カエディアフォグランプでハンターカブをカスタム!夜間走行をもっと安全に
ハンターカブのカスタムにおいて、夜間走行の安全性向上とデザイン性の向上を両立できるアイテムとして人気を集めているのが、カエディアフォグランプです。本記事では、カエディアフォグランプの特徴や選び方、取り付け方、配線方法、車検対応について詳しく解説し、実際のカスタム事例もご紹介します。ハンターカブをより快適で安全なバイクにしたい方は、ぜひ参考にしてください。

今まではPCXのことを書いていましたが、今度はハンターカブです。PCXはスクーターなら結構人気は高い方ですが、全般的にどうか?と言われればたぶんそれでも人気があるほうです。しかしそれを上回るのではないか?と言われるほど人気があるのが、ハンターカブです。
理由がなんだかよくわからないのですが、とにかく人気があるようです。そのハンターカブにカエディアのフォグランプって取り付けられるの?というような記事です。
この流れで記事を展開していきます。
カエディアフォグランプを選ぶ際のポイント
カエディアフォグランプを選ぶ際に考慮すべき重要なポイントを解説します。
その前にカエディアには15Wと30Wのタイプの二つがあります。基本的にハンターカブは電力供給量が190Wなので、どちらを選んでも平気と言えば平気と言うことになります。
消費先 | 消費電力 |
ヘッドライト(LED) | 約20W |
テールランプ(LED) | 約5W |
ウインカー(LED) | 約5W(点滅時) |
FIポンプ・ECU・点火系 | 約20W |
その他(メーター等) | 約5W |
合計(概算) | 55W~60W |
一応フォグランプを取り付けてもこのぐらいの見積もりなので、30Wのフォグランプを取り付けても電力供給量がオーバーすることはないと思います。一番怖いのが必要なメーター系やウィンカー、テールランプ。それ以上にエンジンを取り付けるときに必要な電力量が確保できないということです。
しかしそのようなことはないので、なんだったら一番明るいものを選んだ方がいいと思います。もし不安な方がいたら、ジャンプスターターとかも持っておくといいと思います。何がいいの?という問いに関しては、下記の記事を見つけてきたのでこちらの記事ならお答えしてくれるのではないかなと思います。

明るさ
夜間走行時の視認性を確保するため、十分なルーメン(lm)の出力を持つフォグランプを選びましょう。特に、2000lm以上の明るさがあると、暗い道でも安心して走行できます。
配光パターン
フォグランプの配光パターンは、対向車への眩しさを抑えつつ、路面を広範囲に照らせるものが理想的です。カットラインがシャープで、適切な照射範囲を持つ製品を選ぶことで、より快適な視界を確保できます。
防水性能
バイクは雨天時の走行も想定されるため、防水性能は重要なポイントです。IP67以上の防水規格を持つフォグランプを選べば、雨の日でも安心して使用できます。
デザイン
ハンターカブのデザインにマッチするフォグランプを選ぶことで、カスタムの完成度が高まります。ブラックやメタリック仕上げのものを選ぶと、統一感のあるスタイルを演出できます。
カエディアフォグランプの取り付け方
カエディアフォグランプを取り付ける手順を解説します。
基本的にはPCXと同じと言われれば同じなのですが、カウルに全身覆われているPCXとは違い、取り付けやすさは全然違うのではないかなと思っています。
ただしPCXと共通でフォグランプの取り付け位置を間違えると、ハンドルを切ったときにステーやカウルにあたって安全な運転を阻害しかねないです。なのでそこだけ気を付けながら取り付けを行ってください。
準備
取り付けには、スパナ、ドライバー、配線工具などが必要です。また、フォグランプを固定するためのステーも事前に準備しましょう。
取り外し
フォグランプを取り付けるために、必要に応じて純正のカウルや部品を取り外します。特に、ハンドルやフロントフォーク周りに装着する場合は、取り付けスペースを確認しながら作業を進めます。
CT125(JA65) 電装品の追加(ホンダ ハンターカブ)by fish-BON-fire – みんカラ
PCXとは違い外装に覆われているわけではないので、ハンターカブならシートのみ開けて外してしまえば、電装品関係の取り外しや取り付けは簡単に行えます。
取り付け
フォグランプを適切な位置に固定します。ハンドル周りやエンジンガードに装着する場合は、しっかりとボルトを締め、走行時の振動で緩まないように注意します。
バッテリー上がりにだけ気を付けてください。それはどういう意味か?というと、15Wじゃないとだめなのか?という意味ではありません。そうではなくバッテリーに直接つなぐか、何かリレーをかますかという違いです。バッテリーに直接つないでしまうと、フォグランプにバイクのエンジンを切って電源を切っても、ずーっと電力が給電され続けます。
なので下記の記事のように何かバイクに間接的につなぐ何かをかましてあげるといいと思います。デイトナのD-Unitやカエディアのジャンクションパワーリレーとかです。こういう配線管理のツールをハンターカブにかましてあげることで、後でUSBソケットを増やしたいな~と思っても簡単に増やせます。
それにACC電源というバイクの電源を切っているときは給電しない箇所に取り付けることができるので、ずーっとバイクの電力をフォグランプに取られるという不安がありません。その様子を下記の記事で書いておいたので、もしフォグランプを取り付けるときは参考にしてください。電装品を増やすのが最初であればあるほど効果的です。

配線
バッテリーやスイッチに配線を接続します。リレーを介して電源を取り、スイッチでオンオフできるようにすることで、安全に使用できます。フォグランプに関してだけは、配線通しなどもあると便利ですね。
なるべくなのですがバッテリーに直接取り付けることはしない方がいいと思います。それをやってしまうと15Wであっても、バッテリー上がりの直接的な原因になりかねないです。せっかく走行中に明るくなってもバッテリー上がりをしてしまっては意味がないです。
なのでバッテリーに直接つなぐ方は、どのぐらいバイクを動かすかなども一緒に考えてください。
調整
フォグランプの光軸を調整し、前方を適切に照らせるように設定します。光が上向きすぎると対向車に迷惑をかけるため、適切な角度に調整しましょう。
カエディアフォグランプは15Wか30Wか?
フォグランプを安全に使用するための15Wか30Wかどちらがいいか、ということをお伝えしてこの記事を終わろうと思います。
項目 | 15W | 30W |
---|---|---|
明るさ | やや控えめ(補助灯向け) | 強力な照射(夜間走行向け) |
消費電力 | 低め(バッテリー負担小) | 高め(バッテリー負担大) |
発熱量 | 低い | 高い |
価格 | 比較的安価 | 高め |
用途 | 市街地走行・デイライト・補助灯 | 林道・夜間走行・悪天候 |
こういう感じになります。こちらの項目で一応15Wのフォグランプのバージョンもご紹介させていただきます。
Kaedear(カエディア) バイク LED プロジェクター フォグ ランプ 補助 ライト 汎用 15W×2灯 ホワイト 6000K / イエロー 3000K ケルビン 12V 防水 IP67 コントローラー Eマーク Cyber LED(サイバーLED) プロジェクター 車検対応 KDR-K10-W15
用途によって分けて取り付けを検討してもらえるといいと思います。下記に15Wと30Wでそれぞれ特徴などをまとめておいたので、自分の用途に合いそうな方を選んでください。
15Wフォグランプ(2灯=30W)
- バッテリー負担が少なく、エンストや電圧低下のリスクが少ない
- 余裕のある範囲で使用可能
- 他の電装品(グリップヒーター・USB電源)も併用しやすい
30Wフォグランプ(2灯=60W)
- 長時間の使用はバッテリーの負担になるので、スイッチで管理するのが必須
- 消費電力が増え、グリップヒーターやUSB電源との併用は厳しくなる
- アイドリング時や低速走行時に電圧低下の可能性
どの電装品を使うかで決める
✅ フォグランプ単体なら30WでもOK(ただし、長時間点灯に注意)
✅ グリップヒーターやUSB充電と併用するなら15Wが無難
✅ バッテリーへの負担を考え、スイッチで管理するのが理想的
もしフォグランプを明るくしたい場合は、15W×2灯+配光調整(リフレクター・色温度調整)を検討するのもアリです!
まとめ
カエディアフォグランプは、ハンターカブの夜間走行をより安全にし、デザイン性も向上させる優れたアイテムです。適切な選び方や取り付け方法を理解し、安全で快適なカスタムを楽しみましょう。今日は15Wか30Wか、どちらがいいか?という話までさせていただきました。
私にしてみればどちらでもいいとは思うのですが、あまりにハンターカブに電装品を取り付ける方や、取り付ける予定の方は15Wの方がいいかもしれないですね。15Wというのは片方の電力のことなので、両方合わせれば30Wです。
30Wの方は両方取り付けると60Wになります。片方だけ取り付けるという話は、あまり聞いたことがないですね。ただしどれだけ取り付けたとしても、それで電気系統で不具合が出たという話は全く聞いたことがないです。それでもエンジンがつかないなどのトラブルが出たら、一回電装品を全部取り外してください。
先ほど15Wの方を紹介させていただきましたが、今度は30Wの方をご紹介させていただこうと思います。正直に言ってバイクに関してはどちらでもいいとは思うのですが、電力をたくさん一台のバイクで使うとバッテリー上がりになりやすくはなります。
なのでしっかり予定を考えながら、カエディアのフォグランプの追加をしてください。
Kaedear(カエディア) バイク LED プロジェクター フォグ ランプ 補助 ライト 汎用 30W×2灯 ホワイト 6000K / イエロー 3000K ケルビン 12V 防水 IP67 コントローラー Cyber LED(サイバーLED) プロジェクター 車検対応 KDR-K10