PCX150にETCを取り付けよう!
PCX150にETCを取り付けることで、ツーリングや通勤がさらに快適になります。この記事では、なぜETCを取り付けるべきか、そのメリット・デメリット、取り付け方法について詳しく解説していきます。DIYでの取り付けも可能ですが、失敗しないための注意点も含めて説明しますので、ぜひ最後までお読みください。
ETCに関しては必要なのか?とか、自分で取り付け可能なの?と思われるかもしれませんが、自分でやれる方は自分でとりつければいいのではないかというのが、私の個人的な感想です。
ETCに関しては2.0でないといけないという明確なルールがないようなので、ETC1.0でバイク専用のETCを見つければ基本的には問題はないと思います。
ではPCX150でツーリングを高速道路を使って行うとき、どうしてETCが必要なのでしょうか?今日はこの辺のバイクにとってのETCに関して解説を加えていこうと思います。これからツーリングをする方の参考になっていただければと思います。
なぜPCX150にETCが必要なの?
PCX150にETCを取り付ける理由はたくさんありますが、最も大きな理由は利便性です。高速道路を頻繁に利用するバイクユーザーにとって、ETCは手放せない存在となっています。
メリットと書いていますが、高速道路に乗る上でETC車載器は必須です。もはや必須という感じになっています。後々書いていきますが、理由がいくつかあります。
- ETC専用出口
- 深夜割引
- バイク割引
無理やりメリットを分けましたが、この3点から見てもハッキリ言ってETCを取り付けていないと、地獄を見るんじゃないかなと思います。料金所は現金でもOKです。しかし各種割引やETC専用出口を使えるかどうかは、私の仕事を考えてみても相当メリットになるのではないかと思います。
高速道路がもっと便利に!
ETCを利用することで、高速道路の料金所をスムーズに通過できます。わざわざ財布から小銭を取り出す必要もなく、渋滞を回避して、時間を節約できます。特にロングツーリングの際、何度も料金所に止まる煩わしさがなくなるのは大きなメリットです。
料金所でのストレスを軽減!
料金所での一時停止は、バイクにとってもストレスのかかる作業です。特に、手袋を外して支払いを行う手間や、釣り銭を受け取る際に荷物を扱う煩わしさは、避けたいものです。ETCがあれば、これらの問題も解消されます。
最新機能で快適なバイクライフを!
ETC2.0を利用することで、さらに多くの情報が提供され、交通情報や渋滞回避の提案など、バイクライフがさらに便利になります。最新の技術を駆使して、安全で快適なライディングをサポートしてくれるのです。
ETC取り付けのメリット・デメリット
ETCを取り付けることには多くのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。それぞれを理解した上で、最適な選択を行いましょう。
ETCの取り付けはメリット・デメリットより、すでに取り付け義務になっているぐらいです。ETCを取り付けた後のツーリングに関しては、別の記事に書いておいたので参考にしていただければと思います。
メリット:高速道路料金の割引など
ETCを利用すると、料金の支払いが簡便になるだけでなく、高速道路の割引制度を活用することができます。ETC専用の割引料金を利用することで、長距離ツーリングでもコストを抑えることができるのです。
割引を使用しなくても、費用が大きく変わります。東京~名古屋まで行くと1万円以上します。
しかしETCを使用すると5500円程度で行けます。これが深夜割などが絡むと、3850円ぐらいになります。ETCが加わるとこんなに費用面でも変わってきます。
デメリット:DIYの難易度、費用など
一方、ETCの取り付けには初期費用がかかります。機器の購入費用や、取り付けの際の工賃が発生することもあり、DIYでの取り付けにはある程度の知識や工具が必要です。また、誤った取り付けは車両にトラブルを引き起こす可能性があるため、慎重に作業する必要があります。
ETCの種類と選び方
ETCにはいくつかの種類があり、バイク用のモデルも異なります。ここでは、それぞれのETCの特徴と選び方について説明します。ETCはもはや一社しかないので、違いはないです。
以前にハンターカブでも181㏄のボアアップに関してご紹介しましたが、ただボアアップしただけではメリットは薄いです。ETCを取り付けるとどこでも乗れるようになるので、ちょい高速道路乗りみたいなことも可能です。
ETCに関しては前向きに取り付けを検討するのではなく、取り付けが必須であると思っておいてください。
バイク用ETCの選び方
バイク用ETCを選ぶ際には、車種や用途に合わせた製品を選ぶことが重要です。耐久性、防水性能、さらには取り付け場所など、バイクに適した製品を選ぶことで、長期間にわたって安全に利用できます。
バイクのETCは一社になる可能性が高いので、選びようがないです。笑
逆にETCはETCなので何でもいいので、取り付けてもらうということがむしろ重要です。さらに中古のETCだと前のバイクの情報が載っている可能性があるので、いちいちデータを消すのが面倒だしそれができるのか?という疑問もあります。
ETC2.0との違い
ETC2.0は従来のETCよりも多くの機能を備えています。具体的には、道路交通情報の提供や、渋滞を回避するルート案内などが含まれます。これにより、より快適で安全な走行が可能になりますが、導入には少し高額な費用がかかる場合があります。
ETC2.0は1.0と何が違うかというと、GPS機能が付いている点です。車のETCをバイクに取り付けると、早く取り外せと警告が来るはずです。登録されている電話番号に必ずクレームが入るので、やらないように気を付けてください。
安全に作業を行う
ETCの取り付け作業は、知識と経験があればDIYでも可能ですが、いくつかのポイントに注意しないと失敗するリスクがあります。ここでは、DIYでの取り付け作業で失敗しないための注意点を紹介します。
バイクの配線作業は、電気を扱うため、感電のリスクが伴います。また、誤った配線がバイクの電装系にトラブルを引き起こす可能性もあるため、慎重に作業を行うことが大切です。
ETCを取り付けるためには電源取り出しハーネスを割り込ませる必要があります。このハーネスは自作も可能です。しかし結構な専門知識が必要なので、私はお任せしてもいいんじゃないかなと思います。
ETC工賃は車体の登録も含めて5万円程度です。この辺は必要経費と思って、私だったら取り付けてしまいます。
感電にご注意
作業中は必ずバッテリーのマイナス端子を外してから行うようにしましょう。感電事故を防ぐために、電源が切れた状態で作業を進めることが重要です。
ショートしないためにも必ず絶縁テープなどを先に巻いておく、というのもいいと思います。ショートさせてしまうと結構面倒なことが起きるので、プラスとマイナスの配線がくっつかないように最初から工夫を凝らしてください。
バイクの取り扱い
バイクの電装系は非常にデリケートです。無理な力を加えると、バッテリーや配線にダメージを与えてしまうことがあります。また、取り付け時にボルトやナットを締めすぎないよう、適切な力加減で作業を行いましょう。
ETC本体の設定
ETC本体の設定は、メーカーの指示に従って行います。カードが正常に読み取られているか、通信が正しく行われているかを確認する必要があります。また、取り付けた場所が正しく認識されるよう、調整を行うことも忘れないでください。
配線ミスを防ぐ
配線を誤ると、ETCが正常に作動しなかったり、バイクの他のシステムに支障をきたす可能性があります。慎重に配線図を確認しながら作業を進めることが大切です。
配線図を参考に
ETCの取扱説明書には、配線図が記載されています。この配線図を正確に読み取って、適切な箇所に配線を行うようにしましょう。また、配線図に従って配線の色や接続方法を確認しながら進めることで、ミスを防ぐことができます。
テスターの使用
配線が正しく接続されているかどうかを確認するためには、テスターを使用します。テスターで電圧を測定し、正常な範囲であることを確認したら、次のステップに進めます。特にバッテリー周りの配線には十分注意が必要です。
車検対応について
ETCを取り付けることで、車検に影響が出る場合もあります。取り付け前に、車検対応の確認を行うことが大切です。
車検に関してはPCX150なので、軽自動車届出済証書があるだけです。実は警視庁でもわかっていない警官がいるらしく、事故対応をするとき自賠責と軽自動車届出済証書を見せると、「車検証は?」と聞いてくることがあります。
250㏄以下のバイクは車検はありませんので、車検証はありません。この辺もしっかり説明できるようにしておいてください。
まとめ
PCX150にETCを取り付けることで、高速道路の利用が格段に快適になります。料金所でのストレスを軽減し、割引制度を活用できるため、ツーリングや通勤の効率が大幅に向上します。
また、ETC2.0を選ぶことで、さらなる利便性を享受することができるでしょう。取り付け作業はDIYでも可能ですが、配線作業やバッテリー接続には十分注意が必要です。快適なバイクライフを楽しむために、ぜひPCX150にETCを導入してみてください!
正直に言うとETCに関しては本体の準備に関しても、全部バイクショップに任せてしまうのがいいと思います。ハッキリ言って費用対効果が違いすぎます。工賃5万円はかなり高いですが、それでも任せてしまった方が楽です。
そして125㏄以上のバイクに、一台ETCは取り付けるべきだと思います。そうすると前にハンターカブをボアアップしてもメリットが一気に出てくると思います。そしてそれはPCX150も同じことです。
PCX150も結構古いバイクなのですが、街中で見ているとまだまだキビキビ走っています。もし高速道路に乗ることも検討しているようなら、一緒に旅のホテルも予約してしまった方がいいと思います。もしETCを取り付けたら、一緒に旅の計画も練ってみてください。
高速道路に乗れるようになると危険も増えますが、その分今まで行けなかった未知の世界へ旅立つこともできます。あなたの未知の旅の参考に、この記事がなっていただければ嬉しく思います。