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フォルツァ250のバッテリー上がりの原因って?交換方法や対処法まで解説!

目次

フォルツァ250 バッテリー上がりの原因と症状をチェック!

「バイクのキーを回しても、エンジンがまったく起動しない!」そんな事態に直面すると、誰もが焦りと困惑を覚えるものです。多くのライダーが「もしかしてバッテリー上がり?」と疑いますが、実際、その症状がバッテリー上がりなのかどうか、迅速かつ正確に判別するためには知識が不可欠です。

「出先で突然エンジンがかからず、途方に暮れてしまった」という体験談も多いですが、その裏には複雑な原因が潜んでいます。今回は、フォルツァ250に多いバッテリー上がりの主な原因や典型的な症状、そして応急処置の具体的な方法まで徹底解説します。


TAIWAN YUASA [ 台湾ユアサ ] シールド型 バイク用バッテリー TTZ12S

古いMF08のバッテリー上がりの方が困っている方がいらっしゃると思ったので、先にどのバッテリーが最適かをご紹介しておきました。MF08の方は結構意外な原因でバッテリー上がりを起こしている場合もあるので、しっかり今まで以上にメンテナンスの方を怠らないようにしてください。

今日はお勧めのバッテリーまでご紹介しておこうと思います。MF08では安いバッテリーでも相性がよかったりするので、是非この記事を参考にしていただきツーリング先でトラブルに遭っても対処できるよう、慌てずバッテリー上がりの対処を行ってください。

「エンジンかからない!」その症状、本当にバッテリー上がり?

「セルの音が弱い」「メーターの液晶が消えている」など、バッテリー上がりの予兆は様々ですが、実際にはスターターリレーやインヒビタースイッチなど電装系トラブルも隠れています。症状の大半は「セルモーターが回らない」「メーターが反応しない」などですが、これがいわゆる“本格的バッテリー上がり”です。

バッテリー以外の故障、例えばスターターモーターの不良やヒューズ切れも似た症状を引き起こしますので、混同しないよう注意が必要です。判断には多重チェックが不可欠です。

セルモーターの回り方で診断する3つのポイント

セルモーター(セルスターター)の動作は、バッテリー状態を示す“バロメーター”と言えます。診断の際のポイントは以下の通りです。

  • セルがまったく回らない(無反応)場合……バッテリー電圧の著しい低下、または接点不良。
  • 回るが鈍い(弱々しくカリカリ音だけ)……バッテリー残量不足が主原因。充電不足や寿命の可能性も。
  • 一瞬だけセルが回るが、すぐ停止する……バッテリー内部の劣化、電極への汚損。

これらの症状は、バッテリー上がりの典型的なサインです

フォルツァのバッテリーが上がる主な原因

バッテリーが上がってしまう主因は、ライダーの日常行動や車両の経年劣化、そしてカスタマイズによる電力消費増加など、多岐に渡ります。「昨日は問題なく通勤できたのに、帰宅時に突然バッテリーが上がった」という経験談からもうかがえる通り、予期せぬ事態が発生し得ます

  • ライトの消し忘れ:パーキングライトやメットインスペースの豆電球を消し忘れると、知らず知らずのうちにバッテリーが放電され続けます。フォルツァの場合、メットインのライト仕様によっては閉じても消灯しないものもあり、「気づいたらバッテリーが空っぽ」というケースも報告されています。
  • 長期間乗らなかった:バイクが使われない期間が続くとバッテリーは自然放電し、電圧が低下します。特に乗車頻度が少ない場合や冬場などは要注意。バッテリーは放置するほど劣化傾向を強めます。定期的な乗車や充電器利用で放電対策が必要です
  • バッテリーの寿命:バイク用バッテリーは、一般的に2~3年を目安に交換が推奨されています。寿命を迎えたバッテリーは、繰り返し充電しても急速に電圧が低下します。新品交換直後でも、初期不良や質の悪い互換バッテリーだとすぐに再発する場合もあるため、選定には注意が必要です
  • 電装系のカスタム:LED化や追加の電子機器設置などカスタムを施した場合、本来の発電量に対して消費電力が増え、バッテリー負荷が高まりやすくなります。特に発電系統(ジェネレーターやレギュレーター)の不良があると、補給される電力が追いつかず上がりやすくなります
  • 外付け製品の直にバッテリーにつなげた:この場合どんなに省エネ製品でも、バッテリー上がりに繋がります。D-Unitなどを経由して、必ずバイクのエンジンを起動するために電源ONしたときのみ電流が入る、ACC電源を見つけてそこにドラレコやETCなどを取り付けてください。

フォルツァ250 バッテリー上がりの応急処置!今すぐできる対処法

「突然エンジンがかからなくなった!」そんな時、現場でできる応急処置はいくつかあります。まずは安全を確認し、以下の手順を冷静に実践しましょう。

  • メインキーをOFFにし、不必要なライト類をすべて消す
  • メットインスペースのライト消灯を確認し、完全な放電を防ぐ
  • セルが回る場合は何度も長時間クランキングせず、2~3秒ずつ試すようにする
  • ジャンプスターターやブースターケーブルの準備・使用

最寄りのガソリンスタンドや、JAF・ロードサービスへの救援要請も視野に入れておきましょう。意外とメットインスペースのライトを自動で消灯すると勘違いして、スイッチをONにしっぱなしにしてしまうケースもバッテリー上がりの原因として多いようです。

上記に対策動画も載せておいたので、もし解決しない場合は上記の動画も参考にしてください。豪華な装備が整っているバイクであるが故、結構その電源の消費量は馬鹿にならないです。バイクの走り以外にもライトの消し忘れなどにもいつも以上に気を配ってください。

「押しがけ」は可能?フォルツァ250の押しがけについて

スクータータイプであるフォルツァ250は、一般的な“押しがけ”(車体を押して始動する方法)が困難です。ギヤ付きのバイクなら“押しがけ”が有効ですが、CVT(無段変速機)搭載車はクラッチが直結していないため力を伝達できず、ほぼ不可能です。したがって、押しがけによるエンジン始動は原則避けましょう。

押しがけが難しい理由と、やってはいけないケース

フォルツァ250のようなスクーターでは、クラッチがエンジン回転数に連動しており、車体を押してもクランクが回りません。そのため、無理に押しがけをしようとするとスターター系や駆動系を損傷させるリスクがあります。「とにかく始動させたい!」と思いがちですが、誤った方法はかえって修理費を高額にします。

フォルツァ250にジャンプスターターを使う際の注意点

手元にジャンプスターター(ポータブル型スターター)があれば、バッテリー電源を一時的に供給し、迅速な始動が可能です。ジャンプスターターとは、リチウムイオンや鉛蓄電池の内蔵バッテリーにより12Vの電力を供給できる装置で、セルモーターを回して“急なエンジン始動”を実現します。

上記の動画は別のバイクの動画になっていますが、ジャンプスターターに関してはハッキリ言って使い方は同じです。バイクが違っても問題はないです。ブースターケーブル(他車から直接電気をもらうケーブル)とは違い、単体で動作するのが特徴です。ジャンプスターター接続時は、事故防止のため手順を守ることが極めて重要です。以下にポイントをまとめます。

ジャンプスターターの接続方法

  • バイクのキーはOFFにしておく
  • 赤(プラス)端子をバッテリーのプラス端子に接続
  • 黒(マイナス)端子をバッテリーのマイナス端子に接続
  • ジャンプスターターの電源をONにし、セルスターターを作動

火花・ショート防止のため、金属部への接触や逆接続を絶対にしないよう注意してください。ジャンプスターターに関しては、過去に記事にしてまとめたものがありました。別サイトの記事なのですが商品が網羅されているので、ジャンプスターターの選び方で困ることは少ないのではないかなと思います。

アイドリングでの充電時間

無事に始動できたら、エンジンをアイドリング状態で10~15分程度稼働させることで、オルタネーターによる“再充電”が可能となります。ただし、寿命の近いバッテリーや発電系トラブルがある場合は、充電効果が限定的で再発率も高くなります。早期点検・交換が安心です

ジャンプスターターとは?ブースターケーブルとの違い

ジャンプスターターは持ち運びができ、複数回の始動にも重宝します。一方、ブースターケーブルは「救援車」が必要ですが、ジャンプスターターは単体で動作可能。停車場所や状況に応じて使い分けがベストです。ジャンプスターターの価格は7,000~13,000円程度。スマーホやPCの充電も兼用できる高機能モデルも急増しています

自分でできる!フォルツァ バッテリーの交換手順

  • メットイン下のパネルを工具で外す
  • バッテリー端子のボルトを緩め、マイナス→プラスの順に外す
  • バッテリー本体を引き出す
  • 新しいバッテリーをプラス→マイナスの順で接続
  • カバーを元通りに戻す

端子間ショートや工具の落下に注意しながらゆっくり作業すると良いでしょう。

準備するものリスト

  • 対応型バッテリー(純正・互換・高性能)
  • ラチェットハンドルまたはドライバー
  • 軍手・手袋(感電・汚れ防止)
  • 端子グリース(導通安定用)

この中なら自力でそろえないといけないのが、バッテリーとドライバーかなと思います。ドライバーも何じゃないとダメということではないのですが、結構いい工具を選んでおいた方がいいと思います。その際マイナス端子からプラス端子の順番で外すという、外す順番と取り付ける順番は間違えないように気を付けてください。

バッテリーを安全に交換する4つのステップ

  1. 古いバッテリーの取り外し方:マイナス端子→プラス端子の順で外す
  2. 新しいバッテリーの取り付け方:プラス端子→マイナス端子の順で取り付け
  3. 端子固定・グリース塗布で接触安定
  4. バッテリーが動かないかを確認

これらの順序を厳守し、絶対に逆順で作業しないよう要注意です

フォルツァ250におすすめのバッテリー3選

バッテリー選びでは、「電圧安定性」「耐熱性」「長寿命設計」がポイントです。信頼度の高い純正品以外にも、互換性の高い高性能バッテリーが続々登場しています。インターネット通販型では格安品も見かけますが、初期不良リスクもあるので選定は慎重にしましょう

高性能品はCCA(コールド・クランキング・アンペア)が高く、冬場や長期間未乗車時でも始動性が抜群です。バイクのトラブルで断トツ多いのが、このバッテリー上がりのトラブルです。ジャンプスターターで済めばジャンプスターター自体が買い切りなので、問題がないのですがバッテリー交換が必要だと安いものも視野に入れる必要があります。


STZ12S シールド型 (互換型番 YTZ12S GTZ12S FTZ12S) スーパーナット バイク バッテリー (PS250, VTR1000F SC36, CBR1100XX, フェイズ)

古いMF08に乗っている方は互換性があるものを選んでください。MF10やMF15(MF17)では合うけどMF08では合いませんでは無駄な買い物になってしまいます。そしてそれがツーリング先で発覚しましたなんて目も充てられない事態になってしまいます。互換性だけは必ず確認して、バッテリーを常備してください。

ホンダ純正 YTX12-BSタイプ

  • VRLA(制御弁式)バッテリー: 内部で発生したガスを吸収して電解液に戻す構造のため、液面の点検や補充が不要なメンテナンスフリータイプです。傾斜搭載にも対応しているため、バイクの激しい動きでも液漏れの心配がありません。
  • 高い信頼性: ホンダをはじめとする多くのバイクメーカーで純正採用されているため、品質と性能は折り紙付きです。低温時のエンジン始動性にも優れ、長期間放置した後の始動能力も高いとされています。
  • 自己放電が少ない: 高性能な合金極板を使用しているため、自己放電が少なく、長期保管後でもエンジンがかかりやすいのが特長です。

フォルツァ 250の純正バッテリーに多く採用されている「YTX12-BS」は、GSユアサ製のバイク用バッテリーです。このタイプのバッテリーは、フォルツァ 250の多くのモデルに適合し、信頼性の高さから広く選ばれています。

GSユアサ製互換バッテリー

  • 高いコストパフォーマンス: GSユアサ純正品に比べて安価でありながら、同等の性能と信頼性を誇ります。
  • 安定した品質: 純正品を製造する工場で生産されているため、安心して使用できます。
  • メンテナンスフリー: YTX12-BSと同じくVRLA(制御弁式)バッテリーで、液面点検や補水が不要です。

GSユアサの海外生産拠点である台湾ユアサは、日本のGSユアサと技術提携しており、高い品質基準でバッテリーを製造しています。

台湾ユアサ(台湾製)

  • コストパフォーマンスが抜群:国内メーカー品(GSユアサ純正など)に比べて約半額前後で手に入るため、リーズナブルにメンテナンスしたいユーザーに人気です。「バッテリーは消耗品だからコスト重視」という方にとって非常に魅力的な選択肢です。
  • メンテナンスフリー構造&互換性の高さ:台湾ユアサのTTZ12Sは、液入り充電済みの密閉型バッテリーで、取り付け後の液補充など手間が不要。YTZ12S、FTZ12S、CTZ12S、STZ12Sなどと互換性があり、フォルツァの主要な年式で安心して使えます。
  • 性能の個体差があるが、必要十分な品質:「品質にばらつきがある」という口コミがある一方で、「実用上、日常使いには十分」というレビューも多く寄せられています。長持ちすれば数年単位、外れ個体だと1年未満の寿命という声も。過充電防止や自然放電を抑制する技術も取り入れています。車体への取り付けも純正品と同等にスムーズです。万が一の“突然死”(急な性能低下)対策として、定期的な電圧チェックや補充電がおすすめです。

まとめ

フォルツァ250のバッテリー上がりは、ライト消し忘れや自然放電、寿命などの「日常管理」による影響が強く、押しがけができない構造上、ジャンプスターターの携帯やメンテナンス充電器の導入は必須です。充電・交換・メンテナンスの“鉄則”を守れば、突然のトラブルも未然に防げるはずです。いつでも安心して走り出せる愛車のために、バッテリー管理の重要性を再認識しましょう。

フォルツァ250は本当に新型が出るたびに、装備が贅沢になっていきます。そうすると自動的に充電したり、バイクから電源を使いたいと思うと思います。しかしそうすればそうするほどバッテリー上がりも、必然的に増えていきます。バイクから仮に充電していなくても、フォルツァ250の豪華な装備が逆にあだになるケースもあります。

そこで最後にやはりバッテリー上がりに即対応できるよう、JAFに加入するのもいいのですがこういうサービスがあることも頭に入れておくといいと思います。大体13,000円ぐらいしますが、年中無休でバッテリー上がりに対応してくれます。こういうサービスがあることも念頭に入れて、バッテリー上がりに対処してください。フォルツァ250で不安の少ないツーリングの参考にしていただければと思います。



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この記事を書いた人

バイク歴4年目。
ヒロシちゃんねるを見て普通自動二輪免許を取得!
PCXを計5台乗り換えて、今年からPCX160をカスタムせざるを得ない羽目に。笑
それ以外のバイク情報もなるべく実体験に基づいて情報発信します!

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