なぜYZF-R25が「つまらない」と感じてしまうのか?その原因と解決策
バイクに飽きた…こういう経験はよくあります。というかよくわかります。PCXに6台も乗っていると、さすがに飽きますね。笑
しかし飽きても替えの車やバイクがなければ、乗らないといけないことは事実です。
- バイクに対するマンネリ化(思ったのと違った)
- バイクの走行自体がつらい(フルカウルに対する対策が不十分)
- YZF-R25のカスタムが足りていない
だいたいこの3つじゃないかなと思います。そう言い切れるぐらいYZF-R25のでき自体はいいので、問題はライダーであるあなたの求めていたものがなにか足りていないのだろうと感じます。
今日はYZF-R25に飽きたら考えてほしいことを3つご紹介しておきます。ただしR25が名機だとしても、250㏄という壁は超えられないので、その辺も考慮した3選となっています。
ヤマハYZF-R25のをつまらないと感じたときやってもらいたい3つのこと
バイク好きの間で「YZF-R25は良いけれど、少し『つまらない』と感じてしまう」との声を耳にすることがあります。YZF-R25はヤマハが誇る人気のスポーツバイクで、手頃な価格と取り回しやすさが特徴です。しかし、時に物足りなさを感じてしまうことも。では、なぜこのような評価を受けるのか?それには理由があり、また、工夫次第で楽しみ方を大きく広げることが可能です。
YZF-R25は軽量かつコンパクトな車体でありながら、250ccのエンジンを搭載し、バイク初心者からベテランライダーまで幅広い層に人気です。最大出力は35馬力で、街乗りからツーリングまでそつなくこなせる性能を備えています。
また、フロントには倒立フォークを採用し、スポーティーな走行も楽しめるように設計されています。しかしその一方で、高速域での加速やパワーに物足りなさを感じる方も少なくないようです。特に、400cc以上の排気量に慣れているライダーにとっては「もう少し力強さが欲しい」と感じるかもしれません。
ということでYZF-R25でマンネリを起こしたら読んでほしいです。その中でやってもらうと気分が変わるかなと思うことを3つご紹介しておきます。
YZF-R25に飽きたらやってほしいこと1:様々なバイク用品を試してみる
大きな解決策ではないのですが、ちょっと変化球に近い解決法です。
私はバイクを仕事で使っているため、そもそもバイク用品を試すという概念がありません。常に買ったバイク用品はほぼ使っているからです。
YZF-R25は6速80㎞/h以上の加速が、少しもたつくというデメリットがあります。しかしそれ以外はほぼ初心者ライダーでMTでの一般道デビューがYZFならいいなぁと言わせるだけのバイクです。このバイクならかなり速度も出せるはずなので、新東名高速道路などの120km/h区間などでバイクウェアをいろいろ試すのもいいです。
何で高速道路なの?というと、そこで本当に寒さを防寒出来ているか?などがわかるからです。250㏄に乗る方はロングツーリングも検討している方じゃないかなと思います。そうなってくると電熱ウェアなどが必須になります。特に真冬は、です。
真冬でなくてもYZF-R25ぐらいのバイクだと、ツーリングをしたくなるライダーの方も多いのではないでしょうか。そうなってくると良いバイクウェアは欠かせないと思います。私はクシタニのレイヴンウインターグローブを身に着けてみて、それをしっかり感じています。
YZF-R25に飽きたらやってほしいこと2:大型免許も視野に入れてみる
YZF-R25を「つまらない」と感じてしまう原因は、主にパワー不足や加速感に対する期待とのギャップから来ていると考えられます。250ccクラスとしては十分な出力を持っていますが、排気量が大きなバイクに比べるとどうしても非力に感じる場面があります。
また、軽量で扱いやすい分、高速走行時やコーナリングの際に安定性に欠けると感じることも。さらに、シートポジションやサスペンションの設定も、初心者向けに配慮された快適性重視のため、刺激的な乗り味を求めるライダーにとっては少々物足りなく映るようです。
もし時間とお金があるならでいいのですが、大型免許の取得も視野に入れてもいいと思います。私はまだ普通二輪免許の魅力を堪能していないので、もう少しその免許を味わっていきたいなと思っています。
YZF-R25に飽きたらやってほしいこと3:MT系のYAMAHAバイクにも乗ってみる
YZF-R25に飽きる方は大体スピードに不満がある方が多いと思います。250㏄ぐらいしかないと、その感は否めないです。
YZF系でもR1という大型バイクもありますが、MT-09なども視野に入れてみるということです。何で大型なの?と思われる方もいると思いますが、大型の方が圧倒的に排気量が高いからです。
当たり前のことではあるのですが、最近の大型バイクは昔の大型バイクと違って、クラッチに癖が強いバイクが少ないです。ということは大型免許を取得してすぐ乗れるバイクが多いということです。
MT系のバイクと言いましたが、KTMのバイクなんかも独特のキスカデザインで、結構目立ってかっこいいと思っています。こういうバイクを楽しんでみるのも、全く悪いことではないかなと思います。
YZF-R25をもっと楽しむためのカスタム方法
YZF-R25の持つポテンシャルをさらに引き出すためには、カスタムが効果的です。カスタムを施すことで、パワーアップや乗り心地の改善、さらには自分だけの個性を表現することができます。
排気量アップで加速感をUP!
YZF-R25に対する不満の一つである「加速感」を向上させる方法として、排気量アップが挙げられます。ボアアップキットを使用して排気量を上げることで、より力強い加速が得られます。ただし、排気量の増加には車検の適用や法規制に注意が必要なため、施工前に十分な確認をしましょう。
排気量を上げる前にエンジンオイルを変えてみてもらいたいです。これも変えるとかなり走りが変わると思うので、アメリカのエンジンオイルでも入れてみて、YZF-R25の気分転換を行うのもいいと思います。
サスペンション交換で乗り心地を改善
サスペンションを変更することも、YZF-R25の乗り心地を向上させる有効な手段です。純正のサスペンションは快適性重視ですが、よりスポーティーな設定にすることで、コーナリング時の安定感や路面追従性が向上します。
安い買い物ではないのですし頻繁に交換するパーツではないので、しっかりレビューやショップの店員の話を聞いて、納得行ったサスペンションを交換してください。PCXだと2万円弱で済むのですが、YZF-R25だとそれでは済まないと思います。
6万円で買えればいいかなという感じです。なのでそれより安いサスペンションも考慮してもらって、しっかり選んでください。今回紹介させてもらったのはリアサスペンションで、5万円弱です。250ccバイク全般に言えることだと思うのですが、このぐらいのバイクに乗るならお金は惜しまないほうがいいと思います。
スクーターならケチってもいいと思うのですが、YZF-R25なら全天候乗れる可能性が高いバイクです。私のように屋根をつけるのが嫌いな人はウェアにもこだわりを持って、しっかり準備をしてYZF-R25に乗り込みたいなとか思います。
外装のカスタマイズで個性を出す
YZF-R25の外装をカスタマイズすることで、見た目に個性を持たせることが可能です。カウルやミラーの交換、ステッカーの追加など、自分だけのバイクに仕上げていくと、愛着も増し、ライディングがさらに楽しくなります。
YZF-R25は見た目がかっこいいです。なのでもし外装にこだわりがあるなら、rizomaなどのミラーなどに交換してみて、様子を見てみるとか。そういうのもいいと思います。
さっきローダウンといったのですが、rizomaにもローダウンキットが存在しています。私はPCX160にはU-KANAYAのブレーキパッドを採用していますが、rizomaにもこういったクラッチレバーなどが存在しています。こういうのもいろいろ変えてみて自分の手に馴染むクラッチレバーを取り付けてみてください。
YZF-R25の乗り心地に不満がある方へ
自分のバイクウェアの見直し
私個人的な話なのですが、通年ずーっとお尻の痛みに悩まされていました。YZF-R25ではなくPCX160の話ではあるのですが、一瞬でその解決方法を見つけました。
それが自転車用のタイツです。
当然バイク自体をカスタムしてシートごと柔らかいものに変えてしまえばいいと、そういう意見があるのはじゅうじゅう承知しています。しかしこの自転車用のタイツを手に入れてから、バイクの長距離移動が楽になりました。というかほぼ股関節に痛みを感じることはありません。
もしシートは買ったままのほうがいい、けどお尻の痛みに悩まされている方がいたら、この商品を試しに使ってみてください。
サスペンションセッティングの重要性
サスペンションの設定を変えることで、YZF-R25の乗り心地が劇的に向上します。自分に合ったセッティングに調整することで、安定感が増し、長距離ツーリングも快適に楽しめます。
定期的に行っているとは思うのですがブレーキパッドなども、なるべく違うメーカーのものも選んでみましょう。レビューが最悪だったり他のライダーから明らかに不満が多いブレーキパッドは選ばなくていいのですが、そうじゃない微妙なブレーキパッドも選んでみても面白いと思います。
ブレーキパッドでしょ?ってたかだかそれだけのことで…と思割れていると思いますが、結構ブレーキパッドは重要です。PCXならデイトナの赤とかそういう感じで決まりがあるのですが、YZF-R25ではそれが少ないような気がしたのでいろいろ試してみるのもいいと思います。
タイヤの選び方
タイヤも乗り心地に大きな影響を与える要素です。使用するタイヤのグリップ力や耐久性を考慮して選ぶことで、快適な乗り心地を確保できます。
YZF-R25のタイヤに関しては以前こちらの記事でまとめてありますので、タイヤ選びの参考にしていただければ幸いです。
YZF-R25のローダウン化
シート高などは大丈夫でしょうか。つまらないと感じるということは結構乗っていると思うのですが、シート高が自分の乗車姿勢と合わないとか、身長と合わず全く体重が左足にかかって痛いとか。そういうことがあるとバイクに乗るのが嫌になる、結果バイクに乗らなくなる、冬眠といった感じです。
そうならないためにも今一度ローダウンなども検討してみてください。そうするとYZF-R25により愛着が湧いてきて、どんどんバイクに乗りたくなる可能性があります。足つきは結構バイクでは重要なので、私のように足がちゃんとついていないのに、PCX160に4年も乗り続けてしまったとか。そういう人以外はローダウンは行ってください。
エンジンチューニングでパワーアップ
排気系パーツの交換
排気系パーツの変更は、エンジンの出力を高め、走行性能を改善します。高性能なマフラーへの交換により、排気効率が上がり、パワーアップが期待できます。
マフラーをいじるならスリップオンマフラーのほうがいいですね。フルカウルだとフルエキゾーストだと壊れてしまう可能性があります。スリップオンマフラーなら壊れにくいし、静音性もあるので近所から苦情を言われることも少ないと思います。
吸気系パーツの交換
吸気系のカスタムも、エンジンの出力向上に寄与します。エアフィルターを高性能なものに交換することで、エンジンの呼吸が良くなり、パワーの増加が実感できます。
エアフィルターは下記の商品が、吸引力が高いと言われていますね。吸引力が高いと細かいゴミや汚れを吸い取ってくれるので、エンジンがより軽く回りやすくなります。PCX160でキタコのパワーフィルターに変えたとき、とても走りがパワフルになって感動したのを覚えています。
もし走りが悪くなったと思ったら、エアフィルターの交換も検討してみてください。
カスタムで自分だけのバイクに
カウルの交換
これは私は気休めぐらいのカスタムだと思っていますが、カウルを追加してみても面白いと思います。
こちらの商品なら個性を出しやすいと思います。少しウインドシールドも伸びるので、スマホやバイクほしい全部のせ的なスマートモニターも濡らさず使い倒せると思います。
カウル以外の外装のカスタマイズ
外装カスタムで自分だけのバイクに仕上げることで、愛着がさらに湧きます。カウルやシートカバーの交換が人気です。
私だったらマンネリ化するつまらないという状態になる前に、バックステップも変えちゃうと思います。CL250とかがそうなのですがバックステップが足にあたって、前に足が置けないといった状態になるようです。あんまりいい状態ではないですね。
YZF-R25ならそんなことはないと思うのですが、クラッチ側に関わるパーツは操作がし易いほうが当然いいです。バックステップを変えることで、サーキットでそのまま乗れたりするカスタムになるので、予算をバックステップ用に作って購入したら、即交換してもいいような感じになると思います。
電子機器のカスタマイズ
メーターやライトの変更も可能です。LEDライトの導入で夜間走行も安心になります。
YZF-R25なら最初にデイトナのD-Unitなどを導入してもいいと思いました。1年経ったけど電熱グローブなどを使っていたので、YZF-R25に電装系のカスタムしてないという人がいたら、最初にデイトナのD-unitやカエディアから出ているジャンクションパワーリレーを採用してみるのもいいと思います。
そうすると今後電装品を追加するとき、例えばUSB電源を増設したいと思ったときです。プラス、マイナスのコードの保護膜を切って、そのままD-Unitやジャンクションパワーリレーに差し込めばそのままバイクの電源をONにした状態なら、その電装品を使うことができるようになります。
とても便利な道具なので取り付け方などもぜひ覚えておきましょう。
まとめ
YZF-R25に「つまらない」と感じる部分があったとしても、カスタムや工夫次第で楽しみ方が広がります。自分に合ったパーツの選定や、サーキットでの走行体験を通じて、バイクとの新たな関係性を築いてみてください。また、バイク仲間とツーリングを楽しむことで、YZF-R25の魅力を再発見できるでしょう。
この辺のつまらないと感じるどうということに関しては、そのライダーさんによると思っています。私は最初に乗るMTバイクがYZF-R25なら、いいなぁと思っています。この辺のバイクになるとrizomaなどの高級感のあるバイク用品がカスタム可能になります。
YZF-R25はこういうところが羨ましいなぁって思います。PCX160だと、まあそんなやる必要ないかなとか思っちゃうので、お金をバイクに使うことに抵抗があるんですよね。笑
私だったらrizomaの製品で取り付けられそうなものは、ありったけ取り付けたいぐらいですね。特にバックステップなどは結構大事なパーツなのでここが使いやすかったりかっこよかったりすると、それだけでバイクに乗る楽しみが増えるなと思います。
もし冬眠させたくないので真冬も乗りたいなら、電熱グローブの他にグリップヒーターがあるといいと思いました。下記のグリップヒーターはYZF-R25に対応しているので、そのまま取付可能です。クシタニのレイヴンウインターグローブを愛用しているのですが、これだけだと暖かさを真夜中まで維持できないんですよね。
かといってスマホ操作の多い私にとって、電熱グローブはごわごわしすぎて結構手強いアイテムです。そうなってくるとバイクから直接暖かさを取れるほうがいいので、ぜひこの辺のグリップヒーターを取り付けてもらって真冬のライディングも楽しんでください。
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