決定版！PCXスマートキー電池交換・寿命完全ガイド：長持ちさせる秘訣も公開！
PCXのスマートキーにおいて、電池交換と寿命についてお伝えします。PCX125もPCX160もJK05とKF47からスマートキーが採用されています。意外とこのスマートキーはバカにできないです。
- 運転していたら突然バイクのエンジンがかからなくなった
- PCX平気かな…停めたらエンジンがかからない
- 運転中にエンジントラブル？再起動しようと思ったらエンジンかからない！
という感じのトラブルです。スマートキーは直接エンジンがかかるかどうかに直結するので、小さなアイテムでありながら大事故にすらつながりかねないのです。なのでここで正しいスマートキーの寿命の伸ばし方や電池交換を知っておいてください。
なおPCX125で走っているときに、一回エンジン起動の画面までいかず、ずーっと電波が届かないという不具合も出ました。その辺の話もしていきますので、スマートキー関連のトラブルで悩んでいる方も、参考にしていただければと思います。
PCXスマートキー電池：交換方法
スマートキーの電池交換は、安全かつ迅速に行える重要なメンテナンス作業です。正しい道具と手順を理解することで、誰でも簡単に行えます。
スマートキーの電池交換のポイントは、とにかくほじらないことです。硬貨で引っかけてしまえば、そのまま外れます。結構簡単に外れるので、力いっぱい作業を行わないようにしてください。とはいえちょっと硬い可能性もあるので、慎重に作業を行うようにしてください。
必要な道具
電池交換には、以下の道具が必要です。
- 10円玉があればOK
- 新しいリチウム電池（通常はCR2032型）
［2個］ マクセル maxell 日本製 純正 リチウム電池 CR2032 3V / コイン形 CR ボタン電池 2032
手順
- カバーを外し、古い電池を取り出す：カバーを10円玉で溝にひっかけて上下に10円玉を動かす。そうするとカバーが外れて古い電池のある電子版が出てきます。
- 新しい電池を正しくセットする：新しい電池を正しい方向に合わせて挿入します。電池の「+」と「-」の極性を確認してください。セットがなかなか硬くて付けられないので、根気よく作業をしてください。
- カバーを元に戻す：カバーを閉じて動作確認を行ってください。初期はボタンの色は無色→赤の点滅数回→青（緑色）が点灯すればOKです。
動画で確認
わからない方は動画を載せておきますので、動画を見ながら作業をしてください。
交換に必要な道具が一式動画の中に載っています。交換に関してはこれで終わりです。すごく簡単なのでこういうのはバイク屋さんに持って行っても、自分でやってくれみたいな顔をされます。笑
しかしそのぐらい簡単な作業なので、是非自分でチャレンジしてください。
PCXスマートキー電池：種類
PCXのスマートキーの電池は、CR2032というボタン電池のみ覚えておけばOKです。それ以外は使ったことがないので知らないというのが本音ではあるのですが。笑
この電池というものに純正とか部外品とかいう概念はないと思っていいです。CR2032、この言葉を覚えて置き、最寄りのコンビニやスーパーでこのボタン電池を探す方が楽かなと思います。
PCXスマートキー電池：寿命
これからPCXのスマートキーで、寿命の平均や交換時期などを解説します。
スマートキーは基本的に市販されていないので、購入店でお願いすることになると思います。私のように1年に一回新しいバイクに買い替えるような人は、このスマートキーの交換は考えなくていいです。新しいスマートキーが購入したPCXについているからです。
しかしこれからも同様のPCX125 JK05やPCX160 KF47に乗り続ける方は、このスマートキーの交換時期などは適切に知っておいてください。
平均寿命と交換時期
PCXスマートキーの電池は通常、2〜3年の寿命があります。ただし、使用環境によってこの期間は前後する可能性があります。
この辺の電池の持ちに関しては、使い方にも問題があるようです。後で私の体験談も書いておいたので、その体験談も参考にしていただければと思います。
電池寿命を縮める要因
電池寿命に影響を与える主な要因は以下の通りです。
- 高温多湿な環境：電池の化学反応は温度と湿度に敏感であり、高温多湿の環境下では劣化が早まります。
- 強い衝撃：スマートキーが受ける衝撃は、内部の電池や回路にダメージを与えることがあります。過度の衝撃は避けるべきです。
- 長期間使用しない場合：長期間スマートキーを使用しない場合は、電池を取り外すことをおすすめします。これにより、自己放電を最小限に抑え、電池寿命を保つことができます。
- 長時間直接雨にさらされた場合：私はこれでスマートキーをダメにしたことがあります。雨は気を付けないといけないです。
- 間違えて洗濯物と一緒に洗ってしまった：実は寿命を縮めるというより、ほぼ一発でスマートキーが使えなくなります。必ず雨の日などはスマートキーを一緒に入れておかないように気を付けたいところです。
意外と多いのが洗濯物と一緒に洗ってしまった、ではないかな？と推察します。結構小さいのでどこに入れたか、忘れちゃうんですよね。
私はSupremeのショルダーバッグを使っていたのですが、とても便利でした。雨の日にかなり弱いので、おしゃれの一部ぐらいに思っていただければと思います。
しかしSupremeのショルダーバッグはスマートキー以外にも、いろいろなアイテムを入れて置けるので、非常に便利なショルダーバッグだと思いました。アイテムも小分けしやすく、収納上手なアイテムです。Supremeでなくても、Mont-bellやColumbia、The North Faceなどのアイテムを、うまく組み合わせていけばスマートキーの水没は防げると思います。
PCXスマートキー電池：長持ちさせる秘訣
- 使用環境に注意する：スマートキーの保管環境を適切に管理することが、電池寿命を延ばす鍵です。高温多湿や直射日光の当たる場所は避け、涼しい乾燥した場所で保管してください。
- 衝撃を避ける：スマートキーへの衝撃を避けるために、柔らかいケースやポーチの使用を推奨します。これにより、キーが落下した際の衝撃を吸収し、内部の電池や回路を保護できます。
- 長期間使用しない場合は電池を取り外す：長期間使用しない場合の電池は、放電を防ぐために取り外しをお勧めします。これにより、不要な電力消耗を避け、電池を長持ちさせることができます。
- 定期的に電池交換を行う：スマートキーの反応が鈍くなったら、それは電池が弱っているサインです。定期的に新しい電池に交換することで、スマートキーを最適な状態に保つことができます。
あと長時間雨にさらすのも避けた方がいいです。もしその状態で運転をしなければならないのなら、ジップロックなどに入れて雨を最大限防いでください。日本は高温多湿な国ですし最近は雨が多いので、雨の日の長時間の運転には是非気を付けてください。
最後にたまになのですが、充電機器やスマホホルダーがスマートキーと車体本体の通信を遮断する場合があります。
中国製のスマホホルダーを使っていたのですが、これがどうも形態の充電器と一緒にすると、通信を遮断してくることがあります。実際に経験したので、よくわかります。
なので一概に電源が回らないと言っても、必ずしもスマートキーが悪いとは限らないです。自分の手持ちの装備が大丈夫か、電源がつかず回らない場合は確認をしてください。
私が体験したスマートキーのトラブルとは？その回避法も伝授
以前私はスマートキーでとんでもない経験をしました。なんと途中で電源がつかなくなったんですね。
これは何でか？って今考えてみれば、多分中華製のスマホホルダーを使っていたからです。そのスマホホルダーは雨対策が施せるもので、下記のような画像のスマホホルダーでした。
当時は自転車で仕事をしていたので、モバイルバッテリーが濡れて全然充電できないと言った不具合が出たのです。これはどうしたものか…と考えたとき上記のスマホホルダーに全部入れることにしたのです。
どうもそれがよろしくなかったようで、完全にPCXのスマートキーの電波を妨害していたようです。バイク屋さんに持って行ってもどうも原因がよくわからないと言われるし、私もこの時はよくわからなかったのですが。このスマホホルダーを外してみたら、ちゃんと電源がスマートキーで起動していました。
- しっかりホールドしてくれるもの
- 雨対策が施せるもの
- 充電可能なスマホならワイヤレス充電ができるタイプ
この3つは実現できそうなら実現してみたいなと思ったほどです。あれから2年以上経っていますが、カエディアのスマホホルダーに変えてからこの問題は全くなくなりました。以降この会社のスマホホルダーだけ使っています。最近このカエディアさんからデビルホーンというスマホホルダーも登場しています。
スマートキーとはあまり関係なさそうに見えるのですが、スマートキーの信号を一回も遮断することもなかったので、おススメできる会社のスマホホルダーですね。
PCXスマートキーの使い方
PCXのスマートキーの使い方は、何もエンジンの起動前の電気をつけるだけではありません。
PCXには便利なスマートキーと連動したトップケースが、純正品として存在しています。35Lとちょっと小さめなのですが、主にヘルメットを入れるだけなら盗難対策としてはこれ以上ないものではないかなと思います。完璧な盗難対策とはなりづらいのは、確かな話です。
ヘルメットはちゃんと入る？PCX160のシート下収納を徹底チェック！ – ポレポレ日記
しかしここにシート下と組み合わせると、盗難率はぐっと下がるのではないかなと思います。自分で取り付けることも全然可能なので、後で取り付けたいと思った方は下記に商品リンクを貼っておきます。
まとめ
- スマートキーの電池は硬貨で交換可能
- あまり硬貨でほじらないこと
- スマートキーは別の使い方も存在する
スマートキーはトップケースと連動させることがPCXでは可能となっています。
純正品なので購入した瞬間取り付けも問題なくできますし、何より変なステーの加工をしなくてもそのままスマートキーで管理できるので、最高の盗難対策となっています。スマートキーの信号が盗まれたら、、、と一時期言われたことがありますが、この辺の技術に関しては全く信号が盗まれたという話を聞いたこともありません。
なのでこのトップケースを取り付けてもらえれば、大体のバイク用品は守れると思います。ただしヘルメットだけは35Lなので大きさによっては入らない場合もあります。是非バイクショップなどで購入するときは、ヘルメットの大きさもチェックしてフィッティングサービスを受けて作ってもらってください。
しかしヘルメットの大きさを限定してしまうとしても、スマートキーで管理できるトップケースの存在は大変ありがたいのではないかと思っています。
