pcx160 リミッターカットで最高速度アップ! メリット・デメリット徹底解説!
はじめに、pcx160のリミッターカットについて理解することが重要です。リミッターカットを行うことで得られる効果や、その背後にあるメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
というより実際にリミッターカットなんてあるんでしょうか?
できないことはないらしいのですが、120㎞/hぐらいしか出ないバイクにいらないだろうというのが、大半以上の方の意見のようです。実際に私もPCX160に乗っていて、別に最高速度を上げようとは思わないですね。
- 白ナンバーには勝とうと思わない
- そもそも高速に乗るのが目的だから
- 入り口を気にすれば加速車線の短さも問題はない
- 高速に乗るのは深夜が多い
- 首都高にはそもそもあまり乗らない
という5つの点から言っても、あんまりリミッターカットをする必要がないです。というかこのリミッターカットってよくわからないので、いろいろ調べてしまったほどです。笑
最高速度をどんどん上げたいだけなら、PCX160ではなく別のバイクに乗ればいいだけだと思います。しかしそうじゃないのであれば、PCX160ではなくより排気量の高いバイクに乗ったらいいと思います。わざわざこのバイクを選ぶ必要はないと思います。
しかしリミッターカットはないものの、それ以外のやり方は存在するようです。リミッターカットのようなことをPCX160でする場合は内部構造に詳しくないといけないです。最低限のカスタムは自分でできるような状態にしてください。
pcx160 リミッターカットとは?
リミッターカットとは、最高速度をリミッター解除することで、引き上げる方法のことです。
しかしPCX160はそもそもリミッターというものが存在せず、レブリミッターと駆動系の合わせ技で最高速度が決まっているようです。よってレブリミッターを解除するコントローラーが必要なのと、サイドカウルを外す必要があります。
PCX125でいうところの4型に相当しますが、その4型以降はカウルはツメで止まっているので、とても面倒くさいことになります。何故ならこのカウルが曲者で、このツメがとんでもなく硬いんですよね。一回外してしまうと楽なのですが、最初の方はツメが硬すぎて彫りすぎると、そのツメを折ってしまうことがあります。
もし自分でやりたい方は気を付けてください…と言いたかったのですが、PCX160の場合はそのコントローラーがないので、バイク屋さんに相談してください。
ちなみにPCX125のJF56~JF81なら、そのコントローラーはあります。好きな方はご自身で自己責任でやってください。
リミッターの役割
リミッターとは、車両の速度やエンジン回転数を制限する装置です。主に以下の理由で設置されています。
- 排気ガス規制や騒音規制への対応: 現代の車両は環境規制に厳しく対応する必要があります。リミッターは排気ガスの排出量を制御し、騒音を抑えるために重要な役割を果たします。
- エンジン保護: リミッターはエンジンが過度に回転するのを防ぎ、内部の損傷を防止します。これにより、エンジンの寿命が延び、車両全体の信頼性が向上します。
- 安全運転の促進: 過剰な速度での運転は事故のリスクを高めます。リミッターは速度を制限することで、安全な運転環境を維持するのに役立ちます。
PCX160にはリミッターは存在していません。レブリミッターと駆動系の合わせ技なので、どの部分にレブリミッターがあるのか?ということも併せて覚えておくといいと思います。
あと相当駆動系を痛める可能性が高いので、私ならやらないかなと思います。
PCX160の純正タイヤは何?目安や交換時期も解説! – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
しかし駆動系のメンテナンスも必須なので、必ずエンジンオイルの交換とタイヤ交換だけは定期的に行う予定です。今回はIRCが垂れてきたらMICHELIN CITY GRIP2に履き替える予定です。
もちろんIRCでもいいのですが、違うタイヤもリアで試してみたくなりました。そのテストみたいなものです。
リミッターカットの効果
リミッターを解除することで得られる効果には次のようなものがあります。
- 最高速度の向上: リミッターが解除されると、車両の最高速度が向上し、高速道路での巡航速度が増加します。
- 加速性能の向上: リミッターカットにより、エンジンの出力が最大限に引き出され、加速性能が向上します。これにより、発進や追い越し時のレスポンスが良くなります。
- 走行性能の向上: 最高速度と加速性能が向上することで、全体的な走行性能が向上し、よりスムーズでダイナミックなドライブが楽しめます。
PCX160の場合はレブリミッターを解除するコントローラーが必要なので、KF47(2021年以降モデル)の方は購入店に必ず相談してください。
すごく個人的な意見ですが私はPCX160に乗るなら、別にリミッターなんて解除できなくていいと思っています。このままでいいので別のところにカスタムのお金をかけたいところです。
最近ならロングスクリーンですが、デイトナのロングスクリーンがあることで、風による疲れが減りました。結構役に立つアイテムなので、是非交換したいところです。今後はPCXを購入することはないような気がするのですが、SSやフルカウルのバイクを購入するようなら、あまり使わないかもしれません。
pcx160 リミッターカットのメリット
- すべてのカウルを開けることができる
- 配線など以上にバイクに詳しくなれる
- PCXを介してバイクの構造に精通できる
この3つがメリットとなります。よりバイクマニアになれる、と言ってもいいかもしれません。バイクのカスタムを全部自分好みにしようと思うと、自分一人ではできないです。
なので任せるところは任せるとしても、リミッターカットを自分でやることで大幅にバイクの内部構造に詳しくなります。もし自分でできそうなら自分でやってみてもいいと思います。
ただしPCX160では、そういう商品はないですね。探してもないです。
PCX125のJF56~JF81の3型までなら、インジェクションコントローラーなども売っています。しかし私は4型、それもJK05ではなくKF47というPCX160の新機種に乗っています。
なのでこのインジェクションコントローラーは、あまり意味がないと思われます。
ストレスフリーな高速道路走行
リミッターをカットすることで、高速道路での巡航速度が向上し、快適なドライブが可能となります。
- 快適な高速巡航: 高速道路を走行する際、リミッターによる速度制限が解除されることで、長距離移動がスムーズになります。
- 長距離ツーリングの疲労軽減: 高速での移動が容易になることで、長距離ツーリングの際の疲労が軽減されます。これは特に長時間の運転をするライダーにとって大きなメリットです。
しかしPCX160では無理なことが判明したので、やはり駆動系のメンテナンスやタイヤの交換などをしっかり行っておけばいいと思います。
峠道やワインディングロードでの爽快な走り
リミッターカットにより、峠道やワインディングロードでの走行性能が向上します。
- 力強い加速と登坂性能: リミッターカットによってエンジンの出力が増加し、登坂時の力強い加速が可能になります。これにより、山道や急な坂道も快適に走行できます。
- ライディングの楽しさ向上: 走行性能の向上は、ライディングの楽しさを一層引き立てます。カーブの多い道路でのスムーズなコーナリングや加速が楽しめます。
しかしKF47ではメーカーに任せないと無理な可能性が高いので、メーカーやバイク屋さんにしっかり相談してください。私はこのお願いは一回もする必要はないと思っています。
カスタムの幅が広がる
リミッターカットを行うことで、その他のカスタムパーツの効果を最大限に引き出すことができます。
マフラーやエアクリーナーなどのカスタムパーツの効果を最大限に引き出すことを意識しましょう。
リミッターカットにより、マフラーやエアクリーナーなどのカスタムパーツの効果が最大限に発揮されます。これにより、車両のパフォーマンスが一層向上します。
リミッターカットの恩恵はむしろ、サイドカウルをカウルを割らずに外せることだと思います。最初はとてもカウルは固いので、外しにくいと思います。しかし一回外してしまうとすごく簡単に取り外しができるので、ドライブレコーダーを取り付けるときに便利です。
ちなみにマフラーは好みがあるのでともかくとしても、エアクリーナーの交換は定期的に行ってもいいと思います。しかし1万キロか2万キロぐらいに一回でいいと思います。エアクリーナーの交換とともに、外装も変えてしまおうかなと思います。
pcx160 リミッターカットのデメリット
PCX160には一応リミッターカットはできないので、あらかじめご了承ください。そういう言い方しかできないのですが、どうしてもやりたい方がいたらデメリットも理解しながら、購入店に相談してください。
私は4カ月乗って思っているのですが、あんまりパーツが痛まないのでこのままでいいんじゃないかなって思います。後でPCX160の4カ月レビューも行っていくので、是非その様子も参考にしてください。
違法行為のリスク
リミッターカットは道路交通法違反となる可能性があり、罰則の対象となります。
- 道路交通法違反(速度超過)による罰則: リミッターを解除して速度制限を超えることは、法律に違反する行為です。その結果、罰金や免許停止のリスクが伴います。
- 車検不合格: リミッターカットが施された車両は車検に通らない可能性があります。これにより、合法的に公道を走行することができなくなります。
PCX160は軽自動車届出済証があるように、車検は適用外です。なのでこの点はとにかく心配する必要がない気がします。
あと速度を出す人は大体常識があれば、高速道路などで出すと思います。なので速度超過で違反を取られる不安は、気にしなくていいのではないかなと思います。都市部をよく走るので私の場合は、煽られてスピードは出さないようにしています。
そもそもPCX160では不可能?
不可能ではないのですが、PCX160にはそもそもリミッターカットは存在しません。
レブリミッターx駆動系
この組み合わせで最高速度が決まっているだけです。なのでレブリミッターを解除できるコントローラーがPCX160用にあれば、問題なく最高速度を上げることができます。
しかしそこまでしてスピードを意識する必要はないので、目的がスピードではないならリミッターカットは考えなくていいです。
PCX125のブレーキパッド交換時期徹底ガイド! – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
それより普段から気にするべきオイル交換やブレーキパッドの交換などを、頻繁にしっかり行っておけばバイク自体に問題はないです。高速道路をかますようになってからは、全くタイヤやブレーキパッドに不安は抱えていませんね。
pcx160 リミッターカットの注意点
PCX160ではリミッターカットはできないので、そもそもいらない注意点ですが。笑
しかしPCX160でも結構速いと思うので、そういう意味での注意点を書いておきます。
安全運転を常に意識する
リミッターをカットしても、安全運転を忘れずに行うことが重要です。
- 速度を守り、安全マージンを確保したライディングを心掛ける: リミッター解除後でも、法定速度を守り、安全マージンを確保した運転を心掛けましょう。これにより、自分自身と他の道路利用者の安全を守ることができます。
- 周囲の状況に注意し、危険を予測した運転をする: 道路状況や交通状況に常に注意を払い、危険を予測した運転を心掛けることが重要です。これにより、事故のリスクを低減することができます。
- 変にかっこつけない: あと漢KAWASAKIのNinjaで、ハロウィンのときにセンター街でかっこつけて乗っている人のリール動画みたいなものを見ました。見事にタクシーにぶつかりました。相当な賠償を払うことになるでしょうが、かっこつけてスキルが未熟だとそういうことが起きやすいです。
カスタムパーツは慎重に選ぶ
リミッターカット後に使用するカスタムパーツは、信頼できるメーカーの製品を選びましょう。
- 信頼できるメーカーの製品を選ぶ: カスタムパーツは品質が保証された信頼できるメーカーの製品を選びましょう。これにより、車両の性能が向上し、トラブルのリスクを低減できます。
- 取り付けは専門店に依頼する: カスタムパーツの取り付けは、専門知識を持ったプロに依頼することをおすすめします。これにより、正確な取り付けが行われ、安全に使用できます。
- ネットで買う: 最近買ったのがブレーキレバーとロングスクリーンなのですが、問題なく走行できています。ロングスクリーンが若干停止時にガタガタうるさいぐらいで、ネジの締め方が弱い可能性もあります。商品自体に何の不満も問題もないです。
リミッターカットをするぐらいなら、ロングスクリーンに変えてもいいと思います。私はエンデュランスのロングスクリーンにしたのですが、今在庫切れになっているようなので純正品をご紹介しておきますね。
ステーも有能なものがついており、これを利用したカスタムができます。このステーが付いた純正のロングスクリーンがいいかもしれないですね。
定期的なメンテナンスを怠らない
リミッターカット後は、定期的なメンテナンスを欠かさず行いましょう。
- エンジンオイルやプラグなどの消耗部品を定期的に交換する: エンジンオイルやプラグなどの消耗部品は定期的に交換することが重要です。これにより、エンジンの性能を維持し、故障のリスクを低減できます。
- 車両の状態を常にチェックする: 車両の状態を定期的にチェックし、異常があれば早期に対処することが重要です。これにより、トラブルを未然に防ぐことができます。
- パーツクリーナーなどでしっかり汚れを落とす: この間ブレーキレバーを交換した際に、パーツクリーナーでゴミや錆びの部分を落としました。そしたら急激にブレーキの利きがよくなりました。これもメンテナンスと言えば言いますので、気にしながらパーツクリーナーを吹きかけてPCX160を綺麗な状態に保ちたいですね。
今回購入したパーツクリーナーがかなり良かったように思うので、よければパーツクリーナーがない方や切らしてしまったときに、次に使うパーツクリーナーの参考にしてください。
PCX160購入4か月後: あれからパーツは痛んだのか?
さてリミッターカットという記事なので、この意見も気になるのではないでしょうか?その意見とは「実際にリミッターカットしないでもどのぐらい車体は持っているのか?」です。
言い換えれば「初期パーツをどのぐらい付け替えたのか?」です。
2月から走行距離は12,000㎞。替えないといけないパーツは、以下の3点です。
- ブレーキパッド
- リアタイヤ
- エンジンオイル
この3つです。エンジンオイルはアクセルの回転もいいので、まあまあ替えます。しかしリアタイヤとブレーキパッドは、まだ交換していません。そのぐらい持ちがいいです。
これは何ででしょうかね。ちょっと理由がわからないのですが、いちいちストップアンドゴーをしなくてよくなったのが、理由の一つかもしれません。あとブレーキレバーを交換してから、柔らかく握ってもブレーキの利きが良くなった気がします。
6段階の調整が可能で、2段階目を利用しています。
純正のブレーキは固すぎて、逆に握るのを躊躇する場面も多かったです。しかしU-KANAYAのブレーキレバーに交換してからは、とてもブレーキの握り心地がよく停止時のストレスが相当減りました。アルミレバーだからなのか、とても軽く感じているので今後はこのブレーキレバーを多用していこうと思います。
ちなみに航行時間が長いので、U-KANAYAのType-Tというツーリングタイプのブレーキレバーに交換しています。
まとめ
pcx160のリミッターカットは、メリットとデメリットを理解した上で、自己責任で行うことが重要です。
というよりそもそもリミッターカットはPCX160ではできないです。不可能ではないのですが、多分購入店にお願いすることになると思います。何故ならそれができる購入店かどうかがわからないからです。
しかし4カ月乗ってみて、ブレーキパッドやタイヤが若干怪しくなってきた程度です。その程度でリミッターカットなんて必要なのでしょうか?必要ないな、というのが私の意見です。
それよりしっかりパーツを交換しながら、しっかりメンテナンスを行ってください。リミッターカットをしたい方は、遠出をしたい方ではないかなと思います。確かに高速道路などは不安が多いかもしれませんが、タクシーとか一部の一般車両以外はあまり速度は出していないです。
その点も踏まえてリミッターカットを考慮していただければと思います。それより旅の準備はお済でしょうか?バイクで旅をすると駐輪場の問題に直面すると思います。そうならないためにも一つの手段として、下記のサービスをご紹介しておきます。駐輪場が見つからないという事態にならないよう、一つの参考にしていただければと思います。