【決定版】アドベンチャーバイクのタイヤ寿命を延ばす秘訣！交換時期と選び方からメンテナンスまで徹底解説
今までアドベンチャーバイクのことは、結構たくさん話をしてきたように感じました。
アドベンチャーバイクの林道での最適な空気圧を解説！ – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
こんな遊びをしていれば、当然タイヤの管理は必須かと思います。
プロのレーサーから言わせれば、空気圧を含めてタイヤの管理もできてナンボというのが、アドベンチャーバイクの基本のようです。
空気圧の問題のみではなく、タイヤ選びなども重要です。
今回はタイヤの寿命を延ばす最大の方法についても、交換のときからそれがありますので参考にしてください。
アドベンチャーバイクのタイヤ寿命：知っておくべき真実
真実と言える話かどうかはわかりませんが、必ずリアからタイヤは摩耗していきます。
どんなに遊びのみで使っていたとしても、リアに負担が大きくいくようにできているからです。
設計上の問題とかそういう意味ではなく、ただ単にリアに荷重がかかりやすいという意味です。
遊びでアドベンチャーバイクに乗る方も、通勤のみで乗る方もリアタイヤだけは気を付けて乗らないといけないです。
アドベンチャーバイクのタイヤ寿命は？
アドベンチャーバイクのタイヤ寿命は、さまざまな要因によって影響を受けます。一般的にオンロードタイヤとオフロードタイヤでは寿命が異なります。
- 影響を与える要素：走行距離、路面状況、空気圧、荷重、乗り方がタイヤの寿命に大きく影響します。これらの要素を詳しく見てみましょう。
- 走行距離：走行距離はタイヤ寿命の直接的な要因です。長距離を走るほどタイヤは摩耗します。
- 路面状況：舗装路と未舗装路の違いによって、タイヤの摩耗速度が異なります。未舗装路ではタイヤがより早く摩耗します。
- 空気圧：適正な空気圧を保つことで、タイヤの摩耗を均等にし、寿命を延ばすことができます。
- 荷重：過剰な荷重はタイヤに負担をかけ、摩耗を早めます。適正な荷重を維持しましょう。
- 乗り方：急発進・急加速・急ブレーキはタイヤに大きな負担をかけ、寿命を縮めます。
- 平均的な寿命：オンロードタイヤは約1万km～1万5千km、オフロードタイヤは約3千km～5千kmが目安です。
- 寿命を延ばす方法：タイヤの寿命を延ばすためには、空気圧を適正に保ち、過度な荷重を避け、急発進・急加速・急ブレーキを避け、定期的にタイヤの状態をチェックすることが重要です。
アドベンチャーバイクのタイヤ交換時期：見逃せないサイン
タイヤの交換で見逃してはいけないのが、横にスリップしているかどうかです。
これが走行中に出ていると、もう交換のサインと言ってもいいんじゃないでしょうか。
横にスリップと言っても横転するほどではなく、小刻みに横に滑っているような感じがすると言った方がいいかもしれません。
アドベンチャーバイクを街乗りしている人は、そういうサインが出たら交換の時期と思ってください。
交換時期の判断方法
- スリップサインの確認：トレッドパターンの中央にある溝の深さが1.6mm以下になったら交換時期です。
- タイヤの状態のチェック：ひび割れ、欠け、傷などの異常がないか確認します。タイヤの硬化や変形もチェックしましょう。
- 走行距離：オンロードタイヤは1万km～1万5千km、オフロードタイヤは3千km～5千kmを目安に交換しましょう。
タイヤの表面が粉をふいていたら、その時も交換のサインです。
数週間以内には絶対にタイヤ交換を行ってください。
交換時期を逃すと起こる危険性
- スリップによる転倒：タイヤの溝が減るとスリップの危険性が高まり、転倒事故が発生しやすくなります。
- バーストによる事故：タイヤが過度に摩耗するとバースト（破裂）するリスクが高まります。
- 性能低下による走行安定性の低下：摩耗したタイヤはグリップ力が低下し、走行安定性が損なわれます。
突然タイヤがバーストする恐れもあるので、高速道路に乗る方は絶対に交換は必須となります。
最低限ガソリンスタンドへ行って、空気は入れ替えてください。そのぐらいはしてもいいと思います。
アドベンチャーバイクのタイヤ選び：失敗しないためのポイント
普段乗りにする方もいると思います。
そういう方にもタイヤ選びで失敗しないポイントをお伝えしようと思います。
特に思うのですがタイヤは意外と長持ちします。アクセルの操作方法や、無駄の少ないブレーキング。特にエンブレをうまく使える方だと、それほどタイヤって減らない気がしています。
というか最近気が付きました。
なのでタイヤの性能に頼るだけではなく、ご自身の運転を一日置きに見直してください。
それをするだけでもタイヤの摩耗は相当減ってくると思います。
アドベンチャーバイクのタイヤの種類
- オンロードタイヤ：舗装路での走行に適しており、耐久性とグリップ力に優れています。
- オフロードタイヤ：未舗装路での走行に適しており、ブロックパターンで悪路走破性に優れています。
- デュアルパーパスタイヤ：舗装路と未舗装路の両方で走行できる、オンロードタイヤとオフロードタイヤの中間的な性能を持つタイヤです。
アドベンチャーバイクのタイヤ選びのポイント
- 走行スタイル：舗装路メインの場合はオンロードタイヤ、未舗装路メインの場合はオフロードタイヤ、両方バランス良く走る場合はデュアルパーパスタイヤを選びましょう。
- バイクの性能：バイクの排気量や車重に合ったタイヤを選ぶことが重要です。
- 予算：タイヤの価格は性能やブランドによって異なるため、予算に応じた選択が求められます。
アドベンチャーバイクのタイヤ交換：自分でできる？
アドベンチャーバイクのタイヤ交換は、自分でできます。というかやれるようにしてください。
といった方がいいかもしれません。
本当にこれだけの作業なので、面倒くさいことはないと思います。
これが本当に手間に感じるのであれば、バイク屋さんに持っていくといいと思います。
タイヤ交換の難易度
- 必要な工具と知識：タイヤレバー、トルクレンチ、空気入れ、ビードクリームなどの工具と、タイヤ交換の知識が必要です。
- ビートブレーカー：個別に工具の名前を出しましたが、これがないと始まらないです。なくてもできるやり方もあるのですが、大幅に作業時間を削られます。自分でやる場合はいい感じのビートブレーカーを購入しておきましょう。
- 難易度：初心者には難易度が高く、ミスするとタイヤやホイールを傷つける可能性があります。上記の動画のように木枠などを設けておくと、ホイールを傷つけず済みます。
ビートブレーカーの選び方も重要なので、これなら手間がかからないかなと思う商品をご紹介しておきます。
これを見ていて面倒だと思った方は、バイク屋さんに持っていきましょう。
しかしアドベンチャーバイクを走らせる方なら、タイヤ交換も自分でできるようにしておきたいところです。
アドベンチャーバイクのタイヤメンテナンス：長持ちさせる秘訣
ではアドベンチャーバイクのタイヤのメンテナンスは、一体どのように行えば長持ちするでしょうか？
PCXのようなスクーターに関しても、同様なことが言えると思います。
スクーターに乗る方もアドベンチャーバイクに乗る方も、是非参考にしていただけれたらいいなと思います。
定期的な空気圧チェック
- タイヤが半分になっていないか：初期の空気圧がパンパンだった頃と、今のタイヤの状態を比べてみるといいと思います。タイヤが半分ぐらいに減っていたら、空気が少し抜けている感じです。
- 適正空気圧の確認：タイヤに記載されている空気圧を確認し、季節や荷重によって空気圧を調整しましょう。
- 空気圧チェックの頻度：月に1回程度、長距離ツーリング前にチェックすることを推奨します。
基本ですと言われればそれまでなのですが、基本です、しかしタイヤがバーストしましたではかなり怖い状況になると思います。
是非タイヤの空気圧チェックは行ってください。空気入れの使い方はYoutubeでも乗っているので、いろいろ自分で調べて入れてみるのがいいと思います。
定期的なタイヤのチェック
- スリップサインの確認：トレッドパターンの中央にある溝の深さが1.6mm以下になったら交換時期です。
- ひび割れ、欠け、傷などの異常の確認：タイヤにひび割れや欠け、傷などがないか定期的に確認しましょう。
- タイヤの硬化や変形の確認：タイヤが硬化したり変形したりしていないかもチェックが必要です。
この3つに該当するようなら、かなり乗りすぎな気がしています。
確認ではなく即交換してください。タイヤだけはエンジントラブル同様、動かなくなるのと同じような扱いです。
不動車になると簡単に言えば動かせないので、大変な事態を招いてしまいます。タイヤのパンクキットなどもあるので、それで応急処置をするとかいろいろ方法はあるのですが、やはり事前に交換がいいと思います。
正しいタイヤの保管方法
- 直射日光や雨を避ける：タイヤを保管する際は、直射日光や雨を避ける場所に保管しましょう。
- 高温多湿を避ける：タイヤは高温多湿を避けて保管することが重要です。
- 立てて保管する：タイヤは立てて保管するのが理想的です。他のタイヤと重ねて置かないようにしましょう。
まとめ
アドベンチャーバイクのタイヤは、走行距離や路面状況、空気圧などによって寿命が左右されます。
タイヤの寿命を延ばすためには、空気圧を適正に保ち、過度な荷重を避け、急発進・急加速・急ブレーキを避ける、定期的にタイヤの状態をチェックするなどの対策が必要です。
また、タイヤ交換時期を逃すと、スリップによる転倒やバーストによる事故などの危険性があります。タイヤの交換時期は、スリップサインの確認、タイヤの状態のチェック、走行距離などを目安に判断しましょう。
アドベンチャーバイクのタイヤ選びは、走行スタイル、バイクの性能、予算などを考慮して行うことが重要です。タイヤ交換は難易度が高いため、自身で作業を行う場合は十分な知識と技術が必要です。
タイヤを長持ちさせるためには、定期的な空気圧チェック、タイヤのチェック、正しい保管方法などを実践しましょう。
そして肝心のタイヤなのですが2022年に最も売れたという意味で、おススメのタイヤをご紹介して終わろうと思います。
タイヤの寿命を知りたい方はオンロードも楽しむ方ではないかなと思いました。このタイヤはどちらかと言えばオフロード寄りではなく、オンロード寄りのタイヤです。
しかしだからと言って別にオフロードも楽しめないわけではないです。
もしタイヤ選びで悩んでいたら、オンロード寄りのMICHELIN ANAKEE ADVENTUREをお試しいただくのは、どうかなと思い紹介させていただきました。
アドベンチャーバイクをより楽しむ、一つの参考にしていただければと思います。
