PCX150で快適なロングツーリングを実現!準備からルート選びまで徹底解説
PCX150は、軽量で扱いやすく、都市部から郊外まで幅広く対応できる万能なスクーターです。しかし、ロングツーリングとなると、特別な準備や工夫が必要です。本記事では、事前準備やPCX150のカスタム、最適なルート選びについて詳しく解説します。PCX150を最大限に活かして、充実したツーリング体験を楽しみましょう!
PCX160でも結構ツーリングや普段使いで高速道路や首都高は使ってきました。正直に言ってしまうと、スクーターなりの性能だなというような感想です。
150㏄となると低排気量になるので、ツーリングの距離によっては覚悟は必要だと思います。最低250㏄ぐらいあると問題な減ってくるかなというような印象です。しかしそれでも私にとってはPCX160を自分のバイクライフに加えられたということが、とても嬉しいことであり光栄なことだと思っています。
恐らく今後はCL250かYZF、Ninjaのどれかに乗っていると思うので、それに合ったツーリングも今後展開できるようになると思います。しかし例えば名古屋とか静岡、東北地方の福島県辺りぐらいならこのバイクでもOKだと思っています。
今日はそういったPCX150ではどこまで行けるのか?高速道路ではどうなのか?ということをメインテーマにしてこの記事を展開していこうと思います。
事前準備が9割!快適なツーリングのための必須アイテム
ロングツーリングの成功は、事前準備にかかっていると言っても過言ではありません。ここでは、ツーリングに必要なアイテムや積載方法、快適なライディングを支える服装選び、そして予期せぬトラブルへの備えについて解説します。
PCX150の性能を変えるとなるとかなりお金をかけないといけない…というより、そもそもエンジンをフォルツァから流用するとかそのぐらいしても足りるかなというような印象を持っています。
それをするぐらいなら…と思っていろいろ購入店の店長とも相談をしていましたが、CL250という知らないバイクを紹介されました。レブルの並列機という感じで発売された一台のようですね。
このぐらいの車体ならロングツーリングもOKかなというような印象ですが、PCX150ならもう名古屋ぐらいまでを1か月に一回ぐらい行く程度だと思ってください。もともと高速道路を2,3区間行く程度に設計されているバイクです。なので長距離を移動し続けることに、あまり向いていないです。
しかし全くツーリングが不可能か?と言われると、そういうこともないので今日はどういった積載をするべきか?ということについても解説をしていこうと思います。
荷物はどう積む?最適な積載方法とおすすめアイテム
PCX150には収納スペースが限られているため、サイドバッグやリアキャリアの装備が役立ちます。防水機能のあるバッグを選ぶことで、急な雨にも対応可能です。また、荷物の固定にはバンジーコードやラチェットストラップを使用し、重いものを下に積むと安定します。
私はタナックスのシートバックを無理やりPCXに括り付けています。笑
最近知ったのですがシートバックの取り付け講座を行っているバイクショップもあるようなので、一回そういうものに参加してみようかなと思います。ヘンリービギンズのシートバッグなどもあるので、いろいろ試してみようかなと思います。
服装選びのポイント!快適なライディングを実現するウェア
服装は、気温や天候に合わせたジャケットとグローブが重要です。夏はメッシュジャケット、冬は防風・防寒機能のあるジャケットがおすすめです。速乾性のあるインナーウェアも疲労を軽減するために有効です。
最近貼るホッカイロを採用していますが、自転車用のタイツをインナーに履いたことで、お尻が前から痛かったのですが一気になくなりました。
万が一に備えて!ツーリング中のトラブル対策
ツーリング中のトラブルに備えて、パンク修理キットやモバイルバッテリーなどのアイテムを持参しましょう。ナビゲーションアプリで休憩ポイントや最寄りのガソリンスタンドを事前に確認しておくと安心です。
一応持っておきたいものとして、ガソリン携行缶ですね。
PCXだと良く起きるのがガソリンが足りなくなりそう、という問題です。そのとき知っている場所を走っていれば、ガソリンスタンドの位置などわかると思うのですが。しかし問題なのは山道などを走っている場合です。そのときガソリンがなくてレッカー…という最悪の事態を招くことになります。
そんなときにガソリン携行缶があれば、変な秘境や山道もOKです。ガソリン携行缶にガソリンを入れるのは、自分自身で行うのはNGです。必ずセルフではないガソリンスタンドでやってもらってください。一番いいのは高速道路のPAやSAにあるガソリンスタンドで入れてもらうことです。
長距離走行をサポート!PCX150のカスタム
快適なツーリングのためには、バイクのカスタムも大切です。PCX150の特徴を活かしたカスタムで、走行時の安定感や快適性を向上させましょう。
乗り心地向上!シートやサスペンションのカスタム
長距離走行での腰の負担を軽減するため、クッション性の高いシートに変更するのが効果的です。また、柔らかめのサスペンションにカスタムすることで、路面の衝撃が和らぎます。
キタコのリアサスペンションを採用すると、リアショックの減衰が減ると言われていますね。PCXにはキタコというメーカーが相性がいいようですね。私もベルトはキタコ製のものを採用していますが、走りがパワフルになったように思いました。これも時間があったら購入して店長に任せようと思います。笑
風圧軽減!スクリーンやナックルガードの選び方
スクリーンやナックルガードを装着することで、高速走行時の風圧を抑え、手元や体への負担を軽減します。特に長距離では、風圧による疲労を軽減するために効果的です。
ナックルガードもいいのですが一番最初にやるべきだと思うなら、ウインドスクリーンの方です。ナックルガードはクシタニなどに頼ってしまえば、防風性能が付いているものも多いです。よってそれはこちらで揃えるのもOKです。
しかしスクリーンはクシタニでは売っていないので、これは個別に揃えるべきです。カスタムも自分でやりましたが簡単だったので、是非自分でやることも挑戦してもらえればと思います。しかし店長にこの間指摘されたのですが、取り付けが間違えていると言われました。
どうも取説が間違えているらしいので、あまり取説は信用しない方がいいかもしれないですね。
エンジンオイルについて
あとエンジンオイルについてですが、スクーターなのでおススメのものがあります。あくまで単なる目安の数字なので、この規格に合うエンジンオイルを選ぶといいと思います。
11月~2月ぐらいまで | Honda Ultra E1(10W30) |
3月~10月ぐらいまで | 10W40ぐらいのエンジンオイル |
どうしてこれを言ったか?というと、真冬になるとエンジンオイルが冷えやすいので、10W30の部分があまり高い数字じゃない方がいいようです。スクーターなのでクラッチに干渉しないので一応どのエンジンオイルでもいいとは思うのですが、真冬はHonda Ultra E1の方がエンジンが冷えにくくなり始動や走りが悪くなくなるようです。
こういった部分もどういった時期にツーリングがしたいのか?キャンプ地へ頻繁に行くのか?なども重要なので、どういう目的でPCX150を選んだのか?ということも、しっかり把握しておいてください。
ツーリングルートの選び方
ロングツーリングの楽しさは、ルート選びにも大きく左右されます。ここでは、初心者向けから中級者向け、そして季節ごとのおすすめルートを紹介します。
ウーバーイーツの紹介動画ではないのですが、雪にスクーターで走るとこうなるという戒めのような動画です。必ず雪の日は走らないようにしてください。そしてエンジンオイルもE1を入れて、セル回しても動かないよ~という状態を回避してください。
初心者向け!定番のツーリングルート紹介
初心者にはアクセスが良く、休憩スポットも多いルートがおすすめです。例えば、湖畔沿いのルートや観光地を巡るコースは、リフレッシュできるだけでなく、緊張感も和らぎやすいです。
今は真冬の時期なので湖畔沿いなどは逆に混みやすい可能性もありますね。こんな時こそ東京23区巡りとかどうでしょうか。笑
本当に割に冗談で言っているわけではなく、仕事でしか使わないルートを巡ってみるというのも悪くないかなとは思います。バイク旅はいかに行かなそうな場所へ行くか?ということが、結構大事になってくると思います。
中級者向け!絶景を求めるライダーのためのルート
絶景を楽しみたい方には、山岳地帯や海岸線沿いのルートが最適です。曲がりくねった道が多い山岳ルートは、ライディングスキルの向上にもつながります。
山岳地帯に関しては突発的に降りやすい雪などが危険です。雪が降らなくても冷えやすいので霜が降りて、タイヤがスリップしやすい環境が整っています。PCX150だとスタットレスもチェーンも履けないので、真冬はこのルートを選ぶのは控えた方がいいでしょう。
もしそれでも行きたいなら、以下の3点だけ気を付けてください。
- 雪の天気予報
- 行く山岳地帯がマイナスの気温
- マイナスの気温でなくても5℃ぐらいの低い気温
この3点がそろっている日には必ず山岳地帯には行かないようにしてください。できれば海岸ルートも走行しない方がいいです。
季節ごとの楽しみ方!春夏秋冬のおすすめルート
四季折々の風景を楽しむには、季節ごとにルートを変えるのがポイントです。春は桜並木、夏は高原ルート、秋は紅葉が楽しめる山道、冬は温泉街などを巡ると、季節感が味わえます。
今は11月なので真冬が近いです。
長野県も1月、2月になると走行ルートがふさがれる不安もあります。今なら行ける可能性もあるので、今のうちに行ってもいいように感じます。ドラレコなどもくっつけて安全に旅をしたいところです。仮眠場所なども把握しておいて、もし目的地に時間内に到着できなかったことも想定しておきましょう。
長距離走行による疲労対策
ロングツーリングでは体力を消耗しがちです。適切な休憩方法やストレッチ、栄養補給について紹介します。
こういう記事もあったので、参考にしていただければと思います。ロングスクリーンでかなり風による疲労は軽減出来ています。しかし長距離ツーリングを行うと、それなりの工夫が必要になります。
先ほど紹介した自転車用のタイツなども、しっかり準備をしてありとあらゆる荷重の痛みから解放されてください。
体を休ませる休憩の取り方
1〜2時間ごとに短い休憩を挟むことで、疲労の蓄積を防ぎます。特に水分補給はこまめに行うようにしましょう。
絶対に体は休ませてください。
ぶっ続けでどれだけ走れるか?みたいな耐久動画でも取っているなら、全く話は別なのですが。それ以外なら絶対に一回は休憩をはさんでほしいです。疲れて事故を起こしても全部あなたの責任になります。もし耐久動画を取っていたとしても、疲れたと思ったら絶対にSAやPAには立ち寄ってほしいのです。
高速道路はそういうサービスがたくさん展開されているので、非常に有効なツーリングの道路だと思います。
疲労を軽減するストレッチ方法
ライディング中に行えるストレッチとしては、手首や肩、首回りを軽くほぐすと効果的です。疲れを感じる前に行うのがポイントです。
カロリーを取りすぎると太りやすくもなるので、ストレッチがてら運動もしておくとダイエットにもなります。さらにダイエットだけでなく体も温まって疲労もしにくくなるので、次の休憩場所やホテル、宿泊施設などへ行く前には必ずやっておくとツーリング計画のルールの中に組み込んでいただければと思います。
長距離走行に適した食事
エネルギーを長時間維持するため、糖質とタンパク質をバランス良く含む食事を摂ると効果的です。ツーリング前には消化が良く、栄養価の高い食事を心がけましょう。
この辺はカロリー計算をしながら野菜も食べて…と言いたいところですが、私はバイクのツーリングならガツガツ食べた方がいいと思っています。カロリーは減らさないのにとてもお腹が空くからです。
高速道路のPAやSAにお蕎麦とかがあるなら、ミニカツ丼なども頼むぐらいでいいと思います。この間箱根そばに行ったのですが、そこで蕎麦(冷やし)+ミニカツ丼セットを650円で頼んだのですが、このぐらいはがっつり食事は摂ってください。
例えば名古屋まで行ったら、ご当地の食事を堪能するとかそういう感じでいいと思います。
バイクトラブルへの備え
突然のバイクトラブルも長距離ツーリングでは避けられません。トラブルへの対応方法を知っておくと、安心して旅が楽しめます。
ツーリング前に必ず確認すべき点検項目
出発前の点検は必須です。
- タイヤの空気圧
- オイルの残量
- ブレーキの効き具合
今まで記事でたくさん書いているので、記事を探してもらって探してやり方は身に着けておいてください。
特にエンジンオイルに関しては、必ず漏れていないか?ドレンボルトがしっかり締まっているか?なども点検してください。海外製のバイクに乗っていると、エンジンオイルが漏れているというケースもあるようなので、必ず自分でメンテナンスを行ったときは確認をしてください。
それと高速道路に乗るという前提で話をしますが、三角表示板も用意しておいてください。もしそれが荷物がかさばって持っていきたくない方は、パープルセーバーでいいので持っておきましょう。
パープルセーバーは三角表示板と同じような効果を持っています。つまり国がパープルセーバーも三角表示板と同等と見なしているので、故障車両表示義務違反にはならないです。違反1点と6000円の罰金ですが、それ以上に付けておかないと危ないので、絶対に三角表示板は持っておきましょう。
ツーリング中のトラブルシューティング
トラブルが発生した場合は、安全な場所に停車し、速やかに対処することが大切です。故障時にはまず落ち着いて状況を把握し、対処方法を検討します。
来月かいつかはわからないのですが、インカムを買い替えようと思っています。
音楽を聴くぐらいなら大陸製の適当なものでいいのですが、やっぱりCardoの音質を聞いてしまうとその方がいいかなぁと思ってしまいます。大陸製はそういう商品が多いので、私だったらCardoを今は選びますね。B+COM ONEなどを選べば繋がりやすいのですが、Cardoの音質を知ってしまうとCardoの方がいいですね。
スマホで通話すりゃいいじゃん!って思うかもしれませんが、例えばそれが高速道路で起きた事故とかトラブルならどうでしょうか?私もかなり高速道路も首都高も乗っていますが、全然音声なんて繋がらないです。後ろから車が料金所で詰めてきたのですが、ETCカードを入れ忘れてそのまま出ちゃったことがありました。
その時高速道路の中で左側にバイクを停めて、電話をしていました。音声は全く聞こえないとはいいませんが、とてもじゃないけど全然音声がつながりにくい感じがしました。確かに音声は聞こえますが、防音性の高いヘルメットで通話すれば、高速道路上でも問題なく聴こえます。
なので絶対に音質で選ばないと大変なことになるのです。いざというときの緊急トラブルにも耐えらえるので、インカムもバイクウェアを揃えたらケチらず、品質のいいものを選びたいものです。ノイズキャンセル機能の影響で時々音声がブツブツ切れるのですが、それでも音質が高いのでよく聴こえるしこちらの声もよく届きます。
バイク用品はハズレも多いのですが、Cardoはインカムの最適解のように感じました。
緊急時の連絡先と対処法
緊急事態に備え、ロードサービスの連絡先や自分の保険証の情報を携帯しておくと安心です。また、近隣の修理ショップも調べておくと役立ちます。
スマホと連動させておいてインカムと繋ぐのもいいですね。インカムとはバイク用のヘッドセットのことです。
こういったアイテムのことです。大陸製と呼ばれる中華製を含めた製品は、物によると言った感じです。このアイテムはスマホと連動できるし、LINE通話なども同時に3人以上ならできるものが多いです。8人同時通話と謳っているインカムは、ちゃんとつながるかチェックした方がいいですね。
8人同時というより8人一人ずつペアリングすると、同時に使えるよ~と言ったインカムも多いからです。私はインカムは絶対に音質重視で選ぶべきだと思います。音質が悪いと結局大声で「もしもし~!!」と叫ぶようになるので、絶対に音質重視でインカムは選んだ方がいいですね。
この辺の詳しい話を別記事で見つけたので、もしよろしければインカム選びの参考にしてください。
まとめ
PCX150でのロングツーリングは、しっかりとした準備と適切なカスタムにより、快適で充実したものにすることができます。事前準備を怠らず、仲間とのツーリングも視野に入れて、安全で楽しい旅を計画しましょう。どんなツーリングでも、一つひとつの経験が新たな学びと成長に繋がります。
PCX150でも十分ロンツーはできると思っています。しかしやはり高速道路を1区間、2区間を走る程度に考えられているのが、軽二輪というジャンルのバイクです。250㏄までのバイクは全部軽二輪と呼ばれています。
250㏄なら名機もたくさんあるのですが、150㏄程度だとちょっと中途半端なんですよね。なのでロングツーリングもできるはできるのですが、東京~神戸まで行きたいとかだったらちょっと考えた方がいいかなぁと思います。インカムの話も多かったのですが、PCX150で絶対に用意しておきたいのがドラレコです。
地方へ行くと何があるかわかりません。意外かもしれませんがあなたが結構なスピードを出しています、青信号で回りに車もいない。よし行ける!と思って加速をすると、いきなり左右から車が赤信号にもかかわらず飛び出してくるというケースもあります。
ドラレコをPCX150で必須だと思う理由が、とにかく中途半端だからです。どの車両にも重要ではあるのですが、特に排気量の小さなバイクに乗るときはドラレコは常に撮影出来ていた方がいいです。相手はいろいろ言い訳をして少しでも安くしようと画策します。
相手の保険会社もドラレコの映像すら見たがらないという悪質な会社もあります。しかし映像を残しておいて人身対応にしてしまえば、ドラレコの映像があれば問題なく警視庁にそのまま証拠として提出できます。ドラレコはDQNに対応できるバイクの最強武器だと思って身銭を切ってほしいです。
もしPCX150にそのまま取り付けるのが大変という方は、ヘルメットに取り付けるタイプもいいと思います。これを常時充電したり時々充電したりすれば、結構長い時間使えます。PCX150でツーリングを楽しみたい方は絶対に持っておいてください。