔するケースも。 また、エンジンの振動が長時間の運転で手や足に伝わり、疲労を感じる方もいます。単気筒エンジン特有の振動は、長距離移動や高速巡航時に顕著です。
しかしそうはいってもPCX160ぐらい大きなスクーターであれば、くるぶしでニーグリップなどもできます。振動は確かに激しく来るものの、走行時の安定性はそれで賄えるはずです。他の疲れに関してはPCX160ならカスタムすれば解決することだと思います。
【解決策のヒント】
エンジンオイルやタイヤの定期的な交換は、走行性能の維持に不可欠です。さらに、ハンドルブレースやバーエンドのカスタムパーツを装着することで、振動を効果的に抑えることができます。サスペンションのセッティングを見直すことで、乗り心地や安定性も向上します。
振動に関してはリアサスペンションを交換してしまうのが、一番手っ取り早いと思います。そのことに関しては下記の記事でしっかり解説しているので、お時間が合って興味がある方は下記の記事を参考にしてください。

「収納スペースが足りない!」積載量への後悔と日常使いの不便さ
PCX160のシート下収納は、フルフェイスヘルメット1個でほぼ満杯になるサイズです。「買い物帰りに荷物が入りきらなくて困った」「通勤用のカバンが入らない」といった不満もよく聞かれます。日常的に荷物を運ぶ必要がある方にとって、積載性の不足は大きなストレスとなります。 「結局、もう一台原付や自転車を用意した」という声もあり、用途に合った積載力が求められています。
この間自己紹介の記事で、「同じシートバッグを使いたい」と言われたので、この記事でも載せておくことにしました。ヒロシさんが以前使っていたシートバッグと同じものを使っています。タナックスのMOTOFIZZ キャンピングシートバッグ2 59-75Lというものです。

暗いのでわかりづらいかもしれませんが、タナックスのシートバッグを取り付けると、こういう感じです。私はトップボックスにこのシートバッグを括り付けています。シートバッグもスクーターだと付けづらいので、やはりMTバイクの方がこの収納力に関しては一枚上かもしれないですね。

私がPCX160で後悔したこと3選
PCX160で後悔した経験は、決してあなただけのものではありません。実際に購入したユーザーの「失敗談」や体験談から、事前に知っておきたいポイントや注意点を学ぶことができます。
その実体験を語るのは私です。
私ならこのPCX160で後悔したことを、他の方にはない目線で語ることができます。それでは冒頭で語った3つのことをもう一度おさらいしてみましょう。
所詮スクーターであること
私が特にPCX160で思っていたことは、所詮スクーターだなと思っていることです。
簡単に言えば原付や原付二種の延長のバイクだなという意味です。これは何を意味しているか?というと、クラッチなどを介さないので一見簡単そうに見える操作ですが、逆に言えばクルコンなどもないため高速道路ではいつもアクセル一定にしていないといけないという点です。
ではなんでスクーターだといけないのか?というと、スクーターは扱いが難しいからです。MTバイクだとクラッチを上手に使うことでアクセルを常に一定にしないといけないという状態からは抜け出せたりするのですが、スクーターはコーナリングでもアクセル一定にしないといけないので、速度調節が大分難しいのです。
乗り慣れていない人はたぶんフラフラ車体が動くのでないかなと思うのですが、それはスクーターだからというのも理由の一つなのです。私だったらMTバイクも乗れるようにして、車体の選択肢の幅を増やしていくと思います。そのために私はMTの免許を取得しています。
ただしこれは私は他のビッグスクーターなどにも、同様の意見を持っています。さすがに大型のスクーターになると話が変わってくるとは思うのですが、しかしながら結局スクーターはスクーターじゃないの?と思っています。その証拠ではないのですがゴールドウイングというバイクも、MTとATの両方をホンダが用意しているぐらいです。
この辺はPCX160をカスタムしても解決しない問題なので、素直にMTバイクを一台購入してしまうといいと思います。
高速道路で過不足なし!煽られない!が、キレられやすい!?
これは一体なんのこっちゃ?!と思う方もいらっしゃると思います。ハッキリ言って高速道路や自動車専用道路で、PCX160を走らせても走行性能に不満はないです。風に煽られやすいと聞きますが、私の体感的にはさほど問題はないように思います。
110㎞/hぐらい余裕で出ないと…とか言いますけど、高速道路でこの間105km/hぐらいの速度で、違反切符を切られたライダーさんがいました。高速道路で違反をするとかなりデカい違反点になりやすいのと、その後警視庁からかなり厳しめにマークされやすくなります。
なので私は速度などにおいてはPCX160ぐらい出せれば、問題はないと思います。しかしそれは私にとっては、という意味です。他のドライバーなどにとっては全く違います。私のように夜明けまで乗るようなライダーは、当然深夜に走っているトラックドライバーや変な車にも対応しないといけないです。
そうなってくると煽られやすい…と思われがちですが、違います。他のスピード自慢のドライバーが一斉に私のバイクを見るや否やキレて悪質な行為を繰り返してきたりします。は?って思うかもしれませんが、私がPCX160を買って後悔したのが、このほかのドライバーがキレやすいという点です。
わざとノロノロ走って変に煽っている馬鹿な車もいますが、そんなのも相手にしないといけませんし逆にキレるトラックなどにも対処しないといけません。何が言いたいのか?というと、車体の走行時の管理が結構難しいのがPCX160の後悔した点かなぁと思いました。
高性能ではあるもののそれはPCXの中での話であり、路上に出てみると本当に不満も結構出てくるのがPCX160かなぁと思いました。PCX160は結構舐められやすいバイクであり、馬鹿にされやすいバイクでもあるのかなというのが私の印象です。
左手でリアブレーキを常に使い続けないといけない
これは先ほどから言っている通り、MTバイクとスクーターの違いと同じです。
結局PCX160はスクーターなので、スピードに乗っている場合はいいのですが、乗っていない低速時の場合は意外とリアブレーキを使わないとコーナリングが安定しないです。当然そうしないと壁にぶつかったりするので、リアブレーキを常に使っている状態にはどうしてもなるのですが。PCX160で私の場合低速走行になる場合は、意外と多いと思っています。
- 右左折をしたいとき
- 市街地走行をしているとき
- 住宅街のような狭い道路を走るとき
PCX160だと横浜のような急な坂も結構ガンガン上ってくれるし、住宅街の細い路地でも無難な走りで解決してくれます。しかし逆に言えばスクーターなので、そういう路地に入れば入るほどリアブレーキの摩耗はかなり激しいものになります。
私のようにブレーキパッドの交換もできるような人間なら問題はないのですが、他の方はいちいちバイク屋さんに持ち込むのではないでしょうか。2りんかんのようなバイクショップでもやってはくれると思います。しかしそのたびにいちいちブレーキパッドの交換の予定日を予約しないといけないです。
私はPCX160にして後悔したのが、こういったブレーキパッドなどの重要なパーツを、ガンガン交換しないといけない点だと思っています。じゃあ他のMTバイクなら大丈夫なの?と言われると、はっきり答えるとそうですという回答になります。
最近使っていたブレーキパッドから上位モデルが出てきたので、今度のブレーキパッドの交換はこちらの商品にしてみようと思います。
PCX160の後悔を満足に変える!具体的な解決策
PCX160で感じやすい後悔や不満も、工夫やカスタマイズによって解消できるケースがほとんどです。燃費や維持費の見直し、快適性の向上、積載量の増強など、具体的な改善策を実践することで、「買ってよかった!」という満足感に変わります。ここでは、ユーザーの悩みを解決するための実践的な方法を詳しくご紹介します。
燃費改善と維持費削減の解決策
私がこの項目で思っているのは、以下の3つをやれば大丈夫じゃないかなと思っている点です。
- エンジンオイルの交換
- ブレーキパッドの交換
- 駆動系の定期的(2万キロ推奨)な交換
この3つさえしっかりやってあげれば大体は大丈夫じゃないかと思います。駆動系に不安がある方はバイク屋さんに任せてしまっていいと思うし、自分でできる方は自分でやってしまった方がいいと思います。その際に絶対に電動インパクトレンチなどがある方が、既定トルクで締まっていないというような不具合はないと思います。
駆動系の締め付けが弱すぎると中で余計な熱が加わってしまって、錆びついてしまうという現象が起きます。そうするとプーリーの中央を取っている管が外れず、プーリーの蓋が取れないという致命的なトラブルが起きます。2万円ぐらい自走できなくなる恐れを考えれば、非常に安いものだと思います。
駆動系はおのおののスキルに応じて、自分でやるかショップに任せるかは検討してください。駆動系のことに関しては下記の記事の通りにやっていただければ、問題なくPCX160がまた元気に走ってくれると思います。

まとめ
PCX160は高い完成度を誇る人気スクーターですが、実際に所有してみると後悔や不満を感じる場面も少なくありません。しかし、燃費や維持費の見直し、快適性・積載性のカスタマイズ、取り回しの工夫など、具体的な対策を講じることで、満足度は大きく向上します。
後悔しないバイク選びを目指すなら、スペックや評判だけでなく、自分のライフスタイルや用途に合った工夫を取り入れることが大切です。PCX160と上手に付き合い、あなたらしいバイクライフを楽しんでください。
PCX160で後悔したことを最後に一つ取り上げるのだとすれば、自分で駆動系のメンテナンスを行ってしまったことです。笑
これは本当に未だに後悔していますがそのおかげでPCX160から新しい車体を買おうという計画を立てることができたので、私としては良しとしています。PCX160は優等生ですがそれ以上の性能を発揮するようなバイクではありません。もっと性能のいいバイクを欲しいなら、250㏄以上のバイクに求める方が無難だと思います。
ハイスピードプーリーに変えると劇的に走りが変わるとか、新東名高速道路の120km/h区間で130㎞/hをマークしたとか。そんな話を聞いたことがありましたが、私はドライブベルトとプーリーを普通に交換しただけで、その速度をマークしました。
あと冒頭でも言った通りやっぱりここに、リアサスペンションを純正から他の社外品に交換すると、全然PCX160の快適さが変わると思います。後悔したのはこのリアサスを交換するというアイディアに、出会うのが遅すぎたという点でしょう。これからPCX160に乗りたいと思う方は、是非カスタムメインでPCX160を楽しんでください。その楽しいPCX160のバイクライフの一つの参考になっていただければ嬉しく思います。
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