PCX125を10万キロ超えさせるための基礎知識
PCX125は基本的に10万キロが限界とは言われています。
しかしパーツの交換や、駆動系のリフレッシュなどを行っていくと、問題なくどんどん乗れるようです。
PCX125にはたくさん乗っていたので、この耐久力には毎回驚かされるのですが。
PCX125のJF28なんて10年以上経っても、未だに不動車であったとしても動きますし。笑
もともとセルが回っているぐらいで、エンジンがかかる気配すらなかったJF28です。
しかしメンテナンスと不動おこしをやっていると、しっかりエンジンも動き続けました。こういう感じでJF28の1型のPCXでも、全然メンテナンスを続けていると走り続ける場合があります。
10万キロ超えは夢じゃない!PCX125の耐久性
PCX125の10万キロ超えは、多くのライダーにとって夢のような目標です。しかし、これは決して夢ではありません。実際に達成しているライダーも多く存在します。その理由は、ホンダの優れた技術力と製品の高い耐久性にあります。
ホンダの技術力とユーザーからの信頼
ホンダは世界的に知られるバイクメーカーであり、その技術力は他の追随を許しません。PCX125も例外ではなく、そのエンジンや車体の設計には高い信頼性があります。ユーザーからも「長く乗れる」「故障が少ない」と高い評価を受けています。
ただしADV160の事例もあるので、過信は禁物です。しかしPCX125を55,000㎞乗って、一回も不具合はないのでPCX125に関しては信頼してもいいと思います。
適切なメンテナンスで寿命を延ばす
どれほど優れたバイクでも、適切なメンテナンスを行わなければ長くは持ちません。定期的なオイル交換やフィルターの交換、タイヤの点検など、基本的なメンテナンスを怠らないことが重要です。また、異常を感じたらすぐに専門のバイクショップに相談することも長寿命の秘訣です。
10万キロ超えを目指す方の声
10万キロ超えを目指すライダーたちの声を聞いてみると、多くの共通点があります。それは、計画的なメンテナンスと運転スタイルの工夫です。
バイク 300キロ ツーリング – ぐるぐる日記 (gurugurujpn.com)
特に問題になるのが駆動系のパーツだと思われます。
- 首都高を週6日で頻繁に走行
- 一日120~150㎞走行
- よく名古屋などへロングツーリングを行う
こういうPCX乗りの方なら2万キロごとに一回、駆動系のメンテナンスを行ってください。
長く乗りたいけど、何から始めればいい?
「PCX125を長く乗りたいけど、何から始めればいい?」と悩む方も多いでしょう。まずは、基本的なメンテナンスを徹底することがスタートラインです。特にオイル交換やフィルターの掃除、タイヤの空気圧チェックなどは、初心者でも簡単にできるメンテナンスです。
しかしPCXで10万キロを超えると、一回12カ月点検をいっぺんにやってみてもいいと思います。
PCX125のベルト交換時期を徹底解説! – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
というより10万キロに行く前に、一回駆動系のメンテナンスは行っておいていいと思います。2万キロか3万キロに一回ぐらいやっておくといいと思います。
特にベルトなどは本当に摩耗しやすいので、一回2万キロに到達したらプーリーやクラッチを空けて、ベアリングの交換やベルトの交換は行ってください。
10万キロ超えると、どんなところがダメになるの?
10万キロを超えると、どの部分が問題になるのか気になるところです。
主に消耗品ですが、一個一個どこがダメになりやすいか?を見ていきましょう。
- エンジンオイル:3000㎞毎に交換。ダメになる部分とは言えない
- フィルター交換:意外と破損が激しい場合も。
- ブレーキパッド:2カ月ぐらいに一回交換。ダメとは言えない
- タイヤ:3か月に一回ぐらいで交換。ダメとは言えない
- 駆動系:2万キロに一回。10万キロ乗るような人なら一回は開けて点検している。
こんな感じでしょうか。一気にメンテナンスを行う人は少ないとは思うので、もしやっていない方は12カ月点検を購入店などに出してください。
PCXはお分かりの通りだと思いますが、チェーンではなくゴムのようなベルトで回っています。ベルトはヒビが入っていたら即交換です。そうしないとそのままベルトが切れて、自走不可能となります。
PCX125だと一般道しか走れませんが、結構スピードが速いので致命傷になります。
なので点検するべきなのは駆動系全般です。できることならウェイトローラーなども見て、妙に削れていないかなどをチェックしてください。自分で解決できそうになければ、必ずPCX125の購入店に相談してください。
10万キロ超えの壁を乗り越えるために
10万キロ超えを目指すためには、いくつかのポイントがあります。その中でも特に重要なのが正しい乗り方と定期的な点検です。
正しい乗り方と運転の仕方
正しい乗り方は、バイクの寿命を延ばすために非常に重要です。急発進や急ブレーキを避け、スムーズな運転を心がけましょう。また、適切なシフトチェンジやエンジン回転数の管理も重要です。
しかし走る場所によってはこんなの守っていられない場合もあるとは思うので、やはり運転方法を直すよりしっかりパーツのメンテナンスと交換を怠らないことをおススメします。
定期的な点検とオイル交換の重要性
定期的な点検は、バイクの状態を常に良好に保つために欠かせません。特にオイル交換は重要で、エンジンの寿命を大きく左右します。オイル交換は、走行距離や使用条件に応じて適切なタイミングで行うようにしましょう。
オイル交換は結構重要です。長距離のツーリングを行う方は、絶対に一回はオイル交換をやっておきましょう。
エンジンオイル交換の時、意外と詰みやすいのがオイルジョッキです。ノズルが届かなくて、全くオイルが入らない。漏れてしまいそうということがあります。キタコのオイルジョッキであれば、結構問題なく入っていきます。
オイルを入れるときはゆっくり入れてください。
10万キロ超えに役立つカスタムパーツ紹介
10万キロを超えるためには、特定のカスタムパーツが役立ちます。ここでは、その一部を紹介します。
ただし基本的なアイテムという意味ですので、他にも付けておいた方がいいアイテムはたくさんあると思ってください。
サスペンションのカスタム
サスペンションのカスタムは、乗り心地を大きく向上させます。特に、路面の状態が悪い道を走る場合には、サスペンションの性能が重要です。高性能なサスペンションに交換することで、安定した走行が可能になります。
リアサスペンションはどのみち4万キロか5万キロに一回は交換する必要があります。
好きなリアサスペンションに交換してしまってもいいと思います。どうしても今使っているリアサスペンションを使い続けたいなら、オーバーホールなどをして徹底的にオイル交換やダストシール、オイルシールを交換しながら使うといいと思います。
タイヤの選び方
タイヤはバイクの走行性能を左右する重要なパーツです。耐久性の高いタイヤや、グリップ力の強いタイヤを選ぶことで、安全に長距離を走行することができます。
PCX125のJK05からエンジンの規格が4バルブになったことに伴い、タイヤのホイールサイズが大きくなりました。履けるタイヤは少なくなったのですが、その代わりいいタイヤが絞りやすくなりました。
私はMICHELIN CITY GRIP2というタイヤを履いていますが、130/70-13 M/C 63Sというタイヤですね。
このぐらいのタイヤを履いていれば、結構長持ちするだけでなくグリップ力の違いを他社のタイヤと比べても実感できるほどです。
エンジンのチューニング(排気量アップなど)
エンジンのチューニングも効果的です。排気量をアップさせることで、エンジンのパワーが増し、長距離の走行でもストレスなく走れます。ただし、エンジンチューニングは専門知識が必要なので、プロに依頼することをおすすめします。
エンジンのチューニングであれば、エンジンをばらすことができます。JK05だと構造が違うのですが、JF28の1型なら事例も多く存在するので、エンジンの排気量アップも可能です。
しかし基本的にはクーラントの交換や、オイル交換。そしてフラッシングなどの方が優先されるべきことかなと思います。あなたがPCXで不動車を動かしたいというなら、エンジンチューニングが必須です。
ただしエンジンが問題なく始動するのであれば、恐らくやるべきことはエンジンをオーバーホールすることではありません。フラッシングもオイルがよほど汚れていた時行うことなので、一回エンジンオイルの交換を行ってください。
その後クーラントの交換やフラッシングを行うべきかなど、検討をしてください。
まとめ
PCX125を10万キロ超えさせるためには、適切なメンテナンス、正しい運転スタイル、そしてバイクへの愛情が欠かせません。
これらを実践することで、愛車とともに長いバイクライフを楽しむことができます。ホンダの技術力を信じて、自分のペースで10万キロを目指してみましょう。
ハッキリ言いますがPCX125であれば、パーツを交換し続けさえすれば問題なく動きます。
12カ月点検は車検ではないのでパーツの交換を行うわけではないです。ですがダメなところがあればプロの手ですぐわかるので、交換作業が楽になることは事実です。
実際に私も今年から定期的に駆動系などを外してメンテナンスを行っていますが、それほど難しいことはないです。
10万キロを超える車体に成長させるには、やはり事故などのPCXのエンジンを壊すことを防ぐことではないかと私は思っています。そのときドラレコなどもあるととても便利です。
今回の長寿命化と関係なさそうに見えますが、いざというときにPCXの事故を映しているととても後々便利です。エンジンが生きていて動くようなら、パーツさえ交換してしまえばいくらでも動き続けるからです。
なので絶対に映像は残して、車体代金はもらってください。
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