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PCX160のマフラー交換は不可なの?ウソと真相、規制の理由を解説

目次

PCX160のマフラー交換が「不可」と言われる3つの真相

本当に世の中嘘にあふれています。2025年に発売されて不評の連発だった、PCX160にも実はそういったデマがあります。それがマフラーが交換不可というデマです。


モリワキ(MORIWAKI) フルエキゾーストマフラー ZERO BP-X 23 PCX/PCX160 01810-L81X8-00

Hondaのバイクでそのような交換作業を自分でできないように作られている、ということを私は聞いたことがありません。そういうわけでいろいろ調べてみたら、結局マフラー交換不可の噂はデマということが判明しました。

結論から言うと、交換自体は可能です。しかしどうも特殊ナットのせいで2025年モデルのPCX160では、マフラーの交換が不可能というデマが流れてしまっているようです。その対策している動画なども載せていますので、是非この記事で2025年モデルのPCX160でも、マフラーの交換作業はできると考えを変えてください。

新型(KF47)から採用された「特殊ナット」が原因?

2021年登場の新型PCX160から、エキゾースト部分を固定するナットが従来型と異なる形状へと変更されました。しかし2025年モデルから6角形から5角形の特殊ナットと呼ばれるナットになったため、こういったマフラー交換は2025年モデルのPCX160から不可能になったと言われる原因となりました。

しかしあることをすると簡単に特殊ナットを取り外しすることができます。当然取り外しができるので、締め付けも可能ということになります。この問題はたぶんメンテナンスなどの知識がないので、そういう人が吹聴したデマだと考えられます。

ネットで調べてみるとすでに取り外しをしている動画が、ある程度載るようになっています。その動画を見る限りすごく簡単な道具を取り付けることで、どこにでも売っている普通のソケットで簡単に特殊ナットの取り外しはできるようになっています。

「改造防止ナット(フランジナット)」とは何か?その目的と構造

特殊ナットの正式名称は「改造防止ナット」または「フランジナット」と呼ばれます。これはマフラーの脱着を容易にさせないことで、不正改造による排ガス規制違反や騒音問題を抑止する狙いがあります。ナットの一部が変形しており、通常のスパナやメガネレンチではしっかり噛み合わず、簡単には緩められない構造です。

そのため、多くのライダーが「外せない=交換できない」と誤解してしまうのです。しかしあることをすることで普通の工具でも、簡単に取り外しが可能になります。なのでもし工具を持っていない方は、いい工具をあらかじめ持っておくといいと思います。

マフラーの規定トルクは決まっていて、29Nmと決まっています。このトルクで締めないとマフラーが外れかかって、緊急停止をしてしまいます。大陸製のソケットでもいいかと前は思っていたのですが、トネとか京都機械工具とかそういう日本製のメーカーの方がいいなぁと思っています。大陸製のものでしっかり作業ができている方は気にすることではないのですが、初めて作業をするという方がいたら日本製のものを持っていれば作業自体失敗しにくいと思います。

特殊ナットの外し方と専用工具の紹介

後で動画内でも取り外しを解説した動画を載せていますが、割ピンをソケットに挟み込むだけでこの特殊ナットは簡単に外れます。普段使っているソケットで簡単に特殊ナットの取り外しができるので、是非マフラー交換不可だと思わず自分好みのPCX160に変えてください。

自分で外せない場合、バイク屋に依頼する工賃の相場

もし作業に不安がある場合は、バイクショップへ依頼するのが安全です。マフラー交換の工賃は店舗によって異なりますが、おおよそ5,000〜10,000円前後が目安です。特殊ナットの扱いに慣れたプロであれば、短時間で確実に交換してもらえます。DIYの失敗でボルトを傷つけてしまうリスクを考えれば、作業を依頼するのも賢い選択といえるでしょう。

ただし特殊ナットも専用工具もいらず外せるので、バイクショップへ依頼する必要はないのかなというのが私の感想です。

PCX160のマフラー交換方法と知っておくべき性能の変化

マフラー交換は、バイクカスタムの中でも人気の高い項目です。しかし「交換が難しい」と言われるPCX160では、正しい手順や注意点を知らなければ取り返しのつかないトラブルを招きかねません。また交換によって燃費や走り心地に変化が現れるため、そのメリットとデメリットを理解しておくことも重要です。

ここではPCX160のマフラー交換の実践方法と、性能面の変化を解説していきます。PCX160のマフラーはDIYで交換可能です。ただし「必要な工具」と「正しい手順」を押さえておかなければ失敗に直結します。しかし当然できないわけではないので、正しい手順を上記の動画と一緒に確認していきましょう。

PCX160のマフラー交換不可問題はPCX160の2025年モデルについている、特殊ナットと呼ばれる5角形のボルトが原因と言われています。しかし普通のソケットに割ピンとか入れておけば、問題なく特殊ナットは外れていきます。普通のソケットでつけられるので、当然プレセット型のトルクレンチでも特殊ナットは締め付けも可能です。

29Nmに設定して特殊ナットを締めていけばいいだけなので、普通の工具で簡単に取り付けと取り外しは可能です。

これだけ揃えればOK!マフラー交換に必要な工具リスト

  • ソケットレンチセット(特に改造防止ナット対応ソケット)
  • トルクレンチ(規定トルクで締めるため必須)
  • 潤滑スプレー(固着防止用)
  • 新品ガスケット(必ず交換が必要)
  • 軍手・耐熱手袋

これらを揃えて初めて“安全に”作業が可能になります。特にガスケットは再利用不可の消耗部品で、これを怠ると排気漏れが発生します。

【完全ガイド】純正マフラー取り外しから社外品取り付けまでの全手順

  • エンジンが冷えている状態で作業を開始
  • O2センサーのカプラーを取り外す
  • マフラーステー・ブラケットを外す
  • 改造防止ナットを割ピンを入れたソケットで緩め、純正マフラーを取り外す
  • 新品ガスケットを装着
  • 社外マフラーを仮組みし、O2センサーを再装着
  • ステー・ボルトを規定トルクの29Nmで締め付ける
  • エンジン始動 → 排気漏れチェック

この流れをきちんと守れば、初心者でも交換は可能です。

忘れずに交換!新品ガスケットの重要性と選び方

ガスケットは、マフラーとエンジンの接合部に挟み込むパーツで、排気漏れを防ぐ役割を持ちます。PCX160専用品を選ぶことが必要で、サイズ違いを使うと新品でも排気漏れが起きます。価格は数百円程度ですが、交換を怠ると「異音」「性能低下」「排気漏れによる焼損」のリスクがあるため、必ず新品を用意しましょう。

【2025年最新】PCX160(KF47)用 車検対応おすすめマフラー5選

「交換不可」と言われがちなPCX160ですが、実際には車検対応マフラーを選べば安心してカスタム可能です。ここでは、2025年時点で評価の高いPCX160に対応しているマフラーを5つ紹介します。それぞれ「音質」「性能」「デザイン」の観点から解説しますので、購入時の参考にしてください。

PCX160にはちなみに軽二輪なので、車検はありません。

逆に言えばしっかりメンテナンスができていないと、いきなり整備不良でバイクが止まってしまう可能性もあります。特殊ナットもしっかり締め付けができますので、交換作業自体は可能です。

SP忠男のマフラーがPCX160用に存在しない?!その他の社外品も紹介 – ポレポレ日記

SP忠男のマフラーがどうも今回は存在するようなので、最後までこの記事を参考にしていただければと思います。

【王道にして至高】ヨシムラ R-77Sサイクロン

ヨシムラのR-77Sは、車検対応マフラーの中でも王道の一本。重厚感のあるデザインと安心のJMCA認証で、排気音はジェントルながらも存在感を発揮します。溶接精度や仕上げの美しさに定評があり、「質感」と「走行性能」を両立したいライダーに最適です。

【走りが激変】SP忠男 PCX160 PURE SPORT S

SP忠男のPURE SPORT Sは、その独自の膨張室構造によって低速トルクを厚くし、スタートダッシュが軽快になります。街乗りやストップ&ゴーの多い通勤シーンに最適で、「扱いやすさ」を求めるユーザーに人気です。静粛性も高く、普段使いに適しています。

【圧倒的コスパ】BEAMS R-EVO

BEAMSのR-EVOシリーズは、静音モデルから重低音モデルまで幅広くラインナップされており、コストパフォーマンスの高さで知られます。価格を抑えながらもJMCA認証を取得しているため、初めてのマフラー交換にも安心して選べます。

【レーシーな見た目】モリワキエンジニアリング ZERO

モリワキZEROは、スポーティなデザインと軽快なサウンドで人気の一本。エンジン回転数の上昇に合わせた“伸びやかさ”に定評があり、通勤バイクをレーシーに仕上げたいライダーにおすすめです。老舗ブランドならではの安心感も魅力です。

【個性派スタイル】ウイルズウィン アニバーサリーマフラー

ウイルズウィンは、多彩なサイレンサー形状やカラーバリエーションを用意しているため、「人と同じは嫌だ!」というユーザーに好まれます。性能面では純正同等レベルですが、ドレスアップ効果は抜群。カスタム志向のライダーにおすすめです。

まとめ

PCX160は「マフラー交換が不可」と言われがちですが、実際には特殊ナットや規制の理解、適切な製品選びができていないだけの場合がほとんどです。特殊工具を用意し、JMCA認証マフラーを選べば、安心してカスタムを楽しめます。さらに、失敗談から学ぶことで「燃費悪化」「性能低下」といったリスクも回避可能です。

あなたのPCX160を自分好みに仕上げる楽しみは、正しい知識の先にあります。ぜひ今回の内容を参考に、「見た目・音・走り」の全てに納得できるマフラー選びをしてみてください。

  • 2025年モデルのPCX160でマフラー交換不可は嘘
  • デマが流れた原因はマフラーについている特殊ナット
  • 割ピン一本ソケットに差し込むだけで五角形の特殊ナットは簡単に外せる

今日話した内容はこんな感じになっています。PCX160の特殊ナットは割ピンをソケットに仕込むだけで、簡単に外せますのでマフラー交換は安心して行ってください。今回はマフラーをいろいろ紹介したかったのですが、紹介しきれなかったので下記のBEAMSのマフラーも一緒にご紹介しておきます。

結局特殊ナットが外せることがわかったので、マフラーのカスタムも自在に行えます。マフラーも自分の走りに没頭する質の高いアイテムの一つなので、是非自分の好みのものがあったら自分のPCXに取り付けるマフラーの参考にしてください。


ビームスモーターカンパニー(Beams Motor Company) CORSA-EVOⅡヒートチタンサイレンサー PCX160 2BK-KF47 G196-65-001

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この記事を書いた人

バイク歴4年目。
ヒロシちゃんねるを見て普通自動二輪免許を取得!
PCXを計5台乗り換えて、今年からPCX160をカスタムせざるを得ない羽目に。笑
それ以外のバイク情報もなるべく実体験に基づいて情報発信します!

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