グロムのギア抜けの原因は?ギア抜けを防ぐのに考えらえる対策5選
ギア抜けの修理を専門家に依頼する選択肢もあります。ここでは、バイク屋に依頼するメリットやデメリット、費用相場について詳しく解説します。
ギア抜けが起こる理由は、シフトアームというパーツがピンと離れていないといけないのに、シフトアームがピンとぴったりくっついてしまうのでNに戻ってしまうという現象が起きるようです。
ギアチェンジ中に幻のニュートラルに入る!?思わぬ大きな故障に発展することもある「ギア抜け」とは? – ForR
この辺のギア抜けの原因は、結構多彩なようです。自分で知っておくのは、当然重要ではないかなと思います。私も今後CL250かどれか、MTバイクを選ぶことになるのでお任せするのにいろいろ調べておこうと思いました。
YZF-R25ではギア抜けは存在していて、グロムでも存在する現象のようです。バイクそれぞれの問題の可能性や、オイルがクラッチに馴染んでいない、というような問題の可能性もあります。ギアを変える前に、必ず購入店に確認をしてください。
グロムのギア抜けが起きたときにやってもらいたい3つのこと
まずギア抜けの対処法を5選させていただきました。しかしその前にギア抜けが起きたときにやっていただきたいことを、3つご紹介させていただくことにしました。
- 購入店であるバイク屋さんに診断してもらう
- クラッチの入る箇所を停止状態でギアを入れながら試してみる
- クラッチのパーツを削り出す
3つ目のシフトアームのピンを削るというやり方なのですが、玄人向けのやり方なので本当にまずは自分の運転操作に問題はないかなどをチェックしてください。ギアの位置もわかっていて、ちゃんと正しいポジションでニュートラルにもすかーんと入れられる。
その状態なのにギア抜けが起きるようなら上記の2つを行ってください。そうしないとグロムがギア抜けなのか、自分の運転が原因なのかが、バイク屋さんに説明ができないと思います。バイク屋さんも持っていかれるだけだと良く原因がつかみづらくなるので、必ずギア抜けの原因を話せるようにしっかり症状を自分で理解してください。
バイク屋に依頼する
バイク屋に依頼する最大のメリットは、専門知識と技術を持ったプロが対応してくれることです。正確な診断と適切な修理を行ってもらえるため、安心して任せられます。また、特殊な工具や技術が必要な場合でも、バイク屋なら対応可能です。
一方で、バイク屋に依頼するデメリットとしては、費用がかかることが挙げられます。また、修理完了までに時間がかかる場合もあります。特に繁忙期には予約が必要な場合があるため、事前に確認しておくことが重要です。
後で書いてはいるのですが自分の運転のスキルが足りず、ギア抜けが起きている場合もあります。
- 回転数があっているか?
- ギアの位置がわかっているか?
- 教習所のときみたいにギアチェンジをもたもたやっていないか?
この3つが結構公道に出るとき重要なので、是非しっかり自分の運転も確認してみてください。いきなりクラッチやシフトアーム、スプロケットなどを交換するより確実だと思われます。バイク屋さんに持ち込む前に、下記の記事も参考にしてみていただき、これらの記事の内容も踏まえて問題が解決しないかも確認してください。
グロムをクラッチを切った状態で前後に動かしてクラッチの入りを確認する
これは解決策というのかはわかりませんが、頻繁にアクセルを回すというのも、実際にギア抜け対策には悪くないようです。アクセルを回すというより、バイクを前後に動かしてみて、ギアが入るか同課を確認してください。クラッチを切れば結局アクセルが回らない状態なので、あれ?Nに入らないなと思っても、簡単に入る可能性があります。
ギア抜けという問題なので実際にはバイク屋さんに持っていくのがいいのですが、バイク屋さんに持っていく余裕がない場合は有効です。
- 真夜中でレッカーも呼べそうにない
- 超田舎を走ってギア抜けが起きた
- レッカーは必要ないがグロムのクラッチの動きが悪い
この辺の問題は回転数やシフトチェンジが雑じゃないか、ということも頭に入れて走ってください。バイクを前後に動かしてクラッチが入るかどうかを確認してみるといいと思います。グロムは幸いなことに足つきはいいバイクです。エンジンをかけずに、実際にクラッチが入らない~という状態だったら、グロムを前後に動かしてみてください。
それでもダメそうならバイク自体の問題なので、スプロケットなどを交換するのと一緒にチェーンも交換してください。ギア抜け以外にもチェーンは弱いと切れてしまったり、大変なので自分のツーリング状況などに合わせてレースで使っても切れないようなものに交換しておきましょう。
シフトアームのピンを削る
これはネットで調べていたら出てきたやり方ではありますね。
https://ameblo.jp/kcs-b/entry-12732976692.html
こちらのサイトでその対策法が書いてありました。ご自身で責任が持てる方は、このやり方でもいいと思います。この記事を書いているサイト主の方は、キタコの5速ミッションを採用していると書いてありました。同じものを採用して同じ不具合が出たら、この対処法でいいと思います。
私は整備の経験が長かったり、グロムがいじれる自信がある。マニュアルを読み隅から隅まで覚えているという方なら、ご自身でメンテナンスを行ってもいいと思います。シフトアームを削るなどはわかっていないとできないことなので、メンテナンス経験がない方は必ずバイク屋さんに持って行ってください。
ギア抜け修理の費用相場と今後ギア抜けを防ぐための操作方法5選
ギア抜けの修理費用は、内容によって異なりますが、一般的には1万円〜3万円程度が目安です。部品交換が必要な場合はさらに費用がかかる可能性があります。見積もりを依頼し、納得した上で修理を進めましょう。
ギア抜けを防ぐためには、日常的なケアと適切な操作が重要です。以下に、予防のための具体的な方法を5つ紹介します。
今後ギア抜けを防ぐために、どうしたらいいのか?という対策にもなります。定期的にクラッチに関しては、しっかり管理をしてください。
定期的なメンテナンスが大切
バイクのパフォーマンスを保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。特にクラッチやギアの状態を定期的にチェックし、必要に応じて調整や部品交換を行いましょう。
あとグロムは結構車高が高いバイクです。180㎝の方だと乗りにくいし、逆に165㎝ぐらいの人だと結構足つきが厳しい場合があります。足つきはよくしておいて、必ず確実にギアが落ちているか、上がっているかということをチェックしてください。
ギア抜けはバイクのギアの問題の場合もありますが、実は運転操作、、、つまりクラッチの扱いが雑で起きている場合もあります。運転操作の問題もありますが、なるべく乗り心地はよくしておいた方がいいですね。
正しいシフト操作を心がける
ギアチェンジの際に無理な力を加えたり、適切なタイミングで操作しないとギアに負担がかかります。スムーズなシフト操作を心がけることで、ギア抜けのリスクを軽減できます。
なお下記の商品を取り付けたら、ギア抜けが解決したという事例もあるようです。もしギア抜けが頻繁に起こるようなら、この商品を取り付けてもいいように思います。
高品質なパーツを使用する
修理や交換時には、純正品や高品質なパーツを使用することをおすすめします。低品質な部品を使うと、故障や摩耗が早まる可能性があります。
こちらの商品もギア抜けが直ったというパーツです。クラッチのシフトガイドごと変えてしまうと、それも解決につながるようですね。一回バイク屋さんに持って行っても何かお茶を濁したようなことを言われたら、こういうパーツに一回交換してみてもいいように思えます。
オイル管理をしっかり行う
エンジンが冷えた状態では、部品同士の噛み合わせが甘くなることがあります。走行前に適切な暖機運転を行うことで、バイク全体の状態を整えましょう。
あとクラッチにオイルがかみ合っていないエンジンオイルを使っている可能性もあります。
- 真冬に10W40のオイルを使用していないか
- スクーター用のオイルを採用していないか
- 10W30のオイルに交換しているか
というようなことも重要になるので、しっかり確認をしてください。エンジンオイルは基本的になんでもいいと言われれば何でもいいのですが、真冬は10W30の方がいいようです。HondaならUltra G1なら大丈夫なようですね。この辺のエンジンオイルのことも、結構重要になりやすいので実際に自分で使ってみて、しっかり管理をしてください。
その上でギア抜けがもし起きるなら、バイク屋さんに持って行ってもいいと思います。しかし意外とオイル交換で治る場合もあるので、ギアチェンジをしていてギア抜けが頻繁に起こるなら、即オイル交換を行ってください。
無理な運転を避ける
急発進や過度なエンジンブレーキなどの無理な運転は、ギアやクラッチに大きな負担をかけます。安全運転を心がけ、バイクに優しい操作を行うことが重要です。
- 半クラで動かしながらクラッチを上げ下げできているか
- 停止状態でバイクを前後に動かしてギアが入っているか
- クラッチをしっかり上げ下げできているか
- 自分の身長とクラッチの位置が合っているか
- クラッチ操作を素早くできているか
この辺はとてもギアチェンジに重要になっていきます。
しかしこういう動画の意見もあり、かなり正しいバイク操作が身につくんじゃないかなと思います。メンテナンスやギアを交換することも重要ですが、本当にグロムを正しく扱えているか?ということも確認してください。
グロムはミニバイクです。この間中野周辺を走っていたのですが、市バスの前を走っていたのがグロムです。いや~とてもじゃないけど小さなバイクだなぁって思いました。市バスの運転手さんも視認するのが大変じゃないかなと思うほど、すごく小さかったです。
PCXの購入店の店長からは「思ったより小さいよ~」と言われましたが、本当に小さかったです。そんな小さなバイクでいちいちギア抜けなんてしていたら、安全性の面でも問題があります。是非自分の運転も気にしていただき、それでもギア抜けが止まらないというならバイク屋さんに持って行ったりシフト自体を変えてください。
それでもギア抜けが直らない、頻繁に起きるならスプロケットなども14丁のものに交換してください。多分グロムには14丁が最適だと思われます。
まとめ
グロムのギア抜けは、クラッチ調整不良や部品の摩耗など、さまざまな原因で発生します。問題を解決するためには、原因に応じた適切な対策が必要です。DIY修理を試みる際には十分な準備と注意が求められますが、専門家に依頼することで確実な修理が可能です。
また、定期的なメンテナンスや正しい運転を心がけることで、ギア抜けを予防し、快適なバイクライフを楽しむことができます。ぜひ、この記事を参考にして、安全で快適なグロムライフを送ってください。
もし運転していて自分の運転がおかしくない、ギアがスムーズに入る。そんな状態でもギア抜けが起きるようなら、ミッション事変えてしまうというのも、一つの手段でいいと思います。これを持ち込んでバイク屋さんに持ち込んでもいいですし、自分で変えてしまってもいいです。
ギアだけに気を取られず自分の足つきも注意してみてください。あんなに小さなバイクなのに、意外と足つきがよくないんですよね、グロムって。ハンターカブも実は車高は高いのですが、グロムも負けていないほど車高が高いんですよね。なのでギアと一緒に足つきなども、一緒に直してもらうといいと思います。
しかしギア抜けはほとんどギア自体に問題が多いことが多いので、いいミッションに変えてしまうのはいいことだと思います。
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