CL250シート加工で快適ライディング!足つき改善&痛くないシートへ
CL250は軽快な走行性能とスタイリッシュなデザインが魅力ですが、純正シートに不満を抱くライダーも多いです。特に「足つきが悪い」「長時間座ると痛い」といった問題は、CL250に限ったことではないはずです。笑
この問題って結構PCXに乗っていると、本当に経験が多かった話題です。経験が多いというより一番バイクに乗っていて、悩んでいたと言っても過言ではないです。
今回はアンコ抜きの話なので、一応シートの硬さに対する別の案も記事に載せておくことにしました。アンコ抜きは職人技の一つだと思っていて、結構難しいんだなぁというのが動画などを調べて見ていた感想です。
だからと言ってシートを削りすぎるとお尻が痛くなります。今日はその辺の対処法についてもお伝えしていこうかなと思います。
なぜCL250のシート加工が必要なのか?
ではPCXではなく、どうしてCL250なのか?という話からです。
CL250は2025年モデルがあるなら話がわからないのですが、一番ライダーの声で多いのが足つきですね。足を着くポジションを前に取りづらいため、立ちごけをしやすいという声が多いです。
つまりシート高が高すぎるので、アンコ抜きをして少しでもポジションを楽に取れるようにしたいという、そういう理由でCL250のアンコ抜きをする方が多いのでは?と思っています。この項目ではアンコ抜きとは何か?ということから、アンコ抜きを行う理由なども一緒に見ていきたいと思います。
アンコ抜きの意味がわかっていただければ、一体何の目的でそのような手間を行うのか?がわかっていただけると思います。
アンコ抜きって何?
アンコ抜きというのは、シート高が高すぎてバイクに乗れない場合。シートの表面をはがして、中のスポンジを削るような作業のことです。
このような感じでアンコ抜きをしたスクーターと、全く行っていないスクーターでは乗り心地が全く違うということです。この動画の方は180㎝以上ある方なので、ほとんどのバイクの足つきは悪くない方ではないかと想像しています。
ところがこんな高身長の方でも、アンコ抜きをするしないで大きく変わってしまうのです。この辺の違いは体感しづらいものなのですが、アンコ抜きが結構重要な作業であることはわかっていただけたかと思います。
CL250のシートの悩み:足つき性と長時間運転の疲労
CL250の純正シートは高さと硬さが特徴ですが、この構造がライダーの快適性に影響を及ぼしています。特に身長が低い方には足つきの悪さが不安要素になり、長距離走行では腰やお尻に痛みを感じることも少なくありません。
CL250の場合は足つきの不安定さが、非常に問題の一つになっていました。アンコ抜きをCL250で行いたいと思うライダーが多いのも、そういうライドポジションより止まっているときのホームポジションに対する不満が大きいからではないかと思っています。
CL250はそのような声も出ていたので、ローダウンシートというアイテムも販売しています。社外品ではあるのですが本気で足つきが悪いと不満を持っていたら、是非交換することも検討してください。多分アンコ抜きより簡単です。
シート加工で得られるメリット:快適なライディング、足つき性の改善、カスタムの楽しさ
シート加工を行うことで以下のようなメリットが得られます:
- 足つき性の改善:アンコ抜きによりローダウンが可能。
- 座り心地の向上:ゲルザブやカスタムシートで痛みを軽減。
- カスタムの楽しさ:自分好みのスタイルに仕上げることで愛車への愛着が深まります。
もし削りすぎても服装でバイクのお尻からくる痛みを軽減できます。その辺は不安がらずガンガンアンコ抜きを実践してもらえればと思います。
削りすぎたら自転車用のタイツで、お尻の痛みを軽減できるアイテムがあります。それを季節ごとに履き替えてください。アンコ抜きは大体足つき改善ですが、あまりシートを削ると本来持っているクッション性が失われていきます。シートを削りすぎて失敗したら、別の対策を考えるか再度シートを買い替えてください。
CL250シート加工の種類と選び方
アンコ抜き:シートの厚みを削ってローダウン
アンコ抜きはシート内部のスポンジ部分を削り、高さを調整する加工方法です。足つき性の向上に効果的ですが、クッション性が犠牲になるため、適度なバランスが求められます。
なのでディスクグラインダーというアイテムが、この場合は重要になっていきます。これがあれば究極な話極限まで削って平らにできるので、とてもアンコ抜きには有効なアイテムだと思います。アンコ抜きはただシートを削る作業ではありません。
シートを削って綺麗に成型するまでが、アンコ抜きの作業です。そうしないとシートを被せたとき、波打ったりして汚い仕上がりになります。
ゲルザブ:シートにクッションを追加
ゲルザブを追加することで、長距離走行時の座り心地が格段に良くなります。シート加工初心者にも手軽に取り入れられるのが魅力です。
足つきを気にしない方はこちらのゲルサブの方がいいかもしれないですね。シートを加工するとき中に仕込んでもいいです。ただしその分車高は高くなるので、導入するかはライダーさん次第となります。
カスタムシート:形状や素材を完全に変更
カスタムシートは、形状や素材を自由に選べるため、自分だけのオリジナル仕様を作りたい方に最適です。ただし、プロに依頼する場合は費用がかかります。
プロの加工だけでなく最近ではメーカーでいいシートが、CL250では登場しています。一応こちらのシートで足つきが改善されたというレビューもあるので、参考にしていただければと思います。
DIY vs. プロに依頼:メリット・デメリットを比較
DIYはコストが抑えられる一方、失敗するリスクも高く、技術が必要です。プロに依頼すれば高品質な仕上がりが期待できますが、価格がネックになることがあります。
アンコ抜きを素人とか個人でやると失敗するリスクも高いですね。私はCL250のままのシートを加工するなら、バイク屋さんにお願いしておくといいと思います。私だったら事前に購入前に店長に話を通しておいて、シートのアンコ抜きもやってもらうと思います。
CL250シート加工のDIYに挑戦!手順と注意点
先ほど素人がやると苦労するという言い方をしたのですが、この動画の通りにやっていただければ自分でもDIYできるのではないかなと思います。ただし作業場所が必要だったり、結構苦戦するのも必至です。
道具も必要ではあるのですが、作業場所の確保も重要視してください。
準備するもの:工具、材料、型紙など
DIYに必要な道具は以下の通りです:
- シート分解用の工具(ドライバー、レンチなど)
- スポンジを削るためのナイフやサンドペーパー
- 新しいシートカバーや接着剤
シートを削るだけでなく成形して平らにする道具も必要です。先ほど紹介したディスクグラインダに、400ペーパーディスクというアイテムを装着できます。
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これに400ペーパーディスクを取り付けて、削った部分を滑らかにしていきます。道具は明らかにディスクグラインダがあった方が楽になりますし、ディスクグラインダを走らせず済みます。あと削る道具なので手を切るという危険もありますので、是非安全第一で作業を行ってください。
作業手順
- シートの分解:シートをフレームから取り外す際は、固定具やステープルを慎重に取り外しましょう。破損しないように丁寧に作業を進めることが重要です。
- アンコ抜き:アンコ抜きでは、スポンジを均一に削ることが重要です。削りすぎると硬くなりすぎて快適性を損なうため、少しずつ様子を見ながら作業を進めましょう。
- シートの張替え:加工後のシートには、新しいカバーを張り直します。専用の接着剤を使うことで、プロのような仕上がりが得られます。
以上が作業手順となっています。アンコ抜きで意外と重要なのが、作業場所です。駐輪場とかでやるわけにもいかないですし、何よりマンションだとこの作業は不可能に近いです。削りカスなども相当出るので、近隣住民のクレームが入らないような場所で作業を行ってください。
まとめ
CL250のシート加工は、快適性と安全性を向上させるための有効な方法です。アンコ抜きやゲルザブ、プロ依頼など、自分に合った方法を選ぶことで、理想のライディングポジションを手に入れられると思います。
今回はCL250のアンコ抜きについてお話をさせていただきました。他のローダウン化についてもお話をさせていただこうと思うのですが、ローダウンキットに頼るのも一つの選択肢としていいのではないかなと思います。
- 加工の必要性がない
- 工具があればそのまま取り付けが可能
- ローダウンの調整が可能
この3点から考えても、アンコ抜きより簡単ではないかなと思います。アンコ抜きはシートをはがしたり、加工にも手間がかかります。場所も結構広い場所や作業ができる場所を確保する必要があります。よってそのまえにリアサスペンションなどでローダウン化を図った方が簡単だと思います。
それをやってみてまだ足つきや脚のポジションが悪いようなら、CL250のシートのアンコを抜いてしまうのがいいと思います。とりあえずリアサスペンションをローダウンキットにして、その後アンコ抜きを実践してもらえれば楽しくCL250に乗ることができると思います。
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