PCX160にトップボックスは本当に必要?後悔しないためのメリットを徹底解説

「PCX160にトップボックスって本当に必要なの?」そんな疑問を抱えたまま、日々の通勤やツーリングを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。「荷物がもっと積めたら…」「雨具やヘルメットの置き場に困る…」と感じた瞬間、トップボックスの存在が気になり始めます。
実は、PCX160の使い勝手を劇的に変えるアイテムこそトップボックスなのです。しかし、選び方や取り付け方法、デメリットも気になるところ。「せっかく付けたのに後悔したくない!」そんなユーザー心理に寄り添いながら、PCX160トップボックスのメリットと選び方を徹底解説します。
PCX160にトップボックスを装着することで、日常の利便性からツーリングの積載力、セキュリティ面まで大幅に向上します。シート下収納だけでは足りない不満を解消し、バイクライフの幅を広げる選択肢となるのがトップボックスです。ここでは、通勤・通学、ツーリング、盗難対策など、PCX160オーナーが実感する具体的なメリットをまとめて紹介します。
EMT-BOX 容量45L PCX専用 ボックス&キャリア セット シルバー Newステンレスヒンジタイプ バックレスト付 アルミ合金製で頑丈! ベースプレート付 大容量 フルフェイス対応 取付,着脱も簡単 リアボックス トップケース (BOX-45-SI)
私はこういうトップボックスを常に取り付けていますが、ちょうどいい大きさだと思っています。以前60L以上のトップケースを取り付けていたのですが、風に煽られると左右にフラフラ揺られてバイクが転倒しかけるんですよね。台風並みの風ではなく、普通の風で、です。
なので45Lぐらいの大きさで、私の場合はシートバッグやナップザックを使用しています。しかしこのトップボックスはとても便利なので、私は見た目なんて気にせずガンガン使いまわして1年以上になります。用途は様々なので
PCX160トップボックス選びで失敗しない!容量・メーカー・タイプを徹底比較
PCX160に最適なトップボックスを選ぶには、容量・メーカー・タイプの3つの視点が欠かせません。利用シーンや積載したい荷物の大きさ、デザインの好み、そして予算まで、選択肢は多岐にわたります。ここでは、実際にPCX160オーナーがよく悩むポイントを整理し、各メーカーや容量ごとの特徴、タイプ別のメリット・デメリットまで徹底的に比較します。自分の使い方に合ったトップボックスを選ぶことで、「買って後悔した…」という失敗を防ぐことができます。
PCX160の利用シーン別!最適なトップボックスの容量選び
トップボックスの容量選びは、利用シーンによって最適解が異なります。たとえば、通勤や通学がメインなら、ヘルメット1個とカバンが無理なく入る30L前後が使い勝手の良いサイズです。フルフェイスヘルメットは一般的に約27L以上の容量が必要とされており、「PCX160 ヘルメット 収納」を重視する場合は、最低でも28L以上を選ぶと安心です。
長距離ツーリングやキャンプなど、積載量を重視するなら40L以上の大容量モデルが適しています。大容量ボックスは着替えや食料、工具類まで余裕を持って収納できるため、「PCX160 大容量 ボックス」で検索するユーザーのニーズにもしっかり応えます。一方、日常使いだけなら25L前後でも十分。「日常使いに最適なPCX160トップボックスのサイズ感とは?」という疑問には、普段の荷物量やバイクの取り回しやすさを考慮し、25L〜30Lを推奨します。
シート下も有効に使いたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。容量は意外と大きめに見えますが、あまり大きくはないので、ものによってはヘルメットも入らない可能性も高いです。

PCX160のトップボックスをもっと快適にするリアサスペンションとは?
PCX160のトップボックスを語るときに必ず通らないといけないのが、リアサスペンションです。純正品はとにかく硬いので、これを快適に乗るためにリアサスペンションの交換は必須作業ではないかなと思います。キタコがいいと購入店の店長には言われたのですが、キタコ製のものも結構硬いらしく地面から来る衝撃は激しいようです。まあそれでも変えないより全然いいとは言われますが。
キタコ(KITACO) リアショックアブソーバー (ダークレッド) PCX125(JK05) PCX125-E:HEV(JK06) PCX160(KF47) 左右1セット 2人乗り対応 520-1453020
体重が重い人や毎回何かトップボックスにこぼれてはいけないものを入れている方は、リアサスペンションもこだわってみてください。プリロード調整のできるショックアブソーバー付きのものがいいと思います。その辺の話は具体的に下記の記事で行っているので、もしトップボックスを快適に使いたい方は参考にしてください。

PCX160トップボックスの定番!GIVI・SHAD・ホンダ純正を徹底比較
PCX160のトップボックス選びで多くのユーザーが注目するのが、GIVI、SHAD、そしてホンダ純正の3大ブランドです。それぞれのメーカーは独自の強みを持ち、品質やデザイン、価格帯に違いがあります。ここでは各ブランドの特徴を詳しく解説し、あなたのニーズに最適な選択肢を見つける手助けをします。
まず、GIVI(ジビ)はイタリア発の老舗ブランドで、高品質かつ耐久性に優れたトップボックスを提供しています。豊富な容量ラインナップがあり、25Lから50L以上まで幅広く展開。特にGIVIの取り付けベースプレートは堅牢で、PCX160への装着もスムーズです。デザインも洗練されており、街乗りからツーリングまで幅広く対応可能です。
次に、SHAD(シャッド)はコストパフォーマンスに優れたスペインブランドで、スタイリッシュなデザインが特徴です。SHADのトップボックスは軽量でありながら堅牢な作りで、PCX160に適合するモデルも豊富に揃っています。取り付けシステムは簡単で、初心者でも扱いやすいのが魅力です。
最後に、ホンダ純正トップボックスはPCX160専用設計のため、フィット感と安心感が抜群です。純正品ならではの品質保証とメンテナンスのしやすさも大きなメリット。ただし、価格はやや高めで、デザインもシンプルなものが多いです。純正ならではの信頼性を重視する方におすすめです。
これら3ブランドの比較では、品質・デザイン・価格・取り付けのしやすさを総合的に考慮し、用途や予算に応じて選択するのが賢明です。
GIVI
PCX160のトップボックス選びで必ず名前が挙がるのが、イタリア発のブランド「GIVI(ジビ)」です。GIVIは世界中のバイクユーザーから信頼されるトップケースメーカーであり、PCX160との相性も抜群。その理由を、容量・機能・デザイン・取り付け性の4つの観点から詳しく解説します。
- 豊富な容量ラインナップと選びやすさ:GIVIのトップボックスは、25L前後のコンパクトサイズから、40L超の大容量モデルまで幅広く展開されています。PCX160で人気なのは、ヘルメットが1個しっかり収納できる30L~35Lクラスや、ツーリングやキャンプに最適な40L以上のモデルです。たとえば「GIVI B32N」や「GIVI E43NTL」などは、実用性とデザイン性を兼ね備え、PCX160オーナーから高評価を得ています。
- 高い防犯性と耐久性:GIVIのトップボックスは、堅牢なABS樹脂製で、耐衝撃性・耐候性に優れています。しっかりとしたロック機構が標準装備されているため、ヘルメットや貴重品も安心して収納できます。防水性にも配慮されており、突然の雨でも荷物が濡れる心配がありません。
- 取り付けのしやすさと拡張性:PCX160用のGIVIトップボックスは、専用または汎用のベースプレート(モノロックベース)をキャリアに固定し、ワンタッチで着脱できるのが特徴です。これにより、日常使いとツーリング時で簡単に使い分けができます。GIVI対応のキャリアは耐荷重5kg前後が多く、安心して積載できます7。また、GIVIのトップボックスはオプションパーツも豊富で、背もたれパッドやインナーバッグ、リフレクターなどのカスタマイズも楽しめます。
- 洗練されたデザインと車体とのマッチング:GIVIのトップボックスは、イタリアらしいスタイリッシュなデザインが魅力です。PCX160の流麗なボディラインとも調和し、後付け感の少ない一体感のあるルックスが得られます。ブラックやカーボン調、シルバーなどカラーバリエーションも豊富で、車体色に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
- ユーザー評価と実際の使い心地:GIVIトップボックスは国内外のユーザーから高評価を受けており、「しっかりロックできて安心」「取り付けが簡単」「大容量でツーリングに最適」といった声が多く見られます。また、パーツ供給やサポート体制も充実しているため、長く安心して使い続けられます。
SHAD
SHAD(シャッド)は、スペイン・バルセロナ発祥の世界的バイクパーツブランドで、特にヨーロッパではリアボックスのトップブランドとして高い評価を受けています。PCX160との相性も抜群で、その理由は多彩な容量展開、優れたデザイン性、取り付けやすさ、そしてコストパフォーマンスの高さにあります。SHADの特徴は、以下の通りになります。
- スペイン発祥のバイク用トップケースブランドで、ヨーロッパを中心に高い評価を受けている。
- 豊富な容量展開(26L~47L以上)で、通勤・通学からロングツーリング、キャンプまで幅広い用途に対応。
- フルフェイスヘルメット2個が収納可能な大容量モデルもあり、荷物が多いシーンでも安心。
- 全天候型の防水設計で、雨天時も荷物をしっかり守る。
- 堅牢な樹脂ボディとキーロックによる高い防犯性を備え、貴重品の収納にも適している。
- ツーアクションでベースプレートへの着脱が簡単。持ち運びや車両の使い分けも容易。
- スタイリッシュなデザインで、PCX160など多くのバイクにマッチし、エアロダイナミクスにも優れる。
- 取り付け説明書が分かりやすく、初心者でも比較的簡単に装着できる。
- オプションパーツ(バックレスト、トップカバーなど)も豊富で、カスタマイズ性が高い。
ホンダ純正
続いてホンダ純正のトップケースです。PCX160において、これ以上に相性のいいトップケースはない、と言っていいほど最高相性だと思います。その特徴と理由を箇条書きで説明させていただきます。
- ホンダ純正トップケースは、PCX160のスマートキーシステムと連動し、スイッチ操作だけで簡単に解錠・施錠ができる利便性が最大の特徴。
- 35Lの大容量で、ヘルメットも収納可能(ヘルメットの形状によっては入らない場合あり)。
- 車両専用設計のため、フィット感が抜群で、外観もPCX160に自然にマッチする。
- 純正ならではの品質と信頼性があり、耐久性や防水性も高い。
- 専用の取付ベースやフィッティングキットにより、取り付けが簡単で、余計な高さや出っ張りが出にくい。
- スマートキー対応で、毎回物理キーを出す煩わしさがなく、日常使いに非常に便利。
- ホンダ純正アクセサリーなので、アフターサポートやパーツ供給も安心。
- デザインがシンプルで、純正志向や落ち着いた雰囲気を好むユーザーにおすすめ。
PCX160へのトップボックス取り付けに必要な工具と手順
PCX160のトップボックスは、DIYで取り付けることが可能です。ただし、正しい手順と適切な工具を使うことで、安全性と耐久性を確保できます。ここでは、キャリア選びからベースプレートの固定、トップボックス本体の装着まで、初心者でも失敗しない取り付け方法と注意点を詳しく解説します。
トップボックスの取り付けには、まずPCX160専用キャリアの選定が重要です。キャリアとは、車体後部に設置する荷台のことで、トップボックスをしっかりと固定するための基礎パーツです。純正キャリアや、GIVI・SHADなど各メーカーから専用設計のキャリアが販売されています。取り付けの際は、車体へのフィット感や耐荷重を必ず確認しましょう。
PCX160のトップボックスの取り付けに必要な工具の例
- ラチェットレンチ(10mm・12mmなど)
- トルクレンチ(締め付けトルク管理用)
- パネル剥がし
トップボックスを取り付けるときに必ずパネル剥がしを使ってください。リアカウルが非常に割れやすいので、ポイントをしっかり見極めて、ガリガリパネル剥がしを隙間に押し当てないように気を付けてください。そうしている間にどんどんカウルが割れていきます。
デナリ(Denali) 首振り コンビネーションレンチセット インチ フレックスラチェットレンチ ホルダー付き 7.9-19.1mm (5/16-3/4インチ) 8本組 スパナ 自動車修理 メンテナンス 組み立てDIY用
PCX160にはシート下に必要な工具が仕込んでありますが、それともう一個こういったレンチのセットを持っておくといいと思います。結構いろいろな作業に使えると思うので、参考にしてください。このレンチでネジを締めて、メガネレンチで固定しながら作業をする、といったイメージです。
PCX160のトップボックスの取り付け手順
- シート下やリアカウルを外し、キャリア取り付け用のボルト穴を確認します。
- キャリアを車体に仮止めし、各ボルトを均等に締め付けます。トルクレンチを使用し、メーカー指定のトルク値で本締めしてください。
- キャリアにベースプレートを取り付けます。ベースプレートはトップボックス本体を固定するための台座で、ズレやガタつきがないようしっかり固定しましょう。
- 最後にトップボックス本体をベースプレートに装着し、ロックが確実にかかっているか確認します。
- 取り付け後は、必ず走行前にガタつきや緩みがないか再チェックしましょう。「自分でできるか不安…」という方は、バイクショップでの取り付けも検討してください。
この作業は別に電動工具でもいいのですが、力が強すぎてネジをなめてしまう可能性も高いです。しかし非常に作業が楽なので、一つは持っておくといいと思います。時間が過ぎてしまうと意外とこのトップケースの台座が緩んで、トップケースごと走行中に落ちてしまう危険性も高まります。
そうなるとこちらの積載物の転落等防止措置義務違反になってしまいます。自動二輪車は6000円の罰金となっているので、そういったことのないように電動工具を使って締めてしまうのはありだと思います。
トップボックス取り付け後のPCX160の走行性能変化と対策
トップボックスをPCX160に装着すると、走行性能に一定の変化が現れます。最も顕著なのは、車体後部の重心が上がることによる安定性の変化です。特に大容量ボックスを装着した場合、加速時やコーナリング時に「後ろが重くなった」と感じることが多くなります。これはトップボックスが車体の上部かつ後方に取り付けられるため、重心が高くなり、車体のバランスが変化するためです。
また、風の影響も無視できません。高速道路や橋の上など横風を受けやすい場所では、トップボックスが“風受け”となり、ふらつきを感じることがあります。特に軽量なソフトケースよりも、容量が大きく表面積の広いハードケースではその傾向が強まります。
このような変化を最小限に抑えるには、積載物の重さを必要最小限にすることが重要です。重い荷物はできるだけシート下や足元に収納し、トップボックスには軽い物を中心に入れることで、重心の上昇を抑えられます。また、取り付け前後でタイヤの空気圧やサスペンションのセッティングを見直すことも、安定した走行につながります。
運転時は急な加速や急ブレーキ、急なハンドル操作を避け、荷物の重さやバランスを常に意識しましょう。「トップボックスを付けてから、最初は違和感があったけど、慣れてくると積載の便利さが勝る!」という声も多く、正しい使い方と注意を守れば、快適なバイクライフが実現します。
トップボックスを採用する方は、シートバッグも採用するといいと思います。PCX160はとにかくデカいバイクなので、結構車重の割には安定すると思います。こういったところが他の原付二種や軽二輪のバイクと違うところのように1年乗ってみて感じました。

まとめ
PCX160にトップボックスを装着することで、通勤・通学やツーリングの利便性が格段に向上します。シート下だけでは足りない収納力を補い、雨具やヘルメット、貴重品も安全に保管できる安心感は、日常使いからロングツーリングまで幅広いシーンで活躍します。
GIVIやSHAD、ホンダ純正など各メーカーの特徴や容量、タイプ別のメリット・デメリットを理解し、自分の用途に合ったモデルを選ぶことが後悔しないポイントです。取り付けやメンテナンスのコツを押さえれば、PCX160でのバイクライフがより快適で楽しいものになります。トップボックスを活用して、あなたのPCX160をもっと自由に、もっと便利に使いこなしましょう。
最後にこういったトップボックスもあるので、GIVIやSHAD、ホンダ純正以外で安いものがいいという方は、参考にしていただければと思います。大体中身は同じようなもので、使い勝手も悪くないと思います。しかしスマートキーと連動していないので、そういった利便性を追求したい方は上記の3つから選ぶといいと思います。
PCX 専用 ボックス キャリアセット EMT-BOX PCX専用 ボックス&キャリアセット ブラック AG-86 容量47L 取付簡単 リアボックス バイクボックス トップケース バイク ボックス ケース BIKE BOX (47L ブラック Black)