クシタニのウインターグローブの魅力と選び方をインプレしてみた
冬は大変な時期です。バイク乗りにとって。
そんなことは当然わかっていることではあると思いますが、しかしどうしても決まらないものが一つありますよね。
グローブです。
クシタニではなく私はワークマンのAGESシリーズに頼ることにしましたが。笑
しかしこれが意外と暖かいので、東京の真冬ぐらいなら耐えられるんじゃないかなと思いました。実際に首都高→中央道という流れでAGESのグローブを身に着けて走ってみました。やっぱりなと言うべきか、寒さは全く感じませんでした。
これにコミネのインナーグローブを身に着けてしまえば、問題なく真冬も走れるんじゃないかなと思いました。あなたはクシタニのワードで調べて、こう考えているのではないでしょうか?
お金をかければ防寒できるんでしょ?
って。答えは多分NOではないか?というのが、私がワークマンのAGESシリーズを使っていて思いました。ではAGESがあればOKなの?と言われると、私はそれもそうかなぁ…という印象を持っています。
クシタニは公式HP以外ではオンライン販売を行っていないはずなので、それ以外の製品があったらコラボ商品だと思います。それ以外は偽物を疑ってください。
こちらのサイトで購入していただければ、クシタニの防寒グローブは手に入ります。しかし何だったら実際にショップへ行ってみるのもいいと思います。
しかし一体何を選べばいいの?と迷っている方もいると思うので、クシタニがどうしてこれほど選ばれるのか?という観点から、実際にどういうグローブがいいのか?というものを私がチョイスしてみようと思います。
なぜクシタニの冬用グローブを選ぶべきか?
私はワークマンを選びましたが、長く使うのならクシタニです。理由はこの5つぐらいだと思っています。
- ワークマンのAGES以上のスペックを持っている
- 長く使えば使うほど愛着がわく
- どのバイクにもなじむ
- 汗をかいても速乾性がある
- 雨や水に濡れても伸び縮みしにくい
この5つぐらいがクシタニのウインターグローブを選ぶ理由だと思っています。AGESシリーズがバイクにいいブランドだと思いますがグローブに関してだけ言えば、意外と暑すぎて素手で身に着けると汗をかいて着けて外してとやっていると、グローブの中で指が入りづらくなったりします。
でもクシタニはレザー生地にグリップ部分がスウェットを使っているなど、全くバイクに特化したグローブなんですよね。特にグローブの中で蒸れて指が入りにくいとかそういうこともないはずなので、そういう点から言ってもクシタニの方が圧倒的に上だと思っています。
それではこれから以下に、クシタニのグローブがどのぐらいいいものなのか?ということを、掘り下げていこうと思います。
- 高品質な素材と丁寧な作り:クシタニのグローブは、長年の研究と技術革新の成果を反映した高品質な素材で作られています。使用されるレザーや特殊素材は、寒さを遮断しつつも通気性を保つよう設計されており、耐久性も抜群です。これにより、過酷な冬のライディングにも耐えうる頼もしいアイテムとなっています。
- プロテクターによる安全性:クシタニのグローブには、万が一の転倒時にライダーの手を守るためのプロテクターが搭載されています。手の甲や指関節部分に配置されたプロテクターが衝撃を吸収し、安全性を確保しています。グローブが持つ安全性は、バイク乗りにとって重要な要素です。
- デザイン性の高さ:クシタニは安全性や機能性だけでなく、デザインにも力を入れています。シンプルながらも洗練されたデザインで、他のバイクギアとも調和しやすく、見た目にもこだわりたいライダーに最適です。
クシタニが選ばれやすい理由は、何より高級感です。私はPCX160に今は乗っていますが、何バイクを今後選んだとしても遜色ないほどのいいグローブだと思います。
AGESもいいグローブだとは思うのですが、防御性能が低いんですよね。これがクシタニがやっぱいいなぁって思う理由の一つです。バイク乗りが欲しいと思う要素が、すべてクシタニのウインターグローブに詰まっているという感じです。
冬用グローブを選ぶ際のポイント
AGESを使っていながら否定的なことを書いています。その理由のもう一つに、スマホのタッチパネルの操作のしづらさがあります。防寒性能は完ぺきなのですがスマホが操作しづらいとなると、ちょっと仕事面では考え物です。
そこでクシタニの製品が登場です。仮に寒さが貫通してきても、貼るホッカイロを付ける。それでも足りなければグリップヒーターを直接バイクに取り付けてしまうということも可能です。かなり手間はかかるのですが、こういうやり方もありです。
- サイズ感の選び方:グローブは手にしっかりフィットするサイズを選ぶことが大切です。特に冬用グローブは厚みがあるため、手が動かしやすいものを選ぶとよいでしょう。
- 防寒性と操作性のバランス:防寒性を追求しすぎると、操作性が損なわれる場合があります。手がかじかむと危険なため、防寒性と操作性のバランスが取れた製品を選ぶのがポイントです。
- 防水・透湿機能:冬場は雨や雪に遭遇することも多く、防水性が重要です。クシタニのグローブには、防水性と透湿性を両立させたモデルがあり、快適なライディングをサポートします。
- タッチパネル対応:スマートフォンの操作に対応するタッチパネル機能は、ライダーにとって便利です。クシタニの冬用グローブには、この機能が付いているモデルも多く、寒い中でもスマホを快適に操作できます。
- 価格帯:クシタニの冬用グローブは、他のブランドに比べて高価ですが、価格に見合う価値があります。高品質な素材や安全機能が充実しているため、長く使えることを考えると投資する価値は十分です。
バイクにUSB電源を取り付けてしまうのは、意外といい方法ではないかなと思います。暖を取るのはバイクから、操作性などの快適さはクシタニのウインターグローブで、というのもアリです。
人気のクシタニ冬用グローブ徹底比較
これからクシタニで何を選んだらいいのか?ということを、商品を直接紹介して解説していこうと思います。
AGESを最高気温24度ぐらいの気温の日に一日中身に着けて走ってみました。汗蒸れがすごくて日干ししないと、乾かないなぁと思いました。よって今日クシタニのグローブを買いました。結構いい買い物じゃないかなと思っています。
その中の一つをこの項目でご紹介させていただきますが、基本的にどのウインターグローブを選んでもクシタニなら問題ないんじゃないかなと思います。私は手首まであるもの以外がいいので、手首までないモデルを選びました。では早速モデルをご紹介しようと思います。
レイヴンウインターグローブ
- 暖かさ:レイヴンウインターグローブは、高い防寒性を持ち、極寒地でも指先まで温かさが保たれる仕様です。内側にはフリース素材が採用されており、長時間のライディングでも冷えを感じにくいです。
- 操作性:このモデルは手指の動きがしやすく、クラッチやブレーキの操作に違和感がありません。厚手ながらも柔軟性があり、快適な操作感が魅力です。
- デザイン:シンプルながらも洗練されたデザインで、どんなライディングウェアにもマッチします。ロゴの位置やステッチの仕上がりも細部までこだわりが感じられます。
- その他:耐久性が高く、長く使えるため、頻繁にグローブを買い替える必要がありません。コストパフォーマンスも良いと言えるでしょう。
クシタニのレイヴンウインターグローブの最大の特徴は、脱着が非常に簡単であるという点です。AGESはサイズがぴったりだと取り外しが大変で、私の仕事には全く向いていないグローブだなって思います。
しかしレイヴンウインターグローブは着脱が簡単なので、こちらの方が性能は上じゃないかなと思います。価格は最近購入したもので、12,000円程度でした。こちらのレビューも今後やってみようかなと思うので、ご期待ください。
GPゼストウインターグローブ
- 暖かさ:GPゼストウインターグローブは中程度の防寒性を持ち、都市部でのライディングに適しています。通気性も良いため、汗をかきにくく快適です。
- 操作性:手のひら部分が薄手に設計されており、特に指先の操作がしやすい点が特徴です。
- デザイン:GPゼストウインターグローブは、スタイリッシュなデザインが特徴で、都会的なファッションに合わせやすいです。シンプルなロゴと控えめなカラーが、クシタニらしい落ち着きと上品さを演出しています。
- その他:GPゼストウインターグローブは、軽量でありながら、しっかりとした保温機能と通気性が確保されています。通勤や日常使いに最適な選択肢として、多くのユーザーに支持されています。
性能はレイヴンウインターグローブと何が違うと言われると、よくわからないですね。笑
しかし手首まであるのでインナーに防風インナージャケットを着ないという方は、このグローブの方がいいかもしれないですね。
冬のライディングを快適にするコツ
この真冬のライディングに関してなのですが、真冬と聞くとドカ雪を思い浮かべる人が多いんじゃないかと思います。しかし真冬のバイクのライディングで怖いのが、雨と風です。意外と思うかもしれませんが、普段からゴーゴー吹いているような風こそ、実は真冬の天敵です。
ほぼ毎日東京23区などを走る羽目になるので、風の冷たさは集中力を無くしていきます。とても大変な事態を招くことになるので、絶対にお金をいくらかけても防風対策と防寒対策はしておく必要があります。
インナーグローブの活用
インナーグローブは、通常のグローブの下に装着することで保温性を強化し、手の冷えを防ぐことができます。インナーグローブを併用することで、寒さに対する抵抗力が上がり、長時間のライドでも快適です。
クシタニのインナーグローブもレイヴンウインターグローブと一緒に購入をしてみました。こちらのインナーグローブがあれば、AGESみたいな蒸れやすいグローブを使う日でも、問題なく使用できると思います。
ハンドウォーマーの併用
ハンドウォーマーの使用もおすすめです。使い捨てタイプのカイロや充電式のハンドウォーマーを併用することで、さらに温かさをキープできます。ハンドルバーに取り付けるグリップヒーターも人気のオプションです。
ハンドルウォーマーもいいですが、グリップヒーターの方が上かなと思います。見た目のこともそうなのですが、実際にグリップの握り心地も純正と変わらない場合が多いです。PCX160などは純正のグリップヒーターがあるのですが、他のバイクだと探してみてもない場合もあります。
その場合はエンデュランスのグリップヒーターが汎用性が高いので、グリップヒーターを導入するときは参考にしてください。
ライディングスタイルの見直し
冬場は風を受ける面積を減らすため、ライディングポジションを調整することも重要です。姿勢を工夫することで、体感温度が上がり、より快適に走行できます。また、防寒効果を高めるためのウインドスクリーンの導入も検討してみましょう。
ウインドスクリーンは採用していますが全然風よけにはなりません。笑
笑い事ではないのですが本当です。なのでそれをするぐらいならワークマンなら、Find-outというブランドの防風ジャケットを。クシタニならミッドジャケットの導入を検討してください。この二つのどちらかを選んでいただければ、防風性能が高いので風を通さず、風による体の冷えを守ってくれます。
まとめ
クシタニの冬用グローブは、品質・デザイン・機能のバランスが取れた逸品です。防寒性や操作性、デザイン性など、自分にとっての優先事項を考慮しつつ、最適なグローブを見つけることで、冬のライディングがより快適で楽しいものになるでしょう。
- 着脱が簡単
- 基本的に暖かさが持続する
- いろいろなモデルがあり革製品である
- グリップの部分がスウェードになっている
- 運転もしやすい
この5つの特性から考えても、私は少なくともクシタニ製品のウインターグローブは、持っていたいアイテムの一つです。今後MTバイクに乗る可能性が高いので、その意味でもクシタニ製品には大いにお世話になると思います。
もしこれらのグローブで冬が乗り切れないと思ったら、USB電源を取り付けて電熱グローブの導入を検討しようと思います。まあ採用しなくてもいいことを願っていますが。笑
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