PCX125 オイル交換の基礎知識
PCX125のオイル交換の基礎知識というタイトルで、記事を進めていきますが。
初心者必見!PCX125オイル交換頻度ガイド! – ポレポレ日記 (poreporejpn.com)
その答えは実はすでに書いてありますので、こちらの記事を参考にしてください。
3000㎞毎か、6カ月に一回
このどちらかでいいそうです。
私は6000㎞で交換したこともありますが、一回も不具合はありません。問題なく走れているので、3000㎞になっちゃったけど、オイル交換してない!なんて嘆かなくて大丈夫です。
しかし逆にオイル交換はしておかないと、血液と同じなのでどんどん走りの質が悪くなり、最悪最高速すら出なくなりエンジンストップという結末を迎えます。
是非オイル交換は早めに行ってください。今日は走行距離や日々走る頻度別に、オイル交換の距離をご紹介しておこうと思います。
オイル交換の適正距離はあるのか?
PCX125のオイル交換の適正距離は、一応3000㎞となってはいます。
3000㎞というのはもちろん目安なのですが、あなたが配達員などで仕事をしているなら、ほぼ毎日乗るようになるのではないかなと思います。
- 週1~5日で自宅と仕事場の往復:3000㎞の走行距離なんて大して行かないと思うので、6000㎞毎でもいいぐらいだと思います。
- 週1~5日だけど毎日12時間以上乗っている:3000㎞毎で一回は交換しておきたいところです。
- 毎日乗っていて100㎞を超える場合:3000㎞毎でも遅いかもしれません。2000㎞毎ぐらいで一回交換を行ってもいいと思います。
こういう感じです。同じ3000㎞毎であっても、これほど開きがあるということです。
ご自身の状況にあった適正距離のオイル交換を
上記でも話した通りですが、仕事で使うと多分2000㎞毎でオイル交換でいいと思います。
逆に仕事場の往復で2,30kmぐらいしか一日に走らないという場合は、6000㎞毎でオイル交換を考えてもいいと思います。
こういう感じで3000㎞でも全く考え方が違います。是非ご自身の環境を考えて、オイル交換を考えてください。エンジンオイルが汚れてもいないのに、交換しても全く意味がないのです。
しかし走行距離が100㎞を超えるような場合は、2000㎞毎でオイル交換を検討してもいいです。
同じ3000㎞でも全くライダーの状況によって、オイル交換の頻度が変わってきます。
オイルの種類と選び方
ではオイル交換に使用する、オイルの種類についてご紹介します。
後で紹介するのですが、後で紹介する基準を満たしているのは、Ultra E1というエンジンオイルです。
Hondaのスクーターに合っているエンジンオイルで、必ずと言っていいほどPCX125では見かけるエンジンオイルです。
Hondaが純正と言っているようなエンジンオイルなので、迷ったらUltra E1というエンジンオイルを選ぶといいと思います。
鉱物油、合成油、部分合成油の違い
鉱物油は天然の原油を精製して作られたオイルで、コストが低いのが特徴です。合成油は化学的に合成されたオイルで、高温・低温性能に優れ、長寿命です。部分合成油は鉱物油と合成油の中間的な存在で、バランスの取れた性能を持ちます。
PCX125に適したオイルの粘度
PCX125には、一般的に10W-30や10W-40の粘度のオイルが推奨されます。粘度とは、オイルの流動性を示す指標で、低温時と高温時の流動性がそれぞれ表記されています。適切な粘度のオイルを選ぶことで、エンジンのパフォーマンスを最適化できます。
オイルの規格と性能
オイルの規格には、API(米国石油協会)やJASO(日本自動車技術会)などがあります。PCX125には、JASO MAまたはMA2規格のオイルが適しています。これらの規格は、エンジンの性能や耐久性を確保するための基準を満たしています。
PCX125 オイル交換の手順を解説!
準備するもの
- オイル:PCX125に適したオイルを用意しましょう。推奨される粘度や規格を確認して選びます。
- ドレンボルトワッシャー:ドレンボルトを再利用する際に必要なワッシャーです。毎回交換することで、オイル漏れを防ぎます。
- オイルフィルター(交換する場合):オイルフィルターも定期的に交換することが推奨されます。エンジン内部の異物を除去し、オイルの品質を維持します。
- オイルジョッキ:新しいオイルをエンジンに注入するために使用します。メモリ付きのものを選ぶと便利です。
- 廃油処理容器:古いオイルを適切に処理するための容器です。環境保護のため、正しく廃棄しましょう。
- ラチェットレンチ、メガネレンチなど:ドレンボルトやオイルフィルターの取り外し・取り付けに必要な工具です。適切なサイズのものを用意します。
オイル交換の手順
- バイクを水平な場所に置く:オイルを正確に排出し、新しいオイルを適切に注入するためには、バイクを水平な場所に置くことが重要です。
- エンジンを温める:エンジンを数分間アイドリングさせて温めることで、オイルが流動しやすくなり、排出しやすくなります。
- ドレンボルトを緩めて古いオイルを排出:ドレンボルトを緩め、古いオイルを廃油処理容器に排出します。この際、熱いオイルに注意しましょう。
- オイルフィルターを交換(必要に応じて):必要に応じてオイルフィルターを交換します。古いフィルターを取り外し、新しいフィルターを取り付けます。
- ドレンボルトを締め付け:古いオイルが完全に排出されたら、ドレンボルトを締め直します。適切なトルクで締め付けることが重要です。
- 新しいオイルを注入:オイルジョッキを使って新しいオイルを適切な量注入します。過剰に注入しないよう注意しましょう。
- オイルレベルを確認:オイルを注入した後、オイルレベルゲージで適切な量か確認します。必要に応じてオイルを追加します。
オイル交換後の注意点
- オイル漏れがないか確認:オイル交換後、ドレンボルトやオイルフィルター周りにオイル漏れがないか確認します。漏れがある場合は、再度締め直します。
- オイルレベルを定期的に確認:オイルレベルは定期的に確認し、適切な量を維持するよう心掛けます。少ない場合は適宜追加します。
- エンジンを始動して異音がないか確認:エンジンを始動し、異音がないか確認します。異音がある場合は、オイル交換手順を再確認し、必要に応じて再度オイルを交換します。
2月にPCX160を購入してずっと乗っているので、PCX125のJK05には乗らなくなりました。半年放置して最近エンジンを始動していましたが、2分エンジンをふかしつづけていたらなんとエンジンが止まりました。笑
そして今度はUltra E1のエンジンオイルを交換して、再度オイルをバイクに循環させたいのでバイクを4分ぐらい長めに暖機運転をしてみました。
4分間エンジンが止まるということは、全くありませんでした。ということはやはりエンジンオイルは一定期間の間、交換していないとエンジンは止まることもあるということになります。
またオイル交換のみならずフロントフォークのオイルも、バイクを動かしていないと抜けていくようです。実際にそうだったので是非動かしていないバイクも、売るまではしっかりメンテナンスをお金と時間と都合を合わせて行ってください。
まとめ
PCX125のオイル交換は、エンジンの寿命を延ばし、燃費を向上させるために重要なメンテナンス作業です。自分で行うメリットも多いですが、正しい手順を守ることが大切です。定期的なオイル交換を心掛け、愛車を長持ちさせましょう。
今試しているのが、Ultra S9というエンジンオイルです。
エンジンオイルは変えたところで何も変わりません。これはハッキリやってみてわかりました。
しかし古いエンジンオイルと交換すると、これがちょっと違うんですよね。S9とE1とでは全くエンジンの感じが違います。私はE1も好きですが、S9も好きです。S9のオイルを入れて壊れるということはないので、是非一度気分転換にチャレンジしてください。
この記事があなたの求める走りの参考になっていただければ嬉しく思います。