YZF-R25 4気筒への夢、叶えられます!
YZF-R25は、そのスタイリッシュなデザインとスポーティな走行性能で多くのライダーに愛されていますが、一部のファンの間では「4気筒化」という夢が語られています。
4気筒エンジンを搭載することによって、YZF-R25はさらにパワフルなバイクへと進化するのではないかと期待されています。今回は、なぜ多くのライダーが4気筒にこだわるのか、そしてその実現方法について詳しく解説します。
戻ってきたPCX160をいろいろな場所で走らせていますが、4気筒ではないのに全く不満はないですね。今回はYZF-R25を4気筒という話なのですが、ハッキリ言うと2気筒のままでもOKなバイクだと思っています。その理由が今乗っているPCX160にあります。
今までPCX以外にもグロムやハンターカブ、モンキー125のことなどいろいろ語ってきました。これらに果たして4気筒が必要かな?というのが私の結論になります。いきなり2気筒でうまく行っていたものを4気筒にして、壊れたりしないかなと思うのが私の常です。
この話題で知っているにーはん(250㏄)のバイクは、ZX-25Rだけかなと思います。250㏄なのに4気筒と当時話題になり、その値段も乗り出し価格で100万円を超えると聞いています。笑
いやーそこまでしてスーフォアとかの性能を求めるかなーと。正直思いましたが、4気筒にしたいならYZF-R25にZX-25Rのエンジンを載せちゃうのが一番簡単です。というかできるかわかりませんが。というわけで4気筒には果たしてできるのか?そしてそれ以外にやるべきカスタムってあるの?というところまで言及したいと思います。
なぜ4気筒にこだわるのか?
4気筒エンジンへのこだわりは、単なる憧れやロマンだけではありません。エンジン構造の違いから生まれる特性や走行感覚に大きな違いがあります。
HONDAのCIVICという車にも搭載されている、V-TECなどの技術も4気筒だからできる業ではあります。車の方は構造が全く違うのですが、V-TECで有名だったのが2022年に生産を終了したHondaのCB400SuperFourでしょう。
教習所であんなバイクを選んでいたのが、今ならわかる気がするのですが。ということで2気筒と4気筒って何が違うのか?とかそういうことをこの項目では解説してみたいなと思います。
4気筒エンジンがもたらす魅力とは?
4気筒エンジンは、一般的に高回転域での滑らかなエンジンフィールが特徴です。低回転から高回転までスムーズに加速し、特に高回転域では鋭いレスポンスを発揮します。そのため、高速道路やサーキット走行でその性能を最大限に発揮でき、走行中の安定感や操作性も向上します。
逆に言えば壊れやすくなる可能性も高いので、ニーハンのバイクに果たして4気筒って本当に必要かな…という疑問を常に持っておく必要があると思います。
2気筒との違い、どこがいいの?
YZF-R25は標準で2気筒エンジンを搭載していますが、4気筒と比較すると振動が大きく、高回転域での力強さが劣ることが指摘されています。一方で、2気筒は低回転域でのトルクが強く、街乗りや低速走行では扱いやすい特性を持ちます。これに対して、4気筒エンジンは高回転域での伸びが大きく、スポーティな走行を好むライダーにとっては魅力的です。
スーパーフォアのV-TECみたいな低速域と高速域で、4気筒のそれぞれの使い分けのようなことを行えれば、YZF-R25でもさらなる加速力をもたらす可能性も高いです。
YZF-R25 4気筒カスタム、どこから始める?
4気筒化カスタムに挑戦するためには、まずどのような準備が必要かを知ることが重要です。しっかりとした計画と予算を立てることで、理想のカスタムを実現できます。
カスタムを始める前には、必要な費用やパーツ、そして法的な問題についても理解しておく必要があります。これを知らずに始めてしまうと、後々大きなトラブルに発展する可能性があります。
4気筒のカスタムはできないと思いますが、2気筒のまま4気筒のような味わいを出すのはYZF-R25ならできる、ということをいろいろYZF-R25の4気筒について調べているうちにわかってきました。
予算はどれくらい必要?
エンジンの交換やカスタムパーツの購入には相当な費用がかかります。具体的な費用はカスタム内容によりますが、数十万円から場合によっては百万円を超えることもあります。また、パーツの入手が難しい場合、輸入にかかるコストも考慮しなければなりません。
ただし2気筒のYZF-R25のままでも十分YZF-R25は堪能できるので、私はエンジンごと載せ替えるなんて絶対に行わないと思います。だったらサスペンションが自分に合っているか?や、ローダウンリンクなどを使って自分の股下でも足がつくように便利に改造してしまうと思います。
- 数十万以上払っても4気筒エンジンを載せ替えたいのか?
- 2気筒のままで他をカスタムするか?
この2択しかないと思ってください。
必要なパーツは?
エンジン交換に必要なパーツはもちろんのこと、車体バランスを保つためのサスペンションやフレーム強化のパーツも必要になります。これらのパーツは高品質なものを選ぶことが重要で、信頼できるショップやメーカーから購入することが推奨されます。
私だったら4気筒化をエンジンをいじらずやると思うので、まずやるカスタムはスリップオンのマフラーに変えることだと思います。PCXの経験上結構見えるパーツを変えるだけでも、全然走りに不満を覚えることはないです。私は特に一般道で誰か別のライダーと争いたいということはないので、あんまり変な改造はしないと思います。
それをやってしまうといちいち運輸局へ行って改造申請を行わないといけないからです。それが面倒くさいので一切やっていません。
法規との兼ね合い
エンジンの改造は日本の道路交通法において厳しく規制されています。特に排気量や騒音に関する規制は厳しいため、カスタム後のバイクが法的に問題ないかどうかをしっかり確認する必要があります。カスタム後の車検に通すためにも、専門家の助言を仰ぐことが大切です。
スリップオンのマフラーに変えるには、エキゾーストパイプガスケットとジョイントガスケットが必要になります。
ジョイントガスケットは上記の画像のものです。YZF-R25のマフラーはスリップオンのみになっています。もしマフラーも変えたい方がいたら、上記のジョイントガスケットとエキゾーストパイプガスケットはセットで購入しておく必要があります。
カスタムのステップバイステップ
いざカスタムに挑戦するとしても、焦ってはいけません。順序立てて進めることで、失敗を防ぎ、安全かつ効率的にカスタムを行うことができます。
エンジン交換はプロに依頼すべき?
エンジンの換装は高度な技術が必要であり、DIYで行うのは非常にリスクが高いです。プロに依頼することで安全性が確保され、長期的に安定した性能を引き出すことが可能です。また、エンジン交換に伴う調整もプロの技術が必要となります。
プロに任せるべきか?というより、そもそも4気筒のエンジンが本当にYZF-R25に合っているか?というような話になります。よってプロに任せるも何も、4気筒化は今後もYZF-R25では行われないと思います。
外装のカスタマイズで個性を出す
エンジン以外にも、外装をカスタマイズすることで自分だけのオリジナルバイクに仕上げることができます。フェアリングやタンク、シートなどを変更することで、外観も一新し、個性を演出することが可能です。
フェアリングキットというものがあり、これなら外装ごと変更が可能となります。面白いと思うので、これならやってもいいかなぁと思っています。
サスペンションやブレーキのチューニング
エンジン性能が向上した場合、それに見合ったサスペンションやブレーキの強化も重要です。これにより、走行時の安定性や制動力が向上し、安全に走行することができます。
私はエンジンを載せ替えるより、むしろブレーキパッドの交換なども定期的に行えるようにしたいですね。YZF-R25は多分相当スポーツタイプのバイクなので、より一般道でもレーシングでも楽しめる一台ではないかなと思います。そんな一台にするためにも、ブレーキパッドの効きはとても重要です。
4気筒YZF-R25でどこへ行く?
4気筒エンジンを搭載したYZF-R25は、長距離ツーリングや高速道路での走行が得意です。エンジンの回転数が高く、スムーズな加速を楽しめるため、風を切りながら快適に目的地へ向かうことができます。
しかし当然ながら4気筒のYZF-R25は存在せず、さらにエンジンを載せ替えてまで4気筒にしたいライダーもそれほどいないと思います。YZF-R25は純正のままでも結構評判は高いバイクであり、初心者がMTで公道デビューをするならこれと言われるほどです。
なので基本的に4気筒じゃなく2気筒のままでも、問題なくツーリングやレーシングもこなしてくれます。レプリカでもこの性能の高さなので、YZF-R25があればどこでも問題なく走ってくれると思います。ただし疲れなどは絶対に来るのとそれほど乗り心地は長時間乗っても最高ということはないはずなので、その辺の休憩の取り方や長時間の乗車に耐えられるぐらいのカスタムをしておく必要があると思います。
ツーリングコースの選び方
4気筒エンジンの特性を活かすには、ワインディングロードや山岳地帯のツーリングが最適です。長い直線道路よりも、コーナーの多い道を走ることで、バイクの軽快な操作感やエンジンのレスポンスを楽しむことができます。また、途中での休憩ポイントや景色の良い場所を選ぶことで、ツーリングの満足感がさらに高まります。
YZF-R25ぐらいのバイクを担いだら、とにかく福井県などで名物のソースカツ丼を現地で食べてみたいなとは思います。表参道にアンテナショップがあるのは知っているのですが、やっぱりそれだと面白味はないですからね。
サーキット走行に挑戦
もしもその走行性能を極限まで試したいなら、サーキット走行に挑戦するのも一つの手です。4気筒エンジンの高回転域を存分に活かし、スピードを追求することができます。サーキットでは安全な環境で自分の限界に挑戦でき、他のライダーともスキルを競い合えるため、スキルアップにも最適です。
キャンバースラストなど基本的なコーナリングの考え方が、結構重要な一台になると思います。サーキットでは是非コケるなどには気を付けてもらえればと思います。怪我防止にはしっかり務めていただければと思います。
バイク仲間との交流
4気筒YZF-R25は、多くのライダーにとって憧れの存在です。バイクイベントやツーリングコミュニティに参加することで、同じ趣味を持つ仲間との交流を深めることができます。特に、カスタムバイクやスポーツバイク好きのライダー同士での情報交換は、新たなカスタムアイデアやツーリングの計画にも役立ちます。
4気筒にしなくてもYZF-R25は十分目立てます。SNSにアップするのもいいですし、そのままYZF会とか作ってマスツーリングを行うのも悪くないのではないかと思います。またこのバイクなら1000㎞ツーリングなども行えるので、体力を十分作っておきたいところですね。
まとめ
YZF-R25の4気筒化は、多くのライダーにとって魅力的な選択肢です。その実現にはカスタムや中古車の購入など、さまざまな方法がありますが、それぞれにメリットとデメリットが存在します。予算や法規、維持費などを考慮しながら、慎重に計画を立てることが重要です。また、カスタムを楽しむだけでなく、4気筒エンジンならではの走行性能を存分に活かして、ツーリングやサーキット走行を楽しむことで、バイクライフをより充実させることができます。
最後に、4気筒YZF-R25の未来には大きな可能性が秘められており、今後の市場動向に注目しながら、新しいカスタムパーツやモデルの登場を楽しみにしましょう。4気筒バイクの魅力を存分に感じながら、自分だけのカスタムYZF-R25を手に入れ、最高のライディング体験をお楽しみください。
YZF-R25を購入したら私だったらまずは乗ってみます。最低1万キロ以上は走ってみて、その上でサスペンションとか交換していくかなと思います。エンジンオイルなどは当然3000㎞毎に交換するとしても、リアサスペンションも可変式なら交換して足つきが悪ければローダウンできそうなら、やってしまうかなと思います。
YZF-R25はとにかく完成度の高いバイクだと思うので、いちいち4気筒にする必要はないと思っています。その上で私だったら見える部分をまずはしっかりカスタムしてしまい、走りに不満がないようにしたいと思っています。PCX160と二刀流のような感じになるので、YZF-R25に何か起こっても問題が少ないです。
YZF-R25にするかどうかはまだ定かではないのですが、どの車体を選んだとしても別にエンジンを変更したいという欲求は起きないです。