ハンターカブ5速化で変わる!バイクライフの可能性

ハンターカブの5速化は、ただのカスタムにとどまりません。これは、バイクライフ全体に新たな可能性をもたらす一大プロジェクトと言えます。
ハンターカブの5速に初めて乗ったとき、
正直なところ「思ったより忙しいな」と感じました。
オートマ感覚で乗っていた頃の癖が抜けず、
低速でギクシャクしたり、
「今どのギア?」と一瞬迷ったりすることもあります。
ただ、数回走るうちに
この“手間”こそがハンターカブの面白さだと気づきました。
こんな声を聴いているので、逆に私もハンターカブの5速化についていろいろ気になって調べていました。
引用元:【CT125 ハンターカブ】ついに初始動!181cc スーパーヘッド4V 5段リターンギア搭載エンジン (youtube.com)
上記の画像でエンジンの腰上と腰下を解説しています。
もし5速にするなら、エンジンを完全に下ろす必要があります。ボアアップ化をするときはエンジンの腰上のみでいいのですが、5速にするなら腰下をいじる必要があります。
クランクシャフトやカムシャフトをそのまま交換するようなイメージなので、とても大事なパーツとなっています。扱いにはくれぐれも気を付けてください。
今日はこの記事の流れで解説を加えていこうと思います。
なぜハンターカブを5速化したいのか?その魅力とは
ハンターカブの5速について調べていると、
初めて乗った人の多くが、
「思ったより忙しい」「最初は戸惑った」
と感じているようです。
特に多いのが、
・低速域でのギア選択に迷う
・今どのギアに入っているか分からなくなる
・オートマ感覚が抜けず、ぎくしゃくする
といった声です。
ただ一方で、
少し慣れてくると評価が大きく変わるのも
ハンターカブの特徴だと感じます。
発進から2速、3速と
自分のタイミングでつなげられるようになると、
「操作している感覚が楽しい」
「走らされている感じがなくなる」
という意見が目立つようになります。
最初は手間に感じた5速も、
慣れるにつれて
ハンターカブらしさとして受け入れられ、
むしろ「これがいい」と感じる人が多いようです。
スペックや仕組みだけでは分かりにくい部分なので、
実際の声を踏まえて整理してみます。
信号待ちからの発進で、
1→2→3速を自然につなげられたとき。
エンジン音と振動が揃い、
スムーズに前へ出た瞬間に、
「あ、今の気持ちいいな」と感じます。
こうした声を見ていると、
操作そのものより
足元の感覚やポジションが
安心感に影響していることが分かります。
ツーリングがもっと楽しくなる!
この意見は全く否定はしませんが、それなら4速のままでいいんじゃない?っていう意見が、私の中ではあります。それをするならボアアップキットを探すか、巷で噂になっているCT150の販売を待ってもいいんじゃないかと思います。
バイクも40万円以上するので安いとは言い切りませんが、車とは違うので何台も所持してもいいと思います。いろいろ乗ってみてお気に入りの一台に仕上げるのも悪くないのではないかと思います。
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GTR REVOLUTION ホンダ ハンターカブCT125(2023) DAX125 GROM Monkey(5速)用エンジンプロテクターカバー/ENGINE PROTECTOR COVER For HONDA JA65 JB04 JB03 JC92 クランクケースガード (Blue)
その反面当然ながら事故の可能性も否定はできません。5速化はハンターカブの新作では標準ですが、エンジンが壊されては話になりません。楽しいツーリングを守るためにも、事故が起きる前提の守りのツーリングも考えておきたいところです。
長距離走行時の快適性が向上

5速化の最大のメリットの一つは、長距離ツーリングでの快適性が飛躍的に向上することです。5速目のギアが追加されることで、エンジン回転数を低く保ちながら高速巡航が可能になり、長時間のライディングでも疲労が軽減されます。
5速化されることで長時間走行の疲労が軽減されるというのは、実はあると思っています。まあもしそれをやるのなら250㏄~400㏄以上のバイク、もしくは最初から大型バイクに乗ってしまった方がいいのかもしれませんね。
しかし昨今大型バイクで1000㎞以上のロングツーリングを行っても、全然疲労は軽減されませんという意見もあります。この辺の意見とハンターカブの5速化は結構話が似ているように思えます。
高速巡航性能がアップ

5速目を使えば、より低い回転数での高速巡航が可能になります。これにより、エンジンへの負担が減り、燃費の向上が期待できます。特に、長距離ツーリングを頻繁に行うライダーにとっては、大きな魅力となるでしょう。
究極なことを言ってしまえば、ロングツーリングで雑なクラッチ操作をしてしまう人にとっては、5速にしてしまった方が確かに楽と言えば楽かもしれません。
4速のままでも慣れてくれば雑なシフトレバー操作なんてしないでしょうが、ただし5速になったらどのぐらいの回転数まで上げればいいのか?ということは早めに体でつかんでおく必要があります。
街乗りがもっとスムーズに!

特に、信号待ちからの発進で
1速→2速→3速を落ち着いてつなげられたときに、
「あ、今の気持ちいいな」と感じる人が多いようです。
エンジン音と速度感が揃ったときに、
「今ちょうどいい」と感じる瞬間があります。
ただ5速を楽しむには、
操作そのものより「足元の安定感」が意外と重要だと気付きました。
ステップ周りやブーツの感触が変わるだけで、
シフト操作の迷いはかなり減ります。
発進加速がスムーズになり、渋滞も楽々

5速化により、発進加速がよりスムーズになり、街乗りでのストレスが軽減されます。特に、渋滞時や信号待ちからのスタート時に、その効果が実感できるでしょう。
後で紹介していますが5速化するのもいいですし、実際にJA55だとマニュアルバイク化できるキットがSP武川さんから売っています。そうしてしまっても結構面白いのかなとは思いました。
ギアチェンジが減り、運転が楽になる

ギアレンジが広がることで、頻繁なギアチェンジが不要になります。これにより、運転の煩わしさが減り、より快適なライディングが可能になります。
高速道路に乗る方は5速の方が楽かもしれないですね。
高速道路も最近変な天候によって、事故が多発しているように感じています。最近では南海トラフなどの地震情報も飛び出しており、なかなか路上を走るのに危険な状況が続いています。
意外とそんなときに速度域を選べると、追突事故も防ぐことができます。それと発進の時行きたいトルクで行けるというのが、玄人ライダーにとってはバイク走行のストレスを軽減してくれます。5速化するのでタコメーターなども一緒に取り入れるといいと思います。
自分だけの特別なハンターカブにカスタムできる

5速化は単なる性能向上だけでなく、自分だけの特別なハンターカブを作り上げるという意味でも魅力的です。オリジナルのカスタムバイクを持つことで、他のライダーと差をつけ、注目を集めることができます。
たかだか5速で~??って思うかもしれませんが、ボアアップしたりすると圧倒的にその差が広がっていきます。ハンターカブをボアアップしたいと思う人、実際にやる方は多いように感じます。5速化は確かに必要ないという意見もその通りではありますが。
しかしボアアップして高速道路に乗るとなると、5速化するのも全然悪くはないと思っています。しかし5速ギアなどを探してこないといけないので、もしネットで売っていなければ購入店に相談してみるのもいいのではないかと思います。JA55とJA65では圧倒的にこの辺の駆動系のカスタムパーツの流通量が違うと思います。
JA55はたくさんある印象ですが、JA65はあんまりないような印象です。この辺をクリアしてでも5速化したい方向けのカスタムと言えるかもしれません。
5速化の手順を解説!DIYでチャレンジ
5速化にDIYでチャレンジする場合、しっかりとした準備と計画が必要です。ここでは、必要な工具やパーツ、作業手順、注意点について詳しく解説します。
CT125を5速化するギアを用意する必要があります。しかしもし5速化する方法以外の方法で、欲しい駆動のパワーが得られるのなら、ハンターカブをマニュアルバイク化してしまうのもいいと思います。
SP武川さんからJA55ではあるものの、ハンターカブをマニュアルバイクにできてしまうキットが売っているので、それも一緒にご紹介しておきます。私はむしろマニュアルバイク化してしまえる方が、実はハンターカブにとってはいいんじゃないかなと思います。
特に高速道路などに乗るときや、オフロードを走りたいという遊び心満載の方は、こちらのキットの方が有能かなと思います。
準備するもの
5速化を行うためには、特定の工具やパーツが必要です。事前に必要なものをすべて揃え、作業スペースを確保しておくことが成功の鍵です。
あとベアリングを外すプーリーも一応用意しておくといいと思います。ハンターカブなら平気かなとは思うのですが、走り具合によってはリアタイヤからシャーシャーゴロゴロといった異音が発生する場合もあります。
5速にすると速度域が細かく設定できるため、逆にリアに大きく負担を与える可能性もあります。その場合ベアリングごとそのまま交換する必要があります。そのベアリングを引き抜くのに、専用工具が必要です。その専用工具も一応下記にご紹介しておきます。
それ以外で必要なものがあるなら電動工具は持っていていいと思います。
工具、パーツ、作業スペースなど
工具には、トルクレンチやギアプーラーなど、専門的なものが含まれます。また、作業中に汚れやすい部品もあるため、クリーンな作業スペースを確保することが大切です。
作業手順
作業手順は、キットの説明書に従いながら進めますが、特に重要なポイントは、正確なトルク管理と、各部品の組み付け順序です。写真や動画を参考にしながら進めると、失敗を防ぐことができます。
ざっくりとした手順とはなりますが。
- クランクケースをいったん全部説明書通りに開ける
- 5速ギアを準備しておく
- ベアリング等々と一緒にクランクケースに組み付けていく
- 4分間テスト運転
こんな流れになっています。ハンターカブはマニュアルバイクではないので、多少モンキーなどとは違った5速化の作業となる気がしているのですが。しかし流れは結構似ているとは思うので、エンジンを腰下までばらして組み立てなおしているような方には、楽な方の作業かもしれません。
しかしエンジン回り、駆動系に直結する作業なので、トルク管理などはしっかり行う必要があります。
注意点
5速化作業において最も重要なのは、慎重に作業を進めることです。特に、ギアの組み付けや調整は難易度が高いため、細心の注意を払って作業する必要があります。
5速化後の適切なメンテナンス
5速化後のバイクは、通常よりも定期的なメンテナンスが求められます。ここでは、特に注意すべきメンテナンス項目について解説します。
定期的なエンジン調整
5速化後は、エンジンの調整がより重要になります。特に、ギアの摩耗を防ぐために、定期的なオイル交換を行うことが推奨されます。
エンジンオイルなどの交換も重要ではあるのですが、ギアオイルの調整や何よりエンジン自体に不具合が出た場合、自分で調整できた方がいいに越したことはありません。
一人で分からない場合は必ず購入店に持ち込んで、一度エンジンを下ろして見てもらう必要があります。
チェーン調整
チェーンの調整は、バイクの走行性能に直結します。5速化後は特に、チェーンの張り具合を定期的にチェックし、適切な状態を保つようにしましょう。
スプロケットなどのギアにもチェーンが巻いてあります。一度取り付けてエンジンが動いて、何も問題がなければいちいち開ける必要はないパーツではあるのですが。
社外品などを使っているといろいろな問題点が出てくると思います。組付けが甘いと社外品でなくても、問題点は多々出てくると思います。そういったことがないように規定トルクなども、しっかり整備マニュアルを読み込んで覚えてください。
そのぐらいでないとエンジントラブルが起きて、緊急停止してしまう恐れもあります。
タイヤの点検
タイヤの状態も重要なチェックポイントです。5速化によってバイクの挙動が変わるため、タイヤの摩耗や空気圧に注意し、適切なメンテナンスを行いましょう。
タイヤも確かに重要なのですが、ハンターカブを5速にするとかなりたくさんやることが多いと思います。
- エンジンの腰下の組み立て
- インジェクションコントローラーとスマホの接続
- 燃料噴射の設定
この3つは絶対にFIコンなどを介して、やらなければならないことです。必ず作業を覚えて何をするべきか?ということを、わかった状態でエンジンをばらして組み立ててください。5速にしました、ハイ終わり。という感じではないです。
そのあとやることが多いので、5速時の設定も忘れず行ってください。
まとめ
5速と聞くと身構えてしまいますが、
最初から完璧に操作する必要はありません。
ハンターカブの5速化は、バイクライフに新たな楽しみと可能性をもたらす素晴らしいカスタムです。適切なキット選びやメンテナンスを行いながら、自分だけの特別なハンターカブを作り上げましょう。そして、5速化によって広がる新たな走行体験を、存分に楽しんでください。
前から記事でギア抜けの話をしていますが、ハンターカブでも良く起きるようですね。ここはしっかりクラッチも変えてしまっていいと思います。5速化するとやっぱりギア比が変わるので、速度域やバイクの回転数を合わせる必要があります。
そうなってくると自動遠心クラッチのままだと扱いづらいのではないかなと思っています。この辺は乗ったライダーの方の感想次第だと思うのですが、もしクラッチでギア抜けがひどい場合はこういうアイテムを採用することも検討してください。
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