カエディア グリップヒーター 温まらない?原因・修理・代替品を徹底解説!
いやぁバーエンドが開かない!笑
おかげでネジ穴がめちゃくちゃになってしまいました。いわゆる「なめる」という状態ですね。これはよくないと思ったので、こういう道具を買って再チャレンジです。ウォーターポンププライヤーというらしいです。
バーエンドが開かないとグリップヒーターやら、ナックルガードが取り付けられません。結構ウーバーイーツの配達員としても死活問題になりますので、バーエンドの交換は早急に済ませたいところです。できそうになければお店に持ち込みですね。
さて夏になるのにおかしいと思うかもしれませんが、バーエンドに付随してグリップヒーターのことも気にしています。どうしてか?というと、雨の日です。
ウーバーイーツの配達員をやっていると、このグリップヒーターの暖かさは一年必要です。
雨の日って手がとても冷えるんですよ。夏のような最高気温が30度を超える日は別なのですが、そういう日でもない限り雨の日はたいてい体感温度も実際の気温も下がります。そうなるとナックルガードは最低限つけておかないと、雨を防ぐことができません。
カエディアのグリップヒーターはとても安いので、純正品と悩むところではありますが。私も今回はカエディアのグリップヒーターを取り付けようと思っています。そう考えると温まらないというレビューが出るのは、ちょっとキツイですね。
カエディアのグリップヒーターは巻き付け式とグリップ式の二つがあるので、そちらも一緒に温まらないという原因を探っていこうと思います。
カエディア グリップヒーターが温まらない原因は?
カエディアのグリップヒーターが温まらない原因にはさまざまなものが考えられます。これらの問題を特定し、適切に対処することで、再び快適なライディングを楽しむことができます。
- 高速道路でハンドルカバーが使えない
- 雨の日だと手の寒さが防ぐことができない
- 真夜中が極端に寒くなる
こういう場合にナックルガードと合わせ技で、グリップヒーターを取り付けられるととても便利です。最近デイトナさんのスクリーンを採用しました。これによってバイクの走行がとても快適になりました。雨はさすがに防げないですけど、ある程度は防ぐことができます。
pcx125 グリップヒーター – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
PCXではありますが純正のグリップヒーターについては、こちらの記事に書いておきました。カエディアのグリップヒーターで問題が起こったら、最悪の場合は予算を足して純正のグリップヒーターがあればそちらにしてもいいと思います。
しかしせっかく購入したカエディアのグリップヒーターの不具合は、とても悲しくなると思いました。以下に、主な原因とその対処法を詳しく考えてみました。
スイッチ不良:チェック方法と対処法
症状 | スイッチを押しても反応しない、ON/OFFが切り替えられない |
原因 | スイッチ内部の接触不良、断線 |
対処法 | まず、スイッチの清掃を行いましょう。接点復活剤を使用して内部の接触を改善することができます。それでも改善しない場合は、スイッチの交換を検討する必要があります。 |
この場合は配線を取り付け間違えている場合もあります。バイクにもよりますが、配線をしっかり一括管理できるアイテムをバイクに仕込んでおいた方が無難かと思います。
ヒューズ切れ:確認方法と交換方法
症状 | グリップヒーター全体が温まらない |
原因 | ヒューズ切れ |
対処法 | ヒューズボックスを確認し、ヒューズが切れていないかチェックします。切れている場合は、新しいヒューズと交換しましょう。予備のヒューズを持っておくこともおすすめです。 |
配線断線:チェックポイントと修理方法
症状 | 片側だけ温まらない、断続的に温まったり冷めたりする |
原因 | 配線断線 |
対処法 | 配線が断線している箇所を特定し、その部分を修理または交換します。特に振動が多いバイクの場合、配線の断線は一般的な問題となります。 |
接続不良:コネクター点検と対処法
症状 | グリップヒーター全体が温まらない、断続的に温まったり冷めたりする |
原因 | コネクターの接続不良 |
対処法 | コネクターを清掃し、接続が確実に行われているか確認します。それでも改善しない場合は、コネクターの交換を検討してください。 |
その他考えられる原因
バッテリー上がり | 電圧不足によるヒューズ切れが原因となる場合があります。バッテリーの状態を確認し、必要に応じて充電や交換を行いましょう。 |
車両側の問題 | カプラーの不具合や電源供給の問題が考えられます。車両全体の電気系統をチェックし、問題箇所を特定して修理してください。 |
カエディア グリップヒーターを自分で修理できる?
カエディアのグリップヒーターが温まらない場合、自分で修理を試みることも可能です。以下に、修理手順と注意点を解説します。
修理手順:写真付きで解説
こちらの動画を見ながら、自分の作業でどこがまずかったのか?ということをチェックしてください。
自分で交換作業を行うと一番ありえそうなことが、断線です。配線が短すぎるか、固定していないので、配線をしっかり組んでも断線してしまって、全く温まらないという事態が起きます。
なるべく長めにして配線を決めたら固定して、ハンドルを切っても断線しないようにしたいところです。そしてこちらはロールヒーターではあるのですが、ロールヒーターを使用する方は巻き付け式ですので、巻き付けた方がズレて断線しないよう、しっかり紐でハンドルにくくりつけてください。
修理費用目安:バイク屋と自分で修理する際の比較
- バイク屋:バイク屋に依頼する場合、修理費用は5,000円~10,000円程度が目安です。
- 自分で修理:自分で修理する場合、部品代のみ(数百円~数千円)で済みます。
- 安いグリップヒーターを購入:これだとバイク屋さんの依頼費用と同じぐらいで済みます。
修理する際は作業自体が楽になるように、事前に自分で出来そうな作業にしてください。例えばフロントカウルが外せない、配線が苦手。というなら最初からUSBの巻き付け式のグリップヒーターを選ぶとかです。
USBでもバイクから直接電源を取ってくれば、問題なく温まってくれます。しかし最大限の暖かさを発揮してくれない可能性が高いので、やはり純正品を選んだ方がいいかもしれないなと思います。
修理を依頼する際のポイント
- 症状を詳しく伝える:いつから温まらないか、具体的な症状を詳しく伝えることが重要です。
- 購入履歴や保証書を用意する:購入履歴や保証書を持参するとスムーズに対応してもらえます。
- 信頼できるバイク屋を選ぶ:口コミや評価を確認し、信頼できるバイク屋を選ぶようにしましょう。
購入店で観てもらうのが一般的です。グリップヒーターで断線などしやすい場合は、純正品を選んでください。その方が多分症状を伝えやすいと思います。
カエディア グリップヒーターのおすすめ代替品3選:比較表付き
カエディアのグリップヒーターが故障した場合、代替品を検討することも一つの手です。以下に、おすすめの代替品を紹介します。
スペシャルパーツ武川(TAKEGAWA) ヒートグリップ巻き付けタイプ
汎用性が高く、コストパフォーマンス抜群です。この商品の特徴はUSBの携帯電源から、直接電源を取れることです。これがあることで自転車にも装着可能です。この商品は実は使っていたことがあり、いろいろ解説ができます。以下の3つが商品選びのポイントになります。
- 雨に打たれると温まりにくい
- USBのケーブルが雨でダメになる可能性が高い
- USBの携帯電源自体が雨などでダメになる可能性が高い
という3点です。バイクだとそもそもUSBの携帯電源では、温まらない可能性が高いです。なのでこの商品を使う場合は、しっかり電源をバイクから取ってくる必要はあると思います。カエディアには巻き付け式もありますが、巻き付け式の場合もバイクから直接電源を取るようになっています。
デイトナ ホットグリップ グリップヒーター
グリップヒーターは基本的に温度調節機能付きで、快適なライディングを実現します。しかしこちらの商品の特徴は、純正品と遜色がないという点です。
温度調整機能のボタンはちょっと小さいですね。フードデリバリーだとグローブを付けたまま使用したいので、なるべくグローブを付けたままでもボタン操作ができるようなグリップヒーターの方がいいですね。しかし速暖機能がついているので、こちらの商品も十分選択肢には入るのではないでしょうか。
それぞれのバイクの純正グリップヒーター
今日はPCXの話題だけではないので、それぞれの純正グリップヒーターがあるなら、そのグリップヒーターを選ぶ方がいいと思います。PCXでは純正のグリップヒーターが存在しており、購入店からもそちらのグリップヒーターをおススメされます。
これは好き嫌いがあるのでよほど好みがないなら、純正品を選ぶ方がいいと思います。PCXの純正はアタッチメント付きで25,000円ぐらいです。毎年買い替えている人などはお高い買い物になるので、カエディアのグリップヒーターも視野に入れていいと思います。
純正品はそのバイクに適合しているのでそもそも困ることがないうえに、配線も非常にわかりやすいと思います。取説も付いているのでもしカエディアで温まらないという不具合が出たら、純正のグリップヒーターに乗り換えるのもいいでしょう。
代替品を選ぶ際のポイント
- 予算:3,000円~15,000円程度を目安に選びましょう。
- 機能:温度調節機能、タイマー機能、防水性能など、必要な機能を考慮してください。
- 取り付け方法:汎用タイプ、車種専用タイプなど、自分のバイクに適したものを選びましょう。
- デザイン:グリップの太さ、カラーバリエーションなど、デザインも重要なポイントです。
カエディアのグリップヒーターを選ぶ方は、大体予算低めに設定していると思います。よって純正を選ぶ方は少ないとは思いますが。しかしもし温まらないという不具合が出た場合は、純正も視野に入れてください。作業が楽なのでとても使い勝手はいいと思います。
冬場のツーリングを快適にする寒さ対策
冬場のツーリングを快適にするためには、グリップヒーター以外にも様々な寒さ対策が必要です。以下に、その具体的な対策を紹介します。
グリップヒーター以外にもできる対策
- 防寒着:ジャケット、パンツ、グローブなど、しっかりとした防寒着を用意しましょう。
- 電熱インナー:上半身、下半身、靴下など、電熱インナーを活用することで体全体を温めることができます。
- ハンドルカバー:風を防ぎ、手を温めるためのハンドルカバーを装着しましょう。
- レッグウォーマー:足元を温めるために、レッグウォーマーを使用することも効果的です。
- ハンドガード:風を防ぎ、手を温めるためのハンドガードもおすすめです。
この中ならナックルガード(ハンドカバー)になると思います。PCXのように車体がでかいバイクでない限り、ナックルガードはほとんど採用できると思います。
まとめ
カエディア グリップヒーターが温まらない場合は、スイッチ、ヒューズ、配線、コネクターの順にチェックしましょう。自分で修理できない場合は、バイク屋に依頼することをおすすめします。
カエディア グリップヒーターの代替品も多数販売されていますので、予算や機能、デザインなどを考慮して選んでください。
冬場のツーリングを快適にするためには、グリップヒーター以外にも防寒着、電熱インナー、ハンドルカバーなど様々な対策があります。
これらの情報を参考に、寒さ対策をしっかりして、安全で快適な冬ツーリングを楽しんでください。
今回はカエディアのグリップヒーターの温まらない原因をご紹介しましたが、カエディアのロールヒーターなども安くておススメです。配線を通して取り付ける必要はありますが、グリップヒーターは絶対にバイクから直電源を取ってきた方が速いです。
配線が苦手という方は購入店などに相談して、しっかりグリップヒーターを取り付けてもらってください。それか最後に紹介するUSBタイプの巻き付け式のヒーターにして、冬のみ使うという手段もアリです。PCXならむしろその方がいいかもしれないですね。