PCX160 e:HEVの魅力を徹底解剖!あなたにぴったりの1台を見つける

「PCX160 e:HEV」と聞いて、その名前に興味を惹かれる方も多いのではないでしょうか?ハイブリッド技術を搭載したバイクとして注目を集めるこのモデルは、都市部での通勤からツーリングまで幅広いシーンで活躍します。この記事では、PCX160 e:HEVの特徴や選び方、維持費などを徹底解説します。バイク選びで迷っている方の参考になれば幸いです。
PCX125のe:HEVは廃盤になってしまいましたが、正直走る道路を選んでしまう時点でハイブリッド化の意味がないように思えます。その廃盤になることはうなずける事象だと思います。しかしPCX160に関しては高速道路にしっかり乗れるのと、自動車専用道路や国道でバイク自体の規制がある沖縄とか、銀座の入り口みたいな道路以外は全部走れます。
PCX160ならe:HEVになるのは、非常にメリットになると思います。しっかりパーツなどを交換してあげれば、疲れも少なく走れるんじゃないかなと思います。PCX160の車体をそのまま流用しているのか、サスペンションなどのパーツは別なのかがわからないのですが。しかしPCX160とハイブリッドの方も同じなら、同じようにパーツの交換もできると思います。
- PCX160 e:HEVのここがすごい!魅力を徹底解説
- PCX160 e:HEVのスペックを徹底比較!
- PCX160 e:HEVのカスタムはどこをやるべき?
- 充電はどうするの?充電時間や場所について
- 乗り心地は?長距離走行も快適?
この5点からPCX160とPCX160 e:HEVはどう違いがあるのか?ということを、今日は解説していこうと思います。私もバイクをもし買うなら現金一括でPCX160 e:HEVは視野に入れると思います。
PCX160 e:HEVのここがすごい!魅力を徹底解説
この記事は実はずいぶん前に執筆したものなのですが、全く記事が進まなかったんですよね。その理由は「結論が全く出ないから」です。そもそもe:HEVなのでハイブリッドバイクということになるのですが、PCX125のe:HEVが廃盤になった理由が原付二種をハイブリッドにする意味がないからだと私は思っています。
PCX125は原付二種なので走れる箇所が決まっています。国道1号という京都方面まで東京から走れる道路がありますが、ここでも原付二種のままだと側道を走る羽目になります。よって一時停止地獄に陥って、ハイブリッドの良さが全部消えるのです。そしてPCX160の方ですがこれはこれで、確かにデメリットが存在することも事実です。
PCX160はダサい?1年以上乗ってみて思ったデメリットを徹底解説! – ポレポレ日記
よってこのようなPCX160はダサいというような意見まで出てくるのです。しかしPCX160がダサいという意見も、私も1年乗っていて結構頷けることが多いです。
- 坂道のトルクが弱い
- 高速道路ではパワー不足感は否めない
- パワー不足感があるので風の抵抗をモロに感じる
というような不満点です。高速道路は速さを追及すると覆面にマークされて、御用となってしまうのであまり意味がないことではあるのですが。坂道のトルクが弱いというのは、ちょっとマイナスとしか言いようがないんですよね。それ以外は別の方法でも対処は可能なのですが、パワー不足は何とかならんものかなと思うのです。
しかしハイブリッドにすることでそのパワー不足は大幅に軽減できるように感じます。名古屋から去年の8月に帰ってきたとき、新東名高速道路を走ったのですがその時感じた坂道でのパワー不足は、PCX160 e:HEVなら解消できると思います。
全く速度が上がらないしガソリンもその分食うので、全然経済的な走りができないんですよね。でもハイブリッド化することでそのデメリットは大幅に解消されるのではないかと思っています。
ハイブリッドならではの力強い加速と静粛性
PCX160 e:HEVは、ガソリンエンジンと電動モーターの2つの動力を組み合わせたハイブリッドバイクです。この組み合わせにより、従来のエンジンモデルでは得られない力強い加速感を実現しています。また、低速時には電動モーターが主に動作するため、静粛性が高く、街中でも快適な走行が可能です。
ウーバーイーツの配達員だったら、このバイクの方が近隣住民にクレームを入れられることも少なく、仕事がしやすいんじゃないかなと思います。
燃費の良さで経済的にバイクライフを楽しもう
ハイブリッドシステムを採用したことで、PCX160 e:HEVは燃費性能が大幅に向上しています。通勤や通学など、毎日の移動距離が長い方にとって、この燃費性能は非常に魅力的です。例えば、1リットルあたりの走行距離が従来モデルよりも約20%向上したというデータもあります。
スタイリッシュなデザインで街中を颯爽と
PCXシリーズの特徴であるスタイリッシュなデザインは、e:HEVモデルでも健在です。シャープなラインと都会的なフォルムは、街中でも目を引く存在感を放ちます。特に、LEDライトや高品質なカウル素材を使用することで、機能性とデザイン性を両立しています。
PCX160 e:HEVのスペックを徹底比較!
項目 | PCX160 | PCX160 e:HEV |
---|---|---|
エンジン | 水冷4ストロークSOHC単気筒 (eSP+) | 水冷4ストロークSOHC単気筒 (eSP+ モーターアシスト付き) |
排気量 | 156cc | 156cc |
最大出力 | 15.8 PS @ 8500 rpm | エンジン+モーターアシストの総合性能 (非公開) |
最大トルク | 15 Nm @ 6500 rpm | 非公開 |
燃料タンク容量 | 8.1 L | 8.1 L |
車両重量 | 132 kg | 約136 kg |
ブレーキ | 前後ディスクブレーキ | 前後ディスクブレーキ |
サスペンション | 前: テレスコピック / 後: ユニットスイング | 前: テレスコピック / 後: ユニットスイング |
タイヤサイズ | 前: 110/70-14 / 後: 130/70-13 | 前: 110/70-14 / 後: 130/70-13 |
モード切替 | なし | Dモード / Sモード |
ラゲッジ容量 | 約30L | 約24L |
特記事項 | デジタルメーター、USBソケット装備 | モーターアシスト、専用エンブレム、ブルーアクセント |
PCX160 e:HEVは、モーターアシスト機能を搭載しており、通常のPCX160に比べて静粛性や加速性能が向上しています。また、DモードとSモードの切り替えが可能で、走行シーンに応じた楽しさを味わうことができます。一方で、ラゲッジ容量が若干小さくなっています。
なので下記のようなヘルメットを入れる以外の、シート下のスペースの使用目的を考えておいた方がいいと思います。下記の記事に一応その辺のシート下の応用例なども載せているので、参考にしていただければと思います。

PCX160とのスペック比較
PCX160 e:HEVは、標準のPCX160と比較して、ハイブリッドシステムの搭載による性能向上が大きな特徴です。例えば、出力やトルクはPCX160よりも約10%増加しています。一方、重量はハイブリッドバッテリーの影響でやや増加しているものの、軽快な走行性能を維持しています。
競合車種との比較で選ぶ
PCX160 e:HEVと競合する車種には、ヤマハのNMAXやスズキのバーグマンなどがあります。これらと比較して、PCX160 e:HEVはハイブリッドならではの低燃費性能や加速感が強みです。都市部での使い勝手やランニングコストを考慮すると、多くの場面で優位性を発揮します。
価格と装備のバランスは?
PCX160 e:HEVの価格は、通常のPCX160よりもやや高めに設定されています。しかし、ハイブリッドシステムや先進的な装備が加わることで、その価格差に見合う価値を提供しています。実際、年間の燃料費やメンテナンス費用を考慮すれば、長期的にはコストパフォーマンスが良い選択と言えるでしょう。
PCX160 e:HEVのカスタムはどこをやるべき?
PCX160 e:HEVは手元にはないのですが、PCX160はかなりいじっているのでその経験からお話を進めていきます。基本的にカスタムと言ったらこの3点ぐらいでOKです。
もしリミッターカットをしたい場合は、PCX160のハイブリッドは勝手が違うので、しっかりサービスマニュアルやパーツに関するマニュアルを必ず手に入れてから作業をしてください。そうしないと細かい規定トルクとかがわかりづらい上に、配線の位置などもわかりづらいので必ずマニュアルは手に入れる必要があります。
これがどこで手に入れていいかがわからないので、やっぱり現地の人に聞くしかないんですよね。またはバイク購入店の方にお任せするという流れにどうしてもなってしまうと思います。
サスペンション
サスペンションもたくさん記事にしていますが、もし衝撃が激しかったら振動防止のためにサスペンションは純正から交換する必要があります。予算が低めならSP武川を。高くてもいいならオーリンズをいきなり導入するのも、一つの手です。
サスペンションは2万キロぐらいに一回交換が推奨されているのですが、結構走れると思うので変えなくてもいいという方はそのままでもOKだとは思います。ただしすごい振動なのでサスペンションはノーマルのまま…というわけにはいかないと思います。
タイヤ
純正タイヤがPCX160には存在していますが、IRCのSCT-001というタイヤです。私の場合は嫌な感じが一切なかったので、このタイヤのままにしてずーっと走り続けてしまってもいいなぁと思っています。
PCX160の純正タイヤは何?交換するタイミングや交換時期も解説! – ポレポレ日記
しかしやはりMICHELIN CITY GRIPには、PCXの場合は勝てないんじゃないかなという意見もあります。正直に言うと純正タイヤに戻したことはないですし、バイク屋さんからもいつものでいいですか~?と聞かれると、大体MICHELIN CITY GRIPにしてくれます。
そのぐらい信頼性が高いタイヤなので、私は純正品でもいいと思うし、その時の気分で選んでしまいます。当然ながら高速道路ではこういったタイヤ選びも重要なので、PCXの数少ないタイヤからいい一本を選んでください。
ロングスクリーン
事前情報がないので配線部分やフロントアッパーカウルがどういう状態なのか、ということが全く分かりません。しかしエンジンや駆動系内部以外は、ほぼ同じじゃないかなと思います。そういう観点で話を進めていきますが、そうであればPCX160に適合するスクリーンは取り付け可能です。
PCX160でサスペンションと同様に、スクリーンも私は気に入っていません。よってすぐ予算を組んで交換をしてしまう箇所です。このスクリーンを変えることでステーが利用できるので、穴を開けたりしてハンドルバーを改良して括り付けてもいいです。
そこにUSB電源を取り付けたりスマートモニターを付けてもいいように思っています。
充電はどうするの?充電時間や場所について
ハイブリッドのバイクなので電気系統の充電も重要です。日本でそれが可能なのか?という点について、少し掘り下げて解説をしていこうと思います。
家庭用コンセントで充電可能?
PCX160 e:HEVは、家庭用コンセントでの充電が可能です。専用の充電ケーブルを使用すれば、自宅で手軽に充電を行うことができます。充電時間は約6〜8時間程度とされており、一晩でフル充電が完了するため、通勤や通学前の準備も簡単です。
充電スタンドの設置場所はある?
都市部を中心に、公共の充電スタンドが増えています。例えば、大型ショッピングモールやサービスエリアでは、専用の充電スペースが用意されていることが多いです。スマートフォンのアプリを活用すれば、近くの充電スポットを簡単に見つけることができます。
乗り心地は?長距離走行も快適?
私ははっきり言うとPCX自体が乗り心地がそれほどいいとは思っていません。初めてバイクに乗ったときはあまり感じていませんでしたが、今となってはやはり乗り心地はいいとは思わないです。
- シートが硬い
- シートが広いので足つきが悪い
- 足つきが悪いので疲れやすい
という3点セットで、本当にカスタムに知識と時間を割かれて、結局時間のかかるバイクだなぁという印象も同時に持っています。しかし振動やシートの硬さをどうにかしてしまえば、後は高速道路でかなり長いツーリングも難なくこなせるんじゃないかなと思います。
それでは乗り心地や長距離走行の可能性なども視野に入れて、どこをどうてこ入れしたらいいか?ということをもっと具体的に書いていこうと思います。
シートの座り心地は?
PCX160 e:HEVのシートは、長距離走行を想定して設計されています。広めの座面と柔らかいクッション素材が特徴で、長時間のツーリングでもお尻が痛くなりにくい構造です。また、タンデムシートも広く、同乗者の快適性も確保されています。
もしシートが硬くてダメという方がいたら、下記の商品に交換してみてもいいと思います。シート下が若干PCX160より小さくなっているようですが、多分このシートでも替えることは可能じゃないかなと思います。
足つき性は?
PCX160 e:HEVのシート高はやや高めですが、足つき性を向上させるための工夫がされています。スリムなボディ形状により、足を地面に下ろしやすくなっているため、小柄なライダーでも安心して乗ることができます。
PCX160 e:HEVに関しては海外のバイクなので、情報が少ないです。日本に輸入されていないですし、あまりよくわからないのですが、一番気になるポイントとしては振動じゃないかなと思います。しかしカスタムパーツはたくさんあるので、私がPCX160に持っていた不満をサスペンション交換で実現可能ではないかなと思います。
キタコは硬すぎて無理という意見も多かったので、SP武川あたりが一番無難かなとは思います。ローダウンすれば足つきもよくなるし、強風が横から吹いて倒れる不安もなくなるのではないかなと思います。
収納スペースは?
シート下の収納スペースは、フルフェイスヘルメットが余裕で収納できるほどの広さがあります。さらに、フロント部分には小物を収納できるポケットが備わっており、USB充電ポートも内蔵されています。これにより、スマートフォンの充電なども可能で利便性が高いです。
最初からUSB増設をしておいて、USBポートを増やしておけば配線工事不要でスマートモニターも使うことが可能です。PCX160 e:HEVの方がカスタムの幅が増えるので、最初からデイトナのD-Unitやカエディアのジャンクションパワーリレーを仕込む計画を立てておくのもいいと思います。
配線管理が楽!カエディアのジャンクションパワーリレー取り付けを完全解説 – ポレポレ日記
収納スペースを使ってしまうとパカパカ蓋が開いて、正直に言うと走行の邪魔になりやすいです。なので配線などもコンパクトにまとめてしまって、取り付けたいアイテムをPCX160 e:HEVに取り付けてしまう方がいいと思います。
まとめ
PCX160 e:HEVは、ハイブリッド技術を採用した先進的なバイクであり、力強い加速性、静粛性、そして優れた燃費性能が魅力です。都市部での通勤から長距離ツーリングまで、さまざまな用途に対応できる万能モデルです。また、スタイリッシュなデザインや充実した装備も、多くのライダーに支持される理由の一つです。
価格はやや高めですが、維持費や燃料費の節約効果を考えると、長期的にはお得感があります。この記事を参考に、あなたにぴったりの1台を見つけてみてください。新しいバイクライフが、PCX160 e:HEVとともに始まることを願っています。
ハイブリッドバイクであれば、いくら軽二輪であっても長距離ツーリングも難なくこなせるんじゃないかなと思います。しかしその時カーナビに匹敵するものがあれば、なおいいと思います。これからの時代はスマートモニターは必須になるんじゃないかなと思います。
事故映像を記録するという意味ではドラレコも必須ですが、私はドラレコなどよりスマートモニターの導入の方が先だと思いますUSB電源を増設しておいてUSB-AポートにUSBを差し込んで、そのままスマートモニターを使用すればバッテリー切れの不安も少なく使用することが可能ではないかなと思います。
私が今回買ったのは下記のスマートモニターですが、これから使い込んで走れるかと思うと嬉しくなりますね。
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