NS1 グロムのリアサス交換で、理想の走りを手に入れよう!
「NS1 グロムの乗り心地にもう少し満足感が欲しい…」と感じたことはありませんか?純正のリアサスでも十分な性能を持っていますが、自分好みのカスタマイズを施すことで、さらなる快適性や走行性能を手に入れることができます。
この記事では、リアサス交換によるメリットや選び方、交換手順について詳しく解説します。交換を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
NS-1というホンダの原付バイクがあります。
本当にこれが人気車種らしく、グロムのリアサスで流用できるようなのです。
こういう車種同士の相性は実はHondaの整備士さんたちは、デジタル以前の時代からカタログで「あ、これ合いそう!」とかエンジン単位で載せ替えを行っていたそうです。
今回のはそのリアサス版と思ってもらっていいと思います。簡単に言えばNS-1のリアサスが異変を起こして、転倒をしてしまってもグロムのリアサスからその使いまわしが可能ということです。
ということで今日はリアサスをご紹介しながら、どのぐらい変化があるのか?などのリアサスの評価なども行ってみようと思います。
なぜNS1にグロムのリアサス交換がおすすめなのか?
NS1 グロムのリアサス交換を検討する理由はいくつかあります。純正のリアサスでも日常的な走行には十分ですが、特に長距離走行やスポーツ走行を楽しむ方にとっては、さらなる乗り心地やコーナリング性能の向上が求められるでしょう。
リアショック交換(ホンダ NS-1)by 甘党☆彡 – みんカラ (carview.co.jp)
どうもこのNS-1というのが原動付自転車と呼ばれる、いわゆる原付なのにスポーツタイプのバイクなのです。なので多分車体が小さいので、グロム125のようなミニバイクとパーツがいろいろ合うようです。この辺はNS-1を持っている方がいたら、いろいろパーツ交換を試していただいたらいいと思います。
乗り心地の改善:長距離走行も快適に
リアサス交換の最大のメリットの一つは、乗り心地の改善です。長距離走行では路面の凹凸が体に直接伝わることがあり、疲れやすさを感じる場面もあるでしょう。
しかし、質の高いリアサスに交換することで、路面からの衝撃を吸収し、快適な乗り心地を提供します。これにより、長時間のライディングでも疲れにくくなり、快適に目的地へと向かうことができます。
コーナリング性能の向上:スポーティな走りを満喫
リアサス交換は、スポーティな走りを求めるライダーにとっても大きなメリットがあります。より硬めのサスペンションに交換することで、コーナリング時の車体の安定性が増し、より正確なハンドリングが可能になります。
特に山道やワインディングロードでの走行を楽しむ方には、リアサスのカスタマイズが走行性能の向上につながるでしょう。
愛車のカスタマイズ:自分だけのNS-1やグロムを
リアサス交換は、見た目のカスタマイズ要素としても効果的です。さまざまなデザインや色のサスペンションが販売されているため、外観にこだわるライダーにとっては、個性を表現する一つの方法となります。さらに、自分のライディングスタイルに合ったセッティングを施すことで、オリジナルなカスタマイズが可能です。
リアサス交換でよくある悩みを解決!
リアサス交換に興味はあっても、いくつかの不安や疑問を持つ方も多いでしょう。交換費用や作業の難易度、そしてどのリアサスを選ぶべきかなど、悩みは尽きません。しかし、これらの疑問を解消することで、より安心してリアサス交換にチャレンジできます。ここでは、よくある悩みについて詳しく解説していきます。
この記事のポイントはグロムで使えるということは、大体のリアサスがNS-1でも流用可能である、ということです。NS-1の方は30年以上前の原付バイクなのですが、スポーティーなタイプなのでグロムなら合うサスペンションもあるようです。
よって今回はグロムのリアサスを中心にNS-1でも使える可能性がありまっせー、というような感じでいろいろなリアサスをご紹介します。PCXとは違って2本必要なのではなく、一本で支えるようなオフロードバイクのような仕様です。そこをごちゃごちゃに混ぜないように気を付けてください。
カエディアのジャンクションパワーリレー取り付けを完全解説 – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
あと私がグロムを購入したら多分電源を増設することになると思います。カエディアのジャンクションパワーリレーや、デイトナのD-Unitを先に取り付けてもらおうかなと思います。
交換費用はどれくらいかかる?
リアサス交換にかかる費用は、選ぶサスペンションの種類やブランドによって大きく変わります。一般的には、手頃な価格帯のものであれば1万円前後から、高性能なものだと5万円以上になることもあります。
また、交換作業をバイクショップに依頼する場合、工賃として1万円~2万円程度かかることが一般的です。DIYで交換する場合は工賃を節約できますが、その分、必要な工具や時間も考慮に入れる必要があります。
しかし工賃はもっと安い可能性もあります。工賃に関しては持ち込みだと高くなる可能性もあるので、お店の方に聞いておくのがいいと思います。
交換方法は難しい?DIYできる?
リアサスの交換は、バイクのメンテナンスに慣れている方であればDIYでも可能です。ただし、車体をしっかりと安定させるためのスタンドや、リアサスを固定・取り外すための工具など、適切な道具が必要になります。
作業手順自体はシンプルですが、取り付け時にトルクをしっかり管理しないと走行中に不具合が起きる可能性があるため、慎重な作業が求められます。不安な方は、無理せずバイクショップに依頼するのが安全です。
グロムはPCXとは違って、外装を全部外す必要はなさそうです。この意味はいちいちパネルはがしで慎重にカウルを外す必要がないという意味になります。ということはカウルを割ることもなく、安全にリアサスを交換出来るということになります。
いろいろ試したい方がいたら自分でやってしまってもいいのではないかな、というのが私の感想です。しかしそうではない場合、既定の距離を走って交換するだけ、という方はお店に任せてもいいのではないかなと思います。
おすすめのリアサスは?選び方のポイント
リアサスを選ぶ際には、まず自分のライディングスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。街乗り重視の方は、柔らかめのサスペンションで快適性を優先すると良いでしょう。
一方、スポーツ走行を楽しむ方は、硬めのサスペンションでコーナリング性能を追求するのがおすすめです。また、調整機能が豊富なサスペンションを選ぶと、好みに合わせたセッティングが可能です。各メーカーからさまざまな製品が出ているため、口コミや評判を参考に、自分に合ったものを選びましょう。
バイク屋さんに聞いてもいいと思いますし、この辺は自分の好きなやり方を選ぶといいと思います。
リアサス交換のステップバイステップ解説
リアサス交換に挑戦する際は、正しい手順と適切な工具が必要です。ここでは、交換をスムーズに進めるためのステップバイステップ解説を行います。事前にしっかり準備をして、安全に作業を進めましょう。
動画ではナイトロンのリアサスペンションをご紹介しています。リアサスペンションは高いもので、13万円と高価になっています。しかしこのリアサスペンションは高くても安くても、活きのいいリアサスペンションがいいと思います。
活きがいいとは私たちの腰など、体が痛みやすい部位を乗り心地を上げてくれるというような意味で使っています。活きがいいリアサスペンションに交換することで、ロングツーリングにもほぼ耐えらえるようなグロムに変身します。
準備するもの:工具、パーツなど
リアサス交換に必要なものは以下の通りです。
- リアサス本体:購入したものを準備しましょう。
- 工具一式:主にラチェットレンチ、トルクレンチ、六角レンチが必要です。車種によっては特別な工具が必要な場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
- 車体スタンド:リアサスを取り外す際に車体を安定させるためのスタンドが必須です。特に、リアを浮かせることができるスタンドが理想です。
- 保護具:グローブや作業服を着用し、作業中のケガを防止しましょう。
保護具に関してはそれほどケガするほど危険な作業はないので、なくても問題はありません。一応不安な方のために書いておいています。もちろん重要なのが工具やリアサス本体、そしてジャッキなどはあった方がいいと思われます。
交換手順
- 車体の固定:まず、車体をスタンドでしっかり固定し、倒れないようにします。リアを持ち上げるスタンドを使用すると作業がしやすくなります。
- リアサスの取り外し:リアサスの上下にあるボルトをレンチで緩めて取り外します。この際、ボルトの位置やサイズをメモしておくと、取り付け時にスムーズです。特に、トルクレンチを使用して、適切なトルクでボルトを緩めましょう。
- 新しいリアサスの取り付け:購入したリアサスを車体にセットします。取り外し時と逆の手順で、ボルトをしっかり固定します。このとき、トルクレンチを使用して指定されたトルクで締めることが重要です。適切に締めないと、走行中にトラブルが発生する可能性があります。
- 確認作業:取り付けが完了したら、車体をスタンドから降ろし、リアサスの動きを確認します。異常な音やガタつきがないか確認し、問題なければ作業終了です。
画像を取り付けようと思ったのですが私がまだグロムを持っていないので、この部分は上記の動画を参考にしてください。しかし動画を見た感じだとPCXよりカウルをいちいち全部外す必要がないので、簡単なのではないか?というのが私の見解です。
本当にバイク屋さんに任せちゃえばよかった~と後悔する作業もあるのですが、グロムのリアサス交換は自分でやってもいいんじゃないかなと思います。自分でやる方はラチェットレンチは持っていいと思います。結構値は張るのですが、バイクに関しては必ずバイク屋さんに任せることができないシチュエーションもあります。
その場合でも自分でメンテナンスをできるよう、ソケットレンチは持っておきたいところです。バイクは最初はボルトを外そうとすると結構硬いことがあるので、大き目のソケットレンチを持っておいて力をあまり入れなくても、ネジが外れるようなソケットレンチを一式持っておくといいと思います。
注意点:ここを間違えると危険!
リアサス交換時の注意点として、ボルトの締め付けトルクを適切に管理することが挙げられます。トルク不足だと走行中にボルトが緩む可能性があり、逆に締めすぎるとボルトが破損するリスクがあります。
また、車体を持ち上げる際は、安定したスタンドを使用し、倒れないように十分注意しましょう。安全を第一に、無理な作業は避けるよう心掛けてください。
わからないけど自分で作業をやりたい方は、どのぐらいのNmで締め付ければいいのか?など、サービスマニュアルを買うか、バイク屋さんに質問をしてみましょう。その方が作業をいざやらないといけないとなっても、楽じゃないかなと思います。
リアサス交換後のセッティングで、さらに快適に!
リアサスを交換したら、そのまま乗り出すだけではなく、細かいセッティングを行うことでさらに快適な乗り心地を手に入れることができます。プリロードや減衰力の調整を行うことで、自分のライディングスタイルに合わせた最適なセッティングを見つけてみましょう。
プリロード調整で理想の乗り心地に
プリロード調整とは、リアサスの初期沈み込み量を調節することです。この調整を行うことで、車体の姿勢や乗り心地に大きな変化を与えることができます。例えば、プリロードを強める(サスを硬くする)と、車体が沈み込みにくくなり、スポーティな走りが可能になります。逆に、プリロードを弱めると(サスを柔らかくする)、段差を吸収しやすくなり、快適性が向上します。
プリロード調整の目安は、ライダーがバイクに乗った状態でサスペンションが適切に沈み込むように設定することです。具体的には、ライダーが乗車した際にリアサスが全行程の3分の1程度沈み込むように調整するのが一般的です。これにより、バイクの姿勢が安定し、快適な乗り心地を実現します。
減衰力調整で自分好みの走りへ
減衰力調整は、リアサスの動きを抑える力を調節するものです。減衰力を強めると、サスペンションの動きが抑えられ、しっかりとした乗り心地になります。
これにより、コーナリング時の安定性が増し、スポーティな走りが可能です。一方、減衰力を弱めると、サスペンションの動きがスムーズになり、段差を吸収しやすくなります。これにより、街乗りでの快適性が向上します。
調整の際は、まず標準のセッティングから少しずつ調整していくことをおすすめします。乗り心地や車体の挙動に合わせて調整を繰り返し、自分にとって最適なセッティングを見つけましょう。少しの調整でも大きく乗り心地が変わるので、細かく試してみることがポイントです。
目的に合わせたリアサス選び
リアサス選びは、目的や予算に合わせて慎重に行う必要があります。自分のライディングスタイルや用途にぴったり合ったリアサスを選ぶことで、バイクの性能を最大限に引き出すことが可能です。ここでは、目的別と予算別に分けて、NS1 グロム用リアサス選びのポイントを解説していきます。
リアサスの選び方は、何を重視してバイクに乗るかによって大きく変わります。街乗り、スポーツ走行、カスタムといった目的別におすすめのリアサスを紹介します。
NS-1でも流用可能だと思われるので、必ずできるかどうかを確認してください。
街乗り重視の方におすすめのリアサス
街乗りをメインにする方は、乗り心地を重視した柔らかめのリアサスがおすすめです。路面からの振動をしっかり吸収してくれるため、長時間の運転でも疲れにくく、快適な走行が可能になります。
調整機能がついているものを選ぶと、細かな乗り心地の調整ができるため、自分の好みに合わせやすくなります。例えば、HAGONやYSSといったメーカーのリアサスは、街乗り向けに適度な柔らかさと耐久性を備えています。
スポーツ走行重視の方におすすめのリアサス
ワインディングロードやサーキット走行を楽しみたい方には、ハードなスポーツ走行に耐えうる硬めのリアサスがおすすめです。コーナリング時の安定性やダイレクトなハンドリングを追求するため、減衰力調整機能が豊富な製品を選びましょう。
Öhlins(オーリンズ)やNitron(ナイトロン)は、スポーツ走行向けに高いパフォーマンスを発揮するリアサスを提供しています。これらの製品は、プロのライダーも愛用しており、その品質と性能には定評があります。
カスタム重視の方におすすめのリアサス
見た目にこだわるカスタムを楽しみたい方は、デザイン性の高いリアサスを選ぶのがおすすめです。カラーオーダーや外観のカスタマイズが可能なメーカーも多く、自分だけのオリジナルなNS1 グロムに仕上げることができます。
HYPERPRO(ハイパープロ)やSHOWA(ショーワ)などのメーカーは、デザイン性と性能を兼ね備えた製品をラインナップしており、カスタム好きのライダーから人気があります。
予算に合わせたリアサス選び
リアサスの価格は幅広く、予算に応じて選択肢が変わります。ここでは、コスパ重視の方と高性能を求める方におすすめのリアサスを紹介します。
コスパ重視の方におすすめのリアサス
できるだけ費用を抑えつつも、乗り心地の向上やセッティングの調整を楽しみたい方には、リーズナブルな価格帯のリアサスがおすすめです。
YSSやG-CRAFTといったメーカーは、1万円台から2万円台で購入できる製品を展開しており、コストパフォーマンスに優れています。これらのリアサスは、純正品よりも調整機能が豊富で、自分好みにセッティングしやすいのが特徴です。
高性能を求める方におすすめのリアサス
「性能に妥協したくない」という方には、プロフェッショナル向けの高性能リアサスをおすすめします。ÖhlinsやNitronのハイエンドモデルは、価格帯としては5万円以上となることが多いですが、その性能は折り紙付きです。
減衰力やプリロードの調整が細かくできるため、サーキット走行やスポーツ走行で真価を発揮します。高性能なリアサスは、走りにこだわりを持つライダーにとって、投資する価値が十分にあります。
まとめ
NS1 グロムのリアサス交換は、乗り心地の向上やコーナリング性能のアップ、さらにはカスタマイズによる愛車の個性を引き出すうえで、大変効果的なカスタムです。
交換にあたっては、目的や予算に合わせたサス選びが重要となり、しっかりとした準備と正確な作業が求められます。また、交換後にはプリロードや減衰力の調整を行い、自分のライディングスタイルに合ったセッティングを見つけることで、さらに快適な走行を実現できます。
私だったら今回グロムを買うにあたって、以下のことを取り付けてもらうと思います。
- ETC
- ボアアップキット
- グリップヒーター
この3つは取り付けてもらうかな~って思います。そこにD-Unitなどを取り付けて、USB電源を増設できるようにします。その理由は電熱ウェアをつけるためです。最近ロングツーリングを行うことが多くなり、冬もドカ雪でも降らない限り、乗り続けることが確定だからです。
なので私だったらまずこの中ならボアアップキットを買うと思います。いかにグロムならボアアップキットが存在するので、それでボアアップを測ると思います。エンジンを少しいじれれば問題ない作業だと思うので、ボアアップももし自分で買うことになるなら、作業を覚えてしまおうかなと思います。
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