PCX125ダウンサス完全ガイド!デメリットを回避し足つき改善

PCX125のダウンサスは、足つきを改善し見た目も格好良くなる人気のカスタムですが、同時に乗り心地の変化や取り回し面で注意すべきデメリットも存在します。本記事では、これらのメリット・デメリットを正確に理解し、最適な選び方や取り付け方法を詳しく解説します。
キタコ(KITACO) リアショックアブソーバー (メタリックブルー) PCX125(JK05) PCX125-E:HEV(JK06) PCX160(KF47) 左右1セット 2人乗り対応 520-1453010
私がバイク屋さんに勧められたのが、この商品です。評判だと結構硬いという噂ではあるのですが、私はバイク屋さんおススメの製品は一応頭の中に入れています。候補の一つではあるので、この辺のダウンサスに関しては、何が一番とかはあまり決めつけられないなと思っています。
- ダウンサスの全貌を知ることでカスタム失敗を防げる
- あなたの体型や用途に合ったベストなモデル選択ができる
- DIYでもショップ依頼でも取り付け手順や費用相場が見える
今日の記事を読んでもらえれば、こういった未来を得ることができます。PCX125の2025年版は乗ったことがないので、あまり具体的なレビューができないのですが。購入店の店長から聞いた話だと、あまり変わっていないと言っていました。ということは地面から来る衝撃はやはり今まで通りではないかなと思います。
なので足つきの悪さ改善のみならず、もし地面から来る衝撃が激しい方はこのダウンサスの交換も参考にしてください。おそらく結構快適なライディングが実現できると思います。
PCX125のダウンサス・ローダウンとは?メリットやデメリットも解説
ダウンサスとは、サスペンションのスプリング部品を短く、あるいは硬くすることで車高を下げ、足つきを良くする改造パーツのことです。純正サスペンションはPCX125の標準的な設計に基づき、最適なスプリング長と硬さで乗り心地を調整していますが、ダウンサスはこれを短縮・強化しタイヤと地面の距離を縮めることで、足が地に着きやすくなります。
PCX125 JK05をローダウンして快適ライド! – ポレポレ日記
この記事で言うところのリアサスペンションの部分を交換するという意味ですね。ということでデメリットとメリットをさらっと書いておきました。メリットの方が大きいと思うので、足つきが不満な方はこの記事を是非参考にしてください。
購入前に知るべきPCX125ダウンサスの5つのデメリット
PCX125の2025年モデルからは、リアサスペンションをカウルを外さず、そのまま交換が可能になりました。しかしそれ以前に交換するデメリットも存在するようです。
- 純正より乗り心地が硬くなる・突き上げを感じる
- 段差やコーナーでマフラーや車体下部を擦る
- センタースタンドが使いにくくなる・タイヤが接地する
- ショートサイドスタンドへの交換が推奨される
- 二人乗り(タンデム)で底付きしやすくなる
この5つのデメリットです。一応詳しく解説していきますが、それでもPCX125を長距離乗る方なら、ダウンサスの交換は行っておいた方がいいカスタムです。デメリットの方も知っておきつつ、それを改善できるようなカスタムを一緒に目指していきましょう。
デメリットだけじゃない!PCX125ダウンサスがもたらす最高のメリット
- 圧倒的な足つきの良さで、停車時の不安がゼロになる:PCX125にダウンサスを装着すると、足つきは約2~3cm改善されることが一般的です。これにより、信号待ちや坂道での停車時に安心感が生まれ、未然に転倒のリスクを減らせます。実車のビフォーアフター写真を見れば、その効果の大きさが一目瞭然です。
- 理想のローフォルムで、自分のPCXがもっと好きになる:ローダウンによる車体の高さ変化は、見た目に大きなインパクトを与えます。純正よりも低く構えたPCXはスタイリッシュさが増し、所有感や満足感が高まるでしょう。バイクがより個性的に映り、カスタムの楽しさも倍増します。
- カスタムがきっかけでバイク仲間との交流が広がる:ローダウンというカスタムはよく話題になり、走行中に「いいね!」と声をかけられることも珍しくありません。こうしたコミュニケーションはライダー同士のつながりを広げ、新たな交流の輪を作るきっかけになるでしょう。
ハッキリ言ってしまうとツーリング仲間が欲しい方は、排気量はもっと欲しいかなって思います。実際にPCX125に乗っている方はどんな方でも、大体ソロで乗っている方が多いように感じました。ツーリングとして使うならFacebookなどを使って、PCX会みたいなコミュニティを作ってもいいように思いました。
もしPCXで話題になりたい方は下記の記事のように、ロンホイにしてみるとかそういうのもいいと思います。こういうカスタムはフレームごと切るとか、溶接するとか専門知識と国家資格が必要なので一人では無理ではあるのですが。しかし目立ちたい方はそういうカスタムを目指すのもいいと思います。

【2025年版】PCX125(JK05)におすすめのダウンサス3選を徹底比較
今回はPCX専用というような感じで書いていますが、PCX125のリアサスペンションの全長は367㎜となっています。簡単に言えばこれに合っていれば、他社のリアサスペンションも交換可能となっています。このダウンサス交換でおススメなのが、PCX125の2025年モデルのものです。
- カウルを外さなくても交換が可能
- 自分好みのリアサスが発見しやすい
- リアショック搭載の場合もある
この3つぐらいがダウンサスに交換すると得られる未来だと思っています。メリットではなく未来と言っていいと思いました。2025年版も大幅な変更はないものの、意外とカスタムに関してはやりやすさが倍増しているように思いました。私も予算に余裕があれば、もう一台買う予定があるのでこの2025年版のPCXでもいいなぁと思いました。
乗り心地と信頼性で選ぶなら「エンデュランス ローダウンリアショック」
エンデュランスの製品は純正サスに近い乗り心地を実現しつつ、5段階のプリロード調整で硬さを自在に変更可能です。カラーバリエーションも豊富で、長距離ツーリングや快適な走行を求めるライダーにおすすめです。2025年モデルに対応しているものも発売されていますので、そちらのモデルもお勧めです。
コストパフォーマンスで選ぶなら「キタコ ショックアブソーバー」
手頃な価格ながら確実なローダウン効果を持つキタコのダウンサスは、無段階プリロード調整機能付きで幅広い車種に対応。まずは気軽にローダウン体験をしたいライダーに最適です。バイク屋さんにも真っ先に勧められたのが、こちらのキタコ製のものです。硬いと噂もありますが2025年モデルのPCX125であれば、気軽に交換も可能なので一度つけてみるのも悪くないと思います。
定番ならSP武川「ローダウンリアショックアブソーバー」
前後のサスペンションセットで、理想的な車体姿勢を保つことができる…というだけでなく、安全面を重視して作られた感のあるサスペンションキットです。リアショック機能も付いているので、PCX全般的に言える地面からの衝撃をそのままダイレクトにライダーに伝える、という欠点を大幅に解消してくれるアイテムとなっています。
PCX125ダウンサスの取り付けガイド|DIYとショップ依頼
上記の動画の通りにやれば、リアサスペンション全般的な交換は大丈夫だと思います。コツが一個だけあったのですが、フロントブレーキにタオルなどを巻いてフロントタイヤが動かないようにしてください、ということでした。
そうしないとタイヤ交換しているときに動いてしまって、PCX125が倒れてしまうという危険があるからです。そして分厚いタイヤをリアタイヤの下に敷いておくと、非常に安定して交換しやすいということでした。上記の動画の通りにやっていただければ安全も確保できます。リアサスペンションも結構交換作業に危険が伴うので、十分上記の動画のやり方を熟知してもらって作業に臨んでください。
準備するものリスト
- トルクレンチ:規定トルク締め付けに必須
- ソケットレンチセット:ボルトの脱着に必要
- スプリングコンプレッサー:スプリング取り外し用
- メンテナンススタンドやジャッキ(あれば便利)
- フロントブレーキを動かないようにする何か(タオルとかでOK)
- リアタイヤの下に敷く厚めの板
このぐらいあれば少なくとも危険は少なく、リアサスペンションの交換が可能だと思います。あと2025年版と2024年以前のPCX125 JK05の話になってしまうのですが、2025年版だとカウルを外さずそのままダウンサスの交換作業が可能になりました。
自分でも交換ができるのは大きなメリットになるので、是非この武器を2025年版に乗っている方は存分に活かしてください。
リアサス交換の5ステップを写真付きで解説
この項目の最初で交換作業が載っている動画を載せているので、写真はつけずシートカバーの外し方だけ載せておきます。
【失敗しないコツ】PCX160でカウル外し方の手順を完全徹底解説! – ポレポレ日記
この記事に全部書いているので、そちらを参考にして2024年以前のモデルのPCX125に関しては、ダウンサス交換作業を行ってください。PCX160の記事ですが基本的にカウルは同じなので、問題ないです。なおカウルを外すときはクラブレールやサイドカバーも外す必要があるので、全体的に外す必要があります。
- シートやカバーを外す
- 純正サスペンションを取り外す
- 新しいダウンサスを取り付ける
- 規定トルクでしっかりと締め付ける
- 外したカバー類を元に戻す
これがPCX125にダウンサスを取り付ける一連の作業になります。しかし2025年版はなんとこのカウルを外す作業がなくなるので、メガネレンチのみで作業が可能です。太めのメガネレンチの方が力が乗るので、小さなメガネレンチではなく大きめのメガネレンチを用意しておくと問題なく取り付けられるはずです。
まとめ
- PCX125のダウンサスはデメリットを理解し適切に対策すれば、足つき改善で最高のカスタム効果を享受できる
- 最も重要なのは、カスタムの目的を明確にすること。足つき改善重視なら乗り心地重視のエンデュランス製がおすすめ
- 見た目重視で予算を抑えたいならコストパフォーマンスの高いキタコ製が選択肢
今回はダウンサスの話題なのでリアサスペンションの話題は度外視していますが、ハッキリ言って工夫は必要なものの他社製品も流用は基本的に可能です。しっかり調べて作業内容も工夫しながら、調整を行ってください。このダウンサスに関しては賛否両論が商品ごとにたくさんあります。
しかしエンデュランス製のものが一番このサスペンションにはPCXに関しては、力をしっかり注いでいるように思います。この製品にしてから地面からの突き上げが減ったという報告が上がっているので、この製品でもしっかり効果は抜群だと思います。他社製品からの流用も面白いと言えばそうなのですが、非常に玄人向けの作業になります。
相当作業内容を工夫しないと取り付けが難しい場合も多いので、JK05や自分の乗っている型に合うリアサスペンションを最初から選んでおく方が楽だと思います。他のライダーとの交流と書いていますが、その場合は「何か走りが楽そうに見えるね。どういうカスタムしているの?」という話題になったときがあれば、このサスペンションのことを教えてあげるといいと思います。
でも会話以上に段差の突き上げがなくなるというコメントが、ダウンサスを採用しているライダーから多数出ています。特にウーバーイーツなどをやっている方で、PCX125に今も乗って仕事をしているという方がいたら、積極的に採用してください。走行時の突き上げを無くして快適なライディングを実現する一つの参考にしてください。
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