ADV160とPCX160、どちらを選ぶべき?サイズで比較徹底解説
ADV160とPCX160は、どちらもホンダの人気スクーターであり、デザインや性能、使い勝手が特徴的です。その中でも「サイズ感」は、購入を検討する上で重要なポイントです。この記事では、ADV160とPCX160のサイズを詳細に比較し、それぞれのメリットやデメリットを解説します。どちらを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ここでいうサイズというのは、バイクというよりタイヤのことじゃないかなと思います。
ということでそれぞれのスペックも比較しつつ、タイヤのことをメインに言及していこうと思います。ADV160とPCX160はタイヤに関してはほぼ一緒です。若干ADV160の方が大きいぐらいです。基本的には互換性があるバイク同士なので、そのままタイヤを交換しても大丈夫です。
サイズ感で選ぶならどっち?ADV160とPCX160のスペック比較
ADV160とPCX160は見た目からも異なる印象を与えますが、実際のスペック上の違いはどのようになっているのでしょうか?ここでは、全長・全幅・全高、シート高、重量といった基本スペックを比較し、それぞれの特徴を掘り下げていきます。
ハッキリ言ってしまうとほぼどちらも同じぐらいのスペックじゃないかなと思います。私は値段なども見て、好きな方を選べばいいと思います。
項目 | ADV160 | PCX160 |
---|---|---|
全長 | 1960mm | 1935mm |
全幅 | 760mm | 745mm |
全高 | 1175mm | 1105mm |
シート高 | 795mm | 764mm |
車両重量 | 133kg | 132kg |
タイヤサイズ(フロント) | 110/80-14 | 100/80-14 |
タイヤサイズ(リア) | 130/70-13 | 120/70-14 |
シート下収納容量 | 約30L | 約30L |
スペック比はこんな感じです。シート高はADV160の方が高いですね。車高は結構風がきつく吹いてくる日に、影響を与えます。左足で支えようと思っても、倒れそうになるので立ちごけしやすくなります。
一番注目したいのがタイヤのサイズです。このぐらいの誤差であれば、フロントフェンダーに干渉などすることなく、問題なく履けるのではないかなと思います。タイヤはあまりフロントとリアで統一する必要もないので、片方ずつで違うタイヤを履くのも悪くないように思います。
リアにCITY GRIPを履いているから、フロントもCITY GRIPにしないといけないというルールがありません。なのでこの辺も好きなタイヤを履くといいと思います。
全長・全幅・全高を徹底比較!
ADV160の全長は約1960mm、全幅は760mm、全高は1175mmです。一方、PCX160の全長は1935mm、全幅は745mm、全高は1105mmとなっています。ADV160の方が全体的に大きめの設計で、特に高さが目立ちます。
この差は、ADV160がオフロード走行にも適したアドベンチャースタイルを持つためであり、視認性の高さと風防効果の良さが特徴です。一方、PCX160は街乗りや通勤用途に特化しており、低めの全高が軽快な操作感を生み出します。
防風効果は高速道路に乗ると、一目瞭然となります。一度乗ってみて体感してみてください。
シート高を比較!足つき性はどう違う?
ADV160のシート高は795mm、PCX160は764mmです。ADV160は地上からのシートの高さがあるため、足つき性に不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、シート形状やフレーム設計の工夫により、身長170cm以上であれば比較的問題なく乗れるでしょう。
PCX160はシート高が低く、さらにシートが細身のため、足つき性は優れています。身長160cm前後の方でも扱いやすいのが魅力です。しかし両方ともシートは広めなので、足つきはリアサスペンションにショックアブソーバー付きのものに変更するといいようです。
重量を比較!取り回しやすさは?
ADV160の車両重量は133kg、PCX160は132kgです。一見、重量差はほとんどないように見えますが、重心の設計が異なるため、取り回しのしやすさに差が生じます。ADV160は重心が高めで、ダート走行を意識した設計ですが、低速での取り回しには少し慣れが必要です。PCX160は低重心設計のため、取り回しやすさが際立っています。
スクーターなので両者とも同じようなスペックと思っています。やはり足つきに決定的な差があるかな~とは思います。ADV160に乗る方で足つきの悪さを感じる方は、ショックアブソーバーなどにしてローダウン化をするといいと思います。
PCX160でも私は足つきがいいとは言えないので、キタコのショックアブソーバーを取り入れたいなぁと思っています。こういうのは乗ってみないとわからないので、都度タイヤの感じなどをチェックしたいところです。ADV160でもキタコのショックアブソーバーが使えるんじゃないかと思います。
積載量・収納スペースを比較!
スクーター選びで気になるのが、収納スペースや積載量です。ADV160とPCX160ではどのような違いがあるのでしょうか?
ヘルメットやカバンは入る?収納スペース徹底比較
ADV160のシート下収納容量は約30Lで、フルフェイスヘルメットを余裕で収納できます。PCX160も同じく30Lの容量を誇りますが、内部形状が異なるため収納のしやすさに若干の差があります。ADV160は深さがあるため、立体物の収納に向いていますが、PCX160は平らで大きめの荷物を入れるのに適しています。
RYUKIというOGKカブトのヘルメットが、一つ入るぐらいです。すっぽり難なく入るというより、位置などを細かく調節してようやく入るという感じでしょうか。ADV160が同じぐらいのシート下なら、ここにはヘルメットより応急な対応が必要な救急箱とか工具を入れておく方がいいんじゃないかなと思います。
もしRYUKIのシステムヘルメットを買いたい方は、OGKカブトが認定しているフィッティングサービスを行ってくれる店舗で、フィッティングをしてから買ってください。そうしないと本来発揮される静音性とかそういう性能が100%発揮されない可能性があります。
逆に大き目のヘルメットサイズを選んで、備品で調節するというのもアリです。バラクラバとか最近買ったLoop Experience 2などで静音性や保温性は保てますし、そういうヘルメットの買い方もアリです。
タンデムシートの広さは?
ADV160のタンデムシートは広めで、長時間のタンデムライドでも快適性を提供します。一方、PCX160は若干コンパクトですが、シート形状が工夫されており、短距離なら十分な快適性があります。
タンデムシートの硬さですが、PCX160の方は正直あまりいいとは思えないです。確かにシートはそれほど硬いとは思わないのですが、シートが広いので股下が長い方じゃないと足つきが非常に悪い可能性が高いです。バイクあるあるナノで仕方がないことではあるのですが、これのせいで長時間乗るとお尻が痛くなります。
4年PCXに乗っていてかなり不満だった点なのですが、この間買った自転車用のタイツのおかげでこの問題はだいぶ解消されました。もし同じ悩みを持っている方がいたら、この商品を購入してしまった方がお尻の痛み問題は解消が速いんじゃないかと思います。
ADV160とPCX160でタイヤの互換性はある?
タイヤの互換性もサイズに関連する重要なポイントです。ここでは、ADV160とPCX160のタイヤサイズや、互換性に関する情報を詳しく解説します。ADV160ってどういうタイヤを履いているのかな~って調べていたのですが、出てこないですね。
PCX160は純正タイヤがIRC(井上ゴム)のSCT-001というタイヤなので、問題なく履けるのではないかと思っています。よってADV160とPCX160ではタイヤの互換性はあると思います。ただし履いてみないとわからないところもあると思うので、必ずバイク屋さんに一回相談してみた方がいいと思います。
ADV160のライダーの方で、ANAKEE STREETというタイヤのレビューをしていた動画を見つけました。ADV160で履けるので、PCX160でももちろん履けます。もともとタイヤを交換したぐらいで何とかなるほど、オフロード走行は簡単ではないです。もしオフロードメインで走りたい方は、カブを買うかオフロード用バイクを購入した方が速いと思います。
ADV160とPCX160のタイヤのサイズの比較
ADV160とPCX160でのタイヤのサイズは、以下の違いがある程度だと思います。
ADV160 | PCX160 | |
フロント | 110/80-14 | 100/80-14 |
リア | 130/70-13 | 120/70-14 |
フロントタイヤはほぼ同じサイズですが、リアタイヤではADV160の方がやや太めです。逆に言えばそれだけの違いなので、互換性があるというより堂々と履くことが可能です。
バイク屋さんに一回聞いてみたことがありました。MICHELIN CITY GRIP2の130/70-13 M/C 63Sというタイヤを、そのままバイク屋さんに持ち込んでみました。結果は問題なくタイヤ交換可能でした。リアの方です。フロントもリアも10ぐらいの誤差しかないので、タイヤの互換性は何も問題はないと思われます。
私はフェンダーレスにもしていないので、ノーマルのまま大き目のタイヤを履いています。フェンダーにごちゃごちゃ当たったりしませんし、高速道路の走行も難なくこなしてくれます。もし不安であればバイク屋さんに持ち込むか、フェンダーレス化をしてもいいのではないかと思います。
フロントフェンダーに当たってしまうか?
タイヤの互換性を考える際、フロントフェンダーへの干渉が問題になります。PCX160にADV160用のタイヤを取り付けると、場合によってはフェンダーに接触する可能性があります。取り付け時はクリアランスを十分確認してください。
それかもしフロントフェンダーに当たることが不安であれば、フロントフェンダーごと外してしまったらどうでしょうか?しかし私今PCX160に履いているタイヤがMICHELIN CITY GRIP2で130/70-13 M/C 63Sです。これを履いてフェンダー等々に接触はしないので、問題はないはずです。
あまり太すぎると改造する必要があるとは思いますが、ワンサイズぐらい大きいぐらいのタイヤなら問題なく履けるはずです。
結論:ADV160のタイヤをPCX160で履ける!
基本的にはADV160とPCX160のタイヤは互換性がありますが、サイズ差が若干あるため、タイヤを変更する際は専門店での取り付けや調整を推奨します。特にオフロードタイヤをPCX160に装着する場合、操作性の変化に注意が必要です。
MICHELIN ANAKEE STREETに限らず、ANAKEE WILDも多分履けますね。タイヤに関してはこの記事が参考になるかなと思い、紹介させていただきました。タイヤが太すぎるとバイクの消耗も激しいのですが、その分走行が安定しやすくなります。
自分一人ではわからないと思うので、もしタイヤのサイズでお悩みの方は一度バイク屋さんに質問してください。それが一番手っ取り早い解決法だと思います。
まとめ
ADV160とPCX160のサイズ比較を通じて、それぞれのバイクが持つ特徴や用途に適したシーンを明らかにしました。ADV160はアドベンチャー志向の高い設計で、ツーリングや悪路走行に最適。一方、PCX160はコンパクトで扱いやすく、街乗りや日常使いに向いています。
どちらを選ぶべきかは、利用シーンやライダーの体格、求める性能次第です。サイズ感や収納力、タイヤの互換性などを参考に、自分にぴったりの一台を見つけてください。
サイズを知りたい方は恐らくタイヤのことが知りたいのかな~と類推して、今回の記事を書いてみました。両方ともHondaのスクーターでありほぼ同じスペックだと思いました。若干ADV160の方が大きいかなぁという感じでしょうか。
私はスクーターにはMICHELIN CITY GRIPでいいと思うのですが、もし他のタイヤもということであればこちらのタイヤもいいかなぁと思います。オフロードを楽しみたいというなら、私だったら専用にオフロードバイクを用意します。やっぱりスクーターでは緩い泥道や岩や石の多い道は無理ですね。
なのでその辺の限界もちゃんと感じながら、車体選びやカスタムの計画を立ててください。
PIRELLI(ピレリ) スクーター ANGEL SCOOTER リア 130/70-13 63P M/C+REINF(モーターサイクル用タイヤ+強化タイヤ) チューブレスタイプ(TL) タイヤのみ・ホイールなし 2771200